ナウシカ+ラピュタ+ダンジョン飯…?
龍を獲り、その肉や油を売って生活する龍(おろち)捕りの人々の話。
異世界グルメものとしてのキャッチーさもありますが、それ以上に、世界観が素晴らしい。
ファンタジーとしてのリアルがしっかりと描かれているので、ためらいなくお話に飛び込んでいけます。
空飛ぶ捕龍船『クイン・ザザ』での生活風景が、またいいんです。読んでいると、幼い頃に抱いた冒険へのワクワク感や、憧れがよみがえってくるんです。
龍捕りの名手で変人のミカや、新人のタキタなど、個性あふれるキャラクターたちも魅力。生き物を殺すことに対する悩みや葛藤なども描かれていて、それがこの作品に奥行きを与えています。
もちろん、美味しそうな料理描写もたくさん!なぜか鯨カツが食べたくなります。
龍は強く大きく、襲われれば小さな街などひとたまりもありません。そんな龍を相手に戦う人々の勇気としたたかさに、思わず拍手を送りたくなる作品です。
感情タグBEST3
まず間違いなく面白い。
「ナウシカ」や「ラピュタ」のような世界観と「ダンジョン飯」のような生活感とでも言えば近いか?
最近作の割に、見開きのスキャンの処理が良くないな。
続巻もまず間違いなく買うだろうと思う。
アニメも漫画も好き
匿名 2024年05月08日
毎回出てくる龍のレシピが本当に美味しそう。
仲間たちも魅力的で、冒険とロマンが詰まっている。
あと毎回龍のデザインや性質にも驚かされる。
進歩が著しくもニオイは残っています。
前作はとっかぶですね。
新入りちゃんが本作のヒロインとすると、
緑色がここまで化けるとはですね。
お好みで。
まさかの異世界でのグルメマンガです!
異世界ならではのドラゴンを食したり!
しかし獲物を取るのは命懸け!
ファンタジーのドラゴンとは違う
匿名 2023年05月12日
飛空挺に乗ってドラゴンを狩り、食糧兼収入源としながら旅をしていく話。
いわゆるハイファンタジーなドラゴンではなく、空の生態系として頂点に君臨している生物をドラゴンと呼んでいるといった形が分かりやすいかもしれない。
とはいえ雷を落とすようなドラゴンもいる。
海の漁師を空に置き換えたといった話で、とに...続きを読むかく美味いドラゴンを食べたいという理由で空挺に乗っている者や、一攫千金を狙って乗っている者までいる中で、様々な人間ドラマがあるのが面白い。
どこかの本屋で「ラピュタ+ドラゴン+ダンジョン飯」という紹介がされていて、思わず読み始めました。
紹介の通りでした。浪漫しかない、、
絵が好き!!
最初は『風の谷のナウシカ』のような絵だな、綺麗だなーと思って購入。
スケールの大きさ、世界の大きさに圧倒されました。冒険が好きな人、ファンタジーが好きな人、料理が好きな人、絶対オススメです!
龍と人との関係でなりたつ歴史、文化、生活
こんな風に生きてみたい!!って思...続きを読むうのではなあでしょうか。。。
アニメにもなりましたし、そちらから入るのも良いかと思います!
でも、この作品絵がとにかく綺麗です、そしてご飯がなんとも美味しそう!
レシピも載ってます!龍肉だけど笑
龍獲りのワクワク、捕龍船内の生活、龍料理グルメ、一つの漫画にいろいろな要素を詰め込んで読み応え十分な作品です。キャラの設定も秀逸で、一人ひとりのキャラが個性的でこの作品に深みを持たせています。また次読みたいと思える漫画です。
世界観や絵柄、キャラクターたちがものすごく好み。
さすが、講談社アフタヌーンと言わざるおえないマンガです。
色んなアニメや映画、小説等で描かれているどの龍とも違い、結構グロテスク?顔が描かれてなくて、下手に感情移入せず、捕食される生き物として読める。次も楽しみです。
クジラと捕鯨船の関係を、龍と飛行船に置き換えるというアイデアに脱帽。
伝統的な海洋冒険ものの要素にグルメものも付け加えて、ワクワクドキドキの展開は次巻以降もとっても楽しみ。
Posted by ブクログ 2019年03月24日
【あらすじ】
龍を追って、世界の空を往く捕龍船『クィン・ザザ号』。大物を捕まえれば一獲千金、獲りたての肉も食べ放題。でも、失敗したらもちろんお陀仏。空と龍に魅せられた乗組員たちの大冒険の旅&世界グルメ紀行!
【感想】
Posted by ブクログ 2018年11月30日
飛行船にのって世界を回り、ドラゴンを狩って生計をたてる集団のおはなし。
ちょっとナウシカを彷彿させる表紙だけあって、本格ファンタジーものかなと思いきや、それプラスグルメ要素も!
雰囲気がすごく良いです。
船も凧も、ラピュタ?ナウシカ?
見張り台とか、色々とラピュタ?
龍を刈るけど、龍、気持ち悪っ!
噛られたけど、口も気持ち悪っ!
海賊を一人で制圧?
いや、海賊、甘過ぎ…
鯨を龍という架空の飛行生物に変え、それを捕る飛行船乗り達を描いた作品。
改めてみると絵は船の造形、手書きの影の多さとか雰囲気は宮○駿風だけど顔だちとかは特に似てないかも。セリフにはオマージュがチラホラ。
ヴァナベル、ジローなどの人物に背景がありそうなことはすでにこの巻からほのめかされている。
Posted by ブクログ 2022年06月14日
漫画版ナウシカのような絵につられて購入。絵も魅力的だが、お話も面白い。今後どのような展開になっていくのかわからないが期待して読みたい。
とりあえず4巻まで読破。
匿名 2022年05月01日
ドラゴンを捕って生計を立てる人たちの物語。
ドラゴンを食べる、そして色んな物や素材に加工出来るのも面白い。
主人公が大のドラゴン料理グルメと言うことで、料理のシーンはグルメ漫画の並にこだわりを感じました。
絵柄は作品に合っていて、世界観に溶け込んでて良かったです。
おもわずラピュタを想像させるような船。でも実際は龍を仕留めてそれで生活をしている龍がりの物語。
最初はみんなが似たような絵面で見分けがつきにくい人もいたけど慣れれば区別がつき、面白くよめました。
小さい龍をとってしまったことで、これからどんなトラブルにみまわれるか、気になります。
書き込みがすごいし世界観がきちんとしている。龍が思っているのと違って不気味なのに捕まえて食べてる! 美味しそうに食べてるしレシピも載せてくれてるけど、龍の肉… 参考になる!?
見た目はもとより、細かい描写まで世界感がしっかり描かれていて、そこで生活しているんだ!と感じる事ができる。
スローライフ!まで行かないが、どちらかと言えばそっちの系統。
グルメ漫画フェアで見つけて、私が「え?」と思ったように、ぱっと見てドラゴン=戦闘ものと思う人は少なくないはず。ぱっと見で中身が...続きを読む分かりにくいのが難点かと…。
Posted by ブクログ 2020年10月07日
空飛ぶ龍を、飛行船で狩るおろち捕り達の話。
龍を捕殺して食べる所まで描かれていて、毎回お腹が空く作品。
世界観、構成、画力ともに秀逸。
表紙の通り宮崎駿漫画に大きい影響を受けていて、漫画内でも龍の巣やユパ様を彷彿とさせるオマージュシーンが盛り込まれていてニヤリとさせる。個人的にオリジナルの世界観や...続きを読むキャラクターの下地があった上で、名作を部分的になぞるのは全然アリ。
ストーリー的にはまだ序盤でおろち捕り達の日常がメインだけど、日常の中でも人間関係より食生活に力点が置かれていて、各キャラの心情や過去についてはまだ不明。船の中ですし詰めになる船員たちは、互いにある程度距離を取った不干渉さが必要なんだろうと思わせる。
まあ破天荒なミカに共感できる人は中々いないだろうけど、1,2巻で読むのをやめてしまうのはもったいない作品。
多くの方達が、ナウシカ×ラピュタ×ダンジョン飯と書かれているが、まさにその通り。龍を追って飛行船で世界を旅する乗組員達の群像劇。主要キャラクター以外にも魅力的なキャラクターがたくさん出てきます。
Posted by ブクログ 2017年09月15日
本屋を巡っているとだいぶ騒がれている感があり、気になっていた作品。幻獣好きにはたまらない。
「ラピュタじゃねーか」と思う。だがそれがいい。ラピュタ、ナウシカ好きな人はぞくぞくするのでは。また、ドラゴン?と思うが、世界観、登場人物好感が持てて楽しく読む。
Posted by ブクログ 2017年07月09日
ナウシカ×ダンジョン飯って皆さん書かれていますけど、まさにその通り。でもこういう雰囲気の漫画好きです。
ドラゴンを捕獲して喰らう、ということを目的としているけど、想像以上に世界が広がっていました。
主人公のミカのぶれないキャラや、新人の女の子タキタも可愛い。
Posted by ブクログ 2018年05月16日
ドラゴンを追って世界中の空を旅する捕龍船の物語。
捕龍のイメージは捕鯨。龍は食用の他、皮を取ったり、油を取ったりできる。銛を打つイメージも捕鯨。
龍を食べるという点では、久井諒子「竜の学校は山の上」(イーストプレス,2011)が先行。架空世界、架空動物のグルメ漫画としても、久井諒子「ダンジョン飯」(...続きを読むKADOKAWA/エンターブレイン,2015)が先行。ファンタジーグルメってジャンル流行ってる?
龍の存在や造形、龍と共に空に暮らす人々としては、舞城王太郎原作、鶴巻和也監督の「龍の歯医者」(NHKアニメ,2017)と似ている。「龍の歯医者」よりこっちが先。
龍の造形、位置づけは良い。料理は「ダンジョン飯」の方がうまそう。龍を食べることばかり考えているミカ(男性主人公的存在)が、「ダンジョン飯」のライオスよりかっこいいのがつまらない。
飛行船はラピュタ味あり。
大冒険&グルメ探訪ってなっているけれども、どうなっていくのかな?って思います。もしかしたら、恋愛もからんだりすると楽しいなって勝手に思っています。
リアルなラピュタの世界、といった感じの世界観。
設定が詳細かつ無理が無く、また絵もキレイ。
登場キャラの個性も悪くない。
ただ、龍狩りと食事だけではストーリーの変化に乏しく、いずれは飽きてしまいそう。
未だ出てきていない、大きなストーリーの流れでこの先どこまで引き付けてくれるかというとこ...続きを読むろでしょうね。
龍を狩って、その肉を食べたり、油を搾って売ったり、竜の狩人を描いた話。今後、作品世界の中でどうやって竜とそれを狩って生活する人のディティールを描くのか期待です。
Posted by ブクログ 2018年03月21日
書店さんの紹介にも他のレビュワーさんの感想にもある通り、ナウシカでラピュタでダンジョン飯。ただ誤解の無いように言うと、パクりではなくリスペクトっつーか、それらを古典として消化して、魅力ある新しい作品に昇華してます。一癖も二癖もあるメンバーの過去も気になるところ。
ただ、龍料理のレシピはマジ要らん。私...続きを読むうっかりパパ飯も一緒に買ってしまったので、お察しください…(は
Posted by ブクログ 2017年05月11日
積んでましたけど、新刊出てたのを購入したので、一気読み。最近流行ってるのかな、空想の生き物のグルメ漫画。いやあ、好きです。こう言う世界観。
主人公たちは、捕龍船で龍をあっちこっち追いかけながら、捕獲して、さばいて、肉や油などを売って歩いている一団で、その船上での生活というか、日常的なことを、各キャラ...続きを読むクターを毎話軸にしながら進めていくタイプの話。みんないいキャラしてるんですよねー。
それにしても主人公からしい主人公がいないっていうか。新入りのタキタが主人公かとも思ったんですけど、ミカもヴァニーもジローも結構フィーチャーされてますもんね。
Posted by ブクログ 2017年05月09日
空飛ぶ龍を獲って生活する「龍捕り(おろちとり)」の飛行船クィン・ザザ号。彼らの日常と龍グルメのファンタジー漫画。
スチーム・パンクっぽさが気になったので、買ってみました。申し訳ないけど、龍グルメは興味なし。
龍といえど、一般的にイメージする竜やドラゴンよりも、空飛ぶクリーチャー一般を称して龍なんで...続きを読むすね、この世界は。気持ち悪くて恐怖もある、けれど捕獲対象として冷静に見ているクルーの面々。それがこの世界の(というか龍捕りの)日常の感覚が見えていいです。異世界の常識感じられて。
主要クルーの微妙な関係性も、これからのドラマを匂わせてるようです。でも、ただただ、世界の空を飛びまわってひと狩りいこうぜ、で楽しいと思うんですよね。
Posted by ブクログ 2016年11月18日
本屋の試し読みで見て、絵が好きな感じだったので購入。
ラピュタやナウシカ好きには堪らない世界観。
まだ1巻なので、これからどう展開していくか楽しみではあるけど、何だかあまり広がらない様な不安も拭えない、、、
独特の世界観で好きな人は好きそうです。正直、私には合わなかったです。この世界観が好き嫌いが分かれる思います。
あと、キャラの薄さが気になりました。登場人物は船員たちで、無駄に多いのに誰もキャラがたってない。みんな同じ格好しているのも没個性に拍車をかけています。