恩田陸のレビュー一覧

  • 上と外(下)

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    南米ジャングルの奥地、怪しい儀式が行われる古代遺跡、異国に伝わる猛獣信仰、、、そんなエスニックな雰囲気がとことん味わえる長編冒険小説

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    2025年02月25日
  • まひるの月を追いかけて

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    うちにあったんだっけな、おじいちゃんがくれたやつかもって母が言ってた気がする
    とってもいい話だったような
    私は短絡的なので最後は衝撃受けたし
    今の恋人が奈良出身ということもあり、
    奈良のこと全く知らないのに愛おしく思えたんだよな
    この前読んだばっかりなのに
    端々の内容しか覚えておらず悲しい

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    2025年02月25日
  • 愚かな薔薇 上

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    帯に
    青春小説?ホラー?ファンタジー?
    とあるけれど、今のところファンタジーには出会っていない、私は
    ちょっとSFを感じているところ

    この物語がどこに着くのか想像できない
    下巻がとっても楽しみでドキドキしてる

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    2025年02月24日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    会社で仲良い人に本をプレゼントしたら、
    お返しにいただいた一冊です。
    横溝正史や陰陽師を愛読している方で、
    好きなのがわかる一冊でした。

    裏のあらすじを読むと、
    シリーズ第三弾と記載されており、
    内容わかるか不安でしたが…
    大丈夫でした!

    『あれ』と闘わなければいけない。
    『裏返さ』なければ、『裏返され』てしまう。
    突然現れた『洗濯屋』の正体とは。

    訳がわからず感覚的なものなのに、
    なんとなく「わかる」気がして、
    だからこそ怖い。

    ひゅっと、胸の奥が落ちるような怖さがあり、
    その後、じわじわと近寄ってくるような怖さがあり。

    読後に浮かんできたのは、
    人の想いが檻のように留まり澱んだら

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    2025年02月24日
  • ドミノin上海

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    ネタバレ

    前作読んでから間が空いちゃった

    全然関わりのない人達(人だけじゃないか笑)がどんどん繋がっていく感じが前作よりパワーアップしてて、面白かった!

    全員癖の強いキャラなのにそれぞれのキャラがしっかり立ってるストーリーだった。

    一同が介してからがあっという間に終わってしまったので、ちょっと物足りない感じはあったかも。

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    2025年02月22日
  • 鈍色幻視行

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    長かったぁ〜
    どんよりとした空気感で、鈍色幻視行というタイトルがぴったり。
    どう物語が締めくくられるのか、想像もつかなかったけど、良い終わり方だったと思う。
    物語の途中で仄めかされていたように、曖昧でつかみどころのない終わり方だけど必然性を感じた。
    夜果つるところを先に読んでいてよかった。
    この二つをセットで読むことで恩田陸のファンになってしまいました。

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    2025年02月18日
  • 愚かな薔薇 上

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    最初から不気味さが溢れていて、読む手が止まらず2日で読み終わった。
    まだ謎が多いため下巻を読むのも楽しみ。

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    2025年02月16日
  • 七月に流れる花/八月は冷たい城

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    昔読んだ本の再読。

    意外と覚えていないもので楽しめました。
    こんな世界観を思いつけるのがすごい‥

    コロナ後のいま読むと、あながちありえない出来事ではないのかも‥と思います。

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    2025年02月16日
  • Q&A

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    地の文がなく、タイトル通り「質問」と「答え」の会話だけで話が進んでいく。
    終盤にかけて事件の真相が明らかになってくるのかと思いきやそういうわけでもなく、ここで終わるのか??という感じであった。ただ、所々で落ちがあり、その部分はゾクッとしたし、予想外で面白かった。

    性別も年齢も職業も違う複数の人間を、こんなにも細かく描くことができるのかと思った。それぞれ考え方も感じ方も違うのに、1人の作者がこれを描いているということに驚いた。
    恐るべし、恩田陸。

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    2025年02月15日
  • 愚かな薔薇 下

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    いやあ、面白かった
    クライマックスへの盛り上がりでは、最後まで読まないうちはやめられないとなっていました

    別の終わり方も想像していたけど、それだと残りのページ数が足りない
    もしかして尻切れトンボのように終わってしまうのではという思いがよぎったけれど、全くそんなことはなかった
    未来の姿が想像できる長すぎず短かすぎない余韻をもった終わり方で満足でした

    上巻で日本版のバンパイアのお話なのねと思ったけど、それだけに留まらない壮大なスケールのお話でした
    虚ろ舟乗りの意味とその歴史的背景、さらには人類の未来の姿さえも明らかになっていった
    本作はSF ではあるけれど、現実の世界とも全く繋がりがなくもない

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    2025年02月15日
  • 愚かな薔薇 上

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    なんだこれは笑
    衝撃作です。SFは想像しにくく、苦手なのですがこの作品はやけにリアルでスルスルいってしまいました。
    上巻では結局何も分からず、とにかく続きが気になる終わり方。SFなのかホラーなのか…。全て読み終わるまで分かりません。この何も掴めない感じからどう完結するのか、恩田陸ワールド全開であろう下巻が楽しみです。
    とにかく下巻読みます!

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    2025年02月14日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    前作からの2作目で続きかと思いきや、世界観は同じでも時系列が少し違うよう。また一つ別の「常野」の人ではない人が主人公の「常野」の物語だった。

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    2025年02月11日
  • 夢違

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    ネタバレ

    とても不思議な小説だった。文章は平易でわかりやすいのに、展開や描写が突然切り替わるので混乱する。が、得てして夢ってそういうものなのでわざとそうなっているのかもしれない。
    夢は外からやってくる…とても面白い考え方だと思う。大学の哲学の授業で、集合的無意識について何となく聞いたことがあったが、人々の深層意識下で共有されるイメージのようなものらしい。大洪水の伝説や、巨大樹や、巨人伝説、そういったモチーフは遠く離れた世界中の国々になぜか共通した伝承として残っている。国同士が繋がる手段のない時代に共通した話が生まれるのは、記録に残ってないだけで本当に実在していたからだと唱える人もいるが、私は人種問わない

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    2025年02月09日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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     服毒死した小説家・時子の死の真相を、彼女と縁が深い5人の女性たちが彼女を偲びながら探っていく。自殺か他殺か、何度も揺れ動きながら緊迫な雰囲気になり過ぎず、腹の探り合いをする女たちが面白い。内輪に犯人がいるかもしれない中、お酒を飲み美味しいものを食べておしゃべりしながら議論する、その絶妙なバランス感覚が見事。いきなり話者が変わっても特別違和感もなく、著者の巧さが光る。トマトとナスのスパゲティを得意料理に挙げる男性はヤバい説には大いに納得。

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    2025年02月07日
  • ドミノin上海

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    そうそう、この感じ!前作に引き続き、それぞれがバラバラに過ごしていると思いきや、全員がつながってるのが凄い!あっちこっちで騒ぎがおきて、登場人物たちがギリギリのところですれ違う。恩田さんの頭の中はどうなってるんだろう?

    そして、その登場人物たちのキャラが濃い!私はパンダの巌巌が好きだな。パンダだけど異様に知能が高い、いわゆる「できるヤツ」。

    前作からの女子三人組も相変わらず健在で、ぶちかましてて笑えた!

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    2025年02月06日
  • 月の裏側

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    怖い、そして深い小説です。
    自分とはなんなんだろう。
    理由の説明も結論もない
    理不尽な話の作りですが
    しっかり心を掴まれました。

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    2025年02月03日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    麦の海に沈む果実が良すぎたので過度に期待し過ぎてしまった。
    どこで話が繋がるのかと楽しみに見ていたがそれほどまででもなかった。
    けどストーリーは普通に面白かったのでこれは理瀬シリーズとして読まなければとっても良かった。

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    2025年02月01日
  • 愚かな薔薇 下

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    前半とはうってかわって、後半になるにつれて展開が早くて、読み進めながら置いていかれそうな感覚でした。奈智の成長と遠い存在になっていく感じがよく出ていました。

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    2025年02月01日
  • 愚かな薔薇 上

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    舟は海の舟かと思って読んでいたら宇宙に行く舟だったと知って最初混乱しました。主人公と一緒に何が起こるのか、同じ目線でドキドキしながら読み進めてたらあっという間に上巻が終わっていました。

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    2025年02月01日
  • 光の帝国 常野物語

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    世界観や設定が個人的にはとても良くて面白かった。常野の意味は、「権力を持たず、群れず、常に在野であれ」。実は身近にそんな人がいるのかもしれない。

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    2025年01月31日