恩田陸のレビュー一覧
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ネタバレ上下巻、面白かったです。「お客さん」が自分は「お客さん」だとわかってるのも凄い。「ほとけさま」なんだなぁ。。
アナザー・ヒル行ってみたい。提灯行列やりたいな、ピンクの御用提灯持ってデモ楽しそう。「提灯行列」「百物語」の魔改造が好きです。百物語は真逆になってて大変。。下巻の風も凄かった…ちょっと見てみたいけれど。
まさかのケント叔父さんが上巻から居る彼だったのびっくり。でもサマンサもラインマンのお姉さんも亡くなってなくて良かった。。
全時代のアナザー・ヒルは重なってしまったし、大鳥居はこれから修復するんだろうし、血塗れジャックは今後こちらの世界に本当に来られないのか…課題は山積みですが、これからもヒガンは続けられそうで良かったです。
血塗れジャックの被害者もやってくるアナザー・ヒル、全世界の未解決殺人事件の犯人は震えて待てという感じでしたのでこれじゃ警察の介入断固阻止になるのもわかります。「わたしを殺したのはあいつです」がわかればかなりの捜査の助けになる。でも血塗れジャックの被害者たちは犯人の顔を覚えてなくて申し訳無さそうにしてて気の毒。。
鳥居、ってそんな意味なの!?と思いました。八咫烏は邪悪なものではないので「ネクロポリス」オリジナル設定なのだろうけど興味深いです。クトゥルフみたいなものかな。神道、キリスト教、仏教、ケルト神話、ギリシャ神話全部乗せで、詳しくはないけど楽しいです。
あれだ…10月31日がハロウィンで11月1日から新年ということに早く気付けばここがなんなのか少しわかりそうなもんだ、と思ってわたしもジュンと変わらないぼさっとさでした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ11月のヒガンに故人と会えるアナザー・ヒル。英国と日本の文化や宗教が入り混じる黄昏の世界を堪能しました。英国調で西洋の城もある景色にそびえ立つ大鳥居。お稲荷さんの祠もあるし良いです。
亡くなった家族に会いに行く人もいるけど、今年のヒガンはなんと言っても連続殺人「血塗れジャック」の被害者から犯人を聞き出すことが1番の課題です。
主人公の、東大の学士・ジュンはぼけっとしているし、何かが引っかかってもその時に思い出さないのでヤキモキするけれど憎めない良いやつ。アナザー・ヒルの諸々に慣れていないので読者も彼と一緒にドキドキ出来ました。
ジュンと行動を共にする面々も島の人たちもゴシップ好きでガヤガヤとポジティブな人たちで面白いです。リアリストみたいな皮肉さとかあるのに、この島での「お客さん」やヒガンのしきたりは当たり前のものとして暮らしているのが不思議。
「風」というファンキーなポルターガイストも、「ガッチ」という響きがかわいいけど実際は恐ろしい盟神探湯も、ミサーグに行ったね…が「御陵」だったりと日本の神事色が強い。お稲荷さんにはオムレツをお供え。
血塗れジャックっぽい人は殺人続けてるし、黒婦人もラインマンもユイの三役も謎めいています。
“モットーに並び立つ陛下に栄えあれ!” -
Posted by ブクログ
ネタバレ恩田陸氏の理瀬シリーズ目当てに。
他の人のコメントで 他作品もシリーズの短編ありとの事にて気になる。
どれも 短編ながら、妙に記憶に残るであろう作品達。
はやみねかおる『思い出の館のショウシツ』
→テンポ良くスイスイ読める。主人公が本が読めないのは理由があるのだろうか?
恩田 陸『麦の海に浮かぶ檻』
→ヨハンの短編といい、短編ながら満足の一作。
高田崇史『QED~ortus~ ―鬼神の社―』
→難しい。。けれど、逆の立場の神を だからこそ奉るって発想は驚いた。
綾崎 隼『時の館のエトワール』
→ラストのセリフ、ページをめくっての1行で 紙ならではだなぁ。。
白井智之『首無館の殺人』
→個性的な世界観。スッキリ終わるかと思いきやラストのどんでん返し。
井上真偽『囚人館の惨劇』
→こちらもどんでん返し。 ナルホド。。 -
Posted by ブクログ
ネタバレヒューマノイドとか出てきたりテロリストに疑われてたりなど、現実的にはあまり起こらないような内容。
でもなぜかすごい先が気になってさくさく読み進めていった。
テロリストを探しているヒューマノイドのキャサリンが本当はテロリスト??と疑ったり、何かしらやましいことがある中年女性とか謎の親父、何かありそうな親子など気になる人たちも続々。
すべてラストでスッキリした。
他の人たちの口コミ読むとイマイチって感想も多いけど、私は「はぁーーー面白かった!」と思った。
空港好きだしこれもまた面白く感じた一因なのかも。
あと、謎の肺炎が今の新型コロナウイルスとリンクしていつ書かれたの??と思ったら5-6年前だった。
謎のウイルスが現実世界とリンクした。