【感想・ネタバレ】ロミオとロミオは永遠に〔上〕のレビュー

あらすじ

日本人だけが地球に居残り、膨大な化学物質や産業廃棄物の処理に従事する近未来。エリートへの道は唯一、「大東京学園」の卒業総代になることであった。しかし、苛酷な入学試験レースをくぐりぬけたアキラとシゲルを待ち受けていたのは、前世紀サブカルチャーの歪んだ遺物と、閉ざされた未来への絶望が支配するキャンパスだった。やがて最下級の「新宿」クラスと接触したアキラは、学園の驚くべき秘密を目にするが……。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

こういうの好きだなあ。
ネタの宝庫。
下巻が気になるというのは、上巻が上手くいっているということだよね。

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2022年12月18日

Posted by ブクログ

疾走感溢れる学園モノSF。
思考をどっぷりドリップさせてくれる。
今でさえ懐かしいお菓子や雑誌や歌や映画、実在のものをパロった施設や台詞が登場し、そこここに哀愁と切なさが入り交じってなぜか終始そこはかとない不安が付きまとう。
でもだからこそ時々垣間見せる期待と高揚感が気持ち良く、わりと分厚い1冊をさくさく読めた。
下巻が楽しみ。

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2015年10月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

★上下巻のレビューになります★

いやあ、秀逸!
掘り出し物みつけたー!って気分でいっぱい。

汚染物質でいっぱいになった地球から新地球へ人類は移住。
残った汚染物質の片付け処理班として日本だけが置き去りに。
そんな、夢も希望もない地球で育つ若者の唯一の希望…
それは、「大東京学園」に入学し、卒業総代となること!

そうしなければ、汚染された身体では子供を作ることも許されず、
過酷な労働に安い賃金。
卒業できれば官僚への道は決まり!

ただ、入学してみるとそこは、死と隣り合わせのキチガイ授業、
夜には前世代のサブカルの塊の秘密基地。

そんなおかしな世界に飛び込んだシゲルとアキラ。
彼らは無事卒業総代となれるのか?!

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本当にサブカルの塊。
AKIRAや中央フリーウェイから始まり、
力道山やキティちゃん。

そういったちりばめられている昔のものと、
近未来の汚染された人間と環境。

チグハグすぎるのにものすごいスピード感!

恩田陸作品のなかでも上位独占!

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2013年11月06日

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極端でわかりやすいSF設定。星新一のようだともちらっと思いました。文のセンスがちょっと古風、しかし面白かったです。

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2012年05月19日

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世界観が凄く好きです。
この小説の世界のような未来が来ちゃうのかもしれない、と思ってしまったり、登場人物と同じように緊張感を持てたりしてとても楽しく読めました。

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2012年03月05日

Posted by ブクログ

初読み恩田作品でした!

タイトルに惹かれて選びましたが
内容もなかなか良かったです。

シゲルが好き。
すんごく可愛い!

メインの二人はそれぞれ重い事情があったりと
所々ダークな部分もありますが
二人の友情最高です\(^-^)/

未来のお話で
学園ものです。(とても簡単にいうと)

早く下巻が読みたい!
続きが気になります♪

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2011年10月30日

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おもしろすぎる!日本名だから親しみもわくけど、カタカナだから異世界感もあっていい。リカちゃんの苗字を初めて知った。知っているサブカルチャーが出てくると嬉しくなりましたv

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2011年07月21日

Posted by ブクログ

久しぶりに読んでみた。前回と同じく、未来の日本ということであるが、世界観が壮大である。ただ新宿クラスの名前が覚えずらい・・・地球は破滅し、そこに日本だけが残っている。アキラとシゲル達は大東京学園へ入学する。いや〜またまた世界観がすごい!!大東京学園にはディズニーランドも。とてもつづきが気になった。下巻も楽しみですな。

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2011年07月17日

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近未来、日本人だけが地球に残されて
化学物質や産業廃棄物の処理に追われる
そんな中で
「大東京学園」を首席で卒業すれば
将来は約束される
苛酷な入学試験レースを乗り越えて
ほっとしたのもつかの間
さらなる試練が待ち受ける
アキラとシゲルははたしてどうなる?

恩田陸さんらしいドタバタ感満載の
2006年の作品

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2025年06月12日

Posted by ブクログ

昭和のサブカルチャーへの憧憬とアイロニー
大東京学園を舞台に、日本の現代史をおさらいする

恩田先生のオカマキャラにハズれナシ
今回は妖艶な“アタミ”

退廃した地球に残された日本人のエリートになるために、難関を越え大東京学園に入学したアキラとシゲル
果たしてエリート中のエリートへの近道“卒業総代”になるのは誰か?
アキラの兄の消息は?
キョウコとは?
新宿クラスの脱走計画は成功するのか?

すべては後編へ

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2020年10月17日

Posted by ブクログ

発行は16年前!荒廃した地球に取り残された日本は大東京学園に優秀な男たちを集める。生徒は将来が約束された卒業総代になることを目標に、命をかけた定期試験(戦車とドッチボールとか)に挑み、ランク上位を目指す。汚染された夢の国!拷問器具扱いの観覧車!折りたたみ式の橋!昭和と未来の合わせ技のような世界観に、地球が荒廃したらこんな未来もあるかもと妙な現実味があります。キャッチーなタイトルから、アキラとシゲルのBLを想像するも上巻では良いパートナーといった風。2人は新宿クラスに落とされるのか。気になる終わり方です。

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2020年07月23日

Posted by ブクログ

健康優良不良少年がすぎむらしんいち作品的にディストピアから大脱走
という話だと思った
(下へ続く)

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2019年01月12日

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10年以上前、中学生の時に、夜のピクニックに続いて恩田陸作品の二つ目として読んだ本。これのせいで長らく恩田陸さんは退廃的な近未来日本のSF作家として私の中でイメージが作られていました。

日本人だけ旧地球に取り残されて産業廃棄物や放射性物質の除去作業を行なっている世の中。栄誉ある大東京学園は実は弱肉強食、ポイントと強制労働の毎日。夜中に地下に現れるアンダーグラウンド、アングラで昭和のサブカルチャーを隠れて貪る。
かなり強烈的な男だけの世界観で、面白い。
こういうSFをもっと書いてほしいなと思いました。

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2018年07月01日

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何だこの作品は!?
新たな恩田ワールドの出現なのか。
今までに読んだ恩田作品にはない色に戸惑いながらも、面白いから一気にページが進む。

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2014年08月16日

Posted by ブクログ

これがSFなんだ、って知ってSFって読むの疲れるんだなって当時思った気がする。すごく動きのある漫画的、アニメ的な作品だけどいざアニメにしたら陳腐になりそうだなあ。猿の惑星の日本版って印象を持ったなあ。全然話は違うけれど。

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2013年07月07日

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近未来、全寮制(しかも男子校)、サブカルチャー、男の子二人の青春。
好きな要素てんこ盛り!
作中に散りばめられているサブカルチャーの数々の描写が面白い。
その時に当たり前のように流行っているものも、何十年か経てば 異質なものとなるんだろうなと思う。


どうもわたしは男の子同士のタッグに弱い
女の子と違ってそれだけで完成しているように思ってしまう。
場面転換が早いのと、ハラハラする展開で、話自体は長いけど
一気に読めてしまいます。

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2013年07月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりに、恩田陸の作品を読んだ。
いままでほとんど、あさのあつこ作品を読んできた。わたしは、彼女が書く少年が好きだからだ。今回はなぜこの作品を読もうと思ったか。この物語の主人公も少年だったからだ。しかも、内容がSF!!舞台は近未来の地球。しかし、地球には日本人だけが居残り、膨大な化学物質や産業廃棄物の処理に従事している。という面白い設定。結構わたし好みだった。
主人公・アキラとシゲルが通う大東京学園は東京にあり、過酷な受験戦争に勝ち残ったエリートが通っている。寮の名前が、23区の名前になっているのが、ツボだった。しかも、豊島区にある遊園地・としまえんは“年増園”。ディズニーランドは、“ディズミーランド”。身近なものが物語に出てくるのは、読みやすかったし、親近感があった。スピード感があり、だらだらと長くない。しかし、学園が舞台のため、学生が多く出てきて、しかも名前がカタカナ表記のため、名前と特徴がなかなか一致しなかった。全体的に簡潔に書かれていて、感情移入が難しかった。
続きが気になる。

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2011年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ロミオとロミオ。
近未来の歪んだ機構の学園ものという記憶があったが、まぁ大体合ってたか?
上巻では、まだまだいいとこで終わる。これが下巻にうつった時、一気に面白くなるんだよなぁ(確か)。
アタミの話し方とかが、神原恵弥を彷彿とさせて好きだなぁ。あとはキョウコ。下巻が楽しみ。

(2010.02.11)


ロミオとロミオは昭和とか懐かしくなるので面白い。
ただ、あの新宿クラスへのやり方が読んでるこっちも怖くなるくらいですけどね。。
…ダメだ、再読してからも結構経ってしまったのであんまり感想が思い出せないや。。

(2012.09.29)

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2012年09月30日

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サブカル✖️SF。
アキラにもシノブにもキョウコにも感情移入できはしなかったが、舞台設定の楽しさに満足。

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2023年11月04日

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近未来、汚染された地球に取り残された挙句、文化すら取り上げられて倹しく暮らす日本人たち。エリート養成校「大東京学園」へ入学すれば将来が約束される──そんな希望と野心を持って全国から集まった男子たち。彼らを待っていたのは過酷な労働と競争だった。

上巻では、主人公・アキラとともに世界観を学んでいきます。そして、行方不明になった兄の謎に迫っていく。
友達のアキラ、一方的に敵視してくるリュウガサキ、新宿クラスのシマバラたち、妄執に駆られた教師のタダノ、謎の少女・キョウコ。髭のおじいさんは校長なんでしょうか。
果たしてアキラとシゲルはどうなるのか。アキラの兄はどうやって学園から脱出できたのか。
気になるところで下巻です。

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2023年02月02日

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小説なんだけど漫画みたいな世界観。
悲しい場面があっさりと描かれていたりもして、逆にぐさっときたり。
私達はただ漠然と加速度的に良くも悪くも世界は変化し続けると考えているけれど、本当に怖いのは変わらなくなることかもね。
便利な世界にエコ精神の波が押し寄せてきて、小説に描かれた世界が小説にとどまらなくなるような、そんな気がする今日このごろ。
あと、題名が好き。

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2021年03月20日

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近未来の日本。
近い将来、もしかしたらこんな日本になっているんじゃないかなんて、想像しながら読んでしまった。

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2019年01月08日

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未来の地球に取り残された壊れた日本の話。
各章が映画のタイトルになっていて、さらに話の所々に昭和のワードが入っていて楽しい。ご丁寧に末にワードの説明もあり。タイトルの中で3つほどは観たことがなかったかな?下巻へ

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2018年05月07日

Posted by ブクログ

近未来学園SF。クラス名が東京23区の名前だったり、登場人物の苗字がどこかの地名を表すなど恩田さんの遊び心満載の1冊。昭和のポップアートがオマージュされ、各章のタイトルが映画のタイトル。ここに挙げられてる映画は何とかなく見てみたくなる。

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2017年12月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

近未来を舞台にした、サイバーパンクサブカルチャーSF学園もの作品。

ざっくり言えば壮大なる脱走劇なのだが、散りばめられてるネタが20世紀をオマージュしてるとかで、昭和ものの話がてんこ盛り。

昭和を生きた人間からすると懐かしさや郷愁が漂う。

そこに恩田作品定番である学園もの、「ドミノ」のようなハチャメチャ感、サイバーパンクなSF感が盛り込まれた爽快なエンタメ作品で、上下巻でありながらあっという間に読みきってしまうほどの仕上がり。

ただあまりにいろいろなことを詰め込みすぎて、中途半端さ感が否めないところがちょっと。

様々な展開を見せるてんこ盛り作品は「ドミノ」くらいに抑えた方がしっくりくるなぁという気がする。

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2015年12月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

再読。ライトノベルちっくな雰囲気で、昭和のサブカルネタ満載の遊び心ある作品。しかしテーマは反体制的。いつもの恩田さんとは全く違う作風。(正直好みど真ん中とはいかないんだが・・・)作品を読み直していくと、それぞれ全く違う色や匂いを醸し出して、ジャンルもテーマも本当に幅広いなあと感じる。そして下巻へ。

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2015年02月24日

Posted by ブクログ

タイトルからして、アレっぽいのかと思ったらどうも違うようです(笑)すぐ読み終わってしまいましたので即下巻。

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2014年01月12日

Posted by ブクログ

父からオススメされて読んだんですけどはじめホモかとおもってゾンビガールなのばれたかと思った記憶ありますね
冗談はおいといて、面白いです
コネタが秀逸すぎる

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2012年07月26日

Posted by ブクログ

いいっす。
自分がこの本を読む意識を忘却のために先入観が全くなくて読みました。(だから尚良いです)
上巻、いい滑り出しのスタートです。
面白い、後半どうなるのかが見物ですねぇ。

管理される社会、組織は
やはり存在しうるものなんだし、普遍で必要なものなんだなぁ。
そしてエリートといわれるもの。
階級社会ねぇ。

そのなかでも、そのなかでも、あえて自己や自分で生まれ出る考えというのも大切なんだ。

『なにかがひっかかる・・・』
んん~
そうねぇ。

反体制的がいいということではないんですけど
己で判断して、己でも考え、活路を見出すってことは
重要なんでしょうか。

後半に期待します!!

けっこういいですよ!!

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2012年01月26日

Posted by ブクログ

近未来、終末世界の大東京学園が舞台。SF学園物、と呼ぶには程遠い前時代的学園パロディ。風雲たけし城とかそんなノリ。

荒唐無稽を地でいく内容。劇場版クレヨンしんちゃんに近いイメージ。大真面目に不真面目。そんな感じでした。前盛期的というか昭和的なところも大人帝国の逆襲にそっくり。

20世紀へのオマージュと言うキャッチコピーがついていますが、元ネタの多くが50~80年代。つまり高度経済成長期~バブル崩壊あたりのものなんですが、これがまた微妙に偏っている。多分これらは、著者が憧憬を覚えるものたちなんだろうなとかそんな風に思いました。言い換えるなら「著者の青春へのオマージュ」。
SF小説という形式をとった回想禄と言うべき内容でした。

この本を読んで分かったのは、著者はサブカル大好きだけど非ヲタだな、という事でしょうか。狭義の意味ではオタクなんでしょうが、最近使われるオタクとはかなりかけ離れています。ヲタクっていうよりはマニアっていう感じでしょうか。出てくる元ネタも一見して分かるものから、巻末の用語辞典を見ないと分からないものまで、とてもバリエーションに富んでいました。マニアックという言葉がとても似合っています。

内容的には可も無く不可もなくといった感じでした。
著者と同じ年代の人なら★1つ追加出来るかと。
逆に十代の人が読んでも、きっとサッパリな内容だと思います。

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2015年04月10日

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