あらすじ
「私が一流の女になれる?両親もいない、就職も決まらない、生きるのに精いっぱいのこの私が…?」大学4年の夏、必死に就職活動に励むものの一つも内定が取れていない女子大生・真愛(まな)。両親がすでに他界し、奨学金とアルバイトの掛け持ちで学費と生活費を捻出し大学に通っていた真愛にとって、就職は、まさに死活問題だった。「もしこのまま就職できなかったら、来年から始まる奨学金の返済なんてとても無理…」絶望感にさいなまれながらいつのまにか銀座まで歩いていた真愛は、並木通りで男に声を掛けられた。「あなたは一流の女になれる、磨けば光る原石です」クラブのスカウトマン・奥野の言葉に心を動かされた真愛は、日本一の高級クラブ街、銀座の夜の世界へと足を踏み入れる――。ネオンマンガの第一人者・倉科遼が描く、新たなる銀座物語!
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大好きな…
大好きな倉科先生の原作なので読みました(⋈◍>◡<◍)。✧さすが倉科先生!この作品も面白い!♡
この作品を読んで思ったのが、人生における出来事の一つ一つが、チャンスのきっかけにも転落のきっかけにもなりかねないということ。
ヒロインが、銀座へ一歩を踏み出したことをきっかけに、どんな人生模様を見せてくれるのか…凄く楽しみです!
倉科遼テイスト
夜の世界のマンガで有名な倉科遼原作と言う事で読んでみた。
絵といい内容と言い、「ビジネスジャンプ」に連載されていた人気作「嬢王」シリーズにかなり似た雰囲気。
絵はちょっと違うので古い作品かと思っていたら、単に絵を描く漫画家さんが異なるのね。
シロウトっぽさの残る主人公の女性が夜の世界に入り、やり手の上司の元で成長していくというストーリーは、まさに「嬢王」と被る。
書かれた年代が不明だが、こちらの方が後になるのかな?
アチラと比べると、キャバとクラブの違いか、やや本作の方が落ち着いている感じはする。
絵はキレイだし、話の展開もドロドロし過ぎず、好感が持てる。
(もっとも、その分現実味はやや薄くなるが)
倉科遼、特に「嬢王」シリーズが好きだった人にはぜひおすすめします。
絵が丁寧
絵が丁寧に描いてあってそれが一番気に入った。銀座の夜の女の物語なので普通はもっとこってりした絵で描かれがちなのであるが、この作品の絵は比較的さっぱり目で 反ってストーリー内容が引き立っているような気がする。
話の内容は原作者得意の展開で安定して楽しませてくれる。