【感想・ネタバレ】乾と巽―ザバイカル戦記―(1)のレビュー

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2024年04月28日

舞台はシベリア出兵!主人公は野砲兵部隊!どちらも中々見ないのでちょっとワクワクしています😊今後「虹色のトロツキー」の登場人物も出てくるかも!

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Posted by ブクログ 2019年05月31日

かなり有名なアニメ作品等で知られる安彦良和が手掛けた作品ということで、画の感じも好く、「アニメ映画になった場合の画面の感じ」さえ想像してしまうような構成で、「1918年」という作中世界に入り込んだ…
本作の主人公は2人だ…帝国陸軍の砲兵である乾軍曹…<浦潮日報>という、ウラジオストクの日本語新聞で活...続きを読む動している巽記者…主にこの2人の若者が経験する「1918年」の色々な事という物語である…
“シベリア出兵”は、酷く大雑把に一口で言えば、ロシア革命後の混乱の中に「国際協調介入」という動きが在って日本もそれに参加したものの、独自な思惑で“深入り”して長い戦いになってしまったというものである。雑多な諸勢力が各々に動く中で合従連衡が在って、激しい戦闘も繰り広げられた。
本作は、そういう状況を押さえながら、軍人として現場に身を投じる乾軍曹と、色々なことを考えながら情勢を見詰めて記事を書こうとする巽記者という2人の物語が展開している。事態の推移の中で動く、様々な作中人物達も各々に面白い。
本作では「1918年の戦闘」の描写が少し面白い…“装甲列車”という、少し大きな砲を列車で運んで前線陣地の様に運用するというのや、騎兵隊の突撃というような様子が出て来る…どういう時代の、どのようなやり方であっても、戦闘というのは凄惨なものだが…
未だ「vol.1」なので、「物語の起こり」という部分になる。今後の展開が楽しみだ!!

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興味深い

2023年12月21日

ご存知、安彦良和氏の最新作であり、最後の作品になると本人が言っている作品。

今さらだが、氏は元々アニメーター。
「ガンダム」のキャラデザインなどをした後、マンガを描き始め、「アリオン」「ナムジ」「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」「麗島夢譚」「ヤマトタケル」などの作品を描いてきた。

本作と...続きを読むガンダムでは、「戦争もの」という大きなくくりでは同じではあるものの、設定が全く異なり、不思議な感じがする。
が、近年の作品は歴史ものも多く、その流れではなっとくか。

絵はややゴチャゴチャしているものの、キャラ絵は慣れ親しんだものであり、違和感はない。
もっとも、本作と「ガンダム」等ではキャラの雰囲気もかなり異なるが。

テーマはロシア革命後のシベリア出兵というもので、極めてユニークなもの。
このテーマで1作書き上げようと思ったその着眼点にまず敬意を表したい。

歴史好き、戦争好きでない限りはなかなか興味を持てないテーマだろうが、個人的には非常に興味をそそられた。

この先、どういう方向性で本作を描いていくのか、非常に気になるところ。

#ドキドキハラハラ #深い #アガる

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シベリア出兵を舞台に

2021年06月07日

大義名分のない各国の思惑で混乱を極めたシベリア出兵を舞台にしっかりとしたストーリーと絵柄で描き出している。当時の大陸浪人の傲慢ぶりも描かれていてなかなか良い。時代考証の点で、日本兵の髪型(帝国陸軍は坊主頭のはず)記者の腕章(当時は右横文字のはず)が気にはなったが大きな問題ではない。

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Posted by ブクログ 2019年04月30日

シベリア出兵の日本軍を描く安彦和彦最後の連載作品。
「虹色のトロツキー」とほぼほぼ同時代の出来事でいいのかな。まずはそちらを読み返してみようかな。

革命後のロシアの混乱に乗じた戦争行動ってことでいいのかな。

とりあえず、列車砲ではないけれど、装甲列車での砲撃戦はテンション上がります。
いいよね、...続きを読む列車砲。

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分かりやすくはないですね……

2022年12月05日

シベリア出兵自体、歴史の授業でもあまり習いませんので、そもそも予備知識不足でしたね。半藤一利さんや加藤陽子さんの本とかも読んでいないと、難しそうです。
本編は砲兵さんと記者さんとの視点で描かれていて、それは良いのですが、やはり全体の状況がつかみにくいですね。
安彦良和さんのインタビュー記事も読みまし...続きを読むたが、もうこの辺から第二次世界大戦の敗戦まではほぼ一直線にも見えて……とりあえず次巻までは読みたいですね。

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興味深い

CAT
2021年05月30日

安彦さんが漫画を描かれているのは知っていましたが、読んだのは初めてです。ストーリーは難しく感じたけど、絵はカッコいい!

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Posted by ブクログ 2019年06月03日

日露戦争とシベリア抑留は日本でよく知られているが
その狭間になるシベリア出兵は日本の歴史の中でブラックボックスになっている。これは右派左派それぞれに都合の悪い内容であり、尚且つ複雑怪奇な第一次大戦の要素が絡んで
歴史評価が難しいからだろう。ここら辺の混沌ブリはファーストガンダムが生まれた環境に似てる...続きを読むかも。
日露戦争後に日露関係は劇的に改善され、日露協約は第五次に至って日露軍事同盟になっていたことは余り知られてない
その裏協約は「日露でアメリカのアジア侵入を排除し中国を管理」するという驚愕的内容。その内容の閣議中に明治天皇が昏倒しそのまま保留 明治天皇崩御、ロシア革命と激動の歴史の中に消えていった日露同盟の可能性。これを表現してくれたら星5だねー。池田勇人を書いた疾風のハヤト並みに期待。

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今、一つ

nam
2020年06月06日

量が少ない

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