恩田陸のレビュー一覧

  • 上と外(上)

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    バラバラになった家族の絆が試されている気がしました。日常から非日常へと誘われ、話が進むに連れ怒涛の展開。このあとどういう終わり方をするのか楽しみです。

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    2025年01月30日
  • 光の帝国 常野物語

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    不思議な世界に連れていかれた。人々の暮らしの中で本当に大切なことをさりげなく表現している。実際に常野一族があって今自分たちの近くにもいるのではないかと思ってしまう。やさしさが横たわっている良い小説だ。いつも恩田陸の作品には心奪われてしまう!

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    2025年01月26日
  • 朝日のようにさわやかに

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    友人の紹介がきっかけで読んだ。
    短編14篇。理解できなかった話もあったが、総じて世界観が面白かった。
    「水晶の夜、翡翠の朝」、「あなたと夜と音楽と」、「深夜の食欲」、「淋しいお城」の世界観が好きだった。
    ホラー苦手だけど、小説だと読みやすくなって良いなあ。。。

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    2025年01月25日
  • 私の家では何も起こらない

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    ネタバレ

    何も起こらない、はずもなく。起きまくり。死にまくり。なんだか語り口が温度感じなくてゾワゾワする〜〜〜

    印象に残った話
    ◯私は風の音に耳を澄ます
    …食糧庫に誘拐した子どもを閉じ込めて、瓶詰めにして調理する話。
    ◯あたしたちは互いの影を踏む
    …大女の姉妹、何かに取り憑かれ、アップルパイを焼きつつ殺し合い。
    ◯俺と彼らと彼女たち
    …霊感大工親子。強い(笑)歴代お化けたちがなんだかおちゃめで可愛らしかった。

    幽霊は、思い出と似ている。

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    2025年01月25日
  • ネクロポリス 上

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    恩田陸さんらしい世界観で引き込まれます。
    登場人物が多いので途中まで大変でしたが、把握できてからはそれぞれの個性を楽しみつつ読み進めています
    ただ、恩田陸さんだけに下巻で失速しないか心配ではあります、、、
    どういうところに落とし所をもってくるのか、恐る恐る下巻に取りかかろうかと思います。

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    2025年01月24日
  • 愚かな薔薇 下

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    壮大なSF〜
    リアルが混ざっているし、ただ面白いでは済まない話だなと思った。
    こんな話を書いた恩田さんは凄いなぁ。。

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    2025年01月24日
  • 酩酊混乱紀行 『恐怖の報酬』日記

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    恩田さんのエッセイはおもしろい。こんなことを、こんな風に感じるの?みたいなことがたくさん。普通の人にはない視点で、これまた色々な感情や疑問や感想を、豊かな言葉で巧みに表されていて、さすがあの小説を書く方だけあってすごい…!と、感嘆した。
    ビールが好きで、ビールにまつわる文章も美味しそう。出会えてよかった一冊。

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    2025年01月21日
  • ネバーランド

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    4人の少年が冬休みの寮で濃い日々を過ごす話。4人が4人とも素敵でよい。そのまま素敵な大人になってくれたまえ

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    2025年01月21日
  • 上と外(上)

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    恩田陸ワールド!面白い!
    ありえない展開・情景も、先生の文章だとありありと目に浮かぶから不思議
    上下巻だから時間がかかるかもと思ったものの、上をあっという間に読んでしまった 下巻も楽しみ!
    おじいちゃんと賢の物事の捉え方、説明の仕方がすごく好きだった

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    2025年01月21日
  • 鈍色幻視行

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    何も知らず「夜果つるところ」を読んで感想を見たらこっちを先に読んだ方がいいという作者の言葉をみてすぐに読んだ。だけど、「夜果つるところ」を先に読んでいて良かったと思う。
    記憶が新しいうちに含みの多い作品だから自分の考察と照らし合わすことができた。
    「鈍色幻視行」は650ページ以上の長編だったけど、読みやすく疲労感が少なかった。
    いわく付きの謎の本と作者をめぐった、同じ船の中で2週間共にする様々な人生を持つ登場人物達による視点。 真実は虚構にしかない。どんな現実もそれぞれが見たいように見てるそれは本当にノンフィクションなのか。真実なんて、パレードで降ってくる紙吹雪のようなもの。
    鑑賞作品の真実、

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    2025年01月19日
  • 麦の海に沈む果実

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     感想が思いつかない。
     それくらいに、この物語は物語として完結、独立していて、私はただそれを受け入れるだけだった。

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    2025年01月10日
  • 夏の名残りの薔薇

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    2025年1冊目『夏の名残りの薔薇』(恩田陸 著、2008年3月、文藝春秋)
    雪に閉ざされたホテルで巻き起こる“不連続殺人事件“を描いたミステリー。
    章ごとに語り手が入れ替わり、しかも認知する現実が各々で奇妙に食い違うという「藪の中」形式を取っている。その上、「去年マリエンバートで/不滅の女」という映画のテキストの断片が端々に挿し込まれるので、読んでいて眩暈を覚えそうになる。
    この構造がそれほど上手く作用しているとは思わないが、幻想的な世界観は良い。

    〈去年、ここでは本当に何も起きなかったんでしょうか〉

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    2025年01月08日
  • 歩道橋シネマ(新潮文庫)

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    「麦の海に浮かぶ檻」が好きでした。他作品のスピンオフとのことなので、そちらも読んでみたいです。
    全体的にどの短編も独特の読後感があり、これが恩田陸さんの味なのかなあ、と思っています。好きです。

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    2025年01月05日
  • 妖し

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    面白かった。
    なんとも言えない不思議な妖しい話ばかり。
    特に恩田陸さんの金沢の話が好きだ。恩田陸さんのユージニアも金沢が舞台だったな。なんとも印象に残る話だった。恩田さんの、金沢に対する特別な思い入れを感じる。
    ちょっと乙一さんのような妖しいオムニバスだった。

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    2025年01月05日
  • 上と外(下)

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    成人式、重要な要素なんだろうけど、その意味最後までよくわからなかった。次から次へと起こるトラブルに最初はワクワクするも、似たような場面ばかりで緊迫感薄れ、だらけてしまった。もっとマヤ文明深掘りしてほしかったが、現地に取材に行かないで、資料読んだだけでここまで想像の翼広げて書き上げるとは⁈恐るべき創造力。ただ確かにジャングルや遺跡、写真見て模倣した絵画のようでもあるか…。

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    2025年01月05日
  • 祝祭と予感

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    蜜蜂と遠雷のスピンオフ短編集。
    その後の温度感も保っていて、まだ続いていると嬉しく思った。
    登場人物たちのその後や出会いについて。
    まだまだ魅力的な音が聴こえる気がする。

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    2025年01月03日
  • 上と外(上)

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    マヤ文明が舞台の小説書いていたんだ。マチュピチュと共にいつか行きたい場所。正月初読みにふさわしい上下1000ページ近い大作。恩田作品すべて読んでると思ってたのに、なぜ?と思ったら2000年から文庫書き下ろし全6巻で出版…なるほど。文庫コーナー行かなくなってたな。

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    2025年01月03日
  • ブラザー・サン シスター・ムーン

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    ネタバレ

    ザキザキトリオ。
    文学、音楽、映画、
    高校同級生の大学での話。
    地元の友達との関係。
    変わりたくないけど変わってしまうもの。
    大学の頃はその狭間で悶々としてたのを思い出した。

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    2025年01月02日
  • 愚かな薔薇 下

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    ネタバレ

    大晦日からぶわーっと一気読みしちゃった!
    本当に全部盛りだった。
    月の裏側っぽい不気味なホラーみもあるし六番目~的な青春ミステリーでもあるし、それでいてSFジュヴナイル。
    都市伝説ゆるっとスキーとしてはアカシックレコードぽさとかダークエネルギーとかにによによ。
    ムーンショット計画もふわりと脳裏をよぎりましたねぇ。

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    2025年01月02日
  • 夜明けの花園

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    理瀬シリーズの最新作。
    短編集なのでスルスル読めました!
    前作の薔薇のなかの蛇はちょっと期待外れでしたが、今回は理瀬シリーズらしい雰囲気があってとてもよかったです。

    今までのシリーズ通して、ラストで全てが明らかになるわけではなかったのでモヤモヤしたとこが結構あったんですが、これはこの人のことだったのね!と腑に落ちてすっきりしました。

    やっぱり麦の海に沈む果実の時間軸の話がいいなぁ好きだなぁ。

    次回作も早く読みたいです。

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    2024年12月31日