あらすじ
MASTERキートン Reマスター 豪華版 デジタルVer. (ストーリー/長崎尚志)
完全新作。20年後のキートンはここにいた!
※この作品は2014年に刊行されたカラー完全収録の『MASTERキートン Reマスター 豪華版』をデジタル化したものです。
平賀=キートン・太一。日本と英国のハーフ。オックスフォード大学出身。元・英国特殊空挺部隊隊員。
現在は探偵、兼、考古学者。
10年前、欧州文明起源と思われる遺跡を発掘し、その後研究に専念するため探偵廃業を決意。
だが、売れっ子ゆえ依頼は後を絶たず……20年後のキートンは今も世界を駆け巡る!?
20世紀、伝説の学術サスペンスと呼ばれたあの名作――完全新作にて、21世紀に再び登場!!
感情タグBEST3
名作
電子化になりとても嬉しい。
紙の本を当時買っていて、懐かしくて購入。
時代に色あせることなく読める名作って素晴らしいと思った
MASTERキートンは
数ある漫画の中で、別格です。言葉では上手に言い表せないほど、どの話もキャラクターも魅力的で深いストーリーなので、性別年齢を問わずおすすめです。オリジナルのMASTERキートン全巻を持っていますが、このReマスター は月日が流れた後の新しい話で読み応えがありました。デジタルで読めるようになって嬉しいです!
マンガで出会えて良かった作品
MASTERキートン、いい作品ですよね。
このReマスターは、本編の良さをぎゅっと濃縮したような、濃いお話の連続。
父娘の何とも言えない愛情、ジレンマを抱えながら考古学を諦めない気持ち、戦争を起こす人間の悪感情に飲み込まれない、そんなキートンを見ていると、自分の生き方の襟を正したくなります。
続きが読みたい
マスターキートンはずっと好きです。今後,ユリコさんと一緒の話などがもっとあったらいいなと思います。スパイとオオカミ少年の話は胸に来ました。人は仲間を求めるものなのでいつの時代でもそれを利用して暗躍する組織の話は年代を問いません。また,ずっと追い求めている考古学の話がどう続いていくのか,現実と交錯するのは難しいかとは思いますが,続きが読みたいです。
どうも素敵な作品をありがとうございました。
続きが出ていたのを知らなかったので再びキートンに出会えて嬉しかったです。
歴史+ミステリー要素が高いので大変楽しめます。百合子の事は驚きましたが、その理由で離婚するのは私にはあまり理解ができませんでした。その理由が後々に影響を及ぼすと思うのでストーリーの構成として必要だったのであろうとは思いますが。
何にせよキートンには幸せになってもらいたいです。
匿名
以前のシリーズでも第1話では女性を守って戦うって内容でしたけど、それなりに時間たっても昔と変わらない手並みみたいでしたね。
まさか帰ってくるなんて!
マスターキートンが大好きで、何度も読み返してるたので感動の復活です!少し歳をとったけど変わらないキートンと成長した娘との関係等、本筋以外にも気になるところがたくさんあります。次巻はいつ出るのかな〜。
あくまでもmaster
タイトルmasterキートンのmasterは、SASの将校だからだと思っていましたが、いつまでもDoctorになれないという意味が大きかったんだなとこの本でようやくわかりました。
学会は厄介です。それでも真っ直ぐ諦めずに進んでいくキートンを応援したい気持ちになりました。
真シリーズも良いですね
こちらも未読でしたが、やはり情勢等、かなりアップデートされていましたね。
人身売買絡みの犯罪、日本も全くもって無縁ではありませんので……犯罪組織の闇の深さには洋の東西は関係ないのかも知れません。
眠り姫の元の話って実際は確かに艶笑譚的なものだったとは聞きますね。童話化されて毒の部分とかが抜かれていったのでしょうね。
旧シリーズより、こちらの方が良かったですね。主人公も作者もそれだけ人生経験を重ねたということなのでしょうね。
雑誌のカラーでもずっと良い!
豪華版といっも、簡単な雑誌のカラーが付いているだけ…と思ったら、ないよりもあった方がずっと良いですね!
電子書籍の時代、カラーの製本や流通コストは、関係ないわけで、色付きの原稿があるなら、ぜひそれで出してもらいたいです。
古い作品ですが、収録の解像度も問題ないのが嬉しいです。
結構、解像度がろくでもない電子書籍がおおいので、この点も嬉しいです。
作者希望の横方向での読書には、出来るだけ大きな画面のタブレットが便利です。
マスターキートン、健在なり!
先ずはこの作品のデジタル化を渋っていた浦沢直樹氏が、デジタル化してくれたことを感謝したい。
作品は10年後の設定として時間設定されており、キートンが度々老眼鏡を使っているところなど、昔からのファンにとっては細かいところまで行き届いていて納得、時の経過を自然に感じさせてくれる。
作品の構成、ストーリー展開、話の終わりにほんの少し考えさせられる後味の妙はまさに「マスターキートン」という作品である。
浦沢氏がこの作品を大切にしていることに感謝し、これからも変わらぬ終わりの後味を噛み締めたい。
マスターキートン、久しぶりに読みましたが、やっぱりとってもおもしろいです。サバイバル術も学べて、役立ちますし。
正統な続編
「MASTERキートン」ファンを自認する私だが、実はReマスターは今回初めて読んだ。
前作の最終話から20年後が舞台の話。
(実際は前作ラストが1994年で本作が2011年とすると、17年後?)
キートンも相応に歳を取り、それを強調するかのように老眼鏡を使う場面が多く描写される。
今回の年代設定は2011年頃。(第二話で1991年からのクロアチア紛争から20年とある)
キートン自身は大学進学後に結婚そして離婚、その後大学を中退して軍に入り、3年後にSASに入って1980年の駐英イラン大使館占拠事件で活躍したとあるので、おそらく1957年頃の生まれ。
となると、今回の物語では54歳前後。
(百合子は18~20歳くらいの時の子供と思われるので、本作で35歳前後?)
ただ、相変わらず体力は常人以上であり、強い。現実で言えば55歳のキングカズ並か?
一方、前作の最後で発掘を開始し、本作の10年前(2001年?)に無事遺跡を発見したようだが、それが学会に認められていないという考古学者として不遇な状態が続いている。
ストーリーは昔と同じテイストで、ファンとしてはうれしい。
一連のユーゴ紛争やIRA絡みの重い話と欧州古代文明の話、それにキートン一家のほのぼのした話が絶妙に絡み合い、相変わらずいい味を出している。
一方、そのキートン一家も幸せ一筋という訳ではないところが、物語に現実味を加味していると思う。
前作のファンならばぜひ読んで頂きたい作品だし、この作品からMASTERキートンの世界に入った人はぜひ前作も読んでもらいたい。
一方、今回細かいところでいくつか気になる点があった。
ほとんどが重箱の隅をつつくような事なので詳細は省くが、一点だけ。
第二話にあるクロアチア独立戦争の火種となった「1990年ディナモ・ザグレブ対レッドスター・ベオグラード戦」だが、実際は試合は行われていない。
試合開始前の練習時に暴動が発生し、試合は開始されないまま中止、暴動を止められなかったホームチームのザグレブがペナルティとして0-3で負けたことにされたというのが事実。
ここに関しては明らかに誤った描写がされているのは残念。
それらを考慮して★1つ減らさせて頂いたが、相変わらず素晴らしい作品なのは間違いない。
マスターキートンの後日譚。
20年後の登場人物の姿が見られます。
もうちょっと懐かしの面々が見たかったなと思いますが、もう続きはないですかね・・・