恩田陸のレビュー一覧

  • エンド・ゲーム 常野物語

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    グロではなくジワジワと押し寄せる様な、心理的側面から描いた怖さのある本。ただ怖い話しだけではなく恋愛の話しも少し絡んでいる。各章の最後の1ページで"えー!"が口から何回も出てくるくらい衝撃を受けた。最後の最後はスッキリ!爽快に終わり!と言う感じではないが、それもまたいいと思ったし、恩田陸ワールド全開で楽しかった。

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    2019年12月08日
  • 七月に流れる花

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    児童向け作品のようである。
    城の構造やレイアウトが中々、掴みきれないところがあり、
    難解かもしれない。
    主人公は幼稚な性格でもない気がするが、そこまで秘密にする理由が今ひとつ、説得力に欠ける気がする。
    真実を知れば、人は成長するものであるから。
    やたら、恐怖を漂わせるところに疑問を感じた。

    数々、読破したので、ストーリー展開は容易に読めてきた。
    児童には難解すぎて、受け入れらだろうかと思った。

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    2019年12月01日
  • 劫尽童女

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    夜のピクニックや蜜蜂と遠雷などの平和な世界とは全く違います。恩田さんのレパートリーの広さ、それでいてブレない恩田陸らしさに驚かされます。
    解説とあとがきも良いです。

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    2019年11月30日
  • 七月に流れる花

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    引っ越してきて間もないミチル
    ある日突然「みどりおとこ」から招待状を渡される。
    何もわからないまま、5人の少女たちと共に
    夏の城でひと夏を過ごすことに・・・

    「八月」の方を先に読んでしまったので
    いろいろと分かった上で読んでいても
    やはり美しく哀しい物語。

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    2019年11月21日
  • 六番目の小夜子

    購入済み

    初めて読んだ恩田作品。タイトルからなんとなくホラーなのかと思っていましたが、青春小説としても楽しめました。

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    2019年11月20日
  • 八月は冷たい城

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    ネタバレ

    閉鎖された空間の中で少年たちが経験する、夏の恐ろしく寂しい出来事。世間から隔離された城という空間が、時間の感覚を麻痺させながら、その分恐怖を増幅させるように感じました。最後に明かされる事実はあまりにグロテスクで悲しくて、静かな重たい余韻に襲われました。
    前作「7月に流れる花」から読まないと、内容がピンとこないかもしれません。

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    2019年11月11日
  • 上と外(上)

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    ネタバレ

    考古学者の父が働く中米で、夏休みを過ごす“元”家族。‬
    ‪壊れた家族の機微を身近に感じて心がザワザワと落ち着かなかった。‬
    親しか頼るものを持たない子どもたち。でもその親も不完全な人間なのだ。
    家庭を維持することは意外に難しい。‬
    ‪そんな中で、どんどん進んでいくストーリーに好奇心が抑えきれない!

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    2019年11月10日
  • ネクロポリス 上

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    ネタバレ

    コーヒーは、やはりビジネスブレイクという感じがします。ビジネスがメインにあって、コーヒーはあくまで息抜き。でも、紅茶は紅茶のためのブレイクなんですね。一日は紅茶がメインで支配していて、それ以外の時間は紅茶に隷属しているんですね。

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    2019年11月06日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(上)

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    ネタバレ

    バランス、それこそが神の摂理だ。
    世界は常に均衡していなければならない。例外や過剰は許されないのだ。
    神の摂理は、不自然なもの、いびつなものを見逃さず、均一であるのも許されない。

    一つ印象に残っているのは、陛下が残した手記の中で、日本国民のことを「徒に付和雷同する」と評していたことだ。そうなのだ、決して戦争は軍だけが行うのではない。殺せ、奪え、あの陣地を取ってこいと銃後で囃し立てたのは国民なのである。目の前に提示された情報を吟味することなく、すぐに浮き足立って他人の尻馬に乗り、その場の雰囲気に酔うのは日本国民特性である。

    なぜかは知らないけど、神は人間に好奇心という起爆剤を与えたんだ。人間

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    2019年10月30日
  • 象と耳鳴り

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    退職判事「関根多佳雄」の短編ミステリー小説で
    従前のミステリー小説とはストリー構成が違うもので
    よく「これがミステリー」という王道というものでは
    ない。
    私はこれも有りだし、とても面白かった。
    「春と夏」の話も、私にはお見通しであったが、どう
    話をつないでいくのかを楽しめた。

    彼みたいミステリー好きの親がいたら、楽しめる。

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    2019年10月29日
  • 錆びた太陽

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    風刺性の強い世界ではあるけど、エンターテイメントとしてワクワクしながら読めるお話だったと思う。

    本とは別に、恩田陸直筆のメッセージカードが入っていた。
    メッセージ冒頭「ストレイテナーを聞いていたら、この物語の情景が浮かんだ」……恩田陸ストレイテナー聞くんだ?!青春爆走小説なのかな?と思ったらとんでもない、原発事故によって広い範囲で人間が住む事が出来なくなった日本で何十年後、何百年後の再生を目指して処理を進めるヒューマノイドと、人間の物語。

    ロボットと人間の違いや、そんな違う生き物同士の関わり合いはフィクションでも現実でも永遠に議論できるテーマであるけど、このお話は両者の距離感もリアルで「そ

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    2019年10月28日
  • 訪問者

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    20191022 タイトル通り、訪問者が次から次へと現れて話が進んでいく。よく考えた構成がないと成り立たないと思ったが行き当たりばったりとの事。才能ですよねとしか言いようがない。又、驚かせてもらいたい。

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    2019年10月22日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

    購入済み

    紹介されている曲が聴きたくなるくらい、わくわくして読んでいます。

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    2019年10月19日
  • きのうの世界(上)

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    ミステリーのようでおとぎ話のような作品。
    黒い塔、謎の地図、鬼、姿の見えない気配、鋏と亀と天の川…そういった不可思議なワードが次々と出てくる。
    物語全体から不気味さが漂っている。
    その一方で、一体これがどう繋がるんだろう。と思いながら読み進めるのは、見知らぬ土地を探検するようなロマン心をくすぐられた。

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    2019年10月16日
  • 蜜蜂と遠雷 (1)

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    原作自体マンガのようにサクサク読める小説だったので、マンガになっても違和感がない!もう一度楽しめると思うと嬉しいです。

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    2019年10月06日
  • 中庭の出来事

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    いやー、面白かった。恩田陸さんの作品はあまり読んだ事がないのだけどこれは素晴らしい小説だという事が途中で気付くぐらいには面白い。場面転換が多いのでそれに振り落とされないように必死になって食らいついていったその先にあるオチも好み。本当に芝居とミステリが上手い具合に融合した小説。皆なにかを演じているという点では世界は全て劇場だ。

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    2019年10月05日
  • 酩酊混乱紀行 『恐怖の報酬』日記

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    人が怖そうなのは楽しいなぁ、と改めて悪趣味な事実に気づかされる一冊。テーマが「恐怖」「酒」「紀行」と三つあるので、どれかに引っかかれば楽しめる。
    恩田さんの小説は苦手なのが多いけど、こういう軽いエッセイは合うみたいだ。

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    2019年10月02日
  • 隅の風景

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    恩田陸さんの本は、以前よく読んでいたのだが、「夜のピクニック」以来読んでいなかった。久しぶりに手に取った本がこれ。気楽に読めて、それぞれの土地の雰囲気や人の気質が何となくだけど、分かるような感じ。ちょっと行ってみたいなと思わされるのは、著者の人柄の良さが文章に表れているからだろうと思う。時々挟まれる写真も、茫洋としていていい感じ。ロンドン、チェコ、郡上八幡、伊勢、日光、台湾、韓国雪嶽山・ソウル、阿蘇、熊本、奈良、北京、上海を旅する。それにしても、著者は酒ばかり飲んでる。

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    2019年09月13日
  • 七月に流れる花

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    メメント・モリ。死を想え。

    タイトルと表紙に惹かれて購入。
    時間を忘れて一気読み。
    やっぱり恩田陸好きだなぁと思った。

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    2019年09月09日
  • 隅の風景

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    恩田陸の隅の風景を読みました。
    恩田陸が雑誌の取材などのためにいろいろな場所を訪ねたときの旅行記でした。

    恩田陸らしい視点での旅行記になっていて面白く読みました。
    阿蘇でお酒をたらふく飲んで山ほど肉料理を楽しんだ「阿蘇酒池肉林」は大うけしてしまいました。

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    2019年07月25日