恩田陸のレビュー一覧

  • 上と外(上)

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    複雑な家族の冒険という感じです。
    「夜のピクニック」に繋がった印象です。
    キャラクターデザインが同じにトレースしている気がします。折角の古代文明を解き明かしてほしかったところ、インディー・ジョーンズ博士は登場せず。という所感です。

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    2020年03月19日
  • 夜の底は柔らかな幻(下)

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    読むのが止まらなくて一日で駆け抜けた。
    山が怖い。その怖さが伝染するかのように登場人物を襲っていくのがじわじわと蝕むようで、ずっと心臓がどきどきしていた。

    勇司だけはどうか、と思っていたのに最後のあれは…期待しない方がいいんだろうか…(涙)
    実邦の最後の行動、さらに葛城が実邦を好きになっちゃうよな。もういろんな意味で一生逃げられないよ…
    初めて二人が通じ合えたのがとても良かった。憎悪ももちろんあるだろうが、ああ葛城はやっぱり実邦のことが好きなんだなと初めて温かい気持ちになった。
    このシーンまで辿り着いたことだけでもこの物語を読む価値があったと思う。エモすぎて何度も読み返しちゃった。
    多分この

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    2020年02月29日
  • 失われた地図

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     旧軍都に発生する「裂け目」 そこからかつての人間の記憶が形を成し、蘇ってくる。
     その裂け目を封じ、記憶の化け物たちと戦うものたちの物語。

     結局、日本どころか世界中いたるところが、戦いの歴史なのだろう。そして、その過去の血の上に、私たちはいる。
     というのが、通奏低音のようにずっと鳴っている感じがした。
     記憶の化け物<グンカ>は、明日の自分の姿なのかもしれない。
     
     一族同士で、結婚したものの、というのはまぁありそうだし、その子供が、っていうのもステレオといえばそうなんだけど、曖昧とするところは曖昧としておく、そういうところは非常に上手い。
     意味があるのか、ないのか、そもそも意味を

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    2020年02月29日
  • 終りなき夜に生れつく

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    「夜の底は柔らかな幻」の前に読んでしまったけど大丈夫かな…全くあらすじを知らない状態で読んだのにぐいぐいと引き込まれた。
    物語の人物が次の登場人物へと続く道標のようになり、先へ進む途中でたまに後ろを振り返りたくなるような感覚。わずかにしか出でこない神山の得体の知れない不気味さに惹きつけられる。(でも一番好きなのは軍勇司)
    これを読んだ次の日に早速「夜の底は〜」を読み始めた…面白いよ…

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    2020年02月28日
  • 訪問者

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    クローズドサークルで繰り広げられるミステリー。次々に訪問者がやってきて、誰しもが怪しい。恩田さんの作品は本当に読みやすい。最後の最後まで、ゾクゾクしながら楽しめたが、もう少し、読み手の身に迫る緊張感を味わいたかった。

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    2020年02月24日
  • ドミノ

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    ネタバレ

    たまたま東京駅に居合わせただけの27人と1匹の運命が、正にタイトル通りドミノのように重なりあっていく様がとても面白かったです‼︎自分の人生も多くの人の人生と重なりあって今があるのだろうな…と気づかされました。時間にしてほんの数時間の出来事の物語ですが、それぞれのキャラクターがはっきりしていて、27人と1匹分の人?生の一時というとても濃い時間を体感した気分になりました。

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    2025年12月21日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    ネタバレ

    別々の道を歩むことになった2人の男女が夜通し語り合っているというだけの話ではあるのですが、この話はどういった展開になっていくのだろう…ということが気になってしまい、途中で止めるのが難しい小説です。個人的にはもやっとした印象を受けました。

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    2025年12月21日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    ネタバレ

    不思議な力を持った人々、常野シリーズの1つですが、すごくタイトルがしっくりくる小説です。移りゆく時代の中でも聡子様と峰子の関係性が素朴なテイストで描かれている様が、正に地に根を張る蒲公英のようだと思いました。ふんわりとした雰囲気のひらがなのたんぽぽではなく、少し固さが表れる漢字の蒲公英である点も深い意味があるように思えます。

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    2025年12月21日
  • ネバーランド

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    ネタバレ

    4人の少年達がそれぞれ抱えているものが重く、普段の生活でそんな思いを抱えながら普通に振る舞うのはしんどかっただろうな…と思いました。冬休みの他に誰もいない寮という舞台だったからこそ、「告白」ゲームを通して自分の抱えるものを吐き出せたのだと思います。それぞれ中々他人には言いづらいことを打ち明けあった4人の絆は、離れ離れになっても固く結ばれていると思います。

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    2025年12月21日
  • 図書室の海

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    ネタバレ

    恩田陸さんの短編集。
    不思議な気分にさせるお話が多いです。
    お気に入りはやっぱりタイトルにもなっている「図書室の海」かな( *´▽`*)

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    2025年12月21日
  • 消滅 VANISHING POINT

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    久しぶりにガッツリ厚い本を読み、しかも相関図を書きながら読みました。
    登場人物が多い+名前ではなく外見の特徴での表現があったので、たまたま作った相関図があってよかったです。
    テロリストがいると脅かしたわりには、結末は…ですが、これはこれで良い感じもしました。

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    2020年02月21日
  • 消滅 VANISHING POINT (上)

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    ネタバレ

    面白い!笑
    初対面で名前がわからない同士なので、印象のみで語られるお互い同士が本当に面白い。

    最初は混乱したけど、突然集められ、普通の精神状況ではない時って、こんなふわふわしてて不安定なものなのかもしれないなぁ。なんて思いました。

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    2020年02月17日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    恩田陸目当てで読みました。それだけを評価するならとても良かったし、知りたかった部分を読めて満足です。
    しかしそれ以外の作者はグロテスクなものもあり、ちょっと面白いとは言えませんでした。

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    2020年02月14日
  • 六番目の小夜子

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    恩田陸の少女小説が好きな人は面白く読めます。
    ミステリーとホラーと10代の心の揺れ動きが絡まって、ドキドキと不思議な気分で読めます。

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    2020年02月14日
  • 三月は深き紅の淵を

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    麦の海にハマってこちらも読みました。
    正直、麦の海が内容も世界観もベストだと思いますが、こちらも関係性があるので読んで良かったです。

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    2020年02月14日
  • 妖し

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    ちょっと怖い話のアンソロジー。
    どの作品も、良かったのですが、あえて1つというなら、風鈴が出てくる話かなあ。
    読んだことのない作家さんに出会えるので、アンソロジーはおすすめです。

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    2020年02月12日
  • 八月は冷たい城

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    前作の7月に続き、面白く読めました。
    恩田陸の描く孤立した少年少女の世界観は良いですね。忘れていたういういしさや理不尽さなど、感じやすい年代を思い出しました。

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    2020年02月11日
  • 七月に流れる花

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    恩田陸の不穏な少女小説好きにはたまらない世界観でした。
    理屈ではおかしなところもありますが、それを超えてのミステリーと少女時代の懐かしいような揺れ動きが良かったです。

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    2020年02月11日
  • 上と外 完結上下巻セット【電子版限定】

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    ハラハラドキドキで最後まで一気に読めます。
    よく考えたら都合のいい点などもありますが、ストーリーにグイと引き込まれるので楽しく読めました。

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    2020年02月07日
  • 終りなき夜に生れつく

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    どこか別の世界という意味ではファンタジーなのだけど、恐くて暗くて恐ろしい。人対人の軋轢や喧嘩も嫌だけど、未知の力を持った納得できないものは恐ろしい

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    2020年02月06日