恩田陸のレビュー一覧

  • 私の家では何も起こらない

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    ネタバレ

    何も起こらない、はずもなく。起きまくり。死にまくり。なんだか語り口が温度感じなくてゾワゾワする〜〜〜

    印象に残った話
    ◯私は風の音に耳を澄ます
    …食糧庫に誘拐した子どもを閉じ込めて、瓶詰めにして調理する話。
    ◯あたしたちは互いの影を踏む
    …大女の姉妹、何かに取り憑かれ、アップルパイを焼きつつ殺し合い。
    ◯俺と彼らと彼女たち
    …霊感大工親子。強い(笑)歴代お化けたちがなんだかおちゃめで可愛らしかった。

    幽霊は、思い出と似ている。

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    2025年01月25日
  • ネクロポリス 上

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    恩田陸さんらしい世界観で引き込まれます。
    登場人物が多いので途中まで大変でしたが、把握できてからはそれぞれの個性を楽しみつつ読み進めています
    ただ、恩田陸さんだけに下巻で失速しないか心配ではあります、、、
    どういうところに落とし所をもってくるのか、恐る恐る下巻に取りかかろうかと思います。

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    2025年01月24日
  • 酩酊混乱紀行 『恐怖の報酬』日記

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    恩田さんのエッセイはおもしろい。こんなことを、こんな風に感じるの?みたいなことがたくさん。普通の人にはない視点で、これまた色々な感情や疑問や感想を、豊かな言葉で巧みに表されていて、さすがあの小説を書く方だけあってすごい…!と、感嘆した。
    ビールが好きで、ビールにまつわる文章も美味しそう。出会えてよかった一冊。

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    2025年01月21日
  • 上と外(上)

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    恩田陸ワールド!面白い!
    ありえない展開・情景も、先生の文章だとありありと目に浮かぶから不思議
    上下巻だから時間がかかるかもと思ったものの、上をあっという間に読んでしまった 下巻も楽しみ!
    おじいちゃんと賢の物事の捉え方、説明の仕方がすごく好きだった

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    2025年01月21日
  • 夏の名残りの薔薇

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    2025年1冊目『夏の名残りの薔薇』(恩田陸 著、2008年3月、文藝春秋)
    雪に閉ざされたホテルで巻き起こる“不連続殺人事件“を描いたミステリー。
    章ごとに語り手が入れ替わり、しかも認知する現実が各々で奇妙に食い違うという「藪の中」形式を取っている。その上、「去年マリエンバートで/不滅の女」という映画のテキストの断片が端々に挿し込まれるので、読んでいて眩暈を覚えそうになる。
    この構造がそれほど上手く作用しているとは思わないが、幻想的な世界観は良い。

    〈去年、ここでは本当に何も起きなかったんでしょうか〉

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    2025年01月08日
  • 歩道橋シネマ(新潮文庫)

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    「麦の海に浮かぶ檻」が好きでした。他作品のスピンオフとのことなので、そちらも読んでみたいです。
    全体的にどの短編も独特の読後感があり、これが恩田陸さんの味なのかなあ、と思っています。好きです。

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    2025年01月05日
  • 妖し

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    面白かった。
    なんとも言えない不思議な妖しい話ばかり。
    特に恩田陸さんの金沢の話が好きだ。恩田陸さんのユージニアも金沢が舞台だったな。なんとも印象に残る話だった。恩田さんの、金沢に対する特別な思い入れを感じる。
    ちょっと乙一さんのような妖しいオムニバスだった。

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    2025年01月05日
  • 上と外(下)

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    成人式、重要な要素なんだろうけど、その意味最後までよくわからなかった。次から次へと起こるトラブルに最初はワクワクするも、似たような場面ばかりで緊迫感薄れ、だらけてしまった。もっとマヤ文明深掘りしてほしかったが、現地に取材に行かないで、資料読んだだけでここまで想像の翼広げて書き上げるとは⁈恐るべき創造力。ただ確かにジャングルや遺跡、写真見て模倣した絵画のようでもあるか…。

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    2025年01月05日
  • 上と外(上)

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    マヤ文明が舞台の小説書いていたんだ。マチュピチュと共にいつか行きたい場所。正月初読みにふさわしい上下1000ページ近い大作。恩田作品すべて読んでると思ってたのに、なぜ?と思ったら2000年から文庫書き下ろし全6巻で出版…なるほど。文庫コーナー行かなくなってたな。

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    2025年01月03日
  • ブラザー・サン シスター・ムーン

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    ネタバレ

    ザキザキトリオ。
    文学、音楽、映画、
    高校同級生の大学での話。
    地元の友達との関係。
    変わりたくないけど変わってしまうもの。
    大学の頃はその狭間で悶々としてたのを思い出した。

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    2025年01月02日
  • ブラック・ベルベット

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    神原恵弥シリーズの第三弾。
    久しぶりにこのシリーズを読んだけれど、やっぱり面白い。
    気になった部分が全て明かされるわけではないけども、読後はスッキリする。
    T共和国行ってみたいな。

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    2024年12月21日
  • 灰の劇場

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    ネタバレ

    ①2人の女性が心中したという事件が心に引っかかって、それを小説家しようとする作家、②その作家が書いた2人の女性を題材にした小説、③その小説が舞台化されることになったときのこと、の3つを並行して書くお話。

    ①のパートは具体的な現実の事象がたくさん出てきて、妙にリアルな書き方なので、ものすごくノンフィクションっぽいのだけど、実際どこまでフィクションなのだろう。

    分かりにくいところもあったけど、各パートそれぞれ印象に残る場面はあって結構面白かったです。

    最後のところで、ノンフィクションがフィクションに飲み込まれるようになるのが良かった。

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    2024年12月19日
  • まひるの月を追いかけて

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    恩田陸は人の心の鬱屈というか無意識下、生々しい暗さを上手く具現化し表現するのが非常にうまい。

    旅の中でほぐれていく心の様が繊細でまるで自分の心も解きほぐされていくような気持ちになれた。

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    2024年12月19日
  • 夜果つるところ

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    『鈍色幻視行』の印象で、もう少し耽美的で不気味なイメージの作品かと思っていたけど、思ったより直接的な死や血みどろシーンがあって、日本のお化け屋敷みたいな作品だった。
    意外にしっかり種明かしがある怒涛のラストに向けて、登場人物の描写がもっと分厚かったら、それぞれに感情移入できて更に余韻が深くなったかもしれない。
    まあ作中作という位置付け上、あまり分厚い大作にはしたくなかったのかなとは思う。

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    2024年12月18日
  • 愚かな薔薇 上

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    専門用語や謎が散りばめられていて、下巻を早く読みたくてしょうがないです。

    不穏な空気を漂わせて終わってしまったので、これがどのような終わり方を迎えるのか楽しみです。

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    2024年12月17日
  • 愚かな薔薇 上

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    ネタバレ

    現代が舞台かと思ったら、ちょっと違う。多分SF?
    外海に旅立つ「虚ろ舟乗り」を育てるキャンプに参加する少女の話。
    あらずじを読んで面白そうと思い購入。
    恩田陸さんの本は夜のピクニックを昔読んだのと、NHKでちらっと6番目の小夜子を見たくらい。
    最初から村の風習とか出て来るけど宇宙船があったりで色々盛り込まれててグイグイ引き込まれました。
    最後に出て来る政治家マジクソ。邪魔するなと思いました笑

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    2024年12月16日
  • 黄昏の百合の骨

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    淡々と、だけれど確実に引き込まれていく1冊だった。祖母の遺言ときょうだい達のそれぞれの目的。
    別冊のシリーズ内の別の登場人物の面影も物語に深みを与えてくれる。
    探偵がいないミステリーがお好きな方に。

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    2024年12月15日
  • まひるの月を追いかけて

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    奈良、明日香、橘寺。
    奈良を巡る奇妙な関係性の不思議な旅行の物語。
    自分も奈良を旅してみたい。
    古墳、寺、沢山の遺跡に死と生が同時に在る感覚を味わい、生きる意味と死ぬ意味を自分の中に見つけられたらいいなと思う。

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    2024年12月13日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    蒔生と節子の回想と森の中を進む4人の描写が交互に展開されます。

    節子が1番冷静にみんなを見てるのが意外でしたね。
    憂理がもっと重要な役割を果たすのかなと思っていましたが、いまいち彼女は地に足がついていないというか、メインの4人より現実味がなく存在が薄く感じました。

    殺人事件が起こるわけでもなく、全体的に静かでしっとりしたお話でした。
    でもすごく人間をちゃんと描写してるというか、こういう人いるよね!とか、こういう気持ち私もなったことがあるけど上手く説明出来なかったんだよね、といったことが多くて全然飽きませんでした。
    人間の深いところが書かれているというか。

    次は黄昏の百合の骨にいきます!

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    2024年12月12日
  • 夜果つるところ

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    ああ、恩田さん。
    大好きな恩田さん。
    秋には必ずこの人の小説を一冊は読まなくては、と思ってしまいます。
    主人公の「びぃちゃん」は娼館に暮らし、
    三人の母親はそれぞれの距離で、憎しみで、愛情で、ビィちゃんに接します。
    そして暮れて咲く花のような館での、不思議な日々。
    それはいつしか立ち込め、色を濃くしていく硝煙に、血の色に、
    やがて終焉がやってくるたしかな足音を聞いているのに、
    それでも火は灯され続けていく。
    夜の濃い、そして人の激情の匂い立つ、お話でした。

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    2024年12月11日