恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
同じ高校から同じ大学に進んだ3人の男女それぞれの学生生活。
高校時代は仲良しトリオだったのに、いつの間にか疎遠になっている。決定的な何かが起きたわけでもなく、ただ何となく。というのが、いかにもありそうな話。
彼らの間に何かがあったという話ではなく、何もなかった。という物語でもある。
もう少し何とか出来たのではないか?こんな事もしたかったのに出来なかった。
振り返ってみると、学生時代というものは漫然と過ごしてしまいがちで、今思えば後悔ばかり。
「大学生というのはあまり停車駅のない長距離列車に乗っているようなもの」という例えが、じわじわと読み手の胸を抉る。
恩田作品にしては珍しく、自伝 -
Posted by ブクログ
夢札という未知のテクノロジーによって、変容していく世界と人類を描く、一種のとかのエクスキューズが要らない、ストレートなSF。惹句の類いにはどこにもSFと謳われていないが、これはおそらく作者さんじゃなくて、出版社サイドの意向だろうなあ。売れ行きに悪影響が出るってね。そんなわけで、案外と道標的な機能があるジャンルがあいまいなこともあるのだろう、どこへ向かうのかさっぱり解らない五里霧中な感じでお話は進む。その霧が結末に至って晴れるかと言えばそうでもなく、謎の多くは放り出されたままで終る。にもかかわらず、奇妙にすっきり感があるのが不思議。テクノロジーと人との関係を表す、カメラが進歩するまで、昔の人はも
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