恩田陸のレビュー一覧

  • エンド・ゲーム 常野物語

    Posted by ブクログ

    常野物語シリーズの三作目にあたる今作。
    ノスタルジックであり、温かみのあった二作目とは打って代わって、緊張感と緊迫感のあるシーンが連続するサスペンス、SF作品。
    気づいたら一気に読んでしまった。
    きれいに爽快感のある終わり方ではなく、最終話で一気にどんでん返しがあり、かつ含みがある終わらせ方は恩田作品らしさ、の一言につきる一冊。

    0
    2025年04月03日
  • 祝祭と予感

    Posted by ブクログ

    蜜蜂と遠雷のスピンオフ作品。
    短編集なので、あっという間に読み終えられます。亜夜やマサル、風間塵のその後がチラッと覗けます。思ってたよりもサラッとチラッとでした。が、これはこれでよいのかもしれません。
    彼らの無限の可能性は読む人がそれぞれに自由に想像できる方がいいのかもです。明石さんの話がなかったのが少々気になりましたが。

    個人的には菱沼先生の話が素敵でした。
    本編では予選の課題曲を作曲した人で偉い大御所先生…くらいの印象しかなかったのでお弟子さんとの絆よかったです。ホップ組曲聴いてみたいです。


    結構駆け足で読んでしまったので、本編と含めて時間のある時にじっくりと再読したいです、

    0
    2025年04月02日
  • 愚かな薔薇 下

    Posted by ブクログ

    ポーの一族へのリスペクトで書かれた作品らしい。
    何も考えずに手に取った作品だったけど、こんな偶然嬉しかったな…

    0
    2025年04月01日
  • 夜明けの花園

    Posted by ブクログ

    理瀬シリーズの短編集。
    こういうダークな学園もの大好き。
    全寮制の学校の話とかって、自分に馴染みがなかったから余計におもしろく感じるのかも。

    0
    2025年03月29日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

    Posted by ブクログ


    世界観にゾクゾクした。
    恩田陸の世界観が好きな人には刺さる。
    特に理瀬シリーズとか。

    結末がイマイチだったという感想を見てしまってから読んだけど、それは否定できなかった(笑)
    むしろその感想を見てから読んだから覚悟が出来てた分、ガッカリ感が減少できたかも。

    0
    2025年03月25日
  • 蒲公英草紙 常野物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    感想書くため再読。
    初めの「光の帝国」より、こっちの方が好きだなあ。
    優しい雰囲気が漂う中で、そこに集まる人たちの過去や人柄、想いが明らかになり、そしてそれぞれが変わっていく。んー、なんかいいね。
    と思ったら、とんでもない災害。また後味の悪いことに…、と思ったら、聡子様の奮起、強い想いが明らかになり、悲しいながらもポジティブな雰囲気に感動した!
    で、(またまた)と思ったら、戦後の混乱状態に時が進み、この対照的な雰囲気の違いが、戦後の大変さを際立たせて、しんみりしてしまう。
    最後が少々ポジティブさが欠けた感があるけど、全体的な優しいイメージが(峰子さんのお話口調がお上品で)なんというか安心して読

    0
    2025年03月25日
  • 夜果つるところ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まず、リバーシブル・カバーが非常に素晴らしい発想。『鈍色幻視行』を読んだ方にとっては驚きと感動の両方が味わえるだろう。実際に飯合梓の『夜果つるところ』を読んでいるような気分になる。 物語の中身は陰鬱な状況が続く。主人公のビイちゃんの生みの親である和江はビイちゃんに襲いかかる、時には悪魔と叫ぶ。そして、登場人物の何人も殺される。和江もその紳士も心中する。犬も殺される。犬を庇ったりんも殺される。 なるほど。呪われた作品と言われるのもわかる気がするな。

    0
    2025年03月24日
  • 鈍色幻視行

    Posted by ブクログ

    全部で約650頁近くある分厚い本。しかし全部で47の章で構成されており一つ一つの章の量はちょうど良い長さ。 舞台は豪華客船。豪華客船に乗ってゆっくりと大海原を渡り、旅をするというのはとても贅沢な時間である。主人公である蕗谷梢は豪華客演を舞台に「飯合梓『夜果つるところ』」の謎を追求する。我々読者は豪華客船の旅という贅沢な時間の中で、蕗谷梢とともに上記作品の謎を解明するための旅に出る。 特に印象を受けた場面は、蕗谷梢がインタビューをする場面。完全に蕗谷目線で書かれているあたりは恩田先生の手腕が光っていた。

    0
    2025年03月24日
  • 愚かな薔薇 下

    Posted by ブクログ

    後半はもうSFの世界でした。
    ついに血切りを決意した奈智。
    前半で葛藤する奈智の姿を読んでいるので、決意してからの奈智の変化に驚きます。大人になったなと。
    最後までもしかしたら血切りをせぬまま、虚ろ舟乗りになることもないまま終わるのかもと思っていました。
    こういう結末になるんだな、と相変わらず恩田陸ワールドを見せつけられた気がします。

    0
    2025年03月23日
  • 鈍色幻視行

    Posted by ブクログ

    賛否が分かれるような気もするが、わたしは好きなタイプの物語だった。

    豪華なクルーズ。
    非日常と日常が溶け合う旅。
    そして、そこに確実に「存在」する、飯合梓という作家と、『夜果つるところ』という小説。

    全体的にミステリというよりは幻想小説に近い印象で、すっきりした解決というよりはそれぞれの心の落ち着きどころをもたらす結末。
    それでも、恩田陸の確かな筆致、安定していて安心できるストーリー、叙情的で内省的な、雅春と梢のモノローグが、読んでいて心地よかった。

    読み終えた今は、なんだかぼんやりとしているが、何となく(言葉にはできないけれど)これで良かったんだ、という気持ち。
    もちろん、作中作であり

    0
    2025年03月22日
  • 私の家では何も起こらない

    Posted by ブクログ

    丘の上に建つ幽霊屋敷に関わった人たちが語り手となり、私達を恐怖に陥れる連作短編集。

    キッチンの床下。我が家にもあります。ビン詰めも保管してるけど…あんな恐ろしい物は置いてません(⁠T⁠T⁠)

    夜になるとどこからともなく聞こえてくるズルッ、ザザッ、ズルッ、ザザッという「這う奴ら」の音。

    今夜聞こえちゃったらどうしよう(⁠+⁠_⁠+⁠)





    0
    2025年03月21日
  • ネクロポリス 下

    Posted by ブクログ

    ページを捲る手が止まらなかった!!!
    恩田陸のダークファンタジーは、不気味で、幻想的で、けど現実的で、クセになる、とても好きでした

    0
    2025年03月20日
  • 愚かな薔薇 上

    Posted by ブクログ

    ザ恩田陸ワールド全開!
    「虚ろ舟乗り」になるために磐座の地を訪れキャンプする少年少女たち。何も知らずに磐座を訪れた奈智。
    読みながら私も奈智と一緒にわからないことをひとつずつ知っていくような感じがしました。
    SF?ホラー?ミステリー?
    どの要素も含んでいる恩田陸さんらしい作品だなうぁと思いました。

    0
    2025年03月20日
  • MAZE 新装版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    誰もいない辺境の地に立つ不可思議な建造物にまつわるホラーミステリ。古い時代から訪れる人々がこつ然と消えてしまう。そんな謎の建物、豆腐の謎に挑む主人公。なぜ人が消えるのか。なぜ生きて帰ってくる人もいるのか。急にリアルなミステリが始まったと思ったら、横からホラーやファンタジーな要素が襲いかかってくる感じ。あの下にあった基地、マジで呪われていそうで怖い。

    0
    2025年03月15日
  • 鈍色幻視行

    Posted by ブクログ

    恩田陸さんらしい、木曜組曲とか麦の海に沈む果実とかを思い出させる感じの作品。そちらが好きな人は好きだと思う。結局なんなんだ?みたいな謎はすっきり解決!みたいな作品ではないのだけど、色々な人がある人物、作品について思い思いに話す、人の話を聞くのが好き。

    0
    2025年03月14日
  • 2030年の旅

    Posted by ブクログ

    未来予測のインプット的に作家の知恵を借りるべく手に取った一冊。
    (小説として読むのを楽しみに、手に取ったわけではない)

    2030年まで5年、なにがどこまでこうなってるのか先は見えない。
    個人的にはここまで、すごいことになっているとは想像できない。
    言えそうなことは10年先だと、コンピュータ技術がかなり身体性を帯びる予測がされがちなこと。
    5年、ではなく10年先を20x0年という限りで妄想すると、過度な期待も抱けてしまうのだろうと感じた。

    0
    2025年03月09日
  • 鈍色幻視行

    Posted by ブクログ

    恩田陸さんの小説は、世界観や雰囲気がとても良くていつも読みながらワクワクします。
    でも、多くの作品は後半ガッカリすることが多いので、今回も「どうせ、投げっぱなしで終わるんでしょ」と覚悟しながら読んでました。
    予想に反せず、なかなかに投げっぱなしのラストでした(笑)でも、個人的にこういう投げっぱなしはそんなに嫌いではないようで、ラストまで気持ちよく読み切れました
    船旅に憧れを抱きつつ

    0
    2025年03月06日
  • 夜果つるところ

    Posted by ブクログ

    主人公に主体性がなくてずっとふわふわ夢のようなお話しでした。
    展開がどうなるか分からないのでドキドキしながら読み進めました。

    0
    2025年03月04日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(下)

    Posted by ブクログ

    歴史は自己を修復する。
    まさにその通りだなと思わせる。
    上巻のスピーディーな展開に勝るとも劣らない展開が続く下巻。
    だが、やはりというか、どこかモヤっとした終わり方であることは否めない。

    0
    2025年03月03日
  • 愚かな薔薇 下

    Posted by ブクログ

    死んでも意識は生きてて一緒にいたい人といれるなんてSFじゃなくて本当ならいいなぁって思いました。 夕日にの中に在る古風な街並みと流れる川の情景もすき。

    0
    2025年03月02日