恩田陸のレビュー一覧

  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    がたんごとん。がたんごとん。
    夢をかける寝台列車がとおります。
    星が流れた夜の車窓から、素敵な夢の旅へご案内。

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    2023年12月10日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    まだ上巻しか読んでいないが、青春系の小説として面白い。
    かなり多い登場人物をそれぞれの一人称の物語の中で連携させて、全体のコンサートも進行していく難しい話を読みやすく書いてるなと思った。
    下巻も読んでみます。ただ、恐ろしく長い。読むのに2日かかりました。。
    そういえば、最近読んだエヴァーグリーンゲームと似た構成だなと感じました。こういうのは読んでて楽しいです。

    (最近読み直したので追記)
    音を言葉でこれほど綺麗に描けるのかと改めて感動した。
    純粋に音に向き合うものたちをただそのまま描いている。音で世界を表現する、その結果音に対して客観的な視点が生まれる。それを文章で表現している。綺麗な流れだ

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    2026年03月27日
  • 中庭の出来事

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    ネタバレ

    もーーー!ま・た・やられたよーーー!!って感じ(笑)恩田陸ワールド全開。もし初めてをこれにしたらもう二度と他作品読んでもらえないんじゃなかろうか…。

    学生の時何度か読んでいて、毎度のごとくサッパリ!中身覚えていなかったのでそれなりに楽しく読み始めたのだけど。
    もー話の核の謎、アイデア、構想、骨組みは面白いよ!すっごく!でも本一冊に足りなくてもうのばしにのばして何味だったか全くわからなくなってる!みたいな!
    割りと前半から骨格がぼやけ始めててもうほぼ恩田さんの独り言とか最近の世に思ったこととかを登場人物が話してるだけじゃないか…?わたしは好きだけど。
    これをミステリと言ったらもう…なんか…激怒

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    2023年11月27日
  • SF読書会

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    ”差がつく読書術”から。SFについての対談集ってことで、同分野が苦手な身としては、ちょっと構える気持ちもあった。でもその辺り、さすがの両名と、司会進行にあたる書評家諸氏の絶妙なサポートとで、全く問題なく読み通せる。自分の中ではSFからちょっと距離がありそう、ってな作品も結構取り上げられていて、あと自作についてのコメントとかも興味深く、楽しい一冊でした。

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    2023年11月24日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    白井智之作品のために購入
    したがって評価と感想は単品のもの

    【首無館の殺人】白井智之
    梔子クチジロウ くちなしくちじろう
    倒叙モノかと思いきや…

    他の作家作品は後ほど読みます…たぶん

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    2023年11月23日
  • 七月に流れる花/八月は冷たい城

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    講談社タイガの方を持っていますが、二部作共一つに纏まっていると聞いたので買いました。恩田陸先生が書く中学生や高校生キャラが凄い好きです。こういうお話がもっと増えてくれたら嬉しいです。

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    2023年11月23日
  • 歩道橋シネマ(新潮文庫)

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    ハードカバーの方を持っていますが、この本に載ってる「球根」の為に文庫本を買いました。恩田陸先生の学園物語はなんでこんなにも心にブッ刺さるのでしょう…。出来れば「球根」の世界を長編で書いてほしいくらい好きです。

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    2023年11月23日
  • ブラック・ベルベット

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    久々の再読。このシリーズは読んでいて、楽しい気分見させられる。
    間をあけて読むと、また作者に騙されて楽しい。

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    2023年11月20日
  • 夏の名残りの薔薇

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    ネタバレ

    もー!わかってるのに、めっちゃ面白い!気になる〜〜!となって一気読みして最後放り投げられるっていういつものパターンにはまりました。わかってるのに…。
    でもまた何度でも繰り返してしまうの。そういう中毒性が恩田作品には確かにある。

    昔読んだ時は学生で、なんというか…日本文学!として真面目に読んでたけど
    大人になって読み返すと少女漫画っぽくてちょっと笑ってしまった。
    エッセイを読むと恩田さんは強く少女漫画に影響を受けているとのことでなるほど。

    でもなんていうんだろ、恩田作品て脚本ぽくて演劇ぽくて、キャラクターと設定がすごく魅力的だから否応なしに惹かれてしまう。
    特に導入がもう…!読むっきゃない!

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    2023年11月10日
  • 私の家では何も起こらない

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    初の恩田陸作品。
    勝手なイメージがありましたが、ホラー書ける人だったんですね。
    好みのテイストでした。
    丘の上の家が主人公といってもいい。
    家が何かするわけではないけれど、強烈にひかれるものがあるに違いない。
    不気味さがあって、謎も多くて、でもやはり怖いのは人間かな…
    って思うとラストがね。
    家に取り憑かれているんだろうか。

    大工さんの話、いいですよね。



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    2023年11月09日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    誰かと旅に出ると、非日常の中で会話が弾んだり思っても見ない事が言えたりもするのかなぁと思いながら読み進めた。
    九州に住んでいると、あの列車に乗って眺める風景は、遠い昔に通学や通勤で乗っていた列車から眺めるそれとは違うものなのか確かめたい気もする。

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    2023年11月04日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    上巻の利枝子冒頭ではなんとなくぼんやり読んできたけど、彰彦からどんどん加速していって下巻はいっきに読んだ。
    恩田陸の本を読むといつも、おそらくみんなが心の中に思ってるけど言葉にすることができなかった、人生への諦念や恐怖が丁寧かつ素朴に言語化されていると思う。
    子供の頃に読んだ時にはさらっと読み飛ばしていたであろう部分が、大人になって読み返した時に本当に心に響いてくる。
    物語としては、小さな謎が解決するのは面白くも、謎のまま存在しているいくつもの小話のネタバラシも気になってしまう。

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    2023年11月04日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    豪華寝台列車にまつわる短編集。
    寝台列車の紹介も少し含みつつ、その実、内容的には旅とそれぞれの人生が描かれている。
    なので風光明媚な描写とかではなく、結構な確率で同行人が予定の人と違ってたり伴侶がお亡くなりになってたりしている(ご時世もあってかある事情で乗車すらしてないのもある)。
    三浦しをんさん目当てだったけど、色々な方の寄稿が読めてよかった。

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    2023年10月21日
  • 歩道橋シネマ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    恩田さんらしい、ホラー寄りの短編集。

    どの話も面白かったですが、どこまでも大真面目な「柊と太陽」が特に面白かったです。
    「麦の海に沈む果実」のスピンオフ作品も良かったです。

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    2023年10月16日
  • 夜の底は柔らかな幻(上)

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    在色者と呼ばれる特殊能力をもつ者たちによるバトルと彼らを追う警察。設定や登場人物はかなり魅力的。

    途中、だれるところがあったり、物語が入ってきづらいところがあったりもして、読むのにけっこう体力を使いました。ただ、結末は納得の着地をしています。お見事!

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    2023年10月07日
  • EPITAPH東京

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    ネタバレ

    電子版で読み始めたけど、やっぱり思い直して久しぶりに紙単行本で再読
    纏まりごとに紙の色もフォントも組み方も異なるのに、めくり心地は均一だから没入感がたまらない
    悪い春だけ文庫電子版で

    311を過ぎた後の東京が舞台の2015年刊行の本作だが、「必ずまた疫病は来ます。」などハッとさせられる文言はあるし、東京オリンピックへのネガティヴな印象は開催前後のドタバタを思うと薄寒くなる
    この本自体が東京の墓標になりやしないかと思えてくる

    幸いまだゴジラは上陸していないし、平和サポートボランティアは導入されていないけれど、きな臭い空気感に包まれている社会がそれを笑い飛ばせなくしていて気が遠くなる

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    2023年10月01日
  • EPITAPH東京

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    もし可能なら単行本で読むのがおすすめかも。
    装丁が素晴らしくて、よりこの作品の世界観を感覚で掴みやすいです。

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    2023年09月24日
  • 劫尽童女

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    父・伊勢崎博士の手で容易ならぬ超能力を与えられた少女・遥。彼ら親子は、属していた秘密組織「ZOO」から逃亡していた。そして、七年を経て、組織の追っ手により、再び戦いの中へ身を投じることに!激闘で父を失った遥は、やはり特殊能力を持つ犬・アレキサンダーと孤児院に身を潜めるが―。殺戮、数奇な運命、成長する少女。彼女の行く手に待つのは何か。

    「劫尽」の説明は物語中盤を過ぎた頃に起こる大厄災を象徴する言葉として出てくる。「こうじんか、劫尽火」、悪いことをすると地獄の劫火に焼かれるその火のこと。世界が崩壊する時に、世界を焼き尽くす火のことでもある。
    この単語の意味を知らなかったので、単純に身体能力が高い

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    2023年09月02日
  • ライオンハート

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    文章と構成がとっても綺麗だった。先のストーリーが気になりすぎて、文章を噛み締めては読めなかったのでまた時間を空けて、いつか読みたい。

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    2023年11月23日
  • 蛇行する川のほとり

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    ネタバレ

    完璧な美少女・香澄と芳野に、香澄の家で演劇部の舞台背景を完成させるべく夏合宿しようと誘われる毬子が、数年前に香澄の家で起きた事件を巡って起きるあれこれに巻き込まれる話。毬子・芳野・毬子の友人の真魚子と視点人物を変えて語られる。青春小説かつサスペンスアンドややホラー。
    香澄の母の自殺だった、というのは納得するんだが、結局香澄と毬子の事故は香澄の仕掛けた自殺だったのか、だとしたらその動機はなんなのか、いまいちわからない。登場人物が死んでオチをつける話は、それで感動する場合もあるけど納得の展開でなければ往々にしてチープなオチに思えてしまう。だから前半までは面白くハラハラしながら読めたけど、ちょっと不

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    2023年08月26日