あらすじ
入手困難だった、やまむらはじめが描く傑作SFアクション、今ここに復活!
資源の枯渇により衰退を迎えた人類だったが、未知のエネルギー「セフィロト」の発現により復活を遂げた。だが、そのセフィロトを独占的に管理する超巨大企業「メルカバ」と、私設軍「シェキナーズ」は諸国家を越える存在となり、世界は強圧的に支配されていた。セフィロト調査中に行方不明になった母を捜す少年・セイは、セフィロトの地脈を感知する「ダウザー」である少女・ホーリィと共に、失踪した母、そしてセフィロトに隠された謎を追う旅に出る―――「神様ドォルズ」「碧き青のアトポス」を描いた、やまむらはじめ幻のSFアクション、ここに復活!
感情タグBEST3
やはり面白い
「神様ドォルズ」と同じ作者。
本作の方が5年ほど前に描かれていたという事もあってか、絵のタッチが少し異なる。
「神様ドォルズ」では線の細い描き方だが、本作では線が太く、力強い。
その分、比較すると雑とも言えるかもしれないが、キャラの絵などはこの段階でも十分キレイ。
ストーリー自体はSFもので、「神様ドォルズ」とは系統が違うが、独特な世界観という点では共通している。
初めに核心に近い謎を見せておいて、その後物語の中で少しずつ世界の仕組みが明らかになるという手法は、よくあるものだが個人的には大好物。
まだ最後まで読んでいないが、この先どういう展開になるのかが非常に気になる。
個人的に「神様ドォルズ」が大好きなので、比較すると少し負けるとは思うが、同じ作者に期待したものを十分叶えてくれる良作。
祝電子化!
やまむらさんの作品では一番好きです。
主人公とそれを取り巻く人々の境遇とか
背後に暗躍する政府やレジスタンスとか
色々な思惑の中で物語が進んでいきます
電子化して多くの人に読んで貰えると嬉しいです