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北米からの帰国者に感染力の高い新型肺炎の疑いが生じる。連行は細菌兵器ゆえの隔離、ヒューマノイド対応だったのか。テロ集団は なぜ「破壊」でなく「消滅」という用語を使うのか。様々な憶測が渦巻くが依然、首謀者が誰か掴めない。やがて孤絶した空港に近づく高潮の危険。隔離された10人の忍耐と疲労が限界を超え「消滅」が近づいた時、爆発音が!
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Posted by ブクログ
ワクワク胸ときめかせて 読め始めた下巻 10人が、それぞれに考える いったい誰が、何のためにテロを企てるのか 破壊でなく消滅の意味 最後までヒヤヒヤ、ハラハラ だけど、いつのまにか 10人の絆が芽生えていく? 他人の考えを聞いてまた考える 考えすぎて 次第にパニックに陥る はたしてどんな結末が‥...続きを読む 読み進めるうちに これは結論がないのではないかと 不安になった キャスリンの変な受け答えが ふっと息抜きになって 彩を添える
恩田陸の素晴らしさの一つにこれこの少ない残り数十ページで本当に終わるのだろうかと思っていると急にアクセル全開で走り出し全て綺麗に伏線回収するところがある ゴールした後の余韻も丁寧に描いてくれて胸の体重が半分になりながら本を閉じることができる ドミノや夜のピクニック系列
上巻から一気読みしました。 全く関係のない10人が、次第にそれぞれの背景が明らかになっていって、お互い疑心暗鬼になりながら物語を紡いでいく様子は「12人の優しい日本人たち」を何故か彷彿とさせます。 最後、伏線が一点に集約されていくその鮮やかさには舌を巻きました。さすが恩田陸、想像を超えてきますね。
上下巻の下巻 テロリストを探し出しの続き 展開は遅いなぁと感じつつそれなりに先が気になりました そしてもうほんとにテロリストはいないんじゃないかと思いながら読んだ終盤の展開もよかったです
面白かったです。 テロリストが消滅させたのはそれか〜!!となりました。予想は外れたけどこんな消滅なら…とも、競争は世界規模で激しくなるかも、とも思いました。 疑心暗鬼の渦巻く極限状態でも、正しい人たちが多くて良かったです。それを思うと、事態が動くきっかけを中年女にした当局の判断は正しいです。他の人な...続きを読むらこうはいかない。。 イレギュラーはサイコメトラーな少年だけど、記憶どころか未来まで視えるって凄いな。証人保護プログラムで保護されても、彼のその後ってどうなんだろ?キャスリン同様、彼もトップシークレットだと思いました。 キャスリンみたいなヒューマノイドって極秘で実用化されてたりするのかな。話し方ところどころおかしくて笑ってしまったけれど、よく考えるとヒヤッとします。 2015年刊行の作品に、新型ではないとはいえ「コロナウイルス」の文字があるのもなんか、、、「孤独な肺炎」の方は時代病みたいなものだったけど。 言葉の端々や場の状況に、少しでも違和感を感じたら掘り下げて、少しずつ情報が増えていったりするの凄いなと思いました。「消滅」自体はそれとは別の所にあったわけだけれど。 思いの外、スカッとする終わり方で良かったです。
少し石持浅海氏のテイストが混じったような展開でしたが、最後は意外な結末でした。 暴力的な展開にならずに緊張感を保ったまま進行し、穏やかな種明かしにも関わらず拍子抜け感がないところが素晴らしい。
いよいよ真相にせまってくる中盤以降、登場人物の視点をかえてお互いに推理しあう展開は面白く読めた。本作の着地点(オチ)については著者があとがきで述べているように「近未来物」の難しさを感じざるを得ない。このテーマで今書かれたものなら2024年に芥川賞をとった「東京都同情塔」のようなところにもっと踏み込ん...続きを読むだような気がする。このテーマは2015年当時の科学技術とその一般的な認識において、まだまだ今日的なテーマとして提示できるものではなかったように思うので、これは仕方がないことだと思う。気づいてくれる人があまりいなくて残念と、著者があとがきで種明かしした登場人物たちのネーミングは、あざといくらいだったのですぐ気づいたが、その由来と本作の内容にはまったく関連性がなく、気づかないというより関心が湧かなかっただけのように思う。
空港で別室に集められた人々、この中にテロリストの仲間がいるらしく探す話。話が進むにつれて疑心暗鬼も深まり、あの人もあの人も怪しい、一周回って最早怪しくない、とこちらも疑惑が深まる。各々の隠し事が何で、消滅は何を指すのか。個人的にはその後の世界にめちゃくちゃ行きたい、まさに私が求めている世界がそこには...続きを読むある。
11人の中から感染症を疑われる患者が出た。 これはバイオテロなのか。 さらに大型台風による高潮の危険が迫る。 どのような結末が待っているのかと期待したけれど、ラストは意外。 突然通信障害が直り、スマホから流れたのはラジオ体操のメロディー。 そして有名なプログラムソフト開発者のスコットが現れ、バベル...続きを読むと名付けられたソフトのプロモーションを始める。 上巻が良かっただけに、下巻の結末にはちょっとガッカリ。
上巻からの謎はそのままでいったいどうなるのか!ってワクワクしながら読み進めた。悲惨なテロではなくみんな喜ぶ幸せなテロなのか?と期待も膨らみ、いよいよというところであれれとなってしまった。
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