amieさんのレビュー一覧
レビュアー
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いいんじゃない?
絵も、ストーリーも、登場人物たちのキャラも、全てが少年マンガのお手本のよう。
高いレベルでまとめており、これは良い作品だと思う。
ただ、細かいところで言えば、突っ込みどころも多い。
フーゴが裏切った時、なぜ十二勇将を「まともに転送した」のか?
てっきり敢えて遠くに転送し、対処を遅らせると思っていたのに。
また、そのフーゴが倒された後、なぜ背後関係を調べないのか?
仲間が存在し、誰かの指示で動いているというところまでハッキリしているのに。
これらはちょっと気になる点。
絵はちょっと書き込みが多すぎてゴチャついているが、基本的にはかなりキレイ。
書き込みの多さも味があると好意的に解釈することも -
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独特な雰囲気
非常に独特な雰囲気の作品。
この作者の初連載、「γ -ガンマ-」とはあまりにも毛色が違いすぎて驚く。
透明人間になれるというとんでもない能力がありつつも、それがほとんど表に出てこないという珍しい展開。
一方で、いわゆる「透明人間の矛盾」に関しては、いろいろ検証をしたという事できっちりフォローしているのは面白い。
一方で、「都会なのに高校からアパートで独り暮らし」が複数いるという状況は現実味がない。
「透明人間」は許容できても、こういうところはもっとリアルにして欲しかった。
あと、父親の絵。
不気味さを際立たせる為だとは思うけど、作中の他の人物と違いすぎてキモチワルイ。
特に鼻の下の線、チ -
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うーん
少年ジャンプで8年も連載された「家庭教師ヒットマンREBORN!」の作者の作品。
「家庭教師~」が2012年に連載終了し、本作が2013年からの連載スタートなので、直接の次回作という事になると思う。
さらに言えばこの作者、あの「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズのキャラクター原案も描いた人。
すごい。
が、本作はフルカラーかつ敢えて水彩画調の絵にしているっぽく、これが非常に読みづらい。
ほのぼのした雰囲気こそ出ているが、読みづらさが前面に来たんじゃだめでしょう。
それでいて、3話冒頭など突然CG画のような背景が出てきてこれまた違和感。
うーん、ちぐはぐ。 -
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評価が難しい
なんとも評価が難しい作品。
まず、基本的な発想は新鮮。
エロ要素も豊富で、悪くない。
一方、そのエロ要素がSMチックなのが人を選ぶ。
今のところライトな要素ではあるが、よく見れば変身後の姿などはかなり深いSM奴隷に近い。
まずはそれを許せるかどうかだろう。
さらに言えば、その変身後に普通に話すところが軽い。
話す際に表情などがデフォルメされており、まるで「ロボットが擬人化された小学生向けマンガ」のよう。
これは非常に醒める。
絵は、基本的には非常にこなれており、うまい。
出てくる女性キャラも、正統派美人からクール系、ロリ系までそろっており、この点も悪くない。
背景も線が太いがよく書き -
正統派?
異世界ではあるが転生ではなく、主人公の生い立ちに秘密はありそうだが今のところは「生粋の異世界人」。
チート的強さではあるが、「神から賦与されたスキル」などではなく、一応本人の素質と努力によるものっぽく、これも最近のトレンドとは逆の流れ。
それらが却って新鮮に感じる。
一方、話の内容は王道的で、チート的強さを持つ主人公が魔術学校に入って存分にその強さを発揮するというもの。
この強さは「陰実」並みで、魔術学校どころか作品世界の中でも最強クラスの強さを持つだけに、魔術学校内では完全に無双状態。
この手の作品に「でたらめな強さからくる爽快感・安心感」を期待している人にはピッタリだと思う。
絵に -
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びっくり
「小説家になろう」発の作品が、ヤンジャンというメジャー雑誌で連載される時代なんだ。
まずそのことに驚き。
ストーリーとしては、「転生ではない、異世界チートもの」というジャンル。
既に世間で有名な実力者が、立場を隠して魔法学園に入り、そこで無双する…という流れは、「雷帝と呼ばれた最強冒険者、魔術学院に入学して一切の遠慮なく無双する」と非常によく似ている。
というか、見出しを読んだだけでは同じ作品かと思ったくらい。
「小説家になろう」での連載開始は本作が2020年1月から、「雷帝と呼ばれた」が同じ年の9月からなので、こちらの方が半年強早いという事にはなるが。
ただし、内容はむしろ「一二三書房 -
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秀作!
独特の世界観、独特の絵、そしてストーリーはサスペンスであり、裏には深い背景もある…。
これ、すごく良いです。
「亜人」や「ダーウィン事変」、さらには「攻殻機動隊」などが好きな人には合うんじゃないかと。
敵キャラ?の1人が「亜人」っぽいところや、主人公が「チェンソーマン」のデンジっぽいところもあるけれど、それは愛嬌。
独特で雰囲気のある絵も、個人的にすごく好きです。
作者を調べたら、なんと以前気に入って全巻購入した「電波青年」の作者でした。
当時より上手にはなっているけど、確かに同じ絵だ。
当初やや深みが足りないと思われたけど、ストーリーが進むにつれ深みも出てきます。
これは本当に秀作! -
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素晴らしい
映画の印象でタイトルは頭に入っていたけれど、実はマンガ・アニメ・映画を含めて見るのは初めて。
これはすごい。
中高生の天才音楽家というテーマは他にもよくあるが、圧倒的にエモい。
1巻あたりに何度も出てくる格言、印象的なセリフもそれを後押ししている感。
絵はキレイで、青少年マンガとして文句のない出来。
4人の若い男女の関係は何とも甘酸っぱく、そしてせつない。
この関係、何かに似ていると思ったら、あだち充の作品のよう。
特に4人の関係となると…H2かな?
(ヒロインの1人がソフトボール部と言うのもちょっとそれを意識しているかも)
ストーリー自体は正直ありきたりで、何の前知識もない状態で4話の -
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ははは
基本は気楽に読むべきギャグマンガ。
エロさ自体はそこまででもないしね。
一方、この原作者の本来の作品である「AV男優はじめました」と比べてみると色々興味深い。
まず、原作者自身が本作でADスライム役で登場している事、その他のゴブリン監督などもモデルの人間がいる事などは面白い。
さらに言えば、「AV男優はじめました」では出て来なかった「負の面」も書かれているのがいい。
あちらではモデルの存在が実在しており、バレる可能性もあって悪い面はほとんど書かれていない。
AV女優はいつもニコニコと愛想がいい存在で、監督等も厳しくも主人公をかわいがってくれている人ばかり。
でも、それだけのはずがない。
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面白い…けれど
ハードボイルドを地で行くような話。
面白いのは認める。
が、いろいろ細かいところの設定が甘い気がする。
例えば冒頭のエピソード。
タイにあるというロアナプラからパラワン港まで一晩で着くとあるけど、タイの南東端やマレーシア国境付近からでも直線距離で1600㎞はある。
仮に40ノットの全速で走り続けたとしても21時間以上、実際は優に丸一日半は掛かるだろう。
その後の魚雷のシーンもあり得ない。
潜水艦へのダイビングも、水深57mにダイビングのシロウトが潜り、かつ相手を追いかけつつ急浮上するというのはあり得ない。
(そもそも船内の空気はどうしたの?)
こういう突っ込みどころがかなり多く、リアリテ -
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平均的
「異世界不遇職からの成り上がり」というパターンの作品。
この設定自体は他にも例が多い。
転生して生まれたての赤ん坊から再スタートするというのも良くある話。
ちょっと幼少期のエピソードが無駄に長かった気がするが、「どうやって強くなったか」を見せる為には必要なんだろうか?
絵は読みやすいが、ちょっと幼い。
かわいらしすぎて重厚感に欠ける印象。
その結果、よりストーリーの「深み」が感じ取りにくい作品になってしまっている。
普通に読む分には面白いし、不遇な境遇とは言え復讐に燃えるといった暗い感情も無いのも良い。
が、やはり何かもう1つ2つ特別な要素が欲しいところ。 -
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惜しい
異世界チートもの。
中でも、本作は「現実のゲームの世界に転生」というパターン。
もっとも、同様の他の作品と比べると、あまり「ゲームの時のノウハウ」を有効活用しているとは言えないが。
細かい設定なども作り込んではいるが、全体の展開が早すぎ、かつ強引。
「なんでそうなるの?」と思う事が少なくない。
さらに絵。
静止画はいいけれど、動きのあるシーンは全くダメ。
あと、描写も淡々としすぎており、説明っぽい。
これは原作がダメなのか、ネームが悪いのかのどちらかだろう。
他と比べて特別目新しい要素も感じないし、まあごく普通のレベルの作品と言った感じかな。 -
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発想はおもしろいけど…
現代社会にダンジョンと魔物が発生した世界と、本当の異世界を行き来するストーリー。
この行き来を上手く活用するという発想は新鮮で良い。
が、ツメが甘いというか、細かい展開が強引な気がする。
説明口調の事も多いしね。
(例えばステータスの表記、レベルが上がっても「+」表記のみが変化ってなんかおかしくない?)
絵は…読みやすいのだけど、異世界ものっぽくない。
むしろ現代劇とか、SF系の絵と言うんだろうか?
ヒロインを除けば、「ガンダムの新作マンガ」と言われても違和感ないというか、むしろそっちっぽい感じ。
ツメの甘さと強引な展開が今後上手く解消されるのか、それともこのままいくのか…、本当の評価は -
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良い感じ
「小説家になろう」発のコミック化という、最近ではよくある人気作のパターン。
無料で1巻を読んだけど、今のところはかなり良い!
まず、絵に重厚感があり、非常に良い味を出している。
キャラ絵も丁寧に描かれており、ヒロインはかわいい。
肝心のストーリーも、よくある「異世界勇者パーティを追放された」パターンを逆手に取った、非常に斬新なもの。
それでいて奇をてらうだけでなく、その先の展開も良い感じ。
失われた過去、仲間を取り戻すという意味では、「葬送のフリーレン」にも通じる哀愁も漂っており、それも良い感じ。
1巻だけで最終的な評価はできないけれど、現時点でも★4つの評価、この先もこのレベルで物 -
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悪くないけどずば抜けてもいない
無料で2巻まで。
勇者パーティーの一員だった人物が、パーティを円満に抜けて魔法学園に入って学びなおすという話。
変則的ではあるが要は異世界チートもの。
主人公は落ち着いた青年?であり、好感が持てる。
周囲のキャラもそれなりに個性的。
絵も悪くないし、展開も王道的で取り立てて悪くない。
という事で、普通に読む分には何の問題も無い。
一方で、「他作品との差別化」も出来ておらず、極めて平均的、もしくは平凡。
そして、主人公以外のキャラを含め、全てが軽く、重厚感が無い。
読んで1ヵ月も立てば何の作品だったか完全に忘れてしまうのではないかと思う。
この先の展開次第でストーリーに深みを持たせる -
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これは興味深い
AV男優の体験エピソードをマンガにした作品。
ジャンル的にも他に例がなく、非常に興味深い内容でいっぱい。
さらに、主人公=作者自身をカエルの簡易な絵にしたところ、その他のキャラも簡易だけど、女優だけはそれなりにかわいいところなどもいい。
加えて、この手のジャンルにありがちな「自信過剰な主人公」とは正反対で、いつも弱気で下手に出るキャラもすごくいい。
これらがないとこの作品は成り立たなかったと思う。
単純なマンガの面白さとは少し違うけど、この手としては最高峰の出来といえるんじゃないかな。
ところで、読み進めるとやはり「蛙野って誰?実際に出ている作品はどれ?」と気になってしまう。
Goog -
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悪くない
無料で3巻まで。
ここまでの流れは悪くない。
ちょっと「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」のような切なさが漂うし、6人に転生した思い人を捜し求めるというのは「五等分の花嫁」にも似た雰囲気もある。
いずれにせよ、独特でいい雰囲気のある作品。
ただ、ツメは色々甘い。
王国に属していながら「伯爵家に忠誠を誓う子爵家」って時点でおかしい。(貴族が忠誠を誓うのはあくまでも国王)
母親の不思議なアイマスク?もよくわからない。
6つに分かれた魂はちょっと多すぎだし、そもそも双子が1人いるので実際は7つじゃないかとか。
そういう所で違和感は感じるが、全体としては悪くない出来だと思う。
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納得
無料で2巻まで。
10件以上のレビューが付いて平均星2とはどんな作品?と思ったが、読んで納得。
一言で言えば、全てが甘い。
設定も、展開も、絵も、皆甘くてツッコミどころが多い。
・冒頭で出てくる、典型的なクソ仲間たち。
・騎士に憧れ、騎士になりたがっているのに騎士の息子を蔑む男爵家の五女。
・戦隊ものの敵メカのような、おもちゃっぽいボス敵。
・主人公を敵の目の前で殺すより、囮として戦わせた方がいいんじゃね?
・2話の最後の意味不明な解説文。最後のページの「彼」とは誰?
・野球拳ばりにスキルで服を脱がすが、一度脱がしたらまた着れば何度でも試せるのでは?
★3年×7回のやり直しだと単に21年分 -
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勢いは認める
作品に勢いがあるのは認める。
が、いろいろ甘い。
まず設定。
ゴミを捨てるなという社会へのアピールともとれるが、昭和の時代ならともかく、リユース、リサイクルの浸透しつつある今時としては古くないか?
しかも、その設定ありきで登場人物たちにいろいろ語らせているのが鼻につく。
展開もちょっと強引かつ安易で、「基本構想」に引っ張られ、うまくマンガに落とし込めていない感がある。
絵は勢いがあるが、正直うまくはない。
また、動きのあるシーンなどで状況が把握しづらいことも多い。
という事で、ツメがかなり甘い作品だと感じた。
勢いは認めるんだけどなあ。
最後に、1巻ラストで出てくる人物の広島弁。
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アイデアはおもしろい
太宰治らしき文豪が、心中相手の女性と共に異世界に転生するという話。
(ちなみに、太宰治は1巻冒頭と同じく昭和23年6月13日に愛人と玉川上水に入水、心中している)
ただこの主人公、死にたがりの文豪と言う事でいわゆる勇者などではなく、戦闘力も無い。
かと言って頭で勝負するタイプでもなく、周囲をかき回すだけという特殊な存在。
この発想を思いついたことがまずすごい。
一方、シュールすぎるそのキャラは周囲と隔絶され過ぎており、巻が進むにつれて本格的「異世界冒険もの」となっていく本編となじまなくなっていくようにも思える。
要は、主人公がいてもいなくても大勢に影響がなく、エピソードを追加するだけの存 -
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うーん
ストーリーはソツなくできていると思う。
が、ツメが非常に甘い。
個人的にこの手の「世界の歴史を学んで取り入れます」的な作品が非常に嫌い。
理由は、やはりツメが甘いから。
師団長が中将、旅団長が大佐、ここまではいいけれど連隊長が大尉??
これ、おかしすぎるでしょう。
(現実は、師団長が中将、旅団長が准将、連隊長が大佐が一般的)
木曾義仲や呂布、巌流島などが出てくるのも日本史に偏り過ぎている。(呂布は中国史だけど、日本で特に有名)
そもそも、歴史小説が流行るくらいなんだから、アチラの世界にもきちんと歴史とエピソード、人物が存在しているだろうに。
各キャラ達の個性もそう。
第三王女はなぜ女王 -
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斬新!
異世界もの全盛期の今、異世界を扱った作品は数えきれないほど存在する。
が、本作は他のどれとも似ておらず、非常に斬新。
一言で言えば、「異世界ブラック企業ギャグマンガ」。
ありそうなネタではあるが、ここまで徹底したものは未だ読んだことが無い。
特に1巻の内容は、ギャグマンガとして秀逸。
主人公の意地汚さと悪知恵は、まるで「エリートヤンキー三郎」の「河井星矢」のようで、見ていてむしろすがすがしいほど。
一方、2巻の後半あたりから物語に深み・広がりが出始め、「普通の異世界もの」らしさも感じられるようになる。
世界観の広がりは嬉しい一方、孤高の存在から「他にもある流れ」となりつつあるのはやや寂しい -
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懐かしすぎ
今から30年ほど前、「週刊少年マガジン」で連載され、それなりに話題だった作品。
当時のマガジンは「はじめの一歩」をはじめとして、「金田一少年の事件簿」、「カメレオン」、「疾風伝説 特攻の拓」、「将太の寿司」、「シュート!」などのそうそうたる作品が連載されており、それらの中でも本作はちょっとジャンルの違う、異色の作品だった。
(まるで、80年代半ばの少年ジャンプにおける「きまぐれオレンジ☆ロード」のような存在)
今回は、同じ原作者、同じ作画で主人公たちの年齢を社会人に上げたもの。
2017年からの連載だそうで、オリジナルから26年後の連載開始と言う事になる。
長年描き続けた割には絵があまり
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