恩田陸のレビュー一覧

  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    ネタバレ

    ⭐️2.5
    引き込まれるように一気に読んだ。
    同棲解除前の男女の長い一夜。二人の関係とあの夏の出来事について少しずつわかっていく。意外な情報ばかりでページを捲る手が止まらなかった。ただ、引きが強かった割にオチだったり釣れた魚は小さかったな、という印象で⭐️2.5。(他の人の感想にもあるが、事件の真相が記憶頼りで真実なのか不透明でスッキリしない点)

    恋愛ってどういうこと?愛するって?と問われているのか。目に見えない気持ち、自分ですらわからない感情、愛なんてまやかしみたいなものだって言われてるような気がする小説だった。

    自分が女性だからか、アキの主観(つまりヒロの客観的な叙述)にすごい共感した

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    2026年01月12日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    個人的に登場人物たちに感情移入はできなかったけど、相手を思っていたはずなのに、それが「愛」と呼べるものではないことに気づく瞬間ってあまり経験したくはないなと思う。
    一度冷静になってしまうと気持ちを戻すことは簡単ではないから。今、自分が信じている愛が愛でないのであれば、それに気付かぬまま生きていきたい。

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    2026年01月12日
  • ユージニア

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    ネタバレ

    大量毒殺事件について、関係者がインタビューの形でその当時のことや関係者について語っていく。
    だれが語っているのかは、読み進めていかないとわからず、最初の数人は理解するのに時間がかかったが、そのうち事件の概要が明らかになり、語っている人物についても予測がつくようになり、読みやすくはなった。
    しかし、話の進行がかなりゆっくりで、さらに最後まで読んでも犯人が誰なのかわからず、読後感はあまりよくなかった。

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    2026年01月11日
  • 灰の劇場

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    ずっとふわふわと不思議な感覚で読み進めていたが、文庫版のあとがきを読んでこの本の仕組みを理解できた。また読み返したい。
    最後の1の章の描写が切ないような美しいような…

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    2026年01月09日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    ネタバレ

    すてきなアンソロジー。豪華寝台列車「ななつ星」が舞台なので、登場人物はわたしよりも年上の大人な人たちがメインですが、想像しながら読めました。大人の素敵な旅、かと思えばいろいろな面もあったり。
    ちなみにすてきな装幀・装画デザインはクラフト・エヴィング商會さんです☆

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    2026年01月08日
  • spring

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    ネタバレ

    バレエも音楽も経験したことがあるので、恩田陸さんの文章力も相まって情景が浮かびやすかった!
    そして実際の映像が見たいくらい、このバレエ団が存在して欲しいくらい惹きこまれた。

    春が色んな視点で描かれて、最後に春視点なのが良かった。色々紐解かれてる感じ。
    あまり男性同士の恋愛描写って今まで好きも嫌いも思ったことがなかったけど、春とフランツの描写は好きだった。春の人となりを知ってるから好意的に受け取れたのだろうか。
    ちょっと男性同士のストーリーも見てみようと、少し興味が出てきた。(新たな扉?)

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    2026年03月14日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    4年前に亡くなった大作家を偲ぶために、毎年「うぐいす館」に集う5人の女(物書き4人、編集者1人)。彼女らを告発する花束が届いたことで、服毒自殺と思われていた過去の事件が掘り起こされる。
    女たちの議論と独白による心理戦が全編を通じて描かれる。小出しにされる真実に自殺なのか他殺なのか二転三転する話に読む側は振り回され、ちょっと疲れた…
    編集者えい子の作るお料理がどれも美味しそう!

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    2026年01月06日
  • 夜果つるところ

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    ネタバレ

    3人の母を持つ少女の奇妙な物語
    少女は産みの親、育ての親、名義上の親がいる
    少女が住む館には様々な奇妙な男たちが訪れる
    ここではいろんな人が死に、いなくなる
    かなり読みにくい文章ではあるが、独特な言い回しは面白く感じた

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    2026年01月04日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    クラッシック音楽に馴染みがないので、イメージが浮かばない自分を残念に思います。それでも楽しめました。天才の世界をのぞかせてもらっているようです。

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    2026年01月04日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    これは『夜のピクニック』の大人版ではないか!と思ったら、こちらの方が先らしい。
    伏線にもなり得ないであろうとりとめのない会話が続き、眠くなることもしばしばだったけど、結局はその会話が彼らの人物像や抱える思いを明確にしていく。
    過去を振り返り、長年の謎と向き合うY島での時間を一緒に体験するような本だった。
    現実に追われている大人が読んで羨ましくなるような3泊4日の旧友との旅は終わる頃には切なくなる。
    タイトルの黒と茶の意味はわからなかった。

    購入本

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    2026年01月03日
  • ユージニア

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    このインタビュアーは誰なんだろうと、ずっと気になりながら読んだ。
    また、特定の名前が出てないのにも関わらず、インタビューされてるのが誰なのかはわかって、表現力が豊かだなと思った。
    ただ、正直よく分からなかった。
    スッキリとはしない。
    でも、この話に対して色んな事を考える時間は増えたので、そういう読み方が好きな人にはハマるのかもしれない。

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    2026年01月02日
  • ブラザー・サン シスター・ムーン

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    3人の青春時代の回顧録。
    同じ時間をいっとき共有した3人の絡まり合うようで絡まらない青春時代のお話。
    お話の主題が見つからず難しかったな。

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    2026年01月01日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    ※上下巻同じ感想です。

    読みながら、その情景が浮かぶ。その情景を思い浮かべながら、次へ読み進める。お酒を呑みながら一気読みできた作品。

    コンクールを通しての成長や、天才と呼ばれる人たちの苦悩は特別なモノでもなく案外身近に感じる部分もあった。ただ、私が縁したことのあるいわゆる頭の良い人≒天才たちは、クセつよだったり意味わからん人の印象が強いのだが…。

    それは置いといて。

    本戦の結果があーなるとは思っていなかったが、もしこの先の続き(構想)があるならば、ちょっとのぞいてみたい。天才たちが共鳴しながら描くものはどのような音楽なんだろうかと。

    いつも作者の丹念な取材には頭が下がりますが、本作

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    2025年12月31日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    ※上下巻同じ感想です。

    読みながら、その情景が浮かぶ。その情景を思い浮かべながら、次へ読み進める。お酒を呑みながら一気読みできた作品。

    コンクールを通しての成長や、天才と呼ばれる人たちの苦悩は特別なモノでもなく案外身近に感じる部分もあった。ただ、私が縁したことのあるいわゆる頭の良い人≒天才たちは、クセつよだったり意味わからん人の印象が強いのだが…。

    それは置いといて。

    本戦の結果があーなるとは思っていなかったが、もしこの先の続き(構想)があるならば、ちょっとのぞいてみたい。天才たちが共鳴しながら描くものはどのような音楽なんだろうかと。

    いつも作者の丹念な取材には頭が下がりますが、本作

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    2025年12月31日
  • 2030年の旅

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    恩田陸氏で借りたのだけど面白くなかった。
    十二国記を読んだ後だから余計つまらなく感じたのかも。
    UFOの話が1番面白かった。

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    2025年12月31日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    下巻はちょっと長たらしく、上巻のおもしろさはなかった。
    それぞれの人物の個性がいかに素晴らしいかは分かったが、それを何ページにもわたって描かれていると、もうお腹いっぱい…という感じ。

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    2025年12月30日
  • 愚かな薔薇 下

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    最後までフワッとして終わってしまった。要するにSFファンタジーだと思わずに読んでいたのだ。なにか現実に直面するものがあるのかもと読み続けたのだが、最後までSFファンタジーであり続けた作品だった。
    ただし、読み物として文章などの作りは本当に素晴らしく、恩田陸ワールドをこれでもかと盛り込んだ作品なのは間違いない。発想力もさすがである。恐らく発想をひたすら心の赴くままに書いたのではないかと推察する。どこかジブリのような匂いのする作品だった。前情報無しで読むのは、私のように迷子になりかねないので気をつけた方がいいと思う。

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    2025年12月30日
  • 珈琲怪談

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    舞台が関西という事で懐かしかった。

    祖父と一緒に行った喫茶店はまだあるのかなーとか。
    怪談の話としてはそれほど惹かれないけど、歳を取ってからも4人でたわいも無い話ができる事や空気感がまったりしていて読みやすかった

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    2025年12月29日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    日常で感じる「キモチワルイ」を独自の目線で解決していく能力を持つ梯結子。彼女の子供時代から大学卒業までの独特な思考や、人との繋がりを描くお話。

    結子の目の付け所とか、その解決方法とかが面白いのと、結子本人の魅力がそのまま小説の魅力になっている。
    だけど、最後の方で作者も書いているように、城郭愛好研究会の城攻めのやり取りとか、戦さの説明とかがいかんせん長過ぎて辟易。作者余程歴史好き?と思いきやそうではないとのことで、意味不明。
    そのあたりもう少しスリム化して、就職後の結子も描くか、もうちょっと短くしてくれても良かったのになぁと思った。
    そして、唐突に「私」という一人称で作者自身が出てくるのに最

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    2025年12月28日
  • Q&A

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    Audibleで耳読。昔から浜田岳くんの演技が好きなので気になって聞いてみたら、やっぱり演じる人ってすごい。性別、年齢、人格が見事に表現されていてとても引き込まれた。
    物語的にも、登場人物の会話のみでじわじわ真相に近づいていく感じが新鮮で面白かった。

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    2025年12月28日