恩田陸のレビュー一覧

  • 六番目の小夜子

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    ネタバレ

    おもしろかった
    おもしろかったけど、よくわからない点も
    それが、この小説のおもしろさというか怖さなのかしら

    ドラマも見てみよう

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    2026年04月30日
  • ドミノin上海

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    ひさびさの恩田陸作品。
    たくさんの登場人物がそれぞれに絡み合って繰り広げられていく展開にどうなるんだろうというワクワク感が溢れて読んでて楽しかった。登場人物が多くて、あの後この人はどうなったんだろうと気になる人も何人かいて。登場人物一覧を見て、そういえばこの人もいたななんて思ったり。
    私的気になる人は屋台の店主のその後かな。
    えり子と健児の関係性ももうちょっと見たかったし。
    続編があることを期待してる。

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    2026年04月29日
  • 光の帝国 常野物語

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    不思議な能力を持った一族の話。
    日常の中にも、視点を変えたり些細なきっかけがあったりすると不思議な世界に紛れ込んでしまいそうに感じてきました。そういう見方で日常を過ごすことができればいいなぁと思いました。
    ゆるく物語や登場人物が繋がっている短編集でした。希望と不安がうっすらと漂う物語が気になります。そういうこの作者の感じが好きです。続きも読んでみたいです。

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    2026年04月29日
  • 六番目の小夜子

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    結局サヨコが何だったのか腑に落ちないままに終わった。進学校の割に受験生が忘年会と称して酒を飲んでいるシーンはいかがなものかと思ってしまった。

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    2026年04月27日
  • 薔薇のなかの蛇

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    久々のリセシリーズ、相変わらず面白かった。
    と言っても(これも相変わらず)細かい内容より全体的な雰囲気とリセのキャラクターが好きです。
    恩田陸作品は途中まで面白いのにラスト拍子抜けの物もある中、リセシリーズは面白い。

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    2026年04月26日
  • spring another season

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    『spring』のスピンオフ短編集。バレエの世界に浸れるバレエ好きにはたまらない続編。最後に付いていたプログラムと萬春の解説がリアリティがあり、実際にこの目で見たいと思った。スペシャルサンクスに有名なバレリーナたちの名前が連なってるのも、バレエファンとしては神々しく見えた。

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    2026年04月25日
  • まひるの月を追いかけて

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    恩田陸作品だから一筋縄でいかない事はわかっている。わかってはいるものの、この作品に関してはどういう事なのか、様々な疑問が残る。
    わかりやすい答えを探すような作品ではない。むしろ謎そのものを探しながら、こうではないか、ああではないか、と考える作品でもある。
    物語の流れはシンプルだし、なんという難しい事はない。中盤以降の展開に関しては唐突すぎて異世界にでも紛れ込んだような気分になる。
    ハッピーエンドともバッドエンドとも取れない、むしろ安易な答えを出させないような展開は沼か、あるいはどこか別の世界への扉でもあるかのよう。

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    2026年04月24日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    ネタバレ

    面白かった。
    小説を読んでるというより、仕事をする上で大事な考え方とかも学べた気がする。

    続編も決まってそう?なので、発売されたらまた読みたい。

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    2026年04月23日
  • 愚かな薔薇 下

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    恩田さんの作品で好みのものは、独特な世界観、空気感を感じる。内容というよりも、香りに近い感覚。加えて共通するのが土地のノスタルジー。今回もそんな独特な世界を感じた。荒唐無稽というか、世界終末論にも通じるが、何が起こるかわからない今の時代、あり得ないこともないのでは、、、。ジュブナイルな世界観もある。恩田さんが描く10代は大人びており潔い。

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    2026年04月23日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    ネタバレ

    密度の濃い小説だなぁ。でも恩田陸の文章ってこう、しっとりして密度がある、一定のイメージを想起させるよね。本作もテーマからもうかなり恩田陸っぽいなと思った。

    学生時代からの友人である4人の男女がひょんなことからY島にJ杉を見に旅行に行くことになる。気の置けない友人同士だが4人の間には過去に消えた一人の女の影がちらついた。彼らの間に横たわる美しい謎を紐解き、過去を見つける4日間の旅についての物語。

    本当に個人的な感想ではあるけれど最初の利枝子の章がとにかくきつくて時間がかかった。恋愛というものが人生の基本構造として語られるのって違和感があるので、全然理解できない人間のみっちりした内面に触れるのって嫌なもんなんだなぁと思った。人間適度な距離が大事なんだね。でもそういう感想を抱かせる恩田陸の手腕には本当に舌を巻く。彰彦以降は恋愛感も薄れるので(完全には消えないけど)、だいぶ読みやすくなる。利枝子以外は全員それなりに共感できるものがあった。

    憂理と蒔生と利枝子の三角関係、彰彦と姉の確執、その姉と蒔生の暗い繋がり、彰彦と節子のさっぱりした関係、節子の事情……等々。人間って色々な場所で色々繋がっているし、人には思わぬ事情や深みがある。誰もが森を持っていて、本作ではそれを丁寧に拾い上げて描いている。物語の構造上、場面とともに、過去の振り返りと内省がえんえんと続く。内省って面白く読ませるの難しいと思うんだけど、割とずっと面白かったなぁ。

    ●あらすじ
    華麗にして「美しい謎」
    恩田陸の全てがつまった最高長編

    ――目の前に、こんなにも雄大な森がひろがっているというのに、あたしは見えない森のことを考えていたのだ。どこか狭い場所で眠っている巨大な森のことを。
    学生時代の同級生だった利枝子、彰彦、蒔生、節子。卒業から十数年を経て、4人はY島へ旅をする。太古の森林の中で、心中に去来するのは閉ざされた「過去」の闇。旅の終わりまでに謎の織りなす綾は解けるのか……?
    (講談社HPより引用)

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    2026年04月21日
  • 愚かな薔薇 上

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    ノスタルジー、不穏、ファンタジー、ミステリー、伝承、帯にもあるように、まさに恩田ワールド盛り盛り。やっぱこうでなくちゃねぇ。正統派、夜のピクニックやチョコレートコスモスよりも好みですわ。今回は吸血鬼もどき?下巻に向けて、それだけじゃあ終わらないでしょう、きっと(笑)

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    2026年04月21日
  • 月の裏側

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    ぞわりとする余韻が味わえるホラーSF小説?私はミステリだと思って読んでたのでびっくりした。しかし心とは、自分を自分たらしめるものとは一体何なのか。何があれば人間あり自分であると自信を持って言えるのか。そういう哲学的な面を考えさせられる小説でもあった。
    途中から面白くて一気に読んでしまう。どんな結末を迎えるのかどきどきしながら読めた。

    恩田陸の書く話は、斬新な観点に触れられるのでおもしろい。合わせて「不連続の世界」も読みたい。

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    2026年04月21日
  • 酒亭DARKNESS

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    酒場が舞台の怪談を集めた短編集。ひと言で言うと「孤独のグルメ」のホラー版。怪談話といっても、日常のちょっと不思議な話が多く肩の力を抜いて読めた。全国各地の実在するお店が出てくるので、機会があればぜひ訪れてみたい。

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    2026年04月20日
  • 六番目の小夜子

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    恩田陸さんのデビュー作ということで手に取った1冊。

    代わる代わる色々な人物の視点から物語が進んでいって面白かった。

    学校とそこにいる生徒の捉え方が個人的に深く刺さった。

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    2026年04月19日
  • 三月は深き紅の淵を

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    先日出雲・松江を旅行し出雲大社や小泉八雲記念館などを周った。そういえばこのあたりが出てくる好きな作品があったなと、ふと思い出したのが本書。

    前回読んでから10年以上、初めて読んでからも25年以上たっているが、私の読書人生と読書趣味のなかに色濃く影響を残し続けてる作品だ。4話の中編からなる本書は、「三月は深き紅の淵を」というタイトルの謎の小説を巡る話。

    その本は、著者も内容も謎で、自費出版で僅かな冊数が出版され配布されたがのちに謎の男に回収されてしまい、いまは世の中に流通していない。なんともそそられるこの設定と、入れ子式の物語構成と、登場人物たちのおしゃべりや食事がとても魅力的なのだ。

    1話目では、若い男が金持ちの老人の館に招かれ2泊3日の休暇を過ごす間に、館の何処かに埋もれているというその本を探す。合間合間に出てくる老人たちの談義と食事が何とも楽しそう。

    2話目は、女性編集者2名が寝台列車に乗って出雲を目指し、その本の著者であろう人を尋ねようという話。寝台列車でワクワク遠足気分からの、地方×真夏×じわりと忍び寄る謎の真相、の不穏さがいい。

    3話目は、女子高生の家庭教師をしていた女性が、その女子高生が亡くなった事故もしくは事件の真相を明らかにし、いつか三月は紅の淵をという小説を書こうとする話。一番まとまりがよく別の作品のようなテイストでもある。

    4話目は、ある小説家がまさにその本を書こうと執筆に試行錯誤する話。執筆中の作家の頭の中をのぞいているようなカオスで断片的な文章のまにまに覗く、物語の生まれる瞬間たち。

    そして全ての作品のなかに、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が、謎めいた空気を醸し出すモチーフとして登場する。小泉八雲にこのような役割を負わせるセンス、好きだ。

    どの話もおもしろいのだが、恩田陸ファンは別の楽しみ方もできる仕掛けになっている。物語のなかの人物たちが語る様々な小説作品、架空かと思いきや、その後恩田陸が発表する作品たちなのだ。黒と茶の幻想や、麦の海に沈む果実や、ロミオとロミオは永遠にや、おそらく、夜の底の柔らかな幻など…。

    それらの作品が生まれる前に、本書のなかで未来の作品たちの断片が語られているのだ。恩田陸をほぼ出版順に追いかけてきた自分としては、作品を超え時空を超えワクワクを何度も本書で味あわせてもらった。数年に一度読み返すと、当時読んでいたときは気づかなかったあの作品の兆しがすでにここにあったのか…!なんて楽しみ方もできる。何重にもおいしい、いぶし銀な作品である。

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    2026年04月18日
  • 酒亭DARKNESS

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    ネタバレ

    酒亭DARKNESS

    基本的に全国各地の飲み屋を題材とした短編集。
    ラインナップは以下の通り。
    ○跡継ぎの条件〜東京・大森の空席
    ○夜のお告げ〜神奈川・野毛の都橋商店街
    ○昭和94年の横丁〜愛知・名古屋の日めくり
    ○風を除ける〜東京・代田橋の沖縄タウンのマブイ
    ○黒の欠片〜長野・松本の天守閣
    ○曇天の店〜富山・高岡のフェーン現象
    ○三味線の音〜新潟・古町の二口女
    ○笑うカピタン〜長崎・浜町の絵とナイフレスト
    ○歌うカステラ〜長崎・ある住宅街のあんと
    ○祖父の墓〜栃木・日光東照宮
    ○白の迷路〜兵庫・姫路城の白のマダム
    ○アトランダムな神々〜大阪・新世界/曾根崎
    ○空飛ぶ梅〜東京・湯島、稲妻と梅の木
    *ムーン・リヴァー〜ななつ星の暗号を解く
    ホラーとありますが、ちょっと不思議な話などもあり、趣があって好きです。
    恩田さんが飲みたい一心で立てた企画だということが良く伝わってきます。
    竹蔵は、昭和94年の横丁とかアトランダムな神々が好きでした。

    竹蔵

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    2026年04月15日
  • spring another season

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    恩田陸さんのスプリングを読みたいと思っていて、スピンオフ小説集を先に読んでしまい、本編気になるし、海外の映画観ている気分になりました。人間関係や内容で分からない所もあるので、最初は本編を読んでからスピンオフを読むことをオススメします。
    バレエ物語は初心者ですが、切磋琢磨して上を目指していく話なんだろうと思ったので、本編を読むのが楽しみになりました。

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    2026年04月14日
  • クレオパトラの夢 新装版

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    前作メイズから間を空けずに読み進めました。

    メイズもそうでしたが、実際の史実が出てくるので読んでいて背筋が凍る様な瞬間が多々あります。
    今作の舞台は日本という事もあり、その瞬間はメイズよりも多くありました。

    今作は恵弥視点で書かれているため、言い回しなど面白い所もありつつ、着々と物語が進んでいく不気味さ。
    恩田陸さんの本を読んだ時にある「霧の中を彷徨う様な不気味さ」がずっと続き、メイズ同様ページを捲る手が止まりませんでした。

    結末もやはりメイズと同じく予想の斜め上。
    楽しませてもらいました。

    3部作目の次作も間を空けずに読む予定です。

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    2026年04月14日
  • MAZE 新装版

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    久しぶりに一気読みした一冊でした。

    恩田陸さんの著書は多く読んできましたが、新しい一面に触れた気がします。

    人はなぜその建物に入ると消えるのか。
    そんな非科学的な事をどう解決してまとめるのか。

    気になってページを捲る手が止まりません。
    最後の結末は想像の斜め上でしたし、なるほどと思わず唸る内容でした。

    シリーズ3部作という事もあり、次の本も読み進めたいと思います。

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    2026年04月14日
  • ネクロポリス 下

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    評価に迷う作品。上巻に比べて物語が動いたのと、ラストがダーク過ぎなかったので4。にしても、スゴい世界観でしたわ。コックリさんが出てきたかと思えば、死者の世界と融合とか、世界の始まりとか、、、八咫烏は別の作品にも出てきてましたよね。異世界物語は昨今けっこうあるようだけど、複雑摩訶不思議なのは恩田さんならでは。

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    2026年04月11日