【感想・ネタバレ】訪問者のレビュー

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推理小説だけど、推理していくのが記者と偽った弁護士と売れない役者。
閉鎖された山中の家で年寄りと家政婦、DVに悩まされた母娘。
どんでん返しに一気読み。

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2021年08月12日

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ネタバレ

面白かった!久しぶりに読んだけど、昔より面白かった気がする。大人なせめぎあいが分かるようになったからか。こんな筋書きなのかなーと思っているものが訪問者が来るたびひっくりかえされる気持ちよさよ。読後感もよく、また読みたい。

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2021年04月07日

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ネタバレ

井上唯之とカメラマンの長田はドアが開くのを待っている。ここは山の中の洋館だ。実業家朝霞千紗子が残した建物に住む千紗子の兄弟が二人を迎え入れた。井上は雑誌記者として、事故死した映画監督の峠昌彦の幼少の頃を取材するのだ。峠は子供のころ朝霞家で育てられたから。この山の中の洋館でこれから何が起こるのだろうか

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2018年10月19日

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読みやすいミステリーで、盛り上がりや驚きはあんまり無いのですが、良い意味で心乱されない感じで、ラクに読めました。本格とはまた違って、まさかこの登場人物が探偵役になるのかと、これくらいのも程よいミステリーでいいですね。

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2022年07月14日

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山奥の屋敷である人物の死の真相を解き明かそうとする者たち。そこに新たな訪問者が現れ…

形式としてはクローズド・サークルものでミステリの典型ではある。
オチでアッと驚く大逆転があるわけではないが、終始ドキドキし、怪しい伏線に翻弄される。
読書体験として素直に面白い。

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2022年01月04日

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ずっとわくわくしながら読めた。
「訪問者」というワードが持つミステリアスな魅力を存分に味わえる作品。

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2021年12月14日

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お屋敷モノを書かせたら間違いない。ザ・恩田陸。本作、個人的には「私の家では何も起こらない」とか「三月は深き紅の淵を」に並ぶくらい大好きです。
恩田さんの描く老人たちはどうしてこうも、飄々と狡猾で不気味ささえ感じさせる、なのに、けれども決して憎む対象とはならない、どこか心霊(神霊)にすら近く敵わないもののような、超越した存在のように感じられるのだろうか。今回もお見事でした。

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2020年11月19日

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最後は肩透かしとか言われがちな本作ですが、
本格ミステリー!結末は!?とか思って読むとそうなるんです。
しかしそこはそれ、恩田さんですから、謎解きがメインではないのです。
勿論続きが気になる、どうなるの?はありますが、それ以上にこの雰囲気、描写、そして相変わらずさすがの人物像。登場人物の表情や挙動が目に見えます。
とはいえ、この描写で想像するキャラクターは読み手によって全く違うんでしょうね、、なんて本作をもじってみたり。
大丈夫です、結末云々はさておき、ちゃんと最後までページをめくってしまえる一冊です。
舞台化しても楽しそう。


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2020年10月12日

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恩田陸の作品は話題になったり直木賞受賞したりと目に留める機会は多かったものの、普段は直感でビビっと来た本を購入することが多いため、よし読もう!というきっかけになかなか巡り合わずにいた。ところがこの作品のタイトルは興味をそそるものがあり、遂に恩田作品を手に取った。各章ごとの始まりと凄まじいスピードで展開が繰り広げられる所が面白い。読者が警告文に最後まで気を取られて惑わされるよう仕向けられているという構成になっているのも巧妙で味がある。ただ、最後は少しモヤっとした感じもあるが、本格ミステリーというジャンルでは無いので、そこを鑑みると全体的には面白かった。恩田作品は老人の描写が絶妙という意見をよく見るので、この機に他の作品もぜひ読んでみたいと思った。

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2021年02月20日

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クローズドサークルで繰り広げられるミステリー。次々に訪問者がやってきて、誰しもが怪しい。恩田さんの作品は本当に読みやすい。最後の最後まで、ゾクゾクしながら楽しめたが、もう少し、読み手の身に迫る緊張感を味わいたかった。

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2020年02月24日

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20191022 タイトル通り、訪問者が次から次へと現れて話が進んでいく。よく考えた構成がないと成り立たないと思ったが行き当たりばったりとの事。才能ですよねとしか言いようがない。又、驚かせてもらいたい。

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2019年10月22日

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恩田陸らしい藪の中的なテイストを加えた王道仕立ての推理小説。
嵐の山荘ものをやりたかったんですね、はい。

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2016年12月16日

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初めて読んだ恩田陸さん。『夜のピクニック』や『六番目の小夜子』から勝手に想像していたイメージ(読んだことないけど前評判で)とは少しギャップがありました。良い意味で。次はどうなるんだろう?とテンポよく読めました。

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2016年09月11日

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作者らしい上質なミステリ。意外性が各所に散りばめられており、先が気になり後半は一気読みしてしまった。やや起伏に乏しく、ラストでの盛り上がりがやや不足気味が残念。

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2016年06月18日

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ネタバレ

山中にひっそりとたたずむ古い洋館で繰り広げられる、リタイアした四人兄弟と次々にやって来る訪問者を巻き込んだミステリー。

このところ演劇がテーマの作品やファンタジーものを読んでいたので、久々恩田さんの王道ミステリー作品。

外界からの孤立されたクローズド・サークル、安楽椅子探偵の登場など、古典的展開ながらも、一体どのような着地点を見せるのかというワクワク感がたまらない作品に仕上がってた。

必ず訪問者を告げる所から始まる各章の展開も、ラストまでどうなるんだろうと、緊張感を持たせてくれて、あっという間に読破。

ただちょっぴり強引なような伏線の回収と、結局殺人事件じゃなかったのか(まあもしかしたらそうなのかもしれないけど)という結末は少々物足りなし、といったところ。

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2016年03月27日

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山中の古い洋館を訪れた『井上』。彼にはある目的があった。友人である『昌彦』の父親を捜しだすこと。
館に集まった、三年前に謎の死を遂げた昌彦の養母の兄弟達。
数日前に受け取った「訪問者に気をつけろ」という警告文。
はたして二人の死は事故だったのか?そして訪問者とは?
その夜、来客を告げるベルが鳴らされる・・・。


謎の死や、亡霊が出てきたり・・・恩田作品だしオカルト系かと思って読んでいたら、普通にミステリーでした。
なかなか全貌が見えてこない前半部分に比べ、キーパーソンを担う人物が登場してからの謎解き部分は、スラスラ読めました。
一回目は、何故このような計画を立てる必要があったのか理解できず、もう一回読み返してようやく意図することがわかった始末です。

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2016年03月22日

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如何にもな舞台設定と不気味な仄めかしの数々、ただし真相は肩透かし気味。この結末はありかなしかで言えばありだけれど、やっぱりここは真正面から迎え撃つような解決が欲しかった気がしますね。

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2023年04月24日

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スラスラ読めました!ミステリー好きの人には結末は少し物足りない感がありましが、私的には面白かったので星三つです!

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2022年12月19日

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閉ざされた洋館に謎の訪問者、事故死した映画監督の遺書・・・恐ろしい事件が次々に起こりそうな幕開けだけど、それほど複雑な内容ではなかった。
ちょっと期待はずれかな?読みやすくて面白かったですが。
軽く読めるミステリーでした。

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2022年02月10日

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ちょっとひと昔前のミステリーかと。いい意味なのか悪い意味なのか分かりませんが。色々なジャンルをお持ちの恩田さんという事ですが、次は「蜜蜂と遠雷」を読みます。

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2021年07月13日

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不穏な空気感や雰囲気を感じさせる点は、どの作品にも共通しており、その世界観を楽しみたいときにはぴったりだと思う。久しぶりに恩田陸の作品を読み、楽しめた。

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2021年05月10日

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久々に著者の作品を読む。前半の謎めいた感じがジワジワと盛り上がるのに対し、結末は少し肩透かし感もあり。

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2020年09月13日

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ミステリーなのね…

タイトルどうり各章の始まりは
来客を告げるベルの音で始まる
が、各章のタイトルと内容の関係がわからない
絵本から取ったらしいが

語りての男が探偵の役かと思ったら
途中から現れた男がとっとと推理し
肩透かしをくらった気分

終盤の展開も
なんか都合の良い感じがしたなぁ

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2020年05月09日

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事故に見せかけた連続殺人か?
閉じ込められた山の中の洋館で、さらなる事件が?

密室ミステリーのドキドキ感と洋館に住む個性的な老人たちのキャラクターがマッチして、最後までどうなるの?と引っ張られました。

「訪問者には気を付けろ」という言葉が出てくるのですが、キャッチーですよね。

訪問者という名の異物が混入してくる感じ。
そして、誰が本当の訪問なの?という不思議な感覚。

最後の最後は、あれ?え?と思いましたが、それはミステリーによくある話なので、語るほどのことではありません。

むしろ、読み終えたときに自分も共犯者であり、訪問者であった感じがしてくる作品です。

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2020年05月02日

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これ、過去に読んでたっぽいです(^^;;
陸の孤島的な設定が好みかも?と思ったのですが、なんとなく肩透かし。
だから余計に記憶に残っていなかったのかな?

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2020年01月03日

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「三月は深き紅の淵を」の最初の章に雰囲気が似ている。
老人たち(男性複数、女性1人)と対峙する主人公、古い洋館、という設定かな。
読後感は全然違う。
本作は怖かった‥。
無表情って恐ろしいよね。

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2019年07月13日

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一気に読める。さすが。推理内容については、もうちょっとこうしたら良かったのでは…?とか思ってしまったけど、ちょっともやっとを残しての終わり方も良かった。

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2018年01月17日

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物語の舞台は山荘に限定されている。
舞台にしたら面白いかも・・・などと考えた。
もったいないと思ったのは、千次以外はキャラクターにこれといった個性が感じられなかったこと。
もう少しそれぞれのキャラクターがはっきりと描き分けられていたほうが良かった気がする。
すべてが計算しつくされたものだったのか。
あいまいなまま幕が引かれるラストが、奇妙な余韻を残す。
読み終わったあとに、本当はまったく違う物語だったのでは?と危うい不安定さが残る作品だった。
それにしても、「訪問者にきを付けろ」にあんな解釈があったとは!?
普通の物語のようで、エンドマークの後にもうひとつ別の物語があるような。
不思議な恩田ワールドだった。

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2017年02月27日

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 本当に久々の恩田陸。ファンタジーに片足突っ込んだような作家だという認識を持っていて、ミステリである本作でもその雰囲気を纏っている。
 外界から隔絶された洋館で嵐の夜に起こる事件・・・というのは、私は名探偵コナンでしか味わったことが(多分)ないのだけど、アニメを見ていた小学生時代を思い出してワクワクしながら読んだ。読んでいて容易に風景を想像できるのも良く、非常に楽。

 一方で、この人の小説はファンタジーモノや日常系の方がより面白いのかなとも思った。単にミステリというジャンルが苦手なせいかも知れないけど、もっと曖昧な世界に包まれたい。ので、もう少し他の小説も漁ってみようと思う。

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2016年12月30日

Posted by ブクログ

ちょっと説明がくど過ぎる、ミステリーとしてはちょっとどうかな?と思われます。当方如きが言うのもおこがましい限りですが、この作家、壁を超えられていない感がする、ここ最近。当方結構読んでいる、そして追いかけている作家だけにちょっと残念ではあるんですが、それが現実なのかな。

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2016年08月27日

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