恩田陸のレビュー一覧

  • チョコレートコスモス

    Posted by ブクログ

    演技と演技のぶつかり合いに圧倒される力作。演技の視覚的なイメージが文字で表現されているので、多少の分かりにくさはあったけど、それを差し引いても面白かった。

    0
    2025年06月01日
  • 黄昏の百合の骨

    Posted by ブクログ

    自分の中で勝手に恩田陸さん強化月間。
    理瀬シリーズの独特の世界観にははまってしまうなあ。今回は高校生になった理瀬の話。
    どう転ぶかわからないハラハラ感もあり、楽しませてもらった。
    波瀾万丈な人生の理瀬が、心休まる日がきますように。

    0
    2025年06月01日
  • 不連続の世界

    Posted by ブクログ

    私が好きな恩田さんのジャンルでした。
    そこには登場する人物たちの日常があるのだけど、何かしら少しの違和感がある。
    小説ゆえイベントや事件的な話題があるし、その話も不気味な要素をはらんでいたりするけど、喉に小骨が刺さっているような、そうでもないような…そんな、言葉にできない違和感、いや不安感が終始あるお話。

    0
    2025年05月31日
  • 夜果つるところ

    Posted by ブクログ

     冒頭、読みにくい本かなと思ったが、グイグイ引き寄せられた。
    不思議なことが何点もあるが、
    絶えず、10歳くらいの私の目線で物語が進行している。

    0
    2025年05月29日
  • 麦の海に沈む果実

    Posted by ブクログ

    ようやく手を出した理瀬シリーズ。
    この独特の雰囲気にすっかり魅了され、早くも次が読みたい!
    謎が謎をよんですべてが明らかにならない感じも余韻を残してよかった。

    0
    2025年05月29日
  • 愚かな薔薇 下

    Posted by ブクログ

    今の子どもたちに贈るメッセージ。
    新しい時代はすぐ目の前に来ている。それは必ずしも良いことばかりではなく、困難と悲哀に満ち満ちたものとなるだろう。それでも越えてゆけ。
    古い世代の、親の世代の習わし、常識に囚われるな。それを真似しなくていい。すべてがフロンティアだという覚悟を持て。そうでなければ、この先の難局は乗り越えられない。大人を切り捨てでも羽ばたけ若者よ!
    という感じに思えた物語。

    少子化・人口減少のあおりをこれからどんどんと受けていく日本の子どもたちに届けたいメッセージだと感じる。

    0
    2025年05月29日
  • 夜明けの花園

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    有名な「蜜蜂と遠雷」を昔々に読んで、あんまり刺さらなかったのだけど、これはすごく面白かった!こんなゴシックミステリーも書かれる作家さんとは知らなかった。
    蜜蜂〜でも感じられた幻想的な筆致で描かれる、某魔法学校のような仄暗く冷たい世界観は、現実を離れて小説の世界にのめり込みたい時にもぴったり。最近こういう雰囲気の小説を読んでいなかったなあと思う。
    中でも麦の海に浮かぶ檻が一番好きだった。タマラはまるで宝石の国のシンシャのよう。愛そうとすると、殺してしまう。みんなといたい、ひとりでいたい。矛盾を抱えるキャラクターはいつだって魅力的だ。
    世界観としてはフィクションだけど、登場人物たちの渦巻く疑念、嫉

    0
    2025年05月28日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

    Posted by ブクログ

    音楽の良し悪しは正直よくわからない。しかし著書では、音楽に精通した人たちの感性や、どのように音楽を評価しているのかが上手く表現され、まるで彼らの頭の中を覗いているみたい。言葉で聴く音楽だった。

    0
    2025年05月28日
  • 不連続の世界

    Posted by ブクログ

    続編の「珈琲怪談」の前に再読。塚崎多聞を主人公とする五つの短編集。しっかりオチのある話からふわっと終わる話、ゾッとする話など恩田さんらしい短編集。この空気感がたまらなく好み。ふと旅行に行きたくなる一冊。「珈琲怪談」も楽しみ。

    0
    2025年05月27日
  • 鈍色幻視行

    Posted by ブクログ

    久しぶりに恩田陸の作品を読んだのですがとても面白かったです。

    舞台は豪華客船に乗ったある本に惹かれた様々な人々が集まり議論や交流をするもので、閉鎖された空間で繰り広げられるストーリーに引き込まれました。

    作中に何度か出てきた「真実とはパレードの紙吹雪みたいなもの(最初はひらひら舞って綺麗で見る人によって変わるものが時間が経つと大勢に踏まれて紙屑同然になってしまう)」という表現も好きでしたが、私が1番好きになった表現は武井京太郎のインタビューにある現実には真実など無く事実と現実と生活、感情があるだけという言葉がとても気に入りました

    物語や虚構の中にこそ真実がある

    生きている人間はそれだけ

    0
    2025年05月24日
  • ドミノin上海

    Posted by ブクログ

    肩の力を抜いて楽しく読めるエンタメ小説!
    いちいち言葉選びが面白く、浮かぶ情景がシュールさに溢れていて面白かった。

    0
    2025年05月22日
  • 終りなき夜に生れつく

    Posted by ブクログ

    恩田陸「終りなき夜に生れつく」
    同じく恩田陸の常野物語の3作目「エンドゲーム」に近しい精神世界的な面に入りつつも(個人的には同作は少しそのイロが強かった)、均衡を保ったと感じた

    0
    2025年05月21日
  • 朝日のようにさわやかに

    Posted by ブクログ

    不気味。怪奇。不可思議。
    逆に作者の長編を読んでいないのでこの印象に尽きる。古の、星新一を初めて味わった頃の恐怖感が蘇ってくるよう。じわじわと何かが起こっている。

    ここはひとつ『蜂蜜と遠雷』あたりを読んで涼もうか。

    0
    2025年05月20日
  • 三月は深き紅の淵を

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分が今読んでいる本と話の中に出てくる本がリンクしているのか、
    登場人物たちとの感想と一致していて、
    だから4章は本当に読みづらく違うお話?
    と混乱した。
    個人的にそのことが引っかかってマイナス1。
    3章までは面白かった。

    0
    2025年05月17日
  • 不連続の世界

    Posted by ブクログ

    恩田陸さんの1冊目がこの本でよかったのか?はわかりませんが、まずはこの本から購入。
    主人公・多聞の5話からなる本。
    主人公は話毎に年齢を重ねていき、タイトル通り5話の内容のつながりはありません。
    評判通り、情景描写の表現力が秀逸で実際にその場に居合わせているような感覚にさせられます。
    表現が綺麗が故に恐怖も繊細なレースに包まれるようです。
    恩田陸さんの作品は、ホラーだけでなくいろいろなジャンルの作品をこれから読んでいこうと思います。

    0
    2025年05月13日
  • 三月は深き紅の淵を

    Posted by ブクログ

    混乱と驚きのパレード
    『待っている人々』では、あらすじ通りに話が進みましたが、結末は全くの予想外。作中作構成かと思いきや全く別物で『三月は深き紅の淵を』が2冊!?って感じです笑
    『出雲夜想曲』は作者を探し求めに行くストーリーでここでも『三月は深き紅の淵を』の正体はイマイチ分からず…。
    『虹と雲と鳥と』では、おそらく『三月は深き紅の淵を』の執筆が始まった様子。
    そして 『回転木馬』がほか3つと違いすぎて。恩田さん本人が登場しているように感じ読み進めていくとこの短編が有名な理瀬シリーズの1作目になっているらしくまたまた混乱。
    結局終始混乱と驚きの繰り返しでしたが、なぜか読後感はスッキリ

    0
    2025年05月11日
  • 三月は深き紅の淵を

    Posted by ブクログ

    「麦の海に沈む果実」に登場する「三月は深き紅の淵を」がタイトルにつけられた本書。
    これもまた「三月は深き紅の淵を」を巡る物語で、書き方が不思議だけど、それが恩田陸さんっぽいなぁと思います。
    第四章で理瀬が登場して、もしかして「麦の海に沈む果実」は最初こういう展開にしようと思っていたのかなぁと想像しました。黎二が生きていてくれるならこちらの展開のほうがよかったかも。
    第四章ではもしかしてこれは恩田陸さん本人のことでは?と思うところもありました。
    不思議な物語だけど、一章ずつがっつりその世界に入り込んで読めるのが楽しかったです。

    0
    2025年05月11日
  • 私の家では何も起こらない

    Posted by ブクログ

    丘の上にある古い洋館を舞台にするホラー作品。ホラーだが、怪奇現象の類いというよりは人の狂気が怖い。

    幽霊屋敷と言われるその家では、殺人事件や自殺などで多くの人が死んでいる。亡くなった方たちの狂気じみた歴史を辿る物語。

    じわじわと凍りついてくるような描き方で、謎解きをしているような気持ちにもなり、どんどん先が読みたくなる本だった。

    デジャヴは過去に幽霊が体験した出来事、という解説対談のエピソードもおもしろかった。

    0
    2025年05月06日
  • 夜明けの花園

    Posted by ブクログ

    恩田陸さんの作品 初めて読みました

    短編集で とても読みやすい小説でした

    絵の無い絵本が一番好きです

    理瀬さん睡蓮にも登場していました

    追いかけていきたいと思います

    0
    2025年05月03日
  • 訪問者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これ、どう回収できるんだろう?と途中で思わせるくらい
    多くの要素を提示して来て、結末が大いに気になり読むことが出来る。ただ、結末が少々荒くがっかりしたのも確か。この本の最大のミステリー要素である朝霧千沙子と映画監督の昌彦の死因が、闖入者である小野寺の推測で一堂納得するところに大いに違和感を感じる。また、澄子の旦那の死体はどう処理するのかも謎。むしろ真実を警察に伝えてもよいのではないか?確かに暴力を受けていた過去から殺意を疑われるのは間違いないと思うが早晩行方不明者は捜査されると思うが。あと、わざわざレプリカを作ってまで像の置物を玄関に置いた理由がわからない。
    とはいえ読んでいるときの「これ、い

    0
    2025年05月03日