恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ミステリ劇の謎を解く劇を演じる人々のミステリを執筆する劇作家と演者たち……気を抜いたら位置がわからなくなるので油断できないけれど、面白く読みました。
舞台は台詞で全部説明しないといけないから大変だな。この他にも演劇モチーフの小説書かれてるから、恩田さん演劇お好きなんだろうなぁ。
劇場型犯罪でなくても、寺山修司の天井桟敷でなくても、「見る」「見られる」がある限り、生きていくことは演じることなのかもしれません。
ある程度解決したら「この先はご想像にお任せします」もアリで寧ろ好きだけれど、この作品の「黒い影」や「部屋の前に出されてる黒いゴミ袋」みたいに本筋には関係ないから全く説明されない謎はモヤモヤ -
Posted by ブクログ
シチュエーションが面白い 恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」や「夜のピクニック」が好きで手に取りました。私は恩田陸さんの作品でも合うものと合わないものがあります。少し読み始めましたが、シチュエーションに読まない理由はないなと思いました。前半は面白さでサクサク行けましたが、後半はもったりしました。
お互いのことを殺人犯ではないかと考えているカップル(後に男女と記した方が良いと分かる)が、二人で住んでいたアパートで最後の別れの夜を過ごすというシチュエーション。これだけで読まない理由がないと思いました。
食料品は生き物だ、生き物だから重いんだ、カップラーメンは軽い、生きて -
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙も真夏って感じだけど読んでいてそんなに夏って感じはしなかった。だから「夏に読もう」じゃなくて一年通して楽しめるはず。どんどん真実に近づいていくワクワクがとっても好き!
個人的にとってもお気に入りなポイントがあって、6章の『時間が経ってみると意外に大した問題ではなかったと判明することも多い。さすがに八年人生経験が長いだけあって、兄のすることはけっこう正しい。』というところ。(文庫本だと187頁かも)
私も年の離れた姉兄がいるから今まで私がなんとなく思ってたことが言語化されて嬉しかったしやっぱり合ってたんだなとちょっと思って嬉しかった。 -