恩田陸のレビュー一覧

  • MAZE 新装版

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    ネタバレ

    誰もいない辺境の地に立つ不可思議な建造物にまつわるホラーミステリ。古い時代から訪れる人々がこつ然と消えてしまう。そんな謎の建物、豆腐の謎に挑む主人公。なぜ人が消えるのか。なぜ生きて帰ってくる人もいるのか。急にリアルなミステリが始まったと思ったら、横からホラーやファンタジーな要素が襲いかかってくる感じ。あの下にあった基地、マジで呪われていそうで怖い。

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    2025年03月15日
  • 2030年の旅

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    未来予測のインプット的に作家の知恵を借りるべく手に取った一冊。
    (小説として読むのを楽しみに、手に取ったわけではない)

    2030年まで5年、なにがどこまでこうなってるのか先は見えない。
    個人的にはここまで、すごいことになっているとは想像できない。
    言えそうなことは10年先だと、コンピュータ技術がかなり身体性を帯びる予測がされがちなこと。
    5年、ではなく10年先を20x0年という限りで妄想すると、過度な期待も抱けてしまうのだろうと感じた。

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    2025年03月09日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(下)

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    歴史は自己を修復する。
    まさにその通りだなと思わせる。
    上巻のスピーディーな展開に勝るとも劣らない展開が続く下巻。
    だが、やはりというか、どこかモヤっとした終わり方であることは否めない。

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    2025年03月03日
  • 歩道橋シネマ(新潮文庫)

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    初めて恩田陸の本を読んだ。
    何より文章に癖がなく、自然で読み易い。どの短編も面白い。作者の伝えたい事は何なのか?と考えさせられるところも良い。

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    2025年02月26日
  • 上と外(下)

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    南米ジャングルの奥地、怪しい儀式が行われる古代遺跡、異国に伝わる猛獣信仰、、、そんなエスニックな雰囲気がとことん味わえる長編冒険小説

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    2025年02月25日
  • まひるの月を追いかけて

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    うちにあったんだっけな、おじいちゃんがくれたやつかもって母が言ってた気がする
    とってもいい話だったような
    私は短絡的なので最後は衝撃受けたし
    今の恋人が奈良出身ということもあり、
    奈良のこと全く知らないのに愛おしく思えたんだよな
    この前読んだばっかりなのに
    端々の内容しか覚えておらず悲しい

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    2025年02月25日
  • 愚かな薔薇 上

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    帯に
    青春小説?ホラー?ファンタジー?
    とあるけれど、今のところファンタジーには出会っていない、私は
    ちょっとSFを感じているところ

    この物語がどこに着くのか想像できない
    下巻がとっても楽しみでドキドキしてる

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    2025年02月24日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    会社で仲良い人に本をプレゼントしたら、
    お返しにいただいた一冊です。
    横溝正史や陰陽師を愛読している方で、
    好きなのがわかる一冊でした。

    裏のあらすじを読むと、
    シリーズ第三弾と記載されており、
    内容わかるか不安でしたが…
    大丈夫でした!

    『あれ』と闘わなければいけない。
    『裏返さ』なければ、『裏返され』てしまう。
    突然現れた『洗濯屋』の正体とは。

    訳がわからず感覚的なものなのに、
    なんとなく「わかる」気がして、
    だからこそ怖い。

    ひゅっと、胸の奥が落ちるような怖さがあり、
    その後、じわじわと近寄ってくるような怖さがあり。

    読後に浮かんできたのは、
    人の想いが檻のように留まり澱んだら、
    『あれ』になって、
    払うと言う訳はないけど『裏返さ』ないと、
    取り込まれて『裏返され』てしまうのかなと。
    「呪術廻戦」想像してました。苦笑

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    2025年02月24日
  • ドミノin上海

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    ネタバレ

    前作読んでから間が空いちゃった

    全然関わりのない人達(人だけじゃないか笑)がどんどん繋がっていく感じが前作よりパワーアップしてて、面白かった!

    全員癖の強いキャラなのにそれぞれのキャラがしっかり立ってるストーリーだった。

    一同が介してからがあっという間に終わってしまったので、ちょっと物足りない感じはあったかも。

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    2025年02月22日
  • 愚かな薔薇 上

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    最初から不気味さが溢れていて、読む手が止まらず2日で読み終わった。
    まだ謎が多いため下巻を読むのも楽しみ。

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    2025年02月16日
  • 七月に流れる花/八月は冷たい城

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    昔読んだ本の再読。

    意外と覚えていないもので楽しめました。
    こんな世界観を思いつけるのがすごい‥

    コロナ後のいま読むと、あながちありえない出来事ではないのかも‥と思います。

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    2025年02月16日
  • Q&A

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    地の文がなく、タイトル通り「質問」と「答え」の会話だけで話が進んでいく。
    終盤にかけて事件の真相が明らかになってくるのかと思いきやそういうわけでもなく、ここで終わるのか??という感じであった。ただ、所々で落ちがあり、その部分はゾクッとしたし、予想外で面白かった。

    性別も年齢も職業も違う複数の人間を、こんなにも細かく描くことができるのかと思った。それぞれ考え方も感じ方も違うのに、1人の作者がこれを描いているということに驚いた。
    恐るべし、恩田陸。

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    2025年02月15日
  • 愚かな薔薇 上

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    なんだこれは笑
    衝撃作です。SFは想像しにくく、苦手なのですがこの作品はやけにリアルでスルスルいってしまいました。
    上巻では結局何も分からず、とにかく続きが気になる終わり方。SFなのかホラーなのか…。全て読み終わるまで分かりません。この何も掴めない感じからどう完結するのか、恩田陸ワールド全開であろう下巻が楽しみです。
    とにかく下巻読みます!

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    2025年02月14日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    前作からの2作目で続きかと思いきや、世界観は同じでも時系列が少し違うよう。また一つ別の「常野」の人ではない人が主人公の「常野」の物語だった。

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    2025年02月11日
  • 夢違

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    ネタバレ

    とても不思議な小説だった。文章は平易でわかりやすいのに、展開や描写が突然切り替わるので混乱する。が、得てして夢ってそういうものなのでわざとそうなっているのかもしれない。
    夢は外からやってくる…とても面白い考え方だと思う。大学の哲学の授業で、集合的無意識について何となく聞いたことがあったが、人々の深層意識下で共有されるイメージのようなものらしい。大洪水の伝説や、巨大樹や、巨人伝説、そういったモチーフは遠く離れた世界中の国々になぜか共通した伝承として残っている。国同士が繋がる手段のない時代に共通した話が生まれるのは、記録に残ってないだけで本当に実在していたからだと唱える人もいるが、私は人種問わない人類の無意識下に共通したイメージがあるというほうが納得できる。
    作中で、夢札を引くようになった世代とそれ以前の世代感の【無意識】に差異が発生するという描写があるが、これまさに昨今のデジタルネイティブ世代とそれ以前の世代との間の意識のギャップと同様なもののように感じる。SNSが発達し、物理的に一人でもいても常に他人と繋がっていられるようになったことで、孤独の時間は大きく失われたように思う。言葉に言い表すことは非常に難しいが、明らかに感覚の差が世代間に存在している。
    もし、作中のように自分だけが見る【夢】が可視化され他人に共有されるようになったら、本当に一人になれる時間が大きく減ることになる。それはかなり人をおかしくさせるだろうなと感じた。
    また、夢札酔いの描写も非常に恐ろしい。夢日記をつけると現実と夢の区別ができなくなる、という怪談があるが、脳を通して感じ取っているという意味では現実も夢も同じ。自分にしか見えていない景色に従って行動すると、他人とのズレが発生し、行き過ぎると統合失調症のようになってしまう。自分も深く考え事をするタイプなので、読書後や長い夢を見た後などは軽い夢札酔いみたいな状態になる。
    終わり方も、スッキリしない。夢の途中で突然目が覚めたみたいな、中途半端な感じのする終わり方だった。でも、この作品に関してはこの終わり方で正解な気がする。





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    2025年02月09日
  • ドミノin上海

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    そうそう、この感じ!前作に引き続き、それぞれがバラバラに過ごしていると思いきや、全員がつながってるのが凄い!あっちこっちで騒ぎがおきて、登場人物たちがギリギリのところですれ違う。恩田さんの頭の中はどうなってるんだろう?

    そして、その登場人物たちのキャラが濃い!私はパンダの巌巌が好きだな。パンダだけど異様に知能が高い、いわゆる「できるヤツ」。

    前作からの女子三人組も相変わらず健在で、ぶちかましてて笑えた!

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    2025年02月06日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    麦の海に沈む果実が良すぎたので過度に期待し過ぎてしまった。
    どこで話が繋がるのかと楽しみに見ていたがそれほどまででもなかった。
    けどストーリーは普通に面白かったのでこれは理瀬シリーズとして読まなければとっても良かった。

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    2025年02月01日
  • 愚かな薔薇 上

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    舟は海の舟かと思って読んでいたら宇宙に行く舟だったと知って最初混乱しました。主人公と一緒に何が起こるのか、同じ目線でドキドキしながら読み進めてたらあっという間に上巻が終わっていました。

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    2025年02月01日
  • 朝日のようにさわやかに

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    友人の紹介がきっかけで読んだ。
    短編14篇。理解できなかった話もあったが、総じて世界観が面白かった。
    「水晶の夜、翡翠の朝」、「あなたと夜と音楽と」、「深夜の食欲」、「淋しいお城」の世界観が好きだった。
    ホラー苦手だけど、小説だと読みやすくなって良いなあ。。。

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    2025年01月25日
  • 私の家では何も起こらない

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    ネタバレ

    何も起こらない、はずもなく。起きまくり。死にまくり。なんだか語り口が温度感じなくてゾワゾワする〜〜〜

    印象に残った話
    ◯私は風の音に耳を澄ます
    …食糧庫に誘拐した子どもを閉じ込めて、瓶詰めにして調理する話。
    ◯あたしたちは互いの影を踏む
    …大女の姉妹、何かに取り憑かれ、アップルパイを焼きつつ殺し合い。
    ◯俺と彼らと彼女たち
    …霊感大工親子。強い(笑)歴代お化けたちがなんだかおちゃめで可愛らしかった。

    幽霊は、思い出と似ている。

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    2025年01月25日