恩田陸のレビュー一覧

  • ドミノin上海

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    前作に引き続き、たくさんの登場人物を個性豊かに生き生きと動かす手腕は見事!映画を見ているようだった!

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    2026年02月10日
  • 月曜日は水玉の犬

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    人が本について書いている、いわゆるブックガイドというかブックリストが好きなのだと気づいた。作家さんがお気に入りの映画を教えてくれるのも大好き!

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    2026年02月09日
  • 八月は冷たい城

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    久々に読む。面白いね。屋外である意味では開けているのに外界から遮断された空間。同じ年頃の子どもたちとの奇妙な連帯。夏の人の謎。そんなあるわけ…なんて無粋なことは言わず、短い話なのでさらっと読む。

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    2026年02月08日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    今月は少し棘のある作品が読みたいらしい自分。と言っても、ラストがとんでもなく後味悪いのは苦手。こちらは、あらたなゲームが始まるのかもどけど、悪くはなかった。裏返す、裏返される、洗濯屋、???な感じもあるけど、もしかしたら現実にもあるかもね。

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    2026年02月08日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    恩田陸さん初挑戦!

    なんか読んでいて主人公の姿が、「成瀬は天下を取りに行く」の成瀬に重なる部分があって、すごく面白かったし読んでてわくわくした。
    自分も新たな学びや発見がたくさんあったし、恩田さんのたまに挟まるミニ情報がかわいらしくて楽しい◎
    続きもあるのかな、読みたいな。

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    2026年02月07日
  • 三月は深き紅の淵を

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    これが本当に不思議な話なのだ。
    一冊のミステリー、それを巡る話なのだがこの本に関わった人々、その全員を巡る視点が実に魅力的だ。
    全く知らない話なのに、どこか郷愁を感じさせる恩田の文体とマッチしている。そう、「あれ? 自分はひょっとしたら人生のどこかでこの物語に触れているのではないか?」そんな風に思わせる力がある。もちろん、そんな物語があるかどうかもわからないのに。
    安易な謎解きがセットになっていないのもいい。意地悪で、そのくせ懐かしい。ひと癖もふた癖もある迷路のような小説だ。

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    2026年02月05日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    ミステリー小説であり、恋愛小説
    1章ごとに男の視点、女の視点と変わっていき
    終盤は目まぐるしく物語が動き、2度、3度とどんでん返しが起こるとても面白い小説だった

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    2026年02月05日
  • ユージニア

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    冒頭の詩、事件に関わった人たちから語られる証言から真相を追うミステリー。時系列が複雑、証言者も切り替わっていくので頭の中の整理が大変でした〜。犯人は未だに分かりません!^_^

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    2026年02月05日
  • 光の帝国 常野物語

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    ネタバレ

     表題から想像していた話とは違っていて、(もっとホラーテイストで壮大なのかと勝手に思っていた)普通の暮らしの中に住む人々のSF的なお話だった。なんとなくジブリの平成狸合戦ぽんぽこを想像した。
     短編が連なり、特殊な力を持ったひとびとと、普通のひとびとが関わってゆく話が描かれる。中でも表題になった「光の帝国」は、力を持ってしまったがゆえに狙われてしまった過去の常野の子どもたちの悲しいお話で胸が痛くなった。
     現在も発達障害やLGBT等、いわゆる「普通」とは違うひとびとがいるが、偏見の目を持たないでフラットに接していきたいという気持ちにさせられた。

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    2026年02月03日
  • 六番目の小夜子

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    恩田さんのデビュー作!

    とある高校では十数年にわたり、『サヨコ』という奇妙なゲームが受け継がれていた。3年に一度サヨコが選ばれ、今年は「六番目のサヨコ」が誕生する年であった…。

    高校生の瑞々しさと揺れ動く繊細な心をよく表現していると思いました!その一瞬一瞬を大切に過ごしているキャラクターたちも良かったです!

    学園祭の「呼びかけ」は名場面!没入感がすごく、また読み返したいくらい好きなシーンでした
    「うたごえ喫茶みぞぐち」のシーンや友達と勉強するシーンなど読むと学生時代の楽しかった頃を思い出しました

    もちろんホラーなシーンもありました!でも、残酷すぎる描写はほとんどなく、幻想的で曖昧な世界

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    2026年02月03日
  • 麦の海に沈む果実

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    初めて本を1日で読み終えた!ずっとグレーの世界にいるのに、本を閉じてまた開く時にはなぜかワクワクしている不思議。世界観に没頭できて時間経つのがあっという間!情景を想像するのが少し難しかった。嶺二の最後の描写が切ない。

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    2026年02月03日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    作者が作内でちょこちょこ自我出してくるのが新しくて面白かった!
    日本史わからなすぎて途中目が滑っていってしまった、、、
    続編出て欲しいなあ

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    2026年02月02日
  • Q&A

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    何だろう、何だか忘れられない一冊。淡々と語られるQ&A形式の物語。何が起こったのか、どうして起こったのか、読み進めていくうちに少しずつ紐解かれていく。ただ、不思議なテンションが何故かくせになる。何年かに一度は手に取りたくなる。

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    2026年02月01日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    過去に一度読んで、脳みそがこんがらがった記憶があった。再度読んで、恩田のその小難しいものをわかりやすく(?)書くという才能に痺れながらもやはり脳みそがこんがらがった。なので、これはこういう物語なのだと思う事にした。
    「裏返す」ものと「裏返される」もの。この辺は『月の裏側』でも似たようなテーマが出てきたが、単に化けるというわかりやすいテーマではない。善と悪というわかりやすいものもない。目に見えてわかりやすい、掴みやすいものの出てくるものではないのだ。結末にしては拍子抜けだが、この力量は凄いよなぁと唸る。

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    2026年01月31日
  • 中庭の出来事

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    ネタバレ

    劇中劇中劇というめちゃくちゃ複雑な話だったけど、最後に全てが繋がってすっきり。私にとって欲しい真実が与えられたからこの感想なのかな。
    それまで男・女優1.2.3など名前が明記されず黒いベールを覆った状態の登場人物たちが名前を与えられベールが剥がれ、徐々に演じている役割が明確になっていく。この点と点が線で繋がる感触は最高だけど、こんな複雑な構成の話を、巨大に広げられた風呂敷をうまく畳まれたなと思いました。誰やねんって思いながら読んでたけど最後まで読んでよかった笑

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    2026年01月30日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    面白かった!
    恋愛話でも、いやミスでもなく、いろんな意味で涙が出たりすることもなく、とてもいい人が良いことをして感動させるとかでもない。

    誰も傷つかず、みんながハッピーになるのが、パズルのピースがパチっとハマるような気持ちよさがあって、読んでいて楽しかった。

    続編が待ち遠しい!

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    2026年01月27日
  • いのちのパレード 新装版

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    ダークファンタジーからSF、ホラー、コメディのようなものまで様々なジャンルのものが収録された短編集

    観光旅行
    スペインの苔
    蝶遣いと春、そして夏

    蛇と虹
    夕飯は七時
    隙間
    当籤者
    かたつむり注意報
    あなたの善良なる教え子より
    エンドマークまでご一緒に
    走り続けよ、ひとすじの煙となるまで
    SUGOROKU
    いのちのパレード
    夜想曲

    観光旅行、夕飯は七時、隙間、当籤者、あなたの善良なる教え子より、SUGOROKUが特に好きでした!

    「観光旅行」は指や手の形をした巨岩が生える奇妙な村を観光する夫婦の話。オチが最後まで全く予想できず驚き!不穏な空気で進むストーリーもよかったです

    「夕飯は七

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    2026年01月27日
  • スキマワラシ

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    ネタバレ

    散多は、兄の営む古道具屋を手伝っている。
    時々、古いものの持つ記憶が一瞬見えてしまうこともあるが、兄との古道具屋暮らしに問題はない。

    最近一部都市伝説マニアを騒がせている、廃ビルや解体工事現場に現れるという少女に散多も遭遇し、仮にスキマワラシと名付け、その動向を気にしたりもする。
    スキマワラシは、座敷童とは違い、時間や空間の隙間に現れるのではないかと思われ、その出現パターンを分析したりもするのだが…。

    散多が最近強く反応するのが、古いホテルを解体した時の廃材だったタイルを使った二次作品。
    いろいろなイメージを強制的に受け取らされ、そして自分の両親の若いころの姿をそこに見つける。
    タイルと両

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    2026年01月25日
  • 灰の劇場

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    フィクションとノンフィクションが交互に展開されるタイプの小説。

    自殺した2人の女性の謎を追う!という最初のミステリー感から考えると肩透かしをくらってしまうかもしれないが、そうではなく、女性(特に中年以降)の人生にある、どこか灰色がかった緩やかな絶望感を淡々と描く日常系(?)の小説として捉えると面白く読めると思う。

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    2026年01月24日
  • 月の裏側

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    ネタバレ

    「珈琲怪談」が面白かったので、塚崎多聞シリーズの第一作を読んでみた。期待通りの作品。
    読み終わったときも長い夢を見ていたような気持ちになった。白日夢やノスタルジイ、ミステリーなど混沌としたものが溶け合ったストーリーだ。
    舞台の街も読者が「来たことがある」「知っている」と思い起こさせる。夕立も蒸し暑い夜も夕闇も、そして久々の美しい月。冬に読んでも梅雨時の感覚がよみがえる。
    結局「アレ」の正体は謎のままで、この小説は謎のまま終わらせるのが正解だと思う。世の中は謎だらけなのだから。ただ多聞は実際のところどうなのだろう。盗まれたのか盗まれてないのか・・・本人は盗まれたと言っているがそれも怪しい。しかし

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    2026年01月23日