恩田陸のレビュー一覧

  • 夢違

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    ネタバレ

    結局最後、浩章は結衣子のいる夢の世界に行ったってこと…?3月14日は大事件が起こる日ではなく2人がまた出会える日だったってこと…?あと小夜香ちゃんも結衣子とどういう繋がりがあったんだ…?
    疑問は残るけど、夢という無意識世界と現実世界、2つの世界の境界が曖昧で、他人の夢を映像化して見たり幽霊がいたり予知したり、技術が進歩したけど到底論理的に説明できない出来事が立て続けに起きて、展開が予想できなくて面白かった。

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    2025年12月17日
  • 夜明けの花園

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    装丁に惹かれて手に取った。
    特にファンじゃなくても、なんとなく読みたくなる理瀬シリーズ。
    ゴシックな雰囲気。少しだけ怖い話の数々。あっという間に読み終わってしまった。

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    2025年12月17日
  • 蛇行する川のほとり

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    夏の空気を感じる美しい愛の話だった。多分簡単に「百合っぽい話」って言っちゃうのは良くないとは思うんだけど、少女時代特有の女の子同士の距離感というか、友情以上愛情未満というか、そういうのが好きな人はめちゃくちゃ好きな話だと思う。私は大好き。
    犬が可哀想なので犬が可哀想なのがダメな人にはおすすめしません。
    章が変わるごとに視点となるキャラクターが変わるので新鮮な気持ちで読みやすかった。
    人を選ぶ作品だとは思う。

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    2025年12月15日
  • 隅の風景

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    いつか絵本か映画で観た、誰かの枕元にそっとリボンをかけた箱を置いていくあの人のように、目には映らなくても、相手が望む何かを察して、優しいリボン(あるいは言葉)で結んで届ける行為。

    別の本かもしれない

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    2025年12月14日
  • 光の帝国 常野物語

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     厳かで、一方で民話のような懐かしさや親しみのようなものも感じられる、本書全体の世界観がとても好き。文体や、ファンタジー感のある設定が巧妙に組み合わさって独特の雰囲気を味わえる一冊でした。

     短編のつくりになっていて、一番好きだったのはタイトルになっている「光の帝国」でした。

     シリーズ化されているようなので是非他の作品も読んでみたい!

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    2025年12月14日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

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    恩田陸の物語の根底にあるのは闇(または夜空や海のようなもの)だと思っていて、善悪もなければ意思すらも無い闇に囚われて善や悪になるのが人間、何かになろうとしてしまうのが人間ということだろうか。

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    2025年12月14日
  • 酒亭DARKNESS

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    何なの居酒屋インスパイアホラーって?!
    読んだら確かに居酒屋インスパイアホラーだった(笑)。
    短編でちょっとゾクっとする感じが「珈琲怪談」ぽい。
    サクサク読めて面白かった。

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    2025年12月11日
  • 酒亭DARKNESS

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    内容の感じとしては『珈琲怪談』と似た感じ。
    それが居酒屋にインスパイアされたものになっただけというか。
    短編なので読みやすさはある。

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    2025年12月11日
  • チョコレートコスモス

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    多分、蜜蜂と遠雷以来の恩田作品。
    没頭し過ぎて、読んでいる最中は若干鼓動も早くなっている感覚でした。
    相変わらず描かれている表現者がみんな作中で生きている。
    それぞれの立ち位置で苦悩しながらも前を向いている。
    読んでいて涙が止まらなかったです。
    オーディションのシーンでは4人のバックグラウンドやそこからの共演する響子との演技描写、今年の中でも指折りの緊張感でした。
    続編のダンデライオンとチェリーブロッサムが読めるようになれば良いなと心底思います。
    なので、期待込みで星マイナス1です。

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    2025年12月10日
  • 鈍色幻視行

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    【短評】
    少々の個人的な語りが許されるのであればーー私はこの本を「二度」挫折している。
    肉体的或いは心理的な事情に拠るものなのか、社会情勢に拠るものなのか、はたまた星の巡りに拠るものなのか。理由は定かではない。
    本作は、人生において数少ない途絶を経験した「いわくつき」の一冊である。

    謎の天才作家・飯合梓(めしあいあずさ)が遺した「いわくつき」の奇書『夜果つるところ』を巡る物語。小説家・蕗谷梢(ふきやこずえ)は本作に関する取材調査を行うため、夫・雅春(まさはる)と共にクルーズ船に乗り込み、海千山千の「関係者」達との対話を試みる。彼らは何を語るのか。飯合梓とは何者か。『夜果つるところ』とは一体何

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    2025年12月07日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    面白かった。ちょいちょいそんなうまくいくかなって思う部分もあるけど発想の視点が面白い。ポスティングのとこが好き

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    2025年12月06日
  • 愚かな薔薇 下

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    2025.12.06
    良かったし、恩田ワールドを満喫した。だけど、やはり、主人公たちが小綺麗すぎてほんのりとした違和感は残っている。

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    2025年12月06日
  • ユージニア

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    12/4面白かった。けど、犯人がよくわからなくて考察読んでも??ってとこが多かった。プロット立てずに書いてるらしく、ならここまで書けるのすごすぎると思った。

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    2025年12月05日
  • 祝祭と予感

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    「蜂蜜と遠雷」のスピンオフ短編集。
    本編がとても良かったのを覚えているが、スピンオフの登場人物が本編のどんな人だったかが朧げ。
    もう一度本編を再読してからこちらも再読したい。

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    2025年12月03日
  • ドミノ

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    初恩田陸作品で初パニックコメディを読んでみた。
    登場人物の多さがありながらも、主人公たちが際立っていて読み始める前の心配が嘘のように、するする読めた。最初の「登場人物より一言」ページも面白かったし、読み助けにもなった。
    小説自体の構成も初めてで、こんな形の小説もあるのかと驚き楽しんだ。
    東京駅が舞台で、何度も訪れているけれど"動輪の広場"や"天使の石像ポスト"など知らず、今度、東京駅に行った際は見てみたい。
    多くの登場人物の中では、ミュージカルのオーディションを受ける子役の少女のセリフや気持ちが一番心に残った。

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    2025年12月03日
  • Q&A

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    読んでいる間じゅう、ずっと不穏な雰囲気を感じていた。その原因が分からない怖さや不気味さがとても読書欲を掻き立ててくる面白い内容だった。

    大規模スーパーマーケットでのパニック災害がテーマ。
    ただ、その原因や犯人を見つけて事件を解決するような展開ではない。ここは賛否が分かれるところだと思う。

    私は受け入れられたけど、やはりもう少しすっきりした結末があった方が嬉しかったかな。
    関係者それぞれにインタビューをする形式で話は進むんだけど、その関係者達から予想もしなかった告白がされる。どう考えてもこの事件とは関係ない内容なのだけど、それが結局やっぱり関係ないまま終わる。

    それを偽伏線と捉えるとつまら

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    2025年12月03日
  • 愚かな薔薇 上

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    2025.12.01
    ストーリーは次はどうなるのかについてもどかしさをかき立てる面白さある。しかし、「なち」が美少女ではなかったら、醜い存在ならこういうストーリーにはならないのではということを考えてしまっている。

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    2025年12月01日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    ひょんなことから過去の事件を振り返り、その真相を推理していく物語。
    展開が二転三転し、正直どれが真実なのか、誰を信じればいいのか分からなくなる場面も多かった。

    それでもテンポよく読み進められ、最後まで面白く読めた一冊だった。

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    2025年11月29日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(下)

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    正しい歴史に導く為に何回も二二六事件が繰り返され、俄然、面白さが増してます。

    物語の間にあるインタールードも最後に繋がっていきます。
    まさか、上巻の子供が逆上がりの練習している話がここに繋がるのかなーと納得。

    パラレルワールド?を上手く描いた作品だと思います。

    ラストもなんか、映画の美しいシーンのようで良かったです♪

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    2025年11月29日
  • 鈍色幻視行

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    「必然性?」
    そう書き残して自死した脚本家の前妻をいつまでも消化しきれない夫と再婚した小説家の妻が、いわくつきで未完成の映画の原作の謎について、いわくに関わった人たちと2週間の船旅に出る。

    「鈍色幻視行」
    そのまま読めば“色のはっきりしないまぼろしを視つつ行く”
    そんな空気感を漂わせながら船上で問題の小説とその作者の真相、映画化が頓挫したわけを話し合う。

    それぞれの過去を映し出した感じ方が、互いに少しづつ表に流れ出す。
    いつのまにか登場人物たちの流れ出た物語に引きずられてのめり込むように読んでしまった。

    「真実はパレードで降ってくる金色の紙吹雪 落ちてしまえばただの安っぽい紙切れ」

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    2025年11月26日