amieさんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
秀作!
無料で10巻まで読んだ感想。
「防衛大学校」という特殊な場所をテーマにした作品。
このテーマだけで非常に新鮮。
絵は十分キレイで、特に女性キャラがかわいい。
ストーリーも、4年間の学生生活を丁寧になぞっており、非常に読みごたえがある。
これが青年誌ではなく、「少年サンデー」で連載されているのが不思議な感じ。
実際、1巻毎の内容が充実しており、1巻528円という少年誌水準の価格が割安に思えてしまう。
20歳前後の男女の友情や成長、そして男女の恋愛要素もあり、ポイントは全て押さえている。
よくできたスポーツマンガのような出来であり、「モンキーターン」などに近い作品だと感じた。
当初は安易 -
無料版購入済み
雰囲気がある
ソフトなSM絡みのギャグマンガ。
どぎついシーンは一切出て来ず、あくまでも一般の人でも笑えるレベル。
まず、絵がいい。
普段の主人公は典型的なかわいいタイプ。
それがモードが変わると相応の表情になる。
ちょっとした表情もこなれており、見ていて楽しい。
登場キャラ達の服装も、意外と細かくてこれも味がある。
また、周囲のキャラクター達のテンポの良い会話も良い感じ。
一方、「連載版」だとSっ気を少し強調しており、この辺は「読み切り版」の方がスムーズかな。
「連載」という事で色々無理をしている設定も出てきているように思う。
あと、個人的には蛇沢課長の見た目が(真面目な時でも)ダメなんだけど、 -
購入済み
なんだろう、心に残る…
やり場のない立場の人々を描いた短編集と言った感じか。
最初のタイトル作品は、絵やキャラクター構成など、新井英樹の「ザ・ワールド・イズ・マイン」に似ており、後で確認するまで同じ作者によるものだとばかり思ってました。
(かわいく描いた女性の絵は、こちらの作品の方が上ですが)
最近よくある流れの話と言えばそれまでだが、絵と展開に勢いがあり、なぜか引き付けられ、そして印象深い。
調べたら「このマンガがすごい!」賞の2017年オトコ部門第4位。
話題となった「ダンジョン飯」「3月のライオン」よりもこの年の評価は上で、知る人ぞ知る的な作品なんでしょうね。
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無料版購入済み
面白い
これは面白い。
まず、設定自体はよくある異世界転生もの。
本作は、「現世で死んで転生」と並んでメジャーな、「ゲームの世界に入り込む」というパターン。
ここまでならよくあるものだが、本作はそこからさらに話を膨らませている。
①ゲーム時にNPCだったキャラが実在しており、かつかつてゲームであったことを認識している。
②ゲーム時より500年ほど経過しており、つまりは「生の世界」として500年存在している世界。
ゲーム時の強キャラクターは神に等しい扱いを受けている。
③ゲーム時のプレイヤーも他に転生しており、複数登場する。
これらの要素が今までなかったもので、非常に新鮮かつ、本作を特徴づける -
購入済み
なんか、すごい!
これは、すごい作品。
「チェンソーマン」の藤本タツキが、同作の直前に連載していたのが本作。
正直、私はチェンソーマンがあまり好きではない。
絵も雑だし、勢いは認めるが展開もなんか雑。
登場キャラは味があるが、これまた雑。
本作も、確かに似たところはある。
が、宗教観や人生観のようなものも感じられ、アチラよりはオトナ向けという感じ。
1巻はなかなかシリアス、2巻でトガタの登場でぐちゃぐちゃになり、3巻以降ではまたかなりシリアスに。
5巻などはかなり感動的で、その後また流れがガラッと変わって壮大なエンディングへ…。
正直、ストーリーは突拍子の無い面が多く、「マトモ -
無料版購入済み
なんか、嫌
なんだろう、すごく嫌な感じの作品。
ストーリーがステレオタイプな身分差の物語ってのが嫌。
そのくせ、サラリーマン金太郎チックな成り上がりの物語を語ってるのも嫌。
なにより、時代背景が無茶苦茶な日本をベースにしているのが嫌。
「明治頃の身分差を跳ね返し、サラリーマン金太郎みたいな成り上がり&世直し物語でも書いてみるか」
的な安易な発想で、深く設定を練らずにちょいちょいッと描いているような感じ?
あざとさを感じる。
初めて接した作者、作品でここまで書く自分もどうかと思うけど、取り合えず嫌悪感しか感じなかった。
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無料版購入済み
不思議な雰囲気
なんだろう、すごく不思議な雰囲気の作品。
少女漫画のような絵、独特の世界観、そしてその世界観を詳細に説明せず、断片的な情報で読者に少しずつ理解させていくという手法…。
また、これがスイーツ店勤務の(純愛)ストーカーという極めて現実的で違和感のある主人公と相まって、何とも言えない雰囲気を出していますね。
正直、主人公のストーカー具合は行き過ぎの気もして共感できないんですが、この不思議感覚は惹きつけられるものがあります。
既存作品で言えば、「九龍ジェネリックロマンス」のような現実と虚構の入り混じった感じ、また「青野くんに触りたいから死にたい」にも通ずるような何とも言えない不気味 -
絵がきれい!
絵がきれいで、キャラクターも魅力的で生き生きとしています。
一方、ストーリー自体はほのぼのしたキャラとは異なり、かなりシビア。
この手のSF系が好きな方には十分お勧めできます。
☆☆
2年半ぶりに再読。(1-10巻無料だったので…)
細かいところは完全に忘れていたが、やはりいい。
ロボットマンガの常として肝心のバトルシーンがわかりづらいという面は本作にもあるが、本作では色分けをおそらく意図的にしていることもあって敵味方の区別自体はしやすい。
(ただ、どこのパーツのアップなのかわかりづらい面はある)
キャラ絵はみなキレイで味がある。
この絵だけでアニメ化もうなずけるレベル。
ストーリ -
無料版購入済み
ツメが甘い?
女子高生が兵士になるというタイプのマンガ。
過去にもいくつか例があり、取り立てて新しい訳ではない。
絵はかわいらしく、また敵もゾンビ的なものであり、かつ弾が当たると砂のように形が崩れる。
つまり、戦闘シーンの凄惨さをなるべく避け、シロウトである主人公たちや読者に対しても罪の意識を持たせないようにするという効果を狙っていそう。
(ここに秘密があるのかどうか、先を読んでいないので不明)
舞台が異世界としての地球という事になっており、あちらの住人の名前も日本語等で、かつ武器なども第二次世界大戦当時のものという、不思議な設定。
この設定の強引さが最大のマイナス点かな?
また、 -
購入済み
こういう世界観好きな方にはぜひ
最初、「七夕の国」や「神様ドォルズ」のような、田舎で起こる不思議な風習・出来事系かと思っていた。
実際、そうでもあるんだけれど、この作品は現実感が非常にあり、それだけに独特の違和感・不気味さが際立っている感じがする。
「刻刻」とも似てるなと思ったら、同じ作者でした。
フクノカミ自身が直接何かをすることは少なく、周囲の人に影響を与えて間接的に物語を動かすという事で、心理サスペンス的な面が強い。
これもまた新しいパターンかな。
フクノカミが不気味過ぎてちょっとアレだけど、それ以外は非常にいい感じで、この手の話が好きな方にはぜひおすすめします。
最後に、広島出身者とし -
購入済み
意外な良作
これはなかなかの掘り出し物。
絵はちょっと雑だが、かわいらしい。
デフォルメ時の絵もクセが強すぎず、いい感じ。
各キャラクターもなかなか味があって悪くない。
という事で、ほのぼのとした日常を良く描いている感じ。
普通に読んでいて楽しい作品。
一方、タイトルがあまりにも安易だったり、やはり大きなストーリーの流れが無く、ほぼ1話完結のようなエピソードが続くので、飽きもきやすいかもしれない。
まあ、ちびまる子ちゃんとかドラえもんとかも、短い話が淡々と続く感じなので、そういう系だと思えばいいのかもしれないけどね。
この先、「サキュバス」として大きなストーリーの話 -
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秀作!!
「ラストイニング」の中原裕の次回作。
この作者、陸上選手が主人公の「奈緒子」で有名にはなったが、デビュー作の「ぶっちぎり」以降、野球マンガを多く手掛けている人。
前作「ラストイニング」は高校野球の指導者を主人公に据えて新しい視点での物語を書き、ヒットした。
本作は、高校野球終了直後からストーリーが始まり、独立リーグを経てプロ野球への道を進むという、これまた新しい視点。
挫折して自棄になるという展開は、多くのマンガでよくあるストーリー。
そこから気持ちを入れ替えたら、即活躍して第一線に復帰するのもまたありがちなパターン。
本作はそうではなく、主人公は才能あふれるよ -
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すごい作品…なのかもしれない
すごい作品…なのかもしれない。
万人受けする内容ではないのは百も承知。
普通の感覚の人が読めば、サイコな人たちによるロリグロマンガと思えるでしょう。
が、この手のマンガにありがちな、とんでもない破綻がない。
深く読めば、エロはもちろんグロすらメインテーマではなく、倒錯した愛や性癖?の物語だとわかる。
そこまで読み切ると、過去に例のほとんどない、とんでもない作品なのかも、と思えてくる。
喜国雅彦の「月光の囁き」や、壇蜜主演で映画化されて話題になった「私の奴隷になりなさい」シリーズ、それらに通じる倒錯愛の物語…なのかもしれない。
未成年の人ではなく、30代以降のオ -
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物語は佳境に!
仙石秀久というマイナーかつ、世間的に嫌われているものを主人公に据えた壮大な物語、その第四部。
このシリーズでは、ついに仙石秀久の最大のポイント、戸次川の戦いが描かれていきます。
(もっとも、それが描かれているのは6巻~11巻でまだまだ先ですが)
第一部で15巻、第二・第三部も各15巻。
つまり、この第四部までに既に45巻もの長き物語が語られています。
第一部の連載開始は2004年なので、この四部(2015年スタート)まで実際に10年以上の年月が流れていることに。
その間、主人公の仙石権兵衛秀久を始め、登場人物がどんどん成長し、大きな物語となっていくのが非常に興味深い -
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なんなの、これは
なぜこんなに評価が高いんだろうか?
唐突で説明不足で、かつやたら説明っぽい(矛盾しているようだけど本当にそう)冒頭、その後もやたら説明っぽい一人称の語りが続く。
「なろう系」の小説が元という事で、それをそのままマンガにしたという事だろうか?
評価が高いので、設定やストーリーは良いのかもしれない。
が、マンガとしても脚本が全然ダメで、これじゃ「小説+イラスト」に過ぎないんじゃないだろうか?
絵もそれほどきれいではなく、読み続ける気力が湧きません。 -
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2巻程度では判断不能
何とも不思議な作品。
スケールが大きいのか、小さいのか。
その判断が付きにくい。
過少に評価するなら、訳わからない作者の理論を滔々と押し付けている怪しい作品となる。
一方で、見方によっては、また今後の展開次第では非常にスケールの大きな大作ともなり得そう。
この感覚は…昔味わったことがある気がする。
そう、平井和正の「幻魔大戦」シリーズのような感じ。
スケールが大きいのか、単に訳わからないのか不明なまま話が進んでいくという…。
作者は初めて知ったが、かなりの大御所らしい。
2015年には大英博物館で取り上げられたほどの。
その作者の比較的最近の作品という事になる。
背景画の書き込みなど -
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安定の面白さ
大場つぐみ&小畑健。
言うまでもなく、「DEATH NOTE」「バクマン。」というヒット作を生み出したコンビの作品。
ストーリー自体はイマドキ多くあるタイプのものだが、元々はDEATH NOTEがその先駆けの1つと言えるジャンル。
くだらないマンガにありがちな設定を詳細まで煮詰め、心理戦にまで発展させているところはまさにDEATH NOTE風と言え、さすがの一言。
当然、絵も安定の美しさ(なぜか前2作の方がより魅力的なキャラに見えるが)であり、どんどんのめり込んでしまう。
もっとも、大元となる世界観がありきたりなのは事実であり、展開もある程度予想できてしまう点はマイナスか -
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ザ・チャンピオン
いかにも「チャンピオン」連載作品らしい作風。
そして、思った以上に引き込まれる作品。
特に、2巻以降キャラが安定してきて、3巻からはコメディ要素もかなり増えていい感じ。
絵も、当初よりきれいだが、巻が進むとよりキレイになってきた印象がある。
ストーリーは比較的ありがちだが、妙な正義感を出すわけでもなく、また妙な寸止め感も無く、「とことんまでやる」というキャラはなかなか爽快。
出てくる脇役達もぶっ飛んだキャラが多く、みな「やりすぎるまでやる」感。
このあたりは、絵の作りと同じチャンピオン系という事もあって「バトル・ロワイアル(マンガ版)」を彷彿とさせる。
もっとも、あちらの方がずっとグロい -
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うーん…
キャラの絵は悪くない。
設定自体も、少しメイドインアビスに似てる気がするが、未だに新しさはある。
(ちなみに、メイドインアビスとほぼ同時期にスタートしているので、どちらかがパクリとかではなさそう)
ただねえ、これはあくまでも個人的な意見ではあるが、ノリが同人誌のような感じのドタバタ劇。
突拍子もない設定/キャラが突然出てくるし、学園モノとは言え、やたらと登場人物を増やしている感がある。
その分、リアルさも薄まり、何でもアリ感が強くなって、世界観に没頭できない。
現実離れした設定/キャラが繰り広げるドタバタ劇というか…。
という事で、個人的にはあまり好きなタイプの作 -
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パワーがすごい
「医龍」に「夏目アラタの結婚」、そして本作。
(本作の方が夏目アラタよりは先だが)
乃木坂太郎という人の引き出しの多さはすごいと素直に思う。
本作の舞台はフランス革命。
ただ、ベースの歴史と人物は史実を元にしているが、中身は全く異なる。
「新解釈」とでもいうのだろうか?完全なフィクションであり、「フランス革命の舞台裏」という史実ではない。
が、それが気にならなくなるくらいパワーに溢れた作品。
主人公の父親としてのパワー、ジョルジュの歪んだ感情からくるパワー、その他の登場人物たちもみな「自分の信念」に沿っており、パワーを持っている。
それらの気持ちと作者の絵がマッチして、これまたすごいパ -
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かわぐちかいじの真骨頂!
沈黙の艦隊、ジパング、そして本作と続く、かわぐちかいじの海上自衛隊IFの物語。
本作ではより現代情勢とリンクしており、そのリアルさが際立っている感がある。
むしろ、リアルすぎて素直に物語として読むことが難しく、「実際起きたらどうするんだ!」的な事を色々考えさせられてしまう。
沈黙の艦隊でも話題となり、当時国会で防衛庁長官に質問されるなどの経緯はあったが、その比ではない。
ぜひ多くの人に読んで頂き、その上でどうするのが良いのかを各自考えて頂きたい作品。
しかし、沈黙の艦隊では完全にロシアが相手で、中国は蚊帳の外だったのに、30年近く経った本作では完全に中国が相手。
時 -
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いい!!
モンキーターンの作者の作品。
まず、キャラがいい。
登場人物がそれぞれ個性的で、かつ常識の範囲を逸脱していない。
それらの人物たちのやりとりを見るのが非常に楽しい。
もちろん、絵もキレイ。
これはモンキーターンと同様だけど。
モンキーターンのありさの役割を、本作では加茂と三輪が担っているわけだが、ちょっと個性の強すぎたありさよりも加茂&三輪コンビの方がしっくりくる感じ。
テーマは書道。
これまたマンガとしてはかなり珍しいジャンルだと思われ、前作の競艇(今はボートレース?)に続いてなかなか難しいところを取り上げていると思う。
が、それがすんなり入ってくるくらい展 -
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雰囲気が良い作品
「薬屋のひとりごと」のマンガ版を手掛けている倉田三ノ路のオリジナル作品。
中国史好きの作者らしく、世界観は薬屋のひとりごとと似た感じ。
だから依頼が来たのかもしれない。
一方、舞台がほぼ宮廷内である薬屋のひとりごととは異なり、こちらは市井が舞台。
ストーリーとしては特別新しい要素も無く、良くあるタイプの話ではある。
絵とキャラが醸し出す雰囲気はいいが、もうひとひねり欲しかったかな?
(その点、宮中が舞台かつ推理要素の多い薬屋のひとりごとの方が新しさがある。展開自体はあちらも良くあるパターンではあるが)
とにかく絵はきれいなので、この手の世界観が好きな方にはお勧めで -
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違和感しかない
なんでこんなに違和感を感じるんだろう?
・「世界一かっこいい女性」である人物が、全然美しいと感じないから?
・シリアス指向なのにありえない展開が繰り広げられるから?
・主人公の急成長とキャラ変もありえないレベルだから?
ざっと思いつくのはこのあたりか。
シリアス路線を歩むなら、もう少しリアリティを出して欲しい。
百歩譲ってそういう組織が存在していたとしても、日本の警察等を大々的に巻き込むっていうのは現実味が全くない。
少女マンガの世界であり、男性向けではないのかな?と感じてしまった。
主人公の回想風の解説など、雰囲気自体はいいんだけどね。
それだけにストーリーのチープさが気になる。 -
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まさかまさかの
まさかの中編仕立ての展開。
そして、まさか主人公がそっちだったとは…。
絵はよくエロ漫画で見るようなタッチであり、男性はともかく女性は美しい。
男性に関してはちょっとクセがあるタッチかな。
ストーリーは強引な面も多くあり、無駄なエロ要素もあいまって良いとは言えないもの。
ただ、1本スジの通ったストーリーが裏にあるらしく、そのあたりを今後上手く描いていくなら、それなりに興味深い話になりうるかも。
1巻の段階では、ヒマつぶしに少し読んでもいいかな、というレベル。
補足
無料で3巻まで読んでみました。
2巻以降はスジの通った話をベースにストーリーが展開してい -
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長期連載作
「漫画ゴラク」の長期連載作だった作品。
2015年春から2022年夏まで、実に7年以上連載されていた。
もちろん、「ゴラク」には「ミナミの帝王(1992年~)」「白竜(1996年~)」などのバケモノ作品も存在しているが、女子高生が主人公という同誌では珍しい構成で目立っていた記憶アリ。
久々に読んでみたところ…、やはり若干の違和感を感じる。
キャラ設定自体、「心を失くした主人公」というものなので、そこを突っ込んでも仕方ないし、グロさも内容からすれば当然なんだけど…、それ以外でなんか違う。
設定を凝りすぎて現実感がどんどんなくなっていったという感じだろうか?
これを延々と読み続けるのはちょ -
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The 少年ジャンプ
これぞ少年ジャンプ!的な作品。
絵はそこそこきれいで、読みやすい。
キャラも個性的で、また親しみやすい。
(今のところ、ヒロインがちょっと弱い気がするが)
なにより、「少年たち」が「仲間や家族」を大事にするという点で、まさにジャンプの王道。
ストーリーにも、多くの人がすんなり入っていけると思う。
一方で、目新しい要素があまりないという所が気になる。
主人公自体、どこかで見たようなキャラ(ハイキュー!の日向にも似ている)だし、他のキャラも七つの大罪に似た雰囲気が感じられる。
その他の設定も特別目新しいものはない。
最近増えてきた「呪術」という要素や、特定 -
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微妙
世の中にあふれている織田信長の物語。
3巻まで読んだ限りでは、原哲夫の絵であるという事と、父信秀が信長を非常に評価していたという事が他と違う程度。
特別目新しい要素も無い。
原哲夫の描くキャラにしても、デフォルメキャラとシリアスキャラの差が大きすぎる感じ。
「花の慶次」ほど突き抜けていればそれも気にならないだろうが、なまじ信長という史実が有名すぎる存在だけに違和感を感じてしまう。
トータルとして、「原哲夫の新作が読みたい!」という往年のファンには勧められるが、そうでもない一般の人に対してはお勧めするほどでもないという評価でしょうか。 -
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読み手を選ぶ
「鉄腕アトム」のリメイクとしては浦沢直樹の「PLUTO」が有名。
あちらもかなり大胆にアレンジしていたが、むしろワクワクして読めた。
(ただし、浦沢直樹あるあるとして尻すぼみ感もかなりあった。短い原作を膨らませすぎ?)
一方の本作は、なんというか…読みづらい。
まず、絵が古い。
80年代、バブル期によく見られ「オシャレ」とされていたような線の細いキャラ達に、細かすぎるメカ描写。
個々のキャラ設定も、なんか古い。
内容も相まって、「作者のコダワリが強すぎる、同人誌的作品」のように感じてしまう。
そして、てっきり作画を担当しているかのように思える程大きく名前の出された「 -
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面白いけれど
小説家をテーマにした「天賦の才を持つ主人公の成り上がり物語」。
小説家がテーマという点は新しいが、この手の「天賦の才」系は非常に多いジャンル。
ある意味、「異世界チートもの」も広義ではこのジャンルと言えるかも。
本作の主人公は、考え方が特殊というか、滅茶苦茶。
それもまた本作の個性と言えるんだろうけど、さすがにここまで無茶だと、「小説家」のジャンルで成り立たないのではないかと思う。
「喧嘩を売られたらとことんやり返す」という考え方だが、小説内の登場人物は常識的な考えを持っているんだろうか?
そもそも、たくさんの本を読んでいる人は、様々な登場人物の心情を見てきているはずであり、この主人公のよ -
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意外にも…
怪しいレーベルの怪しい作者の作品。
しかも、単話売り。
よくある「エロだけの中身の無い作品」と思って期待もせずに読んだけど…、これ、なかなか良いじゃない!
まず絵がキレイ。
デジタル前回ではなく、手書き風の絵で、尚且つ嫌味が無く好感の持てる絵。
そして、カッコつけるだけではなく、あくまで3枚目キャラを押し通す先輩。
ストーリーに深みが無く、恋愛というか会話術に関するうんちくが多くて説明っぽさも強く感じるが、それも含めて「ギャグ漫画」と思えば十分納得。
これなら、普通に人気誌で連載できるレベルと言えるんじゃないだろうか?
少なくとも、この作品よりずっとツマラナイ作 -
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嫌悪感
個人的に、ゼロサムゲーム、デスゲーム系のマンガも別に嫌いではない。
「バトル・ロワイアル」「神様の言うとおり」や、「リアル鬼ごっこ」「人狼ゲーム」などもよく見ている。
が、同じようなジャンルであっても、この作品は嫌悪感を感じる。
通常時の絵は非常にキレイで、安っぽいマンガにありがちな絵からヘタという事はない。
(ただし、どこかで見たようなキャラばかりで、個性はない)
となると、やはり「エロとグロ」そして「登場人物みんなクソキャラ」という所が嫌悪感を感じるポイントなんだろうな。
また、クライマックスシーンでのキャラ絵のクソ化も、あまりにもわかりやす過ぎて嫌。
そうそ -
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これはひどい
絵のタッチは独特の味がある。
(見ようによっては「怨み屋本舗」のようだが)
が、ストーリーはほんっとくだらない。
小学生か、せいぜい中学生が考えついた都市伝説レベルの話。
読むだけ時間の無駄。
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