恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
蒔生と節子の回想と森の中を進む4人の描写が交互に展開されます。
節子が1番冷静にみんなを見てるのが意外でしたね。
憂理がもっと重要な役割を果たすのかなと思っていましたが、いまいち彼女は地に足がついていないというか、メインの4人より現実味がなく存在が薄く感じました。
殺人事件が起こるわけでもなく、全体的に静かでしっとりしたお話でした。
でもすごく人間をちゃんと描写してるというか、こういう人いるよね!とか、こういう気持ち私もなったことがあるけど上手く説明出来なかったんだよね、といったことが多くて全然飽きませんでした。
人間の深いところが書かれているというか。
次は黄昏の百合の骨にいきます!
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Posted by ブクログ
恩田陸、何書いてもおもしろ作家ですごい。物語星からきた小説星人?ちゃんと地に足のついた、描写もディティールもしっかりしている文章なのに最終的にどこへ連れて行かれるのかまるで想像がつかなくて、それがお、おもしれー…すごー…と圧倒されてしまう。
自分で選択したはずの行動が実は巧妙に仕組まれていることがわかったときの恐怖を寄る辺のなさ、他人どころか自分のことすらも信じきれなくなってしまう追い込まれ具合。
物語のはじめから不穏な空気感に満ちてて、それがどんどんふくらんで、いつ”パン!”って弾けてしまうんだろうかとそろそろと読みすすめていたのだけど、それが弾けるというよりはぷしゅーと空気が徐々に抜けてい -
購入済み
つまみぐいにアンソロ
母がフォローしている恩田陸を少し読んでみようと思ったのですがこういう方向性は求めてなかったなあ…という感じ。ファンタジーはちょっと。
しかし高田さんの作品だけかなり刺さったのでシリーズ読みたくなりました。こういうのと出会えるから良いのよね。