【感想・ネタバレ】空挺ドラゴンズ(21)のレビュー

あらすじ

猛吹雪と小型龍の襲来をくぐり抜けついに南極高原に辿り着いた「クィン・ザザ」号は、遭難した「メッキ―ラ・モーン」号を発見する。だが、船内で救助を待っているはずの船員達がいない……。「南天の黒帝ヴリトラ」を捕りに行ったのではと捜索の足を延ばすが、見つけたのは無数の歪な穴と這いずった跡、そしてモーン号乗員の亡骸だった――。彼らの殉職を悟った瞬間、突然ヴリトラが姿を現し逃げ遅れたジローに迫る!!その危機を救ったのは、一発の火裂矢――放ったのは唯一人生き残ったジローの父だった。
伝説の龍との死闘、そして親子の共闘が幕を開ける!!

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ナウシカ+ラピュタ+ダンジョン飯…?
龍を獲り、その肉や油を売って生活する龍(おろち)捕りの人々の話。
異世界グルメものとしてのキャッチーさもありますが、それ以上に、世界観が素晴らしい。
ファンタジーとしてのリアルがしっかりと描かれているので、ためらいなくお話に飛び込んでいけます。
空飛ぶ捕龍船『クイン・ザザ』での生活風景が、またいいんです。読んでいると、幼い頃に抱いた冒険へのワクワク感や、憧れがよみがえってくるんです。
龍捕りの名手で変人のミカや、新人のタキタなど、個性あふれるキャラクターたちも魅力。生き物を殺すことに対する悩みや葛藤なども描かれていて、それがこの作品に奥行きを与えています。
もちろん、美味しそうな料理描写もたくさん!なぜか鯨カツが食べたくなります。
龍は強く大きく、襲われれば小さな街などひとたまりもありません。そんな龍を相手に戦う人々の勇気としたたかさに、思わず拍手を送りたくなる作品です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

舞台は南極高原。
遭難したメッキーラ・モーン号を捜索中に伝説の龍「南天の黒帝ヴリトラ」と遭遇してしまう…。

ジローの親父さんかっこいい!
けれど、龍捕りって本当にバカばっかりなのね…。
そしてヨシさんのフライパンが大活躍⁈

p.186-187の見開きがすごい!
この世界観が本当にめちゃめちゃ大好きです。

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

この漫画の魅力は、ドラゴンの造形にあると思う。
この作品中には、ドラゴンが古典的な龍、または西洋風ドラゴンとは別の、空飛ぶ生き物の仲間(種)として登場する。それらの存在感が物語の説得力に繋がるわけだが、存在感を支えているのはドラゴンの造形にある。
造形が良いというのは、見かけが良いと言っているわけではない。ドラゴンの形が、大きかったり、小さかったり、ヒラヒラしていたり、あるいは丸っこかったりすることは、そのドラゴンの生態に直結している。例えば、飛行速度、何を食べるか、どこに棲むか、などは造形(生物としての形態)と結びついており、その形と生態が合うことにより、その架空の存在についての説得力が生まれる。
この作者は、見かけをデザインする時、同時にドラゴンたちの生態をデザインしている、それがこの漫画のいいところだと思う。

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2026年01月09日

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