恩田陸のレビュー一覧

  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    ネタバレ

    全体的に、物書きを生業とする女性の業を感じました。
    でも、国文学、文芸評論家、トマトと茄子のスパゲッティのくだりは笑いました(笑)
    個々の物書きに対する姿勢やプライドは十人十色、でも共通してみんな命を懸けて向き合っているからこそ、強かで格好良いです。
    また、おそらく本人も気付いていない(であろう)魅力や本質に、周囲が冷静に分析し受け入れている描写も素敵だなと思いました。

    作家さん一人一人が身を粉にして完成させた作品は、読者である私も真剣に向き合わなければ…!という気持ちになりました!

    解説にて最後の説明は納得です。
    詳細は省きますが、「小説書くのも読書も、個人的で後ろめたい恥ずかしい行為」

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    2026年02月17日
  • 不連続の世界

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    月の裏側を先に読んでいたので、本書の世界観に入っていきやすかったです。ただ、世界線は全く同じではないのかなと思うほど、良い意味で月の裏側の話が全然感じられませんでした。本書だけで十分楽しめます。

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    2026年02月15日
  • 六番目の小夜子

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    とある高校でずっと受け継がれてたゲーム。
    サヨコと呼ばれる生徒が見えざる手によって選ばれ、サヨコは誰にも正体をばれないように、学園祭までやり遂げなければならない。
    そして今年、六番目のサヨコが誕生する年に、神戸から津村沙世子という、美人で頭のいい転校生がやってきて…

    現代ホラーを知るための100冊に選ばれていたので、恩田陸がホラー?と思いながら読んだら、
    デビュー作とは思えないくらいの引き込まれる文章と、謎の提示と展開にはさすがだなーと思ったが、
    これはホラーなのかな?
    読後感は「夜のピクニック」と同様。

    個人的には藤子不二雄の言うSF、少し不思議、が一番しっくりくるような。

    ま、ジャン

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    2026年02月15日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    おもしろかった。
    語り部(作者、恩田陸さん)がちょくちょくメタ的に登場して、主人公(梯結子・かけはしゆいこ)の一生を語るスタイル。

    主人公含め出てくる登場人物が皆相当にハイスペックなのも新鮮でおもしろかった。
    夜ピク読んだ時はそんな風に思わなかったけど
    恩田陸さんも相当頭いいんだろうし物事を考える時のセンスが抜群なんだろうな…。

    商社の仕事説明のところとか、魅力の伝え方が上手くて作家がエントリーシートなんて書いたら絶対通るんだろなとか関係ないことを考えたりした。

    次回発売がもう決まってる感じだったので、次回作も楽しみにしたい!

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    2026年02月15日
  • 小説以外

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    小説執筆の裏側や、作家ならではの鋭い視点が面白い。紹介されている膨大な本の中には、自分では選ばないような一冊も多い。ここで得たヒントを頼りに、これから紹介本を順に辿っていくのが楽しみ。

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    2026年03月15日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    すごく好みな小説?だった。
    興味を引かれるし尊敬するし憧れるし共感もできる
    働くうえで考えさせられる、今の自分を見直したいって思わされた。文庫版あとがきの最後の二択は、私はなんとかしなくちゃの人では無いのかも。と思ってしまったけど、もっとポップに仕事を捉えて良いのか。って気づきにもなった。たまたま買った本だったけど、続きとっても楽しみ

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    2026年02月14日
  • 月の裏側

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    ホラー×SF小説です。ホラーのためすっきり解決はしませんが、そんなに怖い訳ではなく、ほんのり恐怖が残ります。盗まれるという表現がいいです。

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    2026年02月12日
  • 光の帝国 常野物語

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    タイトルからはナルニア国物語ばりの世界観ゴリゴリファンタジー大作を想像するけど、我々の暮らしに潜む、とある一族を見守るような穏やかな短編集。
    一作目が常野の神秘性と彼らのひっそりとした日常が垣間見えるバランス感が絶妙で一番好き。

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    2026年02月10日
  • ドミノin上海

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    前作に引き続き、たくさんの登場人物を個性豊かに生き生きと動かす手腕は見事!映画を見ているようだった!

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    2026年02月10日
  • 月曜日は水玉の犬

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    人が本について書いている、いわゆるブックガイドというかブックリストが好きなのだと気づいた。作家さんがお気に入りの映画を教えてくれるのも大好き!

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    2026年02月09日
  • 八月は冷たい城

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    久々に読む。面白いね。屋外である意味では開けているのに外界から遮断された空間。同じ年頃の子どもたちとの奇妙な連帯。夏の人の謎。そんなあるわけ…なんて無粋なことは言わず、短い話なのでさらっと読む。

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    2026年02月08日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    今月は少し棘のある作品が読みたいらしい自分。と言っても、ラストがとんでもなく後味悪いのは苦手。こちらは、あらたなゲームが始まるのかもどけど、悪くはなかった。裏返す、裏返される、洗濯屋、???な感じもあるけど、もしかしたら現実にもあるかもね。

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    2026年02月08日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    恩田陸さん初挑戦!

    なんか読んでいて主人公の姿が、「成瀬は天下を取りに行く」の成瀬に重なる部分があって、すごく面白かったし読んでてわくわくした。
    自分も新たな学びや発見がたくさんあったし、恩田さんのたまに挟まるミニ情報がかわいらしくて楽しい◎
    続きもあるのかな、読みたいな。

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    2026年02月07日
  • 三月は深き紅の淵を

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    これが本当に不思議な話なのだ。
    一冊のミステリー、それを巡る話なのだがこの本に関わった人々、その全員を巡る視点が実に魅力的だ。
    全く知らない話なのに、どこか郷愁を感じさせる恩田の文体とマッチしている。そう、「あれ? 自分はひょっとしたら人生のどこかでこの物語に触れているのではないか?」そんな風に思わせる力がある。もちろん、そんな物語があるかどうかもわからないのに。
    安易な謎解きがセットになっていないのもいい。意地悪で、そのくせ懐かしい。ひと癖もふた癖もある迷路のような小説だ。

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    2026年02月05日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    ミステリー小説であり、恋愛小説
    1章ごとに男の視点、女の視点と変わっていき
    終盤は目まぐるしく物語が動き、2度、3度とどんでん返しが起こるとても面白い小説だった

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    2026年02月05日
  • ユージニア

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    冒頭の詩、事件に関わった人たちから語られる証言から真相を追うミステリー。時系列が複雑、証言者も切り替わっていくので頭の中の整理が大変でした〜。犯人は未だに分かりません!^_^

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    2026年02月05日
  • 光の帝国 常野物語

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    ネタバレ

     表題から想像していた話とは違っていて、(もっとホラーテイストで壮大なのかと勝手に思っていた)普通の暮らしの中に住む人々のSF的なお話だった。なんとなくジブリの平成狸合戦ぽんぽこを想像した。
     短編が連なり、特殊な力を持ったひとびとと、普通のひとびとが関わってゆく話が描かれる。中でも表題になった「光の帝国」は、力を持ってしまったがゆえに狙われてしまった過去の常野の子どもたちの悲しいお話で胸が痛くなった。
     現在も発達障害やLGBT等、いわゆる「普通」とは違うひとびとがいるが、偏見の目を持たないでフラットに接していきたいという気持ちにさせられた。

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    2026年02月03日
  • 六番目の小夜子

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    恩田さんのデビュー作!

    とある高校では十数年にわたり、『サヨコ』という奇妙なゲームが受け継がれていた。3年に一度サヨコが選ばれ、今年は「六番目のサヨコ」が誕生する年であった…。

    高校生の瑞々しさと揺れ動く繊細な心をよく表現していると思いました!その一瞬一瞬を大切に過ごしているキャラクターたちも良かったです!

    学園祭の「呼びかけ」は名場面!没入感がすごく、また読み返したいくらい好きなシーンでした
    「うたごえ喫茶みぞぐち」のシーンや友達と勉強するシーンなど読むと学生時代の楽しかった頃を思い出しました

    もちろんホラーなシーンもありました!でも、残酷すぎる描写はほとんどなく、幻想的で曖昧な世界

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    2026年02月03日
  • 麦の海に沈む果実

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    初めて本を1日で読み終えた!ずっとグレーの世界にいるのに、本を閉じてまた開く時にはなぜかワクワクしている不思議。世界観に没頭できて時間経つのがあっという間!情景を想像するのが少し難しかった。嶺二の最後の描写が切ない。

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    2026年02月03日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    作者が作内でちょこちょこ自我出してくるのが新しくて面白かった!
    日本史わからなすぎて途中目が滑っていってしまった、、、
    続編出て欲しいなあ

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    2026年02月02日