恩田陸のレビュー一覧

  • 酒亭DARKNESS

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    怖いのかと構えていたけれど、サクサク読めて楽しい
    こんな短編でもすぐに恩田陸ワールドを感じられるのは流石
    『歌うカステラ』と『ムーン・リヴァー』が特に好きでした
    横書きの小説は昔ケータイ小説読んだぶりかも…!

    あとがきに「メチャメチャ」「マジで」と書かれているのを見て、恩田さんもそういう言葉を使われるんだ…!とちょっぴり親近感がわきました

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    2025年10月30日
  • ユージニア

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    ネタバレ

    良い意味でも悪い意味でも恩田さんらしい作品ですね~(笑)人々の話から事件の全容が明らかになっていく過程が良い感じですね~(笑)全体を包む雰囲気もいい感じなんですが・・・。やはりミステリとして恩田さんが書く作品は最後に・・・。ってことが多いですね~(笑)

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    2025年10月30日
  • 酒亭DARKNESS

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    超短編ホラー(摩訶不思議系)集。あとがきありの14話で220ページです。最後は横書きで後ろから読むようになってますので、お気をつけ下さい。
    これ、どのくらい経費で取材したんだろう。いいなぁ。ってくらい、日本各地の酒場を元にしたお話があり、どれも少し怖く、不思議で楽しいです。沖縄と横浜と長崎が好きな話。
    読みたがれば小学生でも。基本は中学校以上。
    一、跡継ぎの条件 東京・大森
    代々の店主で引き継がれている禁忌は?
    二、夜のお告げ 神奈川・野毛
    野毛といっても都橋。都橋と野毛は全然違う!んだけどね~。ま、今の野毛はだいぶお店変わったし。しみじみ。幻視でお告げ受けた話とその謎解き。
    三、昭和94年

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    2025年10月30日
  • ネクロポリス 上

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    数年ぶりに再読。東洋と西洋、生と死、など様々な境界線が揺らいで行く世界観に一気に引き込まれる。"お彼岸”というワードだけでここまで世界を創り込めるのは本当に凄いと思う。最初に死者が現れたときの大騒動にはちょっとクスッとしてしまう。異文化の音楽ミックス、ちょっと楽しいかも

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    2025年10月29日
  • 歩道橋シネマ(新潮文庫)

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    色んなパターンの展開が読めるし短編集は隙間時間に最高です!

    と、言っている私は実は一冊でどっぷり世界に浸れる長編派でした。

    好きな作者ができて、その方の短編集から入ったからすんなりハマれたのかな。

    悪い春  麦の海に浮かぶ檻

    が個人的に良かったです。

    もやもやして、もう1ターン読んで、またもやもや。

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    2025年10月23日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    ネタバレ

    やっぱり不気味で面白い!
    最初は登場人物誰が誰だかわからなかったのに、最後はみんなに愛着が湧いた。。。
    もう少しみんなの絆というか、事件を経てどう変化したかみたいなのが見れたら嬉しかったし、序盤が怒涛の展開だっただけに後半に物足りなさを感じたりもしたけど、綺麗な終わりかただったしこれがプロなんだろう

    作家ってすごい

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    2025年10月21日
  • チョコレートコスモス

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    演劇はおろかドラマすら観ないのに、物語の吸引力が凄まじくて2日で読み切ってしまった。
    没入感が抜群で、久々に読書を通じて自分とかけ離れた世界を追体験した。
    200ページに達する前までは、この本を読み終えるビジョンが全く見えなかったのに、中盤からはページを捲る手が止まらなかった。
    オーディション編はガラスの仮面っぽさがあって、あっという間に読み切ってしまった。

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    2025年10月21日
  • ブラック・ベルベット

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    神原恵弥シリーズの3作目
    
    今作は、異国情緒漂う中東の国に出張の恵弥
    仕組まれたような出張の予定や、黒い苔に覆われた遺体という謎、画期的な鎮痛剤という噂レベルの薬 D・F、多田直樹から頼まれた人探し等、またまた色々な思惑が交錯している
    
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    外資製薬会社に身を置く凄腕ウイルスハンター・神原恵弥。
    ある博士の捜索を依頼されてT共和国にやってきたが、博士は殺されてしまう。
    一方、この国では全身を黒い苔で覆われて死んだ人間がいるらしい。
    ビジネスで滞在中のかつての恋人・橘は不穏な行動を見せる。
    恵弥が想像だにしない、これらの背景に存在するものとは――?

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    2025年10月20日
  • 八月は冷たい城

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    前作「7月は~」の続編といより、B Sideに近いお話。前作で微妙に回収されなかった伏線がしっかりと回収されています。
    また、前作と同舞台のため、不明点から不安が広がる、とは違い、知っていることの上で新たな謎が出てくる、という形も面白い。
    主人公の光彦が命に対してどう感じ、どう考えを変わっていくのかは、この物語のもう一つ見所。

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    2025年10月20日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    「裏返す」とは何か?

    自分自身を、自我を見失うこと?なのだろうか。現代の相手は表も裏もないと作中で話している。

    いやあ、難しい。このタイプの物語を紐解く力がまだないようだ。

    終始抽象派の絵画を見せられている気分だった。ナラティブがあるようでない気がする。ダークファンタジーとしてはなかなか雰囲気のある作品だったと思う。暗い靄の書き方がすごい。『蒲公英草子』が明るい常野の靄なら、『エンド・ゲーム』はどこまでも暗い常野の靄だったと思う。

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    2025年10月15日
  • ドミノ

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    伊坂幸太郎のラッシュライフより面白いと聞いて、読んだ。
    話のつながりはすごい、登場人物は魅力的、展開はハラハラで、伏線も多い、全部面白かったけど、星5ではない。普通に面白いだけ。独特な魅力はない。

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    2025年10月14日
  • ネバーランド

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    たった七日間、寮に居残る年末休暇のこと。
    4人の少年が過ごす日々はミステリーが起こるわけでもないのに多彩で、山あり谷ありで、非日常がゆっくり進んでいくものだった。

    私個人が棒に振った高校生という時間を、こんな風に過ごしたかった。
    人の塊になった時のポジショニングで悩みながらも、居場所を見つけて。
    居心地のよい空間。
    楽しいと思える時間。
    秘密の共有。
    何より自分に素直になれていたら、今の私は違っただろうか。

    人間は10代の頃に手に入れられなかったモノに一生執着するという。
    私の場合は「青春の時間」かもしれない。

    そんなことを考えさせられた一作でした。

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    2025年10月13日
  • 黄昏の百合の骨

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    ネタバレ

    理瀬のおばあちゃんの家の話。最終的には地下に死体を溶かす場所みたいなのがあってそれがこの家の秘密なんだとなる。全体的に不思議な感じがした、のはどの理瀬シリーズでもそう。理瀬が少し爽やかな男の子のことをわりといいと思ってるのが面白かった、そういう一般的な人もちゃんと好きになるんだと思ったら。あとは理瀬が普通に異母兄弟的な奴とやったことがあるのには笑った。あとはあの純粋な人が消える話か。可愛げのある子が実はやばいみたいな筋書きやばいなと思った

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    2025年10月13日
  • Q&A

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    大型商業施設 M で発生した原因不明のパニックによって、多数の死者が出る。施設の中で一体何が起きたのか、これは事故なのか事件なのか。その全貌を Q&A 形式の複数の対話によって徐々に浮かび上がらせる…というのが本線の話なのだが、その Q&A、支線の一つ一つにあっと驚くような仕掛け(不倫、幼児性犯罪、利殖詐欺、陰謀論から殺人事件まで)があり、これだけで一本の短編小説にしてもよかったのではないかと思うような秀逸な話ばかり。恩田陸の本領が遺憾なく発揮された傑作。

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    2025年10月11日
  • 珈琲怪談

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    ―ホラー(緩め)―

    「ようこそ、珈琲怪談へ」

    男性4人が、喫茶店に集まりコーヒー(たまにビール等)を飲みながら怪談話をする話。
    尾上(作曲家)、水島(外科医)、黒田(検事)と、この小説のキーマン、多聞(音楽プロデューサー)。
    「これ、怪談っていいのか分からないけど…」と話し始める内容もゾワッとするモノから、え?何それ?って思う事まで様々。
    恩田陸さんの、馴染みない(一般的には難しいと思う)言葉を使いながらも、情景描写が抜群に上手いところは凄く好き。字を読みながら光景が頭に浮かぶ。
    それも含めて面白かった。

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    2026年01月24日
  • 祝祭と予感

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    『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ作品。
    登場人物の別の面が描かれて面白い。
    エッセイの中で登場人物に何の曲を弾かせるか、を決めるのに悩んだという話があり、作家さんの作品にかける想いを感じた。

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    2025年10月09日
  • ロミオとロミオは永遠に〔下〕

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    上巻は古本屋で買ったが下巻が本屋では見つからず仕方なく電子で購入。面白かったからもっと書店に置いてくれてもいいのに。
    下巻はやや失速したけど恩田作品の一番の重要点である結末はまぁちゃんと終わったし私の総合点は高かった。読者にはわかる20世紀ネタが散りばめられてるのも面白かった

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    2025年10月08日
  • 月の裏側

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    ネタバレ

    仲間のそんな姿見てもその不安や迷いから盗まれに行っちゃうの?と思いました。心を強く持って欲しいし、自分ならもう少しだけ人間としてこのままどうやるか月末を見たいけどな〜とか思いながら読んでいた時にかなり引き込まれて入り事に気づきました笑

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    2025年10月07日
  • 三月は深き紅の淵を

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    『三月は深き紅の淵を』という幻の本にまつわる一冊。

    一章ではこの本のありかを探していて
    二章ではこの本の作者を探していて
    三章では二人の少女の死の真相を追い、
    (このあたりで、んぬぁ!?ってなる)
    四章ではこの本の構想を練っている。

    なにを言っているかわからなくなってきたけれど、
    これは何度も咀嚼したい作品だった!

    印象としてはセピア色でノスタルジック。
    最後にガツンと目が覚める物語が差し込まれていて
    これが次の『麦の海に沈む果実』に続くというんだから読むしかない。じっくり頭を使って心に落とし込む。これだから恩田さん作品はクセになるんだなぁ。

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    2025年10月03日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    亡くなった作家、重松時子を偲んで彼女に縁のある女性5人が一年に一度、木曜日を挟んだ3日間、彼女の家に集うーという設定だけでおもしろそうと思ったし、実際おもしろかったです。
    ひとつの家に何日間か集まるというのは恩田陸さんの作品のなかでも「蛇行する川のほとり」「ネバーランド」も似ていて、私はこういう設定が好きなんだなと気づきました。
    おいしい食事とお酒を囲みながら女性だけで話すのは楽しいだろうな(この物語の場合は楽しいだけではないけど)。
    再読だったけど、どんな展開をみせていたか覚えていなかったので楽しんで読むことができました。

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    2025年10月02日