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この殺人事件は真実なのか、それとも幻か!?
沢渡三姉妹が山奥のホテルで毎秋、開催する豪華なパーティ。
不穏な雰囲気のなか、関係者の変死事件が起きる。はたして犯人は――
沢渡三姉妹が山奥のクラシック・ホテルで毎年秋に開催する、豪華なパーティ。
参加者は、姉妹の甥の嫁で美貌の桜子や、次女の娘で女優の瑞穂など、華やかだが何かと噂のある人物ばかり。
不穏な雰囲気のなか、関係者の変死事件が起きる。
これは真実なのか、それとも幻か!?
巻末には杉江松恋氏による評論とインタビューも収録。
「『夏の名残りの薔薇』は本格ミステリという「閉じる」小説形式のルールを遵守しながら、同時に「閉じない」モチーフを小説内に定着させるという、極めて曲芸的な目論見によって書かれた作品である。(中略)小説内の犯人が目論んだ計画とは別に、作者が小説内で狙った仕掛けについても注意して読み進めなければならない――。」
(解説・杉江松恋)
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Posted by ブクログ
光文社新書の「文学こそ最高の教養である」を読んでいたら「去年マリエンバートで」が出てきて、そういえば恩田さんがこの映画から話を書いていたなーと自宅本棚を探して引っ張り出した(笑)久しぶりに読み返したらほとんど覚えてなくていろいろ楽しかった。
これは、たぶん「去年マリエンバートで」の内容がわかってないとピンとこないんだろうな、と思いつつ、私も映画見たことないのでアレですが、フランス文学であることと大まかなあらすじを頭に入れたら、あのラストはストンと腑に落ちた。恩田さん風にいうなら「閉じた」感じ。
少しずつずれて重なるこの感じがたまらなく好きだなぁ。恩田さんっぽくて良い。
巻末にインタビューがあるのが最高。ほんとめちゃくちゃ本読んでるんだよなぁ。私もガツガツ読みたい。
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