あらすじ
同年代の生徒達から「お疲れ様」挨拶をされる
高校生・白馬圭二郎(はくば けいじろう)。彼はある日、美女を見た。
それはただ美しく、綺麗なだけの美女ではなかった。
なぜなら、足もとには倒れている不良達。
それらをよそ目に、涼しい様の彼女は、“柊”(ひいらぎ)と名乗る。
圭二郎は彼女に家来指名をされ、家で預かる事に…!?
謎の美少女・柊様が可愛く強い!
ミステリアス・ボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー!!
感情タグBEST3
天使な小生意気の作者さん
昔の漫画ですね。
「天使な小生意気」は読んでましたが、この作品は知りませんでした。
独特のキャラクターデザインとぶっ飛んだキャラ設定が好きです。
今回は謎めいた柊様が良い味を出してますね。
これは!
謎の和服美少女をひろった男子高校生の物語です。姫属性のえらそうな娘の行動を笑いにしたギャグが続いていくのですが、これが微妙で、おもしろくしようとして空回っているところが残念です。後半でなぞのキャラが登場して、やっと物語が動き出しますが、それまでが退屈ですね。
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『天使な小生意気』以来、久しぶりに西森博之を読む。といっても、同工異曲のようにみえる。腕っ節の強い美少女、武士、不良あたりが、彼のモチーフだ、たぶん。『天使な小生意気』以降を読んでねえので、あまり選らそうに論評できないが。
主人公はたぶん白馬圭一郎、高校生だが、武士だ。武士の倫理をまとった素晴らしい男だ。みんなから尊敬され、女子からはモテて、不良どもからは面白く思われていないが、本人は女に興味なし。
圭一郎は、不良をたたきのめしたあと、履き物がなくて「難儀しておる」和服の美少女に出会う。彼女には記憶がない、名前はただ、柊、とだけ。「履き物を持て」というから面倒をみてやると、圭一郎を一の家来にするという。そうして柊は白馬家に住まうことになる。
柊はいかにも姫といった佇まいと言動で、登場人物から何度も「江戸時代からタイムスリップしてきたのでは」と疑われるという場面が繰り返し出てくるので、これは作者のフェイクであり、タイムスリップものではないのである。
『天使な小生意気』の恵は武士の心を持った美少女だった。柊は姫様的に筋は通っていて、凛としているが、ちょいワルである。いったい何者かということについては、1巻にして、人外のものであるらしいこと、そして人外の敵がいるらしいことがほのめかされる。同工異曲でないものを盛り込みつつ、『天使な小生意気』よ、もう一度でもある。
やっぱり
「今日から俺は」からずっと好きな作家さんです。やっぱり面白いです。お試しで2巻も無料で読めるなんて!まだ展開が不思議な感じなので続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
全巻読んだ感想で、やっぱり西森マンガはイイ!今回も男のロマンをしっかり描いたボーイミーツガールストーリーに仕上がってます。
西森さんのマンガを読むと、常識とかを差し置いても守らなきゃいけないものがあることを思い出させてくれます。自分が試される場面で、弱い気持ちに流されることなく、圭二郎くんのように愛する人を守りたいものです。
ただ、前作の鋼鉄の~と同じく、展開がドタバタしてたり、見せ場があっさりしてたりして盛り上がりに欠けるのが否めません。打切り気味になってるのかな?
週刊誌だと毎回引きを作らなくてはならなくて大変かもしれませんが、最後は絶対におもしろいに決まっているので、見限らずに応援してあげたいものです。次の作品も楽しみにしてます。
Posted by ブクログ
作者の独特の“なんだかわからないが異様な説得力がある”空気感で、そこそこ悪いけど妙な魅力のある姫という難しいキャラが現出。また言ったら古い絵柄ではあるがこれがかわいい。作者の希有な才能がまた発揮される場ができて嬉しい。
Posted by ブクログ
待ってました!西森先生の新作!
今回も強く美しい女の子が出て来て今後の展開がとても楽しみ。
小説家とか歌手は時がたつにつれて表現したいものが変わり、当初とは系統が違ってくることが多いけど漫画家はそれが少ない気がするなぁ。昔の作品から好きなファンには変化しないことが有りがたい
Posted by ブクログ
一本気でみんなに慕われる圭二郎は、学校の帰り、柊という名前しか覚えていない着物美人を見つける。
彼女は一見おしとやかだが、剛胆で強くて、なぜか従ってしまう。
圭二郎を家来にすると宣言した彼女を家で預かることになり、振り回される毎日を描く。
「西森作品の最新作!」に飛びついた。
今度は破天荒なヒロインで、振り回されながらどう展開していくのか楽しみ。
(ヒロインの破天荒さが目立っているけど、主人公もかなりのものだと思う)
この絵は…
女性キャラは違うけど、この男性キャラはどっかで見たような…、と思ったら、やはり「今日から俺は!!」の西森博之でした。
あれから35年、絵も上手くなるのね。
ただ、特に男性キャラは相変わらずだけど、それは個性というものなんだろうか?
で、肝心の中身だが、異能力の持ち主というややシリアスな設定に関わらず、コメディっぽい。
もっとも、主人公の男性がコメディキャラでない分、「シュールな笑い」という感じの作品か。
展開も唐突だし、設定も唐突。
そして女性キャラ以外は絵も上手くない。
正直、35年経ってこれじゃね、と思ってしまった。