あらすじ
安彦良和、最後の長編連載!! 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』『天の血脈』など数々の名作を世におくり出してきたレジェンドが、作家生命を懸けて最後に挑む巨編! 大正時代、「シベリア出兵」によりロシアの戦場に立った腕利きの砲兵・乾と、気鋭の新聞記者・巽。日本軍の命令で反革命軍側についた乾だが、虐殺を繰り返す反革命軍と圧政からの解放を望む市民の声に、自らの立場に疑問を持ちはじめるのだった!
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教科書や歴史ものの本の中で名前しか知らないような人物が続々と出てきて興味深いです。この登場人物たちが今後ストーリーをどう盛り上げてくれるのか楽しみです😊
受け取り方は読み手それぞれなのだろうという描写は有れど
題材や時代からの先入観に比べると意外なほど読み易い
安彦良和氏の絵が素晴らしいのは勿論
この巻では美女がたびたび登場するのが読み易さを増している
上湧別という今は無い地名で幼少期を過ごした乾が柔術を学んだ師として植芝盛平が顔見せする
やはり分かりやすくはないです
安彦良和さん、当然ながら画力等々は申し分ないんですが、やはり題材が簡単ではありませんね。
乾冬二は少尉付けに昇進しますが、安彦作品の主人公らしく、自らの行動に大義を見出せなくなっていますね。革命派・反革命派が入り乱れる現場を見ていたら、そりゃそうなるだろうなぁと思いますね。
山縣有朋とかも出てきて、この辺は日本史の復習といった感じですね。日本の帝国主義、さかのぼると吉田松陰あたりが事の発端ですねぇ……。