恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ミステリアスな情感に富む推理小説。この著者がこんな本を書いているとは知らなかった。「魔女の家」と近隣の人たちに呼ばれ、恐れられている百合の匂いに包まれている洋館の祖母が事故死により亡くなり、祖母の遺言によりそこに住むことになった高校生の理瀬は義叔母(複雑な関係だが)の梨南子と梨耶子という美貌の姉妹と同居が始まる。近隣の同級生の朋子や雅雪(男子)とも親しい関係を築いていく。そして従兄弟の稔・亘も登場。この頃から謎の事件が相次いでいく。義叔母2人の雰囲気など不思議な環境の魅力に惹きこまれ、一気に読み進んだが、事件の真相は?読み終わってみて、いささか犯行動機へ至る人物造形には飛躍があるように思った。