恩田陸のレビュー一覧
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特殊な能力を備えた少女が秘密組織を相手に戦うという、
SF的な要素やアクション物語の要素を持ちながら、
人間の心の奥深くにある悲しさや苦しさをも描いた物語です。
父親であり研究者でもある伊勢崎博士の手によって、
容易ならぬ能力を与えられた主人公の遥(はるか)。
かつて所属していた秘密組織「ZOO」から逃れるため、
親子二人で海外逃亡を図り姿を消していた。
しかし、行方をくらませてから7年後、
二人は密かに日本に舞い戻り閑静な別荘地に隠れていた。
二人の帰国を知った「ZOO」からの追っ手ハドラーとその一味は、
特殊な方法で特殊な能力を得た遥を確保するため周到に包囲網を狭めていく。
遥の特殊な能 -
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内容(「BOOK」データベースより)
父・伊勢崎博士の手で容易ならぬ超能力を与えられた少女・遥。彼ら親子は、属していた秘密組織「ZOO」から逃亡していた。そして、七年を経て、組織の追っ手により、再び戦いの中へ身を投じることに!激闘で父を失った遥は、やはり特殊能力を持つ犬・アレキサンダーと孤児院に身を潜めるが―。殺戮、数奇な運命、成長する少女。彼女の行く手に待つのは何か。
内容はSF~父に改造された少女って…サイボーグ009の001だわ~って思っちゃいました~古い(@_@;)
同じ特殊能力を持つ犬も…そんな漫画あったけぇ~と読みながら漫画が浮かんでしまった。面白かったですが、どうもこの手の -
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にわか恩田ファンとしてこの紀行エッセイも読んでみたのだけれど、恩田さんの人となりがよくわかったような気が。ユーモアがあっていい人で一緒にいて楽しくてしかも博学で、チャーミングな人だなー、と。読んでて楽しかった。
飛行機が心底こわい、ということで、そのこわがりっぷりが他人ごととして読んでるとすごくおかしいんだけど、でも、臆病なわたしも日々いろんな恐怖にふりまわされているので、なにかがこわいっていう気持ちにすごく共感した。そう、個人的な恐怖ってものすごく孤独なのだ。
イギリス・アイルランド紀行はムア(荒地)の描写なんかが恩田さんのファンタジーに通じるものがあって。行ってみたくなる。あと「秘密の -
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人類の消費生活の末に旧地球に取り残された近未来の日本の、誰もが憧れるエリートのための学園。
そこは徹底的に管理され、一度入れば脱走は殆ど不可能な牢獄だった。
設定のひとつひとつを拾って並べればライトノベルのように見えるが、作者の力量で読み応えのあるしっかりしたSFになっているのが凄い。
又、軽妙な語り口とふんだんに織り込まれたパロディが面白い。
友情や、学園からの「愛」や世の中の人々の考え方の違い、ラストシーンでの主人公と友人の会話に描かれる人間の正直な気持ち等、もっと考えたい要素があちこちにある。
そのどれかを特に重点的に語るという作品ではない為それらひとつひとつはあまり掘り下げられてはい -
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これは、かつて「地球の歩き方のロンドンのガイドブック風」のカバーで出ていた本が文庫本化されたものです。作者がイギリス・アイルランドに行った時の話ですが、とにかく飛行機嫌いと言うことでその恐怖が大きく取り上げられているエッセイです。紀行文じゃないと宣言していますので、確かに、イギリス・アイルランドに行った場所で感じたことを書いたエッセイと言うのが的確でしょう。
しかし、恩田さんの作品は好きだけど、エッセイはどうも合わないなあ。面白くない訳じゃないし、書かれていることも好きなんだけど、なんだか合わない感じです。
他に「キリンビール」「サッポロビール」「オリオンビール」の工場見学のエッセイも