【感想・ネタバレ】FRONT MISSION DOG LIFE & DOG STYLE1巻のレビュー

あらすじ

【格好いい戦争など、ありはしない。】
それはおぞましく、惨たらしく、そして、あっけなく…。戦渦に転がる真実の欠片をあぶり出す戦場オムニバス第1巻。格好いい戦争など、ありはしない。
(C)2007 太田垣康男 (C)2007 C.H.LINE (C)SQUARE ENIX CO.,LTD.All Rights Reserved.

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読んでいて麻痺してくる

この頃は携帯電話がスマートフォンでは無かったのだな

冒頭から、ヴァンツァーが敵兵士の生首を砲身に結わえて飾りのようにしていたり
民間人を踏み殺して潰れたトマトになっていたり
女が輪姦されていたりと
この作品で描きたい事が満載である
悲惨過ぎて笑える域に達している

太田垣康男氏はこういう作風なのかと誤解しそうになるがザブングルとかではそこまで人体損壊はしてない

#笑える #アツい #ドキドキハラハラ

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2025年10月01日

Posted by ブクログ

フロントミッションというタイトルなのでロボット物かと思いきや、戦争の中で人々の生き様やパイロットに焦点んが当てられており面白かった。

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2012年01月05日

Posted by ブクログ

FRONT MISSIONという名前に釣られれば当然ロボット出て来てドカーンバキーン!「動けっ!動けよぉ!」的な戦場のヒーロー的なものを想像するが、ヴァンツァーがいる戦場をオムニバス形式でリアリティ豊かに描いた作品だ。
1巻では主にジャーナリストがハフマン島の開戦時にいたらどうなるか?という想像を現実的なジャーナリストの視点から描いている。FRONT MISSIONという枠組みとは全く違う方向性から捉えた作品だ。

ゲーム原作ものというのはなぜか長続きするものは多くないし、ロボットものというのもイマイチ漫画としてはクオリティを保ちにくいのだが、非常にタッチも繊細で細やかに描き込まれているのが好印象だ。派手なドンパチの場面も戦場の土煙がそこにいるかのように描かれるし、「自分ならどうする?」という想像もリアリティがあるからこそ成立する妄想だ。

ゲームの中でも特にFRONT MISSIONは正当なシミュレーションRPGでありながら、地味な印象でパッとしない(もちろん地味であるからこそのFRONT MISSIONだ)。それは戦場を描いているからでありヒーローは(便宜上)不在だからだ。このFRONT MISSION DOG LIFE&DOG STYもその地味さを活かして、きめ細やかに設定されたFRONT MISSIONの歴史や背景を巧みに活かし、誰がヒーローというわけではない戦場を描いている。

2巻以降もこの路線であってほしい。

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2010年05月06日

Posted by ブクログ

▼▼ネタバレます▼▼





●1〜3巻
評価 5
格好良い戦争などない。

死体の群れ、奪われる未来、そんな中壊れていく人々。
それは次第に戦場カメラマンにも感染し・・というような
とても残酷で切ないストーリーです。

だけど、ゲームが好きな人はみないほうが良いです。
あくまでロボットじゃなく人間中心のお話なので。

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2009年10月04日

購入済み

戦争色強い

フロントミッションであるが、戦争のジャーナリストや経済事情から志願し紛争が起きると巻き込まれるのは現地の住民や居合わせた民間人とそこへ送られる兵士であり、それでも政治事情で戦いは続くのである。

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2022年04月07日

Posted by ブクログ

元を知らなくてもガンガン入って来ます。

読み終わるの早いです。
その代わり魅せられます。
なんせ魅せられます。
読めば解るクオリティです。

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2012年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

資源豊富な島の利権を巡った連合国同士の戦争漫画。過激表現が目立つが、戦場が人の心を壊していく過程を巧みに描いている。太田垣さんがMoonlight Mileでは描ききれなかった残酷な人間心理をどこかで晴らしたかったのかなと思った。第1巻は全巻を通して現れるカメラマン犬飼の経歴から。

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2011年07月08日

無料版購入済み

惜しい

90年代後半に数作作られた、スクウェアによるシミュレーションゲーム「FRONT MISSION」をテーマにしたマンガ作品。

原作は「MOONLIGHT MILE」「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の太田垣康男、作画は「C.H.LINE」とあるが、その絵のタッチは太田垣本人とかなり似ており、本人そのものもしくは関連の深い人物・組織ではないかと思われる。

ストーリーは「FRONT MISSION」をベースとしつつも、ほぼオリジナルの「局地戦」や「そこに生きる人々・兵士の物語」を題材にしている。
この発想はなかなかよく、自由度が高くかつリアルな戦場を描けていると思う。

一方、マイナス点もいくつか。

まず、1巻の人物画がとにかくクセが強い点。
最初のエピソードの男女2人も体のバランスや等身がおかしいし、女性キャラのクセも強すぎる。
2つ目のエピソードのクセの強い顔立ちは意図的だろうが、それにしても…と言う感じ。
2巻目以降は慣れもあってか比較的読みやすくなる。

次に、使用される武器の射程や威力に違和感を感じるシーンがいくつかある点。
1巻で女性が撃たれたシーンなどがまさにそう。
描写からして、単なるハンドガンで、少なくとも50~100m以上離れた場所から、さらに防弾ガラスと思われるものを貫通して頭を撃ち抜くというのは無理がある気がする。

あとは3巻。
犬塚が案内したヴァンツァー、初登場の画では明らかに「U.S.N」と肩に書かれている。
それが次の話では「O.C.U」に変わっており、実際ストーリー的には「O.C.U」が正解のはず。
誰でも気が付くレベルのミスだと思うが、単行本化で誰も気が付かなかったのだろうか?

そういう細かい「甘さ」がいろいろ目についてしまい、評価を下げてしまった。



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2024年12月09日

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