恩田陸のレビュー一覧

  • 歩道橋シネマ(新潮文庫)

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    「麦の海に浮かぶ檻」が好きでした。他作品のスピンオフとのことなので、そちらも読んでみたいです。
    全体的にどの短編も独特の読後感があり、これが恩田陸さんの味なのかなあ、と思っています。好きです。

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    2025年01月05日
  • 妖し

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    面白かった。
    なんとも言えない不思議な妖しい話ばかり。
    特に恩田陸さんの金沢の話が好きだ。恩田陸さんのユージニアも金沢が舞台だったな。なんとも印象に残る話だった。恩田さんの、金沢に対する特別な思い入れを感じる。
    ちょっと乙一さんのような妖しいオムニバスだった。

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    2025年01月05日
  • 上と外(下)

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    成人式、重要な要素なんだろうけど、その意味最後までよくわからなかった。次から次へと起こるトラブルに最初はワクワクするも、似たような場面ばかりで緊迫感薄れ、だらけてしまった。もっとマヤ文明深掘りしてほしかったが、現地に取材に行かないで、資料読んだだけでここまで想像の翼広げて書き上げるとは⁈恐るべき創造力。ただ確かにジャングルや遺跡、写真見て模倣した絵画のようでもあるか…。

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    2025年01月05日
  • 上と外(上)

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    マヤ文明が舞台の小説書いていたんだ。マチュピチュと共にいつか行きたい場所。正月初読みにふさわしい上下1000ページ近い大作。恩田作品すべて読んでると思ってたのに、なぜ?と思ったら2000年から文庫書き下ろし全6巻で出版…なるほど。文庫コーナー行かなくなってたな。

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    2025年01月03日
  • ブラザー・サン シスター・ムーン

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    ネタバレ

    ザキザキトリオ。
    文学、音楽、映画、
    高校同級生の大学での話。
    地元の友達との関係。
    変わりたくないけど変わってしまうもの。
    大学の頃はその狭間で悶々としてたのを思い出した。

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    2025年01月02日
  • ブラック・ベルベット

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    神原恵弥シリーズの第三弾。
    久しぶりにこのシリーズを読んだけれど、やっぱり面白い。
    気になった部分が全て明かされるわけではないけども、読後はスッキリする。
    T共和国行ってみたいな。

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    2024年12月21日
  • 灰の劇場

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    ネタバレ

    ①2人の女性が心中したという事件が心に引っかかって、それを小説家しようとする作家、②その作家が書いた2人の女性を題材にした小説、③その小説が舞台化されることになったときのこと、の3つを並行して書くお話。

    ①のパートは具体的な現実の事象がたくさん出てきて、妙にリアルな書き方なので、ものすごくノンフィクションっぽいのだけど、実際どこまでフィクションなのだろう。

    分かりにくいところもあったけど、各パートそれぞれ印象に残る場面はあって結構面白かったです。

    最後のところで、ノンフィクションがフィクションに飲み込まれるようになるのが良かった。

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    2024年12月19日
  • まひるの月を追いかけて

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    恩田陸は人の心の鬱屈というか無意識下、生々しい暗さを上手く具現化し表現するのが非常にうまい。

    旅の中でほぐれていく心の様が繊細でまるで自分の心も解きほぐされていくような気持ちになれた。

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    2024年12月19日
  • 愚かな薔薇 上

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    専門用語や謎が散りばめられていて、下巻を早く読みたくてしょうがないです。

    不穏な空気を漂わせて終わってしまったので、これがどのような終わり方を迎えるのか楽しみです。

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    2024年12月17日
  • 愚かな薔薇 上

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    ネタバレ

    現代が舞台かと思ったら、ちょっと違う。多分SF?
    外海に旅立つ「虚ろ舟乗り」を育てるキャンプに参加する少女の話。
    あらずじを読んで面白そうと思い購入。
    恩田陸さんの本は夜のピクニックを昔読んだのと、NHKでちらっと6番目の小夜子を見たくらい。
    最初から村の風習とか出て来るけど宇宙船があったりで色々盛り込まれててグイグイ引き込まれました。
    最後に出て来る政治家マジクソ。邪魔するなと思いました笑

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    2024年12月16日
  • 黄昏の百合の骨

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    淡々と、だけれど確実に引き込まれていく1冊だった。祖母の遺言ときょうだい達のそれぞれの目的。
    別冊のシリーズ内の別の登場人物の面影も物語に深みを与えてくれる。
    探偵がいないミステリーがお好きな方に。

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    2024年12月15日
  • まひるの月を追いかけて

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    奈良、明日香、橘寺。
    奈良を巡る奇妙な関係性の不思議な旅行の物語。
    自分も奈良を旅してみたい。
    古墳、寺、沢山の遺跡に死と生が同時に在る感覚を味わい、生きる意味と死ぬ意味を自分の中に見つけられたらいいなと思う。

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    2024年12月13日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    蒔生と節子の回想と森の中を進む4人の描写が交互に展開されます。

    節子が1番冷静にみんなを見てるのが意外でしたね。
    憂理がもっと重要な役割を果たすのかなと思っていましたが、いまいち彼女は地に足がついていないというか、メインの4人より現実味がなく存在が薄く感じました。

    殺人事件が起こるわけでもなく、全体的に静かでしっとりしたお話でした。
    でもすごく人間をちゃんと描写してるというか、こういう人いるよね!とか、こういう気持ち私もなったことがあるけど上手く説明出来なかったんだよね、といったことが多くて全然飽きませんでした。
    人間の深いところが書かれているというか。

    次は黄昏の百合の骨にいきます!

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    2024年12月12日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    こういうタイプの本は、ほぼ読んだ事がなかったのですが、列車の旅を題材にしていたのが、気になり手にとりました
    ななつ星に乗った気分で、それぞれの旅を経験させてもらいました

    お値段もそこそこで、この先乗れることもないであろう列車ですが、様々な主人公を体験でき、切ない気持ちになりました

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    2024年12月03日
  • ドミノin上海

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     今回も楽しませて頂きました。人に保護されている動物までテラーとして登場するとは斬新さを感じましたし、キャラ設定も抜かりないところが秀逸に感じました。身も心も強い女性達は頼もしく優しい面が事態をより楽しい方向に導く点は面白い。
     映画の描写ではゾンビとキョンシーが登場するので、どちらも流行った時代を知っている身としては鮮明に絵が浮かびました。でもその動きはマイケルジャクソンのスリラーもよぎりました。

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    2024年12月01日
  • 私の家では何も起こらない

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    恩田陸のホラー。たしかに何も怒らなかった。何も怒らなかったけど、怖い。すごいな。何かが起こるわけでもないのに怖いって。筆力がありすぎる。起こった何かにフォーカスするというよりも、その場所で起こったあれこれを掘り下げていくという意味ではちょっと小野不由美の「残穢」っぽい感じもあるかも

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    2024年11月29日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

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    恩田陸ワールド全開の面白い引き込まれる作品だった。

    人の意識、無意識を直接ゆさぶる、見据えるような不思議な世界観を登場人物を通して描き出す。

    烏山響一の世界から解放?された後の個々人の様子については描かれていないが、それぞれがそれぞれの無意識の本来忘れていく、深く眠っているであろう側面を直視しないでいられるようになったのか。

    恩田陸の作品を感想として残そうとするのは私にはまだ難しい。

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    2024年11月23日
  • ライオンハート

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    めちゃくちゃ面白くて、どんどん読み進めたくなった。いくつもの時代、世界線を行き来するので集中して読み切らないと途中でわからなくなりそう。たぶんもう一度読んだら全然受け取り方が変わると思う。こんなに深く愛し愛されるような人と私も出会いたいと思った。

    一つ、作内と現実をリンクさせる描写。もっとしっかり読めば何か理由があるのかもしれないが、私たちの生きる現実に作内の出来事を落とし込んだ理由がよくわからなかった。

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    2024年11月21日
  • スキマワラシ

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    去年の夏に購入した本。
    読み始めは(今年の)夏だった気がするのに、気付けばこんな時期に……。
    でも、物語の時間軸と同じような季節で読み進められたので、それは良かったのかな?(どうかな?)

    スキマワラシ、出会ってみたいような、みたくないような?
    でも、怖くない存在なら出会ってみたい、かな?

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    2024年11月20日
  • 七月に流れる花/八月は冷たい城

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    膨れ上がる恐怖に引き込まれて、一気に読んでしまった。やっぱり恩田陸さんの作品は好き。

    女子と男子の向き合い方、捉え方の違いが興味深かった。

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    2024年11月15日