あらすじ
いまでは珍しくなった龍を捕るための船・捕龍船――そのうちの一隻が「クィン・ザザ」号だ。
龍を解体する「千剖士」の里・メガラニカで、100年に一度、はるか上空から巨大な龍が降りてくる「天下り」を目の当たりにしたザザ一行。「天下り」に引き寄せられた「寄生する龍」にタキタが視界を奪われたり、狂暴な暴食の龍「ウィンディゴ」を捕龍することになったりと混迷を極めたが、事態は無事に収束し、いよいよ「天下り」を解体が始まった。島ほどの大きさがある「天下り」の解体に立ち会うザザ一行だったが、そこへ、見慣れない飛行船の一団が姿を現す。
この船団が、新たな冒険の幕開けを告げる!!
感謝の100話目を収録した、新章突入の第19巻!
ナウシカ+ラピュタ+ダンジョン飯…?
龍を獲り、その肉や油を売って生活する龍(おろち)捕りの人々の話。
異世界グルメものとしてのキャッチーさもありますが、それ以上に、世界観が素晴らしい。
ファンタジーとしてのリアルがしっかりと描かれているので、ためらいなくお話に飛び込んでいけます。
空飛ぶ捕龍船『クイン・ザザ』での生活風景が、またいいんです。読んでいると、幼い頃に抱いた冒険へのワクワク感や、憧れがよみがえってくるんです。
龍捕りの名手で変人のミカや、新人のタキタなど、個性あふれるキャラクターたちも魅力。生き物を殺すことに対する悩みや葛藤なども描かれていて、それがこの作品に奥行きを与えています。
もちろん、美味しそうな料理描写もたくさん!なぜか鯨カツが食べたくなります。
龍は強く大きく、襲われれば小さな街などひとたまりもありません。そんな龍を相手に戦う人々の勇気としたたかさに、思わず拍手を送りたくなる作品です。
感情タグBEST3
匿名
いつまでも続きそうな話だが、終わりの雰囲気を漂わせている巻だと思った。
考えてみれば伏線も大体回収されているし、最後は最強の龍を倒すくらいか。面白い話にもいずれ終わりが来る。
Posted by ブクログ
待ちに待った最新刊!
今回も面白くあっという間に読み終わる。
飲んだり食べたりするときの口元の画き方が気にいっています。読むと同時にお腹が空く。
絵が本当に丁寧で読んでいて目も心もあたたかい気持ちになる。
次はが8月と…まてない〜
さぁ、ガイドはみつかるか!
救出なるか!
ぜひ〜
新章開幕!!!
北極編突入!!アイヌみたいな現地人が東北人ばりの訛り方だったり、トマムにあるようなアイスビレッジがあったり、一瞬「日本か?」って思ったけど、龍が出ると瞬間でまたこの世界に引き摺り込まれる感じ。次巻は新キャラを紹介してくれるのかな。楽しみ。
次は!?
100年に一度の天下りとなればもうこれから先は・・・、
と一読者としても思ったが、あの船がやられたとなればなぁ。
ついにジローの熱い展開に!ちょっとラ○ュタのオマージュも交えながら!
Posted by ブクログ
新たな捕龍へのプロローグといったところ。
バーコとバダキンの話はどこまでが本当だったのか。意外と全部本当かもしれない。
あ、女の子が群がった件は違うかなw
ホットバタードラムにクローブを入れるのは、是非試してみようと思った。
次巻が待ち遠しい。