恩田陸のレビュー一覧

  • 灰の劇場

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    読み返さないと理解できない話だった。
    後半部分は、夢を見てるような掴みどこのない話が続く。なぜ2人は亡くなったのか、なぜそんな行動をしたのか。なぜあの記事に惹かれたのか、不思議な話である。

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    2025年09月08日
  • 酒亭DARKNESS

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    居酒屋で聞いた不思議な話の短編集。タイトルから怖いの期待してたけど眠れなくなるほど怖いものは無く、ちょっと肩透かしを食らった。まぁ、自分が勝手に期待してただけだしな…と言った感じ。収録されていた話にもそんなに魅力は感じなかった。

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    2025年09月08日
  • 愚かな薔薇 上

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    前知識無く読み始めた本。
    ユージニアや中庭の出来事などを読んでいたせいもあり、ミステリー作品と思っていたが…
    空を飛ぶ虚ろ船?変質?血切り?
    出てくるワードは現実から離れたものばかり。
    ふとウェブを検索すると、虚ろ船は江戸後期に茨城(常陸)の舎利浜に漂着したと言われる円盤!?と言う実在したかもしれないものが元になっているらしい事がわかった。
    当時のことを記した文書は15編も見つかっていてまんざら嘘の話でも無いらしい。
    江戸時代のミステリーを恩田陸ならではのストーリーテリング、一気に恩田ワールドに引き込まれました。
    下巻を読むのが楽しみ。

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    2025年09月08日
  • 酩酊混乱紀行 『恐怖の報酬』日記

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    恩田陸さんと私の共通点は何か。
    飛行機が苦手なことである。

    旅行は嫌いではないが飛行機が大の苦手な著者が、十何時間も飛行機に乗って海外へ取材旅行へ行くところから始まるエッセイ集。
    実際に飛行機に乗る描写はそこまで多くなく、基本的には現地で見て、感じたことがユーモラスに書かれている。どこに行っても酒を飲み、酒を飲み、酒を飲み、何なら酒を飲むために旅行に出かけている著者の飲みっぷりが気持ちよくて、普段酒を飲まない私でも楽しく読めた。

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    2025年09月07日
  • 終りなき夜に生れつく

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    ネタバレ

    恩田陸氏2017年の作品。『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフ作品として位置づけられる。

    なお、本タイトル『終わりなき夜に生れつく』はドレイクの詩からとられたとのことですが、同様にドレイクの詩から、アガサ・クリスティも同タイトルの作品が有ります。

    因みにアガサの原題はEndless Nightとのこと(大分意訳!?)。これに対し、ドレイクの由来する詩は、Some are born to sweet delight, some are born to endless night、とのこと。

    アガサ・クリスティの当作品も読んでみたいですね。

    ・・・
    本作、スピンオフということを知らず、本編を

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    2025年09月07日
  • 酒亭DARKNESS

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    「これはホラーなのか?」と疑問に思う一冊。
    前半の「鈴」までは良かったのだが「見間違い」が原因だったりそもそもただの推測や妄想だったりが大半を占めており微妙

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    2025年09月07日
  • ドミノ

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    登場人物が多すぎて覚えられるか
    心配だったけど大丈夫。
    スピード感がすごくてハチャメチャ
    面白かった

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    2025年09月07日
  • 中庭の出来事

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    ネタバレ

    中庭の出来事

    劇中劇の構成をとった推理小説。
    劇のオーディションと実際の劇、警察での取り調べと劇、入れ子の構造が錯綜していて最後まで惑わせてくれます。
    どこまでが真実でどこまでがフィクションか?
    どこまでが本当の自分でどこからが演じている自分か?
    中庭という外部からの目(観衆)がある場所で、演じることの意味を問いかけているようにも思えます。
    引用しているセリフも有名な劇からのものが多く、演劇に精通していないとちょっとしんどいかもしれません。
    あと、ちょっと冗長な部分も多いかな?
    山本周五郎賞受賞作品なので読んでみましたが、ちょっと上滑りな感じでした。

    竹蔵

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    2025年09月06日
  • ユージニア

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    ネタバレ

    終始暗い雰囲気。
    あまり好みではなかったな。
    精神的不安定な人につけ込んで動かせるなんて、
    ずるくて嫌だ。いくら目が見えなくても、同情できない。

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    2025年09月05日
  • 酒亭DARKNESS

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    おちがいまいち分からない内容もあったけど総じて面白かった。
    地方の特徴とかも描かれてて、行きたくなる。
    電車の中で読むには最高だった

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    2025年09月03日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    ネタバレ

    恩田さんの「ネバーランド」が面白かったのでこちらも読んでみようかと思い立ったのが始まり。
    若干こちらと「ネバーランド」の話の構成が似ている(と、私は感じた)。「ネバーランド」は嘘をひとつ混ぜた打ち明け話と前置きがあったので読み易かった。ただ「木曜組曲」は何が本当で嘘なのかが最後までわからない。下手したら全部嘘。本人の妄想。で、なんだかはっきりせず、モヤモヤしてしまった。

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    2025年09月03日
  • 終りなき夜に生れつく

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    『夜の底は柔らかな幻』の前日譚といったところか。
    いわゆるスピンオフ作品。
    本編で登場した途鎖国で暗躍するキャラたちの過去を描く短編集。

    先に『夜の底は柔らかな幻』を読んでいたので、
    世界観含め、あの独特の専門用語と設定もスッと頭に入ってきた。
    つまり、本編を先に読むこと必須な作品であろう。
    おそらくこのスピンオフから手を出すと勿体無い気はする。
    理解が追いつかないという意味でだが。

    個人的にお気に入りだった軍勇司を中心とする話が割と多いので、
    彼の過去や人となりが更に深掘りされていてよかった。
    そして、本編ではその異常なまでの実邦への執着心を見せ、
    圧倒的な力で邪魔者を排除してきた途鎖の

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    2025年09月02日
  • 六番目の小夜子

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    ずーっと気になっていた本ですがこれ、恩田陸さんのデビュー作なんですね。

    ある高校で三年に一度、三年生の一人が前任者のサヨコに指名される。
    その指名されたサヨコは一年間、サヨコである事を悟られない様にする。
    そして今年が六番目のサヨコの年となる。
    その新学期に転校生がやってくる。津村沙世子!

    学園もの、謎の転校生、ミステリー、と大好きな理瀬シリーズに通じるところもあり、とても興味深かったです。

    ただ結局、津村沙世子は何者? 彼らとは? 
    謎は謎のまま! モヤモヤが残る恩田さんらしい作品でした。

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    2025年09月01日
  • 蛇行する川のほとり

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    不穏な雰囲気で話が進んでいくのはよかった、惹かれた。ただ最後の方、事故に遭ったことや、事件の真相のところはどうかなー。おかげで不完全燃焼

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    2025年09月01日
  • ドミノ

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    ネタバレ

    群像コメディ。ドラマを見てるようだった。
    いろんな登場人物の視点で進むので、覚えられるかな?と最初は思ってたけど、だんだんみんなの話が絡み出していって、最後には1箇所に集まる感じがスッキリする。
    最後、スイッチを押してしまうのか、謎のままで終わらせるのもオシャレ。
    こんなごちゃごちゃした話をキレイに書けるって、小説家はすごいなー。

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    2025年09月01日
  • 夜明けの花園

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    ネタバレ

    理瀬シリーズ6作目。
    短編集やけど、過去や未来や知りたいことが盛り沢山で、既にもう新作が読みたくなってる。まだ成長途中のアンバランスさが好きで、理瀬は勿論、ヨハンや聖、亘と稔のその後だってずっと気になる。校長の過去や格好に理由があるのとか思ってなくてやるせない。



    「水晶の夜、 翡翠の朝」
    理瀬が学園から去って退屈なヨハンの話。新たな転校生ジェイが話す笑いカワセミの噂と相変わらず不穏な学園にもう取り込まれる。あと憂理、聖が出てくるの嬉しい。そしてジェイがヨハンを狙う刺客で、きっちり片付けるヨハンの容赦のなさが闇の深さを表しててゾッとする。

    「麦の海に浮かぶ檻」歩道橋シネマにも所収
    校長の

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    2025年08月31日
  • 六番目の小夜子

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    ネタバレ

    ★★★☆☆星3
    最初の設定はすごく好みでワクワクして読み進めたのだけど、、、。何だかよくわからなかったー。このあとネタバレ解説を読もう。黒川先生が黒幕?高校生の反応を見て楽しんでいたの?津村小夜子は二代目サヨコと同じ名前でノリノリで楽しんでいたの?みかこをたきつけて何がしたかったの?屋上の影は何?中断された文化祭の劇はどういう意味があったの?よくわからんまま卒業しておしまい?読み返す気力はない。

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    2025年08月31日
  • ドミノ

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    途中までは面白かったのだが、ラストがなぁ。登場人物が多い割に、それらの必要性みたいなのはあまり感じなかった。子役二人の話とか、それまでの個々の話は面白かったので人を減らしてそこにフォーカスして欲しかったなー

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    2025年08月30日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    ネタバレ

    20年以上前に読んだ作品を再読しました。

    会話劇は面白いですね。

    真実は「事故」だったけれども、未必の故意っていうやつだったんでしょうか。

    重松時子役を浅丘ルリ子さんで映画化(ドラマ化?)されましたよね。食事のシーンが印象的でした。


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    2025年08月29日
  • 図書室の海

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    ネタバレ

    短編集。とりあえず全部大好きな深海のようで薄氷を踏むような雰囲気で好き。昔読んでよく分からんってなったのを、再読したらめちゃくちゃ好みだった。はっきり書かれてないのが昔ダメやったんやろなぁ、そこを漸く読み取れるようになったのか。


    「春よ、こい」
    春を目指して巻き戻る少女たちの女性たちの話。タイムリープ感と海底のようなしっとりじっとりした感じが大変好み。

    「茶色の小壜」
    会社の同僚が血を見て笑っている、それが気になり調べる女性の話。同僚の女性を同じように気になってたのに、いつ足を掴まれていたのか。はっきりと明記できない怪しさが好き。

    「イサオ・オサリヴァンを捜して」
    イサオのことを知って

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    2025年08月28日