恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ理瀬シリーズを最初から読み返す中で、本作はまだ読んでなかったことに気が付きました。
わくわくして読んでいても一向に理瀬が出てこないぞ・・・?と思っていたら、憂理の話なんですね。
「麦の海~」の中の憂理は、美人だけどあっけらかんとした印象で、あまり謎めいた雰囲気ではなかったのですが、「黒と茶の~」では謎めいた美しい女性という印象でした。
でもそれは、あの学園と理瀨やヨハンが謎めきすぎていたため、憂理が目立たなかっただけだったのかもしれません。
屋久島の美しい自然と非日常感が、参加者それぞれの心の中に眠っていた感情をあらわにするようでした。
読んでいくとどんどんそれぞれの人物の心の中に沈んでいく -
Posted by ブクログ
相変わらず非常にバリエーション豊かな短編集を再読。
今回特に好きだったのは以下4遍。
・少女界曼荼羅
すごい奇想!「予想委員会」がいるなど、細かいディテールがいい。
これ早く長編読みたいな。あとがきの雰囲気的に、長編はもうちょいグロテスクになるんだろうか。
・死者の季節
まさかこの短編集の中に実話怪談があるとは。ラスト、しっかりぞっとした。
淡々とした筆致がまた怖い。
・二人でお茶を
前読んだ時は印象薄かったけど、今回なんだか泣きそうになってしまった。
「二人」がピアノに夢中になるのがすごく素敵で、ラストはあたたかく、切ない。リパッティ聴いてみよう。
・交信
すごいアイデア!!はやぶさ -
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