【感想・ネタバレ】蜜蜂と遠雷(上)のレビュー

あらすじ

近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ゾーンに入った時の表現が、景色が変わって見えたり、自分を俯瞰して見えるようになるみたい。
普段小説は読まないが、2日で了読。
面白い。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

おもろしろすぎて引き込まれてあっという間に読んでしまう
みんなすごいんだけど、何よりもこんな世界を創れる恩田先生がすごすぎる

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2025年11月21日

Posted by ブクログ

第156回直木賞、第14回本屋大賞ダブル受賞作品。
国際ピアノコンクールを舞台に、4人の若きピアニストたちの才能・葛藤・成長を描いた物語。
音楽は門外漢ですが、音楽を視覚的に描写するこの作品がとても好きです。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

好きすぎて作中の曲が全部入ってるCD買ったほど。子どもの吹奏楽コンクールで色んな曲を聴いたけど、審査員とのコネクションとか、その好みとか、どんなに上手くても評価されない表現とか、そういうのは厳然とある。生々しさとフィクションが上手く混ぜ合わせてあった。映画も見たけど、凝縮されててよく出来てたと思う。いつもながら大変お上手。

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

サクサク読み進められて、おもしろかった!
性格の悪い人が中心メンバーにいないので心安らかに読めました。

環境によるタイプの違う天才達が、お互いに尊敬し影響しあいながら、音と楽しく向き合っている様子が描かれていて、読んでいて楽しいです。

本の中の曲を聴きながら読みました。
美しい文章表現と比べながら聴くと、ピアノの奥深さに触れられた気持ちになりました笑

下巻も楽しみ。

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2025年10月23日

Posted by ブクログ

音楽小説だけど、ほぼジャンプ漫画。
イクサガミの時も思ったけど、超人たちの高レベルな争いってすごく面白い。
音楽とかピアノは全く分からないけど面白く読めた。

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2025年10月15日

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ピアノコンクールに出場する、4人の奏者について、コンクールを通して心情の変化やらを描いてる。
クラシックもピアノもほぼ縁なく生きてきました。(そんなのばっかり)読書を通して自分が知り得なかった色々な世界を知ることができる、感じられるってのが、読書の魅力だなってつくづく思う。知識なくても楽しませてくれるっていうのがいいね。今回もそんな本。

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2025年09月28日

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音楽(ピアノ)の小説を初めて読んだ。ものすごーくちょっとだけピアノを習っていたことがあるので、知ってる曲が出てきたのは読んでいて楽しい。コンクールの審査員、メインの4人のコンテスタントの音楽への考え方や感情が細かく描かれていて、上巻なのにものすごく濃い。音楽も哲学だなと感じた。コンクールがどうなっていくのか、下巻が楽しみ。

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2025年09月03日

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音楽の描写が素晴らしい。ピアノコンクールのコンテスタントたち、それぞれの心情や音楽性が、文章を通じて立ち上がってくる。コンクールを聴きに行きたくなり、たくさんの曲や色々な人の演奏を聴きたくなる。

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2025年09月01日

Posted by ブクログ

この本に出会えてよかった
この本を読んでいる自分が好き、みたいな。
自分を格上げしてくれる一冊。
第二次予選の途中で、(上)は終了。(下)が楽しみである。
風間塵の演奏を聴いたマサルの感想が知りたい。

音楽の天才は、普段聞こえてくる音すら、凡人とはかけ離れているのだ。
以下ネタバレです







「君は元々知っていたんだ。たぶん僕らは君に教えているわけじゃない。元々君の中にあったものを君に思い出させているだけなんだ。」

「日本人が言う「自分らしく」というのは他者に対するコンプレックスや自信のなさやアイディンティの不安から逃れようとして口にするもの

「ずっとずっと前から、観客たちがすでに知っていたもの、求めていたもの、それを形にしたのがスターなんだ」

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

風間塵が純粋に楽しんで奏でることで、ナサニエルや嵯峨三枝子ら審査員の音楽観への問題提起となっている。
塵が解き放たれるようにピアノを弾く姿は、観客やコンテスタントに清々しい羨望を与える。
審査員は音楽を産業や教育に還元するという現実的な役割を担っており、「どれだけ自由を受け入れられるか」を問われ苦悩する。
おそらく両者を理解できる高島明石が最もリアルな描写だろう。
この純粋な芸術と、それを支える現実との繊細なバランスを恩田陸は描いているのだと感じた。

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2025年08月22日

Posted by ブクログ

面白かったーーー!!!!視点がころころかわるし物語自体もさくさく進むおかげで飽きずに数時間で読み終えることができた、この調子で下巻もよむぞー

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2025年08月13日

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とても面白かった。惹き込まれました。
アーちゃんとマーくんの運命的出会いにときめきながらも、主軸はそこではなくコンクール。
高島明石の音楽感や、栄伝亜夜の心情など、共感性をもって物語にのめり込める。

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2025年08月11日

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近年、その覇者が音楽会の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。
そのコンクールに参加するピアニストたちの話。
主に4人のコンテスタントを中心に物語は繰り広げられる。
上巻は第二次予選の途中まで。

何だろう、音楽ものなのにその刻まれた文章が音となって
読んでいるこちら側の耳に届く。そんな感覚である。
気付けば興奮で涙を堪えているのに戸惑いすら感じた。
これは紛れもなく傑作だ、そう感じた上巻。
下巻の展開が楽しみである。

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2025年07月28日

購入済み

音楽には暗いが

音楽に造詣がない私でも、コンクールの結果がどうなるかハラハラドキドキ 映画まで見るようになるほど、ハマりました

#癒やされる #感動する #ドキドキハラハラ

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2023年07月11日

購入済み

主人公が複数

誰を主人公としてもいい。それぞれの音楽性が素敵に描かれていて、引き込まれる。登場する曲を聴きながら読みました。電子書籍は苦手ですが、気がついたら上巻を読み終わってました。

#癒やされる #ドキドキハラハラ #カッコいい

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2023年06月07日

購入済み

丁寧に描かれています

音楽の世界には精通してないのですが、細やかな表現で読んでいてとてもリアルに情景を思い描ける内容となっています。
ピアニストの苦悩と喜びを感じ取れて一度は実際に足を運んでみたくなりました。
下巻も期待して読みたいと思います

#アツい #癒やされる #カッコいい

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2023年03月24日

購入済み

すごく良いです!! 上巻を読んだだけで、傑作だということがわかます。
なんでもっと早く読まなかったんだろう。自分を殴りたい。

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2020年12月19日

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音を聞いていませんが、描写が素晴らしく、あたかも聞いているような錯覚を覚えます。
登場人物も実在する人に感じられて、没頭して読み進める事が出来ました。
早くコンクールの結果が、知りたくなってしまいます(^^;;

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2025年11月23日

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クラッシックもピアノも殆ど縁のない私でも文字で音楽を楽しめる。美しい描写がたくさん。曲を聴いてみたくなる→YouTubeでさがす。4人のコンテスタントはそれぞれタイプは違うけれど魅力的な人達、誰を推しにするか決められず…笑
下巻につづく…

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2025年11月10日

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4人の奏でる音楽を4人が聴いて、感じている場面がそれぞれ書かれていて、おもしろかった。
その人その人で感じ方が違ったり、
逆に同じ風景や場面を想像したり、
言葉も歌詞もなく、ただの音で人の心を動かせるって凄いなと思った。


演奏、ピアノ、コンクール等私にはあまり関わりがなかった人生ですがそれでもその場面に居るかのように感じたし、いつか私も経験してみたい。と思いました。

着々とコンクールが進んでいき、4人の色だったり個性、人格などが見えてきて続きを読むのが待ち遠しいです!

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2025年11月07日

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25,10,31
コンクールについて初めから終わりまで丸ごと買いた小説
予選、一次審査、、、と似た内容が続くにも関わらず、最後まで面白かった。
演奏中の情景描写が多く、人によっては退屈に感じてしまうかもしれないが、飽きずに読みきれたのは自分の、集中力と読解力が上がっているのだと感じた。

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2025年10月31日

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音楽に詳しくなくても音楽に触れたくなる話。
ぜひ映像で見たいと思った。
天才たちが後半でどうなるのか気になる。

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2025年10月29日

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本という音のない物の中で、音を想像できる文章がすごいと感じた。
それぞれの登場人物に着目したストーリーや、努力と天才の考え方の違いがあり面白かった。

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2025年10月16日

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 音楽を文章にするのは難しいとは思うけれど、こんな風に描けるんだと納得した。とても長い文章だけど、音楽が流れるように早いテンポで読み切れた。才能とは努力の及ばない生得的な残酷な物だと思う。芸術の域で少し頑張ってみた人はみんな思うのではないだろうか。自分がどの程度か早い時期に気づいてしまう。そして天才はそんなことは考えない。そこに努力が加わり素晴らしい一流になれる。でもそんな残酷な部分も爽やかに切り取られている。コンクールに焦点を当てて書いたのが作品を清々しい物にしてくれたんだろうと思う。

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2025年10月12日

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小学生の時にピアノを齧りかけて逆に歯がかけたくらいのレベルの私でも問題なく楽しめた!
前に映画で観たときには途中で寝てしまった記憶。下巻も読んで、また映画観てみよう。

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2025年09月23日

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この本は、ピアノコンクールを舞台にした青春群像劇で、音楽をテーマにしながらもエンタメ小説としての面白さが抜群です。上巻では、個性豊かな登場人物たちが次々と登場し、それぞれのバックグラウンドや音楽への想いが丁寧に描かれます。

文章はまるで音楽そのもので、演奏シーンではまるで音が聞こえてくるような臨場感がありました。テンポよく展開しつつも、読者に想像する余白を与えてくれるのも魅力です。上巻の段階で既に「この先どうなるの?」と引き込まれ、続きを読まずにはいられなくなる構成でした。

音楽やコンクールに詳しくなくても楽しめますし、むしろ登場人物たちの情熱に引っ張られて一緒にドキドキできる一冊です。
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下巻も読む予定なら、上巻で感じたワクワクや緊張感がどう展開するのか、かなり期待できますよ!

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2025年09月15日

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まだ物語ははじまったばかり。下巻へ急げ。
いつもは洋楽ロック聴きながらの読書が多いですけど、この本読んでる時は、この曲、どんな感じなんだろと検索して聴きながらになってしまった。

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2025年08月31日

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音楽の良し悪しは正直よくわからない。しかし著書では、音楽に精通した人たちの感性や、どのように音楽を評価しているのかが上手く表現され、まるで彼らの頭の中を覗いているみたい。言葉で聴く音楽だった。

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2025年05月28日

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あるピアノコンクールのお話。予選から本選。その間の人間模様、音楽との関わり。

上巻の最初、登場人物たちの紹介や、予選までの道のりは正直長く感じてしまい、予選に辿りつまで読むのに時間がかかってしまった。
もう少しコンパクトになってたらな.…

予選が始まってからは主要登場人物たちの音楽との向き合い方や音楽の解釈など、なかなか面白く、スイスイ読めた。
続きが気になる。

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2025年10月30日

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最初は設定自体はよくあるものだなって思ったのだけど、美しい描写を思いのままに描くにあたって舞台はすっきりしていた方が良いんだなって気付いた。
高島明石の第二次予選が一番好き。

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2025年08月16日

購入済み

紹介されている曲が聴きたくなるくらい、わくわくして読んでいます。

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2019年10月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

率直に恩田陸さんの表現力が豊かで、1つの物事に対しても色々な書き方をされていて楽しめます。と同時に、話をサクサク進めてほしい焦れったさも感じました。作品全体からは音楽の深さ、普段は私の周りにはない世界が繰り広げられ、ピアノコンクールに行ってみたくなりました。同じ曲目でも、演奏者によってどう違うのか、聴いてみたくなりました。何にせよ、コンクールの結末はどうなるのか、下巻を楽しみに読みたいと思います。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

【要約】ピアノコンクールで、音楽に愛された「蜜蜂王子」、かつて天才と呼ばれたが姿を消し再び挑戦する亜夜、ジュリアード音楽院の王子、社会人の明石など、個性豊かな出場者たちの思いや葛藤が、緊迫感の中で描かれる物語。

【感想】音楽を多彩な言葉で表現している点に感動した。蜜蜂王子の才能は現実離れしていると感じつつも、その圧倒的な演奏に興奮し、彼の演奏シーンを楽しみに読んでいる自分に気づいた。

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

ピアノコンクールに挑む人々のドキュメンタリー。審査員や参加者、彼らを取材する人など様々な視点からコンクールを見ることができる作品。文字を読んでいるだけのはずなのに、どこからか音楽が聞こえてくるような、小説の可能性というか、幅の広さを体験することができた。ただ、音楽に関して私自身無知すぎて、曲名を言われてもぴんとこないところが残念だった(勉強しろ)。一つだけ確実に言えることは、そんな私にとっても知見が広がるような素晴らしい作品であるということである。

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2025年08月10日

購入済み

音がうるさい

音楽が、音が鳴り響きまず。ただ、いくつもの、ストーリーがあるため音が途中ぶつかります。それゆえに、雑音も聴こえます。

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2020年06月24日

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