【感想・ネタバレ】乾と巽―ザバイカル戦記―(11)のレビュー

あらすじ

安彦良和、入魂の歴史巨編!!『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』『天の血脈』など数々の名作を世におくり出してきたレジェンドが「最後の長編」と銘打ち挑むのは「ロシア革命と日本」! 大正時代、「シベリア出兵」によりロシアの戦場に立った腕利きの砲兵・乾と、気鋭の新聞記者・巽の物語。

ロシア内戦の趨勢は赤軍に傾き、コルチャークのオムスク政府は東方シベリアのイルクーツク移転を余儀なくされた。
乾は白軍最強と謳われるカッペリ兵団に属し難関ルートでイルクーツクを目指す。一方巽は通訳として加藤大使に同行。記者魂を発揮し目の前で起こる激動を記録しようとする。
長い遍歴の果て、乾と巽の目にロシア革命とシベリア出兵はどう映ったのか。そして彼らの選択は──。
安彦良和が渾身で伝える「小さき者達」の物語、完結巻!!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

シベリア出兵というよりロシア内戦が大きなテーマでしたね。共産主義勢力も白軍も各国政府も個々人の死や悲劇にまるで興味がなく、巽君が最後まで「無力な」叫びをあげていたのが印象的です。そして乾が最後まで運命を共にしたカッペリ兵団の「ロシアを守るために」という素朴さも胸が熱くなります。

#ドキドキハラハラ #カッコいい #タメになる

0
2024年10月14日

「青年マンガ」ランキング