あらすじ
一人の魔女、ヴァネッサが死んだ。ちなみに一人と言っても魔女は人間ではない。魔女は一瞬で大気圏外まで飛行し、無から物質を自由に創造し、あらゆるものを破壊する生物、もしくはそれに類する何かである。ヴァネッサにはアイラという娘がいた。アイラは世界で唯一の魔女になった。人類はアイラを恐れた。数千万人を戯れで殺した母同様、アイラも人類を脅かす存在に違いないと思ったのだ。だが、アイラは人類と仲良くなりたかった。彼女は自らを「贖罪の魔女」と呼んだ。最強で泣き虫な魔女、アイラの物語が始まる。※第1話~第3話を収録
...続きを読む感情タグBEST3
題材と描こうとするテーマは面白いと思うのだが、
登場人物のバックボーンの描かれ方が、浅い感じがして今一つ感情移入がし難い。
この先の展開次第で評価は上がるのか下がるのかに分かれる。
残念
目の付け所は悪くない。
序盤の展開はスケールが大きく、壮大かつ悲しくせつない物語を予感させるものだった。
が、途中から雰囲気が変わってしまう。
当初ファンタジーの世界観だったのに、急に現代となり、サイボーグなどが登場。
これで一気に設定が陳腐化してしまった。
最初の発想は良かったが、その後の想像力が足りないという印象。
絵は十分キレイで、女性キャラはかわいい。
男性キャラはどれもみな似たり寄ったりなので、上手い訳ではないんだろうが。
もう少し先の話まできっちり煮詰めていれば、かなりの良作になっただろうに、非常に残念。