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Posted by ブクログ
面白かったです。
テロリストが消滅させたのはそれか〜!!となりました。予想は外れたけどこんな消滅なら…とも、競争は世界規模で激しくなるかも、とも思いました。
疑心暗鬼の渦巻く極限状態でも、正しい人たちが多くて良かったです。それを思うと、事態が動くきっかけを中年女にした当局の判断は正しいです。他の人ならこうはいかない。。
イレギュラーはサイコメトラーな少年だけど、記憶どころか未来まで視えるって凄いな。証人保護プログラムで保護されても、彼のその後ってどうなんだろ?キャスリン同様、彼もトップシークレットだと思いました。
キャスリンみたいなヒューマノイドって極秘で実用化されてたりするのかな。話し方ところどころおかしくて笑ってしまったけれど、よく考えるとヒヤッとします。
2015年刊行の作品に、新型ではないとはいえ「コロナウイルス」の文字があるのもなんか、、、「孤独な肺炎」の方は時代病みたいなものだったけど。
言葉の端々や場の状況に、少しでも違和感を感じたら掘り下げて、少しずつ情報が増えていったりするの凄いなと思いました。「消滅」自体はそれとは別の所にあったわけだけれど。
思いの外、スカッとする終わり方で良かったです。
Posted by ブクログ
いよいよ真相にせまってくる中盤以降、登場人物の視点をかえてお互いに推理しあう展開は面白く読めた。本作の着地点(オチ)については著者があとがきで述べているように「近未来物」の難しさを感じざるを得ない。このテーマで今書かれたものなら2024年に芥川賞をとった「東京都同情塔」のようなところにもっと踏み込んだような気がする。このテーマは2015年当時の科学技術とその一般的な認識において、まだまだ今日的なテーマとして提示できるものではなかったように思うので、これは仕方がないことだと思う。気づいてくれる人があまりいなくて残念と、著者があとがきで種明かしした登場人物たちのネーミングは、あざといくらいだったのですぐ気づいたが、その由来と本作の内容にはまったく関連性がなく、気づかないというより関心が湧かなかっただけのように思う。
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