あらすじ
“シャトゥーン”――それは冬眠に失敗し、飢えて雪山を徘徊する凶暴なヒグマ。零下40度の閉ざされた大森林で、地上最大最強の肉食獣による圧倒的な暴威になすすべも無い人間達……最悪の惨劇が幕を開ける!!
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手負ヒグマの凶暴性
ヒグマがいざとなると極めて凶暴になる事例は本多勝一氏の本にも出ていました。
原作者も当然、そういう資料等は念頭に置いて、この作品を書いたのでしょう。
研究者や報道関係者、密猟者といった登場人物を揃え、逃げようのないところで実際に子連れヒグマが暴れて登場人物を食い殺していくさまが容赦なく描かれています。
ヒグマに詳しくない記者もいるのは、読者との架け橋用でしょうか。
マンガとしては全3巻のようですので、ヤンジャンアプリで読んでしまおうと思います。
熊の怖さを改めて感じさせられる
北海道に住んでいる主人公たちが熊に襲われるマンガです。
めちゃくちゃあっさりと人が死んでいくので、熊の怖さを再認識させられました。
これはちょっとね
原作小説も賛否両論あったようだが、「第5回『このミステリーがすごい!』優秀賞」受賞作だそう。
その原作を読んでいないので何とも言えないが、少なくともこのマンガに関しては、最初の入りの時点で✕。
冒頭から登場する、傍若無人で自業自得なハンターはいかにもベタ。
電気が無く、携帯の電波も入らない厳冬期の原生林に、車も無く滞在している人々(しかもそのうち1人は妊婦。なにかあったらどうするのか?)。
いろいろな面でいわゆる常識的な判断と遠く、突っ込みどころが多い。
これなら、まだリアル感と隔絶したモンスターものとかの方が良かったんじゃないだろうか?
この手のジャンルは嫌いじゃないけど、それにしてもひどかった。
まあ、何も考えず、単なるパニックホラー的な見方(ハリウッドのB級モンスターパニックを見るみたいに)をするなら、一応アリかもしれないけれど。
1回だけ(グロ注意)
まあ、1回読めば十分なレベルですね。
何を伝えたいのかよく分からず怖さだけを煽ってる感じ。ただし、グロ注意です。決行惨忍なシーンがあるのでお子様やそういうのダメな人は読まない方が良いです。 こんなトコかな