恩田陸のレビュー一覧
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購入済み
恩田陸目当てで読みました。それだけを評価するならとても良かったし、知りたかった部分を読めて満足です。
しかしそれ以外の作者はグロテスクなものもあり、ちょっと面白いとは言えませんでした。 -
購入済み
前作の7月に続き、面白く読めました。
恩田陸の描く孤立した少年少女の世界観は良いですね。忘れていたういういしさや理不尽さなど、感じやすい年代を思い出しました。
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購入済み
恩田陸の不穏な少女小説好きにはたまらない世界観でした。
理屈ではおかしなところもありますが、それを超えてのミステリーと少女時代の懐かしいような揺れ動きが良かったです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ作者あとがきが面白かった。科学は数学の考え方には自分はとんと遠いが、確かに将棋ドキュメンタリーなどは面白い。
またラスト描写、ピラフをガン見していたメンバーが妙に印象に残ったが、だからこそのエンドロール的展開に笑ってしまった。
「この中にテロリストがいる」と入管に引っかかったメンバーそれぞれが推測し合う物語。
途中、テロの方法が感染病では、という説もあったりして
今空港は大変だろうなぁ、とタイムリーに思ったり。
舞台化も出来そう。キャスリンを演じる人は本当に大変だろうけれど。
何を「消滅」させるのか、そのオチもタイムリーに不満に感じたことがあったので興味深かった。
(Avril Lavi -
Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりだが、この会話や考え方を楽しめる感じが恩田作品だなぁ、とわくわくしながら読み進める。
目線が変わるので
ある男性はある男性を不審に思っていたり
ある男性は女性を、また別の物事に疑問を抱いていて
全情報を受け止める読者としては
誰もかれもが怪しく、また実はこうなのでは??と
いろいろ勘ぐってしまう。
自分が本当の自分なのに、それでは証明にならず
証明書というタグがないと誰にも証明できない とか
人間は洗い物をしながら、運転しながら、ながら考えることができる とか
「なるほどなぁ~」というネタがちりばめられているのがまた楽しい。
結末は全く読めないけれども。。。
下巻を早く読みた -
Posted by ブクログ
2020年4冊目
イロと呼ばれる超能力の世界。その能力者たちの世界。
作者の名前と文庫版という事で衝動的に購入。後書きを読んで、「夜の底は柔らかな幻」という作品のスピーンオフ作品のようでした。
葛城晃が登場する「夜のふたつのかお」「夜間飛行」は圧倒的な能力者としての一面と、より協力な能力を持つものに圧倒されるというふたつの対比を見るのも良いかもです。
途鎖国(土佐)という架空の国が舞台。四国の山々の霊峰。なんともない日常をミステリアスに変える。
「夜のピクニック」や「蜂蜜と遠雷」という有名所は読みましたが、こんな作品も書くのだなと、作者の意外な一面に脱帽しました。 -
ネタバレ 購入済み
恩田さんの本を読むのが久しぶり
上下巻あるので読むのに時間がかかるかと思っていたのですが、先が気になってすらすらと読めました。
入国時に止められた10人とヒューマノイドのキャスリン、キャスリンが言うのはこの中にテロリストがいて誰がテロリストか話し合ってほしい…話し合いって⁈どんなテロかもわからない…本当に話し合いで見つかると思ったのか、面白いけれど、無理があると思いました。
迫り来る台風、バイオテロ⁈、キャスリンも含め登場人物が憎めなく、最後はホッコリしました。
同じキャラのお話しが読みたいなぁと思いました。
未来は明るいのか⁈ -
Posted by ブクログ
常識を超えた能力や現象をテーマとした恩田陸さんお得意のミステリー。他人の夢を記録として取ることができ、主人公の浩章はその夢判断を職業としている。あるとき、何年も前に死んだはずの古東結衣子が主人公の前に現れる。それから集団幻想や神隠しなど次から次へと不可思議なことが起こり始める。古東結衣子は夢で未来の災厄を予知することができたのだった。夢を巡って物語は予期せぬ結末へとなだれ込む。見方を変えるとこれも一つの恋愛ものかもしれない。ユングの集団無意識の考え方を取り入れて物語を紡いでいるが、うむひょっとして、もしかすると世界を動かすのはその集団無意識かもしれぬ。