恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ダークファンタジーからSF、ホラー、コメディのようなものまで様々なジャンルのものが収録された短編集
観光旅行
スペインの苔
蝶遣いと春、そして夏
橋
蛇と虹
夕飯は七時
隙間
当籤者
かたつむり注意報
あなたの善良なる教え子より
エンドマークまでご一緒に
走り続けよ、ひとすじの煙となるまで
SUGOROKU
いのちのパレード
夜想曲
観光旅行、夕飯は七時、隙間、当籤者、あなたの善良なる教え子より、SUGOROKUが特に好きでした!
「観光旅行」は指や手の形をした巨岩が生える奇妙な村を観光する夫婦の話。オチが最後まで全く予想できず驚き!不穏な空気で進むストーリーもよかったです
「夕飯は七 -
Posted by ブクログ
ネタバレ散多は、兄の営む古道具屋を手伝っている。
時々、古いものの持つ記憶が一瞬見えてしまうこともあるが、兄との古道具屋暮らしに問題はない。
最近一部都市伝説マニアを騒がせている、廃ビルや解体工事現場に現れるという少女に散多も遭遇し、仮にスキマワラシと名付け、その動向を気にしたりもする。
スキマワラシは、座敷童とは違い、時間や空間の隙間に現れるのではないかと思われ、その出現パターンを分析したりもするのだが…。
散多が最近強く反応するのが、古いホテルを解体した時の廃材だったタイルを使った二次作品。
いろいろなイメージを強制的に受け取らされ、そして自分の両親の若いころの姿をそこに見つける。
タイルと両 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「珈琲怪談」が面白かったので、塚崎多聞シリーズの第一作を読んでみた。期待通りの作品。
読み終わったときも長い夢を見ていたような気持ちになった。白日夢やノスタルジイ、ミステリーなど混沌としたものが溶け合ったストーリーだ。
舞台の街も読者が「来たことがある」「知っている」と思い起こさせる。夕立も蒸し暑い夜も夕闇も、そして久々の美しい月。冬に読んでも梅雨時の感覚がよみがえる。
結局「アレ」の正体は謎のままで、この小説は謎のまま終わらせるのが正解だと思う。世の中は謎だらけなのだから。ただ多聞は実際のところどうなのだろう。盗まれたのか盗まれてないのか・・・本人は盗まれたと言っているがそれも怪しい。しかし -
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退官した判事 関根多佳雄が主人公の連作短編ミステリ
職業柄とミステリ小説好きが高じて繰り広げられる推理
中には無理筋と思えるような推理もあるけれども、それが「当たる」からこそ「名探偵」というメタな存在でもある
まぁ、真相がそうであるかは定かではないという結末でもある
収録12編とその出展
・曜変天目の夜(『ミステリマガジン』1995年11月臨時増刊号)
・新・D坂の殺人事件(『青春と読書』1998年2月号)
・給水塔(『小説NON』1996年1月号)
・象と耳鳴り(『小説NON』1997年12月号)
・海にゐるのは人魚ではない(『小説NON』1997年6月号)
・ニューメキシコの月(『小説N