あらすじ
バブルに狂奔していた時代に慎ましやかに愛を育むカップルがいた。彼氏を支える健気な「彼女」。…でも、そんな「彼女」にはある 「秘密」があって…!?バブル期の東京を舞台にしたサスペンス・アクション開演!
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絵が良い
女装の殺し屋が、家族を殺した仇を探しながら組織からの殺しの依頼を淡々とこなしていく話。
話の設定は見たことある感じだけど、絵が魅力的でタイトル題字と同じようにそっけないのに美しい。そんな主人公があっさりと悪人たちを殺していくのも気持ちがいいですね。
ただ、舞台は歌舞伎町なので、悪人たちと悪事も女性の人身売買が今のところ大半。なので、現実を見るようでちょいキツイ(現実では救いの手もなく、海外などに売られたり慰みものにされてるわけですから)
ただそこに目をつむれば、とても面白いです。
殺し屋系の話
マンガの中で大きなジャンルの1つである、殺し屋・暗殺者系の話。
本作は、日本に住む台湾マフィアの話という事にしており、単なるヤクザや国内の殺し屋よりは若干リアリティがある。
絵がなかなかキレイで読みやすいのが良い。
一方、冒頭では読者は二度驚かされることになる。
特に二度目の驚きは、物語の根幹に関わる事ではあるが、読者として非常に残念。
その後の展開もまあよくある殺し屋系ではあるが、各キャラがなかなか立っており、この手として悪くはない。
一方、人は多く死ぬがグロ描写は少なく、苦手な人でも読みやすいと思う。
この手のジャンルが好きな人なら気に入ると思うレベルの作品。