恩田陸のレビュー一覧

  • 灰の劇場

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    ネタバレ

    初めて読むタイプの小説。
    読み始めは理解に苦しみました。登場人物の「M」と「T」。その二人が自分(語り手)なのか、作者なのか、新聞記事の2人なのか、大学の友達なのか分からない。場面がくるくる変わり、語り手が誰なのか分からず混乱しました。「1」「(1)」「0」の意味がわかると、あぁ、なるほどね、と納得。作者が新聞記事を見つけてそれを詳説にしようとする過程が描かれているけれど、その話が演劇になったのか、オーディションをして、羽が舞うシーンを再現しようとするけれど、その演出を実際に見てみたいと思った。この小説、ちゃんと感想文として書くのは難しいと思う。又吉直樹さんに解説してもらいたいwww
    でも、再

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    2024年06月30日
  • ネクロポリス 下

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    ファンタジーとか、ミステリーとか、宗教とか、思想とか、恩田さんが頭の中、すげぇ、というのが率直な感想。

    上巻は、私的には楽しむには教養が足りなかったですが、下巻は、クライマックスに向かう伏線回収を楽しめました。

    小説を噛み締めて楽しむには、世界史も知っておいた方がいいのか…深い。

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    2024年06月28日
  • 本からはじまる物語

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    まだ本を本格的に読み始めたばかりなので、各作家さんの特徴など、自分にとって読みやすかったなどが分かり、これから本を…という人におすすめ!
    本屋を巡る話しはどれも面白かった!

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    2024年06月27日
  • 図書室の海

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    これぞまさに恩田陸さんの作品。
    語りすぎないところが良い。想像力が試される。
    水野理瀬、夜のピクニック、六番目の小夜子が大好きなのでそれぞれの番外編が読めて嬉しかった。

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    2024年06月25日
  • 祝祭と予感

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    大好きな作品『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ。
    登場人物の出会いや本編後の姿が描かれており、原作のファンであれば一読に値するだろう。この作品を含めてようやく『蜜蜂と遠雷』が完結したような気がした。
    どれも本編の解像度を上げてくれる美しいエピソードばかりなのだが、明石の話も読みたかったと思った読者は多いはず。
    恩田氏がいつの日か書いてくれることに期待したい。

    以下、各章のあっさりとした感想。

    『祝祭と掃苔』
    塵・亜夜・マサルの天才トリオによる墓参り。
    亜夜とマサルを繋いだ綿貫先生は影のMVPだと心底思う。珍しく年相応の姿を見せる三人だが、やはりピアノ談義を始まると話が終わらなくなる辺りが奏者らしく

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    2024年12月10日
  • spring

    購入済み

    ほんと、恩田陸は芝居などの情景描写がうまい。同じ作者の「チョコレートコスモス」では演劇を、「蜜蜂と遠雷」ではピアノコンクールを、そして本書ではバレエを題材にしている。私は演劇もバレエも見ないし、クラシック音楽は好きだけれども生のコンサートは行ったことがない。それでも、それぞれの著作を読んでいると、まるで目の前で演劇の舞台が繰り広げられ、あるいはピアノが鳴っている様に感じる。本書でもスポットライトを浴びたダンサーの跳躍や優雅な腕の動きが見える様だった。

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    2024年06月21日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(下)

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    シュレディンガーの猫をはじめ、重ね合わせの世界が同時に存在する、量子力学のモチーフも下書きに、パラレルワールドのSFストーリーは予測不能な面白さだった

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    2024年06月17日
  • 朝日のようにさわやかに

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    短編集です。14編、ホラー、シニカル、ミステリー等の話だらけです。設定が分からないものや、オチ的なものが有ったり無かったり、想像をフル回転して読みました。そしてこんな内容なのに、タイトルがコレっていうのが、心を少し冷えさせるところかなと思います。

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    2024年06月13日
  • 球形の季節

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    ネタバレ

    設定が好きすぎる、こんぺいとうの話とか、街の設定とか、全部刺さった!!
    最後は幻想的な感じだけど、それがまたいい!!

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    2024年06月11日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    元同級生のアラフォー男子4人がY島を
    旅をしながら、それぞれ章毎に自分の
    過去を回想する話の下巻。

    個人的に上巻より高評価。
    単純に脱線が少なかったのと
    4人の主役?蒔生の心が覗けたから。

    4人の中で一番普通の節子が大トリと
    いう以外な展開も恩田ワールドの魅力
    だと思う。

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    2024年06月08日
  • クレオパトラの夢 新装版

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    女言葉を使う美青年というキャラが立ってた。最初頭の中でイメージが組みあがらなかったが、慣れると印象がすごい。
    サスペンスなのか、歴史ものなのか、宝探しなのか、SFなのか、メロドラマなのか、いろいろ要素があって楽しめた。

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    2024年06月03日
  • Q&A

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     20年前の小説とは思えないくらい、今読んでも古いと感じない。最初は奇妙な感じから、だんだん不気味というか怖ろしくなっていく感覚が何ともいえない。
    最初は何が起こったかわからないところから、だんだん分かってくるけれど、なかなか情報が結びつかない。
    当日の事件?事故?で亡くなった規模もさることながら、その後に亡くなっていく人々の多さにも驚愕。死因は分かっても、何が原因で亡くなったか分からないって、本人も嫌だけど、家族も怒りのぶつけどころが分からず、ずっとモヤモヤしたままになるから辛いだろう。
    とりあえず、口が軽いとロクなことにはならないものだと肝に銘じた。

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    2024年06月02日
  • 薔薇のなかの蛇

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    物語の中でも理瀬待ちみたいになってしまいながら読んでいきましたが、綺麗な終わり方で次にどうなるのか考えると次作が楽しみです。

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    2024年06月01日
  • 月曜日は水玉の犬

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    膨大なデータベース 恩田陸さんの読書量はいかばかりかと唸る。
    ジャンルも多岐に渡り、今回もメモが追いつかず「これだけは読みたい」と思ったものを発注。
    彼女が勧めるものならば一も二もなく読みたくなるのは、恩田陸という作家に多大なる信頼を置いているからかもしれない。

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    2025年12月18日
  • 劫尽童女

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    ストーリーが面白く1日で読破。
    設定的になんとなくコナンみたいだなーと思っていたら話のスケールがどんどん壮大になっていってびっくり。
    ラストはいったいどういう意味なのだろう…。

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    2024年05月25日
  • 日曜日は青い蜥蜴

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    恩田陸さんの忘備録的な 映画、小説、ノンフィクションなど膨大かつ多岐に渡る忘備録。
    初聞きの作者、作品名が飛び交い、私は途中でメモを取ることを放棄した。
    恩田陸さんの膨大な知識とそれに対する希求があるからこそ、これまでにたくさんのヒット作を生み出されたのだろう。

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    2025年12月18日
  • 蛇行する川のほとり

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    再読。購入本。実家で見つけて。
    恩田陸の書く少女はやっぱりいいな〜。お話もほとんど忘れてたからハラハラしながら読めちゃった。

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    2024年05月12日
  • 妖し

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    〈怪異〉をテーマに描く、奇譚アンソロジー。アンソロジーって色んな作家さんの話を読めるからお得感がある
    不思議な話もあったけど、一番最後の小池真理子の話は強さがぶっちぎりだった…
    背筋がぞぞーっとして鳥肌がすごかった。
    不思議と恐怖というのはグラデーションで、たぶん私がそんなに怖くない、特に不思議ではないというような感想をもつ話も他の人からすればすごく怖い!不思議すぎてわからん!ってなる話もあるんだろうな
    色んな人に読んでもらって一番好きな作品とか語り合うのが楽しい本だと思う

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    2024年05月11日
  • 黄昏の百合の骨

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    「善など悪の上澄みの一すくい。悪の魅力に比べれば、早朝の儚い霧のようなもの。」
    確かに悪には深淵なる何かがあるように感じる。しかし少なくとも私は、それを愉しめるのはあくまでも闇の外側から。甘美な果実は、虚構の中のもので良い。
    ならば、本書を開いて堪能しよう。そこでは、美しい魔女たちを中心に妖しくも不穏な出来事が次々に起こる。久しぶりの再読だったのだが、むせかえるような百合の香りの中、悪に酔いしれた。魅力は色褪せぬまま、そこにあった。

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    2024年05月11日
  • 中庭の出来事

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    ミステリ劇の謎を解く劇を演じる人々のミステリを執筆する劇作家と演者たち……気を抜いたら位置がわからなくなるので油断できないけれど、面白く読みました。
    舞台は台詞で全部説明しないといけないから大変だな。この他にも演劇モチーフの小説書かれてるから、恩田さん演劇お好きなんだろうなぁ。
    劇場型犯罪でなくても、寺山修司の天井桟敷でなくても、「見る」「見られる」がある限り、生きていくことは演じることなのかもしれません。
    ある程度解決したら「この先はご想像にお任せします」もアリで寧ろ好きだけれど、この作品の「黒い影」や「部屋の前に出されてる黒いゴミ袋」みたいに本筋には関係ないから全く説明されない謎はモヤモヤ

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    2024年05月03日