【感想・ネタバレ】蜜蜂と遠雷(上)のレビュー

あらすじ

近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。

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Posted by ブクログ

読むという行為で音を感じるのは初めての感覚かもしれません。
また小難しくない単語を使った音楽のように流れるような文体が、物語の雰囲気に合っています。

神様の視点に近い天才性を持つ天衣無縫の少年 風間塵
母の死という不幸から表舞台から消え、時を経て舞い戻ってきた、風間塵に近い音楽性を持つ元天才少女 栄伝亜夜
語り手の中で現実社会の読者に一番近い視点を持つ努力家の音楽家 高島明石
世界に受け入れやすいスター性と音楽的センスを持つ天才的な青年 マサル

この4人を中心に進む国際ピアノコンクールは、コンテスタントや音楽関係者たち、コンクールを支えるスタッフや観客たちなど視点が様々に変わり、それぞれの想いや思惑が語られます。音楽で最大の重要要素である音は聞こえないものの、本物のコンクールでは知ることができない一面を感じることができ、新しい体験をしている気分です。

正直クラシック音楽は眠くなる印象しかなかったのですが、生のピアノ演奏や作中で出てくる曲を聴いてみたいとクラシック音楽に対して初めて思いました。

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2026年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻の感想です。
楽しい、そしてピアノが聴きたくなる(実際に読み終わったらきいてた)。

ころころ登場人物が変わるが、物語が複雑になるわけでなく、そうそう!この場面でこの人の感想や思考が見たい!ってなります。
早くこの人がピアノを弾いてる時にどう思っているか読みたいと思うと、気がつけば私の脳内でも音楽が流れていました。うまく表現できませんが、自分ってこんなに文からイメージできるだと嬉しくなりました。

下巻も楽しみな作品。誰が入賞するかな?

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2026年04月29日

Posted by ブクログ

面白い!
たくさんの主人公がいる!
フラグと伏線を張り巡らしていてピアノを弾いたことない自分でも楽しく読めた。下を読むのが楽しみだけど読み終わりたくない。

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2026年04月21日

Posted by ブクログ

面白かった。
ピアノのコンクールの話で、音を文章で表現するってこんな方法があるんだっていう驚きもありつつ、
話が面白過ぎてあっという間に読んでしまった。

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2026年04月15日

Posted by ブクログ

ずっと読んでみたかった作品。
映画はまだ観ていませんが、キャストの鈴鹿央士さんをおもい浮かべて読んでみました。
彼が生き生きとピアノを奏でているところが目に浮かぶように、色彩が見えてくるように、爽やかに綴られていました。素晴らしかったです。
(下)をこれから読みます。楽しみです!!

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2026年04月12日

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自分が才能がある側じゃない事を知っているからこそ、この作品の才能ある登場人物達の考えや人柄、センスに惹かれてしまう

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2026年04月08日

Posted by ブクログ

恩田陸のもう一つの作品。夜のピクニックよりすぐにハマれた。また羊と鋼の森よりもコンペのお話に関すると言う点で私はより面白かった。下巻まであるので楽しみ。また途中の賞で黒鍵のエチュードがあって興奮した。

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2026年03月21日

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まとまった時間が取れず少しずつ読み進めていたが、本を開くとすぐに物語に入り込めた。
ピアノの事はあまり詳しくなくても読みやすく、不思議と共感出来るところも多かった。
続きも楽しみ。

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2026年03月13日

Posted by ブクログ

ピアノもクラシックもまったくわからない。誰が弾いても違いすらわからない。でも、辻井伸行さんのピアノを聴いたときに自然と涙が溢れてきたことがあった。ここに描かれてる違いって、こういうことなのかなって思いながら読んだ。とても良かった。

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2026年03月06日

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塵も亜夜もマサルも明石も4人に感情輸入してしまってこの中の誰が選ばれるのか⋯。
気がついたらどんどん物語に吸い込まれて自分も芳ヶ江国際ピアノコンクールに観客としてステージを見ている気分になった!
早く下巻も読みます!

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2026年02月28日

Posted by ブクログ

冒頭のシーンからスグに世界観に引き込まれる。
淡く仄かな映像が醸し出され、文章もみずみずしい。
蜜蜂とは?遠雷とは?何を示しているのか?

上巻を読み終え、これからどうなるか、まだまだわからないところ。誰が本戦に残り、誰が優勝するのか結果もさることながら、過程も気になる。流石にピックアップされている誰かがトップになるとは思うが、意外と違ったり…なのか?

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2026年02月19日

Posted by ブクログ

なんで今まで手に取らなかったのだろう、我慢していたのだろう、もったいないことをした!
最近で1番のヒット。
最初の数ページで心をもっていかれた。
多少趣味で音楽をやっていても、こんなに多彩な表現はできない。
なぜこの人はこんなに美しい音楽の世界を写し取れるのか。
そしてあたたかい。

下巻へ行ってきます〜✨

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2026年01月17日

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ここ数年で一番のお気に入り
文章でここまで色彩豊かで迫力のあるピアノ演奏を表現できるものかと驚きました。登場人物ごとの背景もしっかり深掘りされていて、それがピアノの表現にもあわられている描写が秀逸。人生をかけた血のにじむような努力と、その領域で闘うもの同士だからこそ音楽を通して通じ合える世界がある。オチありきではなく、文体の美しさと表現の豊かさにずっと読んでいたくなるような物語でした。

一気に読んでしまいましたが、最後には「コンクールがもう少しで終わってしまう」という寂しさがこみ上げてきた、読み終わるのが惜しいと思った数少ない小説です。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

ピアノのことなど全くわからない僕でも、文章から音が聴こえてきた。しかもすごい臨場感で。 映画も観たが、映画よりも文字の方が伝わるほどだった。 登場人物も魅力的で、それぞれの持つストーリーも良かった。
素敵な作品をありがとうございます!

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

読む前は長そうだなと思いましたが、読み始めたらすぐにのめりこんでしまい、あっという間に読み終えてしまいました。
文章から音楽が響き渡るような、演奏者や観客の様子まで簡単にイメージ出来ました。
楽曲を知らなくても、十分に楽しめました。

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2026年01月09日

Posted by ブクログ

数年ぶりに再読。
文章を読んでいるのに、音楽が聞こえてきそうなくらい臨場感を感じる描写で没入感がある。目次も、プログラムを思い起こさせるような作りで、細部まで拘られた本にテンションが上がる。作中で出てきた曲をゆっくり聴いてみたいと感じる。

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2026年01月07日

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め、め、め、めちゃくちゃ面白い。 音楽という世界での若き才能、若くない才能のぶつかり合いが面白い。上下巻あって長く見えるけど、漫画みたいに読める。

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2026年01月07日

Posted by ブクログ

ピアノの世界には疎いけど、作中で出てきた曲をYouTubeで実際聴いてしまうほど作品にのめり込みました。細かな心情や個性的なコンテスタント、裏方の調律師の細かいことまで作家さんてホントその世界をこと細かに勉強するんだと改めて思いました。下巻も楽しみます。

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2026年01月05日

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作者の「天才」のイメージに共感した。

ナサニエル「…作曲家も、演奏家も、みんなさ。元々音楽はそこらじゅうにあって、それをどこかで聴きとって譜面にしてる。…創りだしたんじゃなく、伝えてるだけさ」
彫刻家「別に造っているわけじゃない、木の中に埋まっている仏様を掘り出しているだけだ」

どうやってたどり着くのかな。それぞれの頂点に。下巻が楽しみ。

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2025年12月27日

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文章がすごく綺麗だと思った。そんな大舞台に立ったことはないが、登場人物の感情がありありと書かれていてドキドキするし、どちらかに偏りそうな心情も、大人から少年の書き分けられていて読みやすかった。
読みやすさではマーガレットとか、そのくらい少女漫画を読んでいるような感覚。
胸熱くなる小説を読むならこれだと思う。

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2025年12月24日

購入済み

音楽には暗いが

音楽に造詣がない私でも、コンクールの結果がどうなるかハラハラドキドキ 映画まで見るようになるほど、ハマりました

#癒やされる #感動する #ドキドキハラハラ

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2023年07月11日

購入済み

主人公が複数

誰を主人公としてもいい。それぞれの音楽性が素敵に描かれていて、引き込まれる。登場する曲を聴きながら読みました。電子書籍は苦手ですが、気がついたら上巻を読み終わってました。

#癒やされる #ドキドキハラハラ #カッコいい

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2023年06月07日

購入済み

丁寧に描かれています

音楽の世界には精通してないのですが、細やかな表現で読んでいてとてもリアルに情景を思い描ける内容となっています。
ピアニストの苦悩と喜びを感じ取れて一度は実際に足を運んでみたくなりました。
下巻も期待して読みたいと思います

#アツい #癒やされる #カッコいい

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2023年03月24日

購入済み

すごく良いです!! 上巻を読んだだけで、傑作だということがわかます。
なんでもっと早く読まなかったんだろう。自分を殴りたい。

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2020年12月19日

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ピアノコンクールの話だから曲名は難しくて入ってこなかったけど、色んな人の人生とピアノが結びついて、厳しい世界でどう生き抜いていくか、どうピアノで表現するかとか、心理描写が沢山あって一気に読めた。
頑張る人ってかっこいいなって思って感動した!

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2026年04月01日

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天才とか才能があるって言われる人、いるよね。優秀なんていう言葉じゃ片付けられない、ぶっ飛んだものを持ってる人。その人にとっての表現方法がピアノだったんだろうし、そういうものに出会えていることが幸せだよね。離れてしまったとしても結局吸い寄せられるし、そこで生きていくしかないんだよな。飛び込んでしまった井戸からは出られない。

お前誰だよって感じだよね。
これから下も読みます。

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2026年03月22日

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登場人物全員が魅力的だった。
クラシックやコンクールへの関心が薄い人生だったけれど初めて興味を持てたし、文章から演奏風景が頭に浮かんでくるようで素晴らしかった。

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2026年02月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とても読みやすく、気付けば一気にこの分厚い本を読み終えていた。
音楽を文章で表現したということに惹かれて読んだが、確かにわかりやすく色彩や質感が手に取れるようだった。
ピアノコンテストや業界のことについても知らないことばかりだった。文学賞とひとしく例えられていたところが印象的だった。亜夜がすきだった

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2026年02月11日

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4人の主人公がピアノのコンクールに出場する話。
それぞれの主人公の音楽に対する考え方や向き合い方が違っていて個性がでているなと感じた。ピアノというのはとても繊細な楽器だと読んでいて改めて知ることが出来た。
一つの目標に向かって、努力する姿に感動した。
続きが気になる本でした。

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2026年02月04日

Posted by ブクログ

映画のような美しい導入。
これは実写化も頷ける。
各登場人物にドラマがあり、エンタメ性が高く、中盤までは勢いよく読めた。
展開が知りたくてどんどん読みたくなる。
長くに渡って積読で、なぜだか食指が伸びずにようやっと読んだけれど、もっと早くに読んでいても良かったなぁ。
クラシックやピアノのコンサートに行きたくなってきた。

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

複数人のコンテスタントが一人称視点で代わる代わる描かれるが、誰が優勝してもおかしくなくて優勝者が気になる。(蜜蜂がタイトルにあるのでやはり蜜蜂王子なのか...?)
自分もピアノを弾くが、コンクールに出たこともないので、本当の天才ってこうなんだとある種ファンタジーを読んでいるような感覚になる。

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2025年12月11日

Posted by ブクログ

まだ上巻しか読んでいないが、青春系の小説として面白い。
かなり多い登場人物をそれぞれの一人称の物語の中で連携させて、全体のコンサートも進行していく難しい話を読みやすく書いてるなと思った。
下巻も読んでみます。ただ、恐ろしく長い。読むのに2日かかりました。。
そういえば、最近読んだエヴァーグリーンゲームと似た構成だなと感じました。こういうのは読んでて楽しいです。

(最近読み直したので追記)
音を言葉でこれほど綺麗に描けるのかと改めて感動した。
純粋に音に向き合うものたちをただそのまま描いている。音で世界を表現する、その結果音に対して客観的な視点が生まれる。それを文章で表現している。綺麗な流れだ。
2回目を読むと読んでいるのに音が聞こえる感覚になる。このままの勢いで下巻を読み終えたい。
そういう意味で本を読むというこの行動が、作中のいわゆるコンクールに近いものだと感じられる。私たちは「読む」ことで客観的な自分の世界を感じている。

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2026年03月27日

購入済み

紹介されている曲が聴きたくなるくらい、わくわくして読んでいます。

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2019年10月19日

Posted by ブクログ

クラッシック音楽に馴染みがないので、イメージが浮かばない自分を残念に思います。それでも楽しめました。天才の世界をのぞかせてもらっているようです。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

※上下巻同じ感想です。

読みながら、その情景が浮かぶ。その情景を思い浮かべながら、次へ読み進める。お酒を呑みながら一気読みできた作品。

コンクールを通しての成長や、天才と呼ばれる人たちの苦悩は特別なモノでもなく案外身近に感じる部分もあった。ただ、私が縁したことのあるいわゆる頭の良い人≒天才たちは、クセつよだったり意味わからん人の印象が強いのだが…。

それは置いといて。

本戦の結果があーなるとは思っていなかったが、もしこの先の続き(構想)があるならば、ちょっとのぞいてみたい。天才たちが共鳴しながら描くものはどのような音楽なんだろうかと。

いつも作者の丹念な取材には頭が下がりますが、本作品は音楽(クラシック)を違う視点で楽しみたいと思える作品でした。

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2025年12月31日

購入済み

音がうるさい

音楽が、音が鳴り響きまず。ただ、いくつもの、ストーリーがあるため音が途中ぶつかります。それゆえに、雑音も聴こえます。

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2020年06月24日

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