恩田陸のレビュー一覧

  • 灰の劇場

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    新聞の隅っこに、ひっそりと載せられた記事。それが棘のように、1人の作家の胸に刺さる。その棘から生み出された作品です。

    名言:本や映画に一定の時間をさくというのは、それだけ孤独を強いられるということでもある。



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    2024年08月03日
  • 夜の底は柔らかな幻(上)

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    ネタバレ

    架空の日本、土佐ではなく途鎖国には多くの在色者がいて戸惑いながらも生活していた
    イロをコントロールするべく研究に挑む世代、コントロールされた世代、イロのコントロールは嗜虐性を呼び起こすのか

    読み始め、常野物語の続編?と気分が上がる
    謎めいた言葉や流れに身を任せて自分も闇月に引きづられていく

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    2024年07月30日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    古本屋で購入⑺

    Y島の旅後半。過去の謎が明らかになってくる。
    一人ひとりが、それぞれの3人に抱いているイメージや、思い出が読み手に共有していく感じが面白い。

    いちばんあっけらかんとしていて、さっぱりしているように見える節子のパートで物語が終わるのが意外であり、面白かった。

    話の所々で、理瀬シリーズの全寮制の学園の話が出てきて、理瀬シリーズを彷彿とさせた。なのに本書ではその学園はおとぎ話のように扱われているところで、より一層秘密めいた学園になった気がした。

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    2024年07月29日
  • 上と外(上)

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    恩田陸さんの作品は読みやすくて好き。
    実際には起こり得ない、だけど容易に想像つく書き方、表情まで自分の中で作り上げられる。
    2人がお互いを信じ合っているのが、それぞれの描写からよく伝わって来て、ハラハラしながらも絶対助かるよね、と安心できる作品。

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    2024年07月27日
  • 不連続の世界

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    奇妙な世界へ引き込まれる独特な筆致、世界観だった。ホラーとはまた違う、気づいたときには日常に戻れないような感覚を味わえる「不気味」ジャンルを確立した印象。

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    2024年07月21日
  • 黒と茶の幻想(上)

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    古本屋で購入⑹

    理瀬シリーズ3作目、スピンオフ。
    1作目の、空想上の本『三月は深き紅の淵に』の第一章として語られていた『黒と茶の幻想』が本作に繋がる。この仕掛けが既にロマンチックに感じる。

    「美しい謎」をテーマにかつての友人たちとY島を旅するあらすじ。
    登場人物それぞれの推理に、各々の個性が感じられて面白かった。
    会話を中心に物語が進んでいくので、4人の関係性や性格を把握するのに少々時間がかかったけれど、読むにつれて理解が深まってくる。

    上巻は利枝子と彰彦の2人のみの視点だったので、下巻のほうが「謎」に対する展開に大きな動きがありそう。読むのが楽しみです。

    印象に残ったフレーズ
    ・「彼

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    2024年07月17日
  • 薔薇のなかの蛇

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    ネタバレ

    えー何!リセは裏社会の人なの?良い人なの悪い人なの?ヨハンって誰!そこ繋がってたの?!アーサーと敵対するところも読みたい。
    殺人シーンがグロテスクで少し吐き気がした。理瀬シリーズ、他のも読みたい。

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    2024年07月14日
  • 薔薇のなかの蛇

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    霧の立ち込める重々しい雰囲気の中、ぼんやりとした灰色の道が続くという幻想的な風景の描写から物語は始まります。
    英国留学中に、「ブラックローズハウス」と呼ばれるお屋敷のパーティーに招かれたリセ。
    そのお屋敷は、猟奇的な殺人事件が起きたソールズベリーの遺跡の近くにあり、五弁の薔薇の形をしているブラックローズハウスでも同じような切断遺体が発見される。そして主人のオズワルド・レミントンは何者かに脅迫されていたという。

    疑問だらけの連続殺人事件は、終盤一気に展開が加速していきます。
    謎めいた聡明な美少女理瀬の佇まいが、英国のお屋敷と見事に調和されていて、どきどきしながら物語を楽しむことができました。

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    2024年07月07日
  • ライオンハート

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    初めての恩田陸さん。
    友人複数人から勧められたのでこちらでデビュー!

    表現力に圧倒された。
    言葉で映画を観たような感覚。

    物語自体は少々複雑で、
    完全に理解は出来てないんだけど、
    (こことここが繋がってたのか!)
    (だからこうだったのか!)
    と気づく瞬間も楽しかった。

    何より、読書でここまで情景が浮かんでくるのは久しぶりの体験で
    いつの間にかこの物語の中に自分も入ってしまったよう…

    キーワードが後々どんな意味を持ってくるのか
    考えるのも謎解きみたいで新鮮だったし、
    純粋に2人の時代を越えた愛も楽しめた。

    久しくここまでロマンティックな話に触れていなかったのもあって、照れくさくなる場面

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    2024年07月06日
  • 図書室の海

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    あ、これあの話のことだーとか、これはあっちの話の前の話だーとかあって楽しかった。ただキッチリ終わらない話があって、んんんってなって、もどかしいところがあったりした。色々なシリーズを読んでる人は楽しさが増えると思います。

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    2024年06月30日
  • ネクロポリス 下

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    ファンタジーとか、ミステリーとか、宗教とか、思想とか、恩田さんが頭の中、すげぇ、というのが率直な感想。

    上巻は、私的には楽しむには教養が足りなかったですが、下巻は、クライマックスに向かう伏線回収を楽しめました。

    小説を噛み締めて楽しむには、世界史も知っておいた方がいいのか…深い。

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    2024年06月28日
  • 本からはじまる物語

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    まだ本を本格的に読み始めたばかりなので、各作家さんの特徴など、自分にとって読みやすかったなどが分かり、これから本を…という人におすすめ!
    本屋を巡る話しはどれも面白かった!

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    2024年06月27日
  • 図書室の海

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    これぞまさに恩田陸さんの作品。
    語りすぎないところが良い。想像力が試される。
    水野理瀬、夜のピクニック、六番目の小夜子が大好きなのでそれぞれの番外編が読めて嬉しかった。

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    2024年06月25日
  • spring

    購入済み

    ほんと、恩田陸は芝居などの情景描写がうまい。同じ作者の「チョコレートコスモス」では演劇を、「蜜蜂と遠雷」ではピアノコンクールを、そして本書ではバレエを題材にしている。私は演劇もバレエも見ないし、クラシック音楽は好きだけれども生のコンサートは行ったことがない。それでも、それぞれの著作を読んでいると、まるで目の前で演劇の舞台が繰り広げられ、あるいはピアノが鳴っている様に感じる。本書でもスポットライトを浴びたダンサーの跳躍や優雅な腕の動きが見える様だった。

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    2024年06月21日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(下)

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    シュレディンガーの猫をはじめ、重ね合わせの世界が同時に存在する、量子力学のモチーフも下書きに、パラレルワールドのSFストーリーは予測不能な面白さだった

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    2024年06月17日
  • 朝日のようにさわやかに

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    短編集です。14編、ホラー、シニカル、ミステリー等の話だらけです。設定が分からないものや、オチ的なものが有ったり無かったり、想像をフル回転して読みました。そしてこんな内容なのに、タイトルがコレっていうのが、心を少し冷えさせるところかなと思います。

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    2024年06月13日
  • 球形の季節

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    ネタバレ

    設定が好きすぎる、こんぺいとうの話とか、街の設定とか、全部刺さった!!
    最後は幻想的な感じだけど、それがまたいい!!

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    2024年06月11日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    元同級生のアラフォー男子4人がY島を
    旅をしながら、それぞれ章毎に自分の
    過去を回想する話の下巻。

    個人的に上巻より高評価。
    単純に脱線が少なかったのと
    4人の主役?蒔生の心が覗けたから。

    4人の中で一番普通の節子が大トリと
    いう以外な展開も恩田ワールドの魅力
    だと思う。

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    2024年06月08日
  • クレオパトラの夢 新装版

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    女言葉を使う美青年というキャラが立ってた。最初頭の中でイメージが組みあがらなかったが、慣れると印象がすごい。
    サスペンスなのか、歴史ものなのか、宝探しなのか、SFなのか、メロドラマなのか、いろいろ要素があって楽しめた。

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    2024年06月03日
  • 薔薇のなかの蛇

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    物語の中でも理瀬待ちみたいになってしまいながら読んでいきましたが、綺麗な終わり方で次にどうなるのか考えると次作が楽しみです。

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    2024年06月01日