恩田陸のレビュー一覧

  • ユージニア

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    たぶん読み返さない本。

    私の生きてきた世界と違う世界での話しだと思いました。

    多重世界?
    ほんの少しだけズレテイル世界?
    何で読もうとしたのかしら?

    うわぁー!
    とにかく身体に纏わりついてるこの湿度感を取り除かなくちゃ。





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    2026年01月27日
  • 不安な童話

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    「見えすぎる」ということは、じつは「見えない」というのと同義。これはそこのところをうまく扱った作品ですね。二十五年前に変死した天才画家の生まれ変わりではないかと言われた主人公は、画家の遺子とともにその死の謎を追いはじめるのだけれど……。偶然だろうけど、最近この「前世」というやつを題材にした作品に連続して遭遇しています。高橋克彦の「前世の記憶」とか加門七海の「喜三郎の憂鬱」とかですね。この「前世」の処理の仕方でその作家がどのような方向を向いているのかを推し量ろうとするのは乱暴なのだろうな。「前世」と恩田陸という名前から読む前に思っていたよりはストレートな展開なのにちょっと驚きました。

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    2026年01月26日
  • 球形の季節

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    学校というのは怪談の舞台になりやすい場所である。作者の第1作『六番目の小夜子』は学校という特殊な場において形成された伝説をじつに見事に描いた作品であった。この『球形の季節』においても、学校の中で語られる噂話が物語の重要なファクターとして登場することになるのだが……。日常の延長線上に異世界がある時、それを感知できる者とできない者、あるいはそこに足を踏み入れることができる者とできない者というのはどのようにちがいがあるのだろうか?そして、それを知り得ることと知り得ないことはどちらが幸福なのだろうか?この作品のなかではなんだか夢のように時間が流れているような気がする。そして学生時代の時間というのはこの

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    2026年01月26日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    すんごくバラエティに富んだアンソロジー。目当ての貴志作品は動物ホラーミステリで良!他作品では明治モダンホラー「お家さん」が抜きん出ていた。

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    2026年01月26日
  • 図書室の海

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    短編集。
    それぞれ不思議だっだり、ちょっと怖かったりで楽しめた。
    個人的に時系列とか場面が飛ぶと、よくわからなくなるので、春よ、こいとノスタルジアが読んでて「??」ってなってた。

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    2026年01月24日
  • spring another season

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    ネタバレ

    珠玉のバレエ小説のスピンアウト短編集。

    12編の短編からなっていて、 HAL(萬春)が振付師になった後の物語が中心で、特にフランツとの関係性が多く語られながらも、深津純、ヴァネッサ、ハッサン、ジャン・ジャメ、エリック、リシャール、滝澤美潮などの話が綺羅星のごとく散りばめられていました。
    特にフランツの引退を描く「石の花」がたっぷりしたボリュームで読み応えがあり、HALの老年のインタビューと併せての2編の書き下ろしは作者が本シリーズに幕を下ろす気で書かれた感じがします。
    本編に続いての「パラパラ漫画」付きもうれしかったです。
    音楽で言えば本作が小品集で本編は大作という感じでしょうか、自分はガラ

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    2026年01月24日
  • 酒亭DARKNESS

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    恩田陸の小説は怖い。その怖さは、日常が揺らぐような、寄る辺ない怖さである。
    当たり前の景色や暮らしの隙間に紛れ込む異界や異形のもの。そうかと思うと、人の知覚が無自覚に作動した結果、引き起こされる現象だったりする。それがランダムに編まれているので、ますます翻弄されるのだ。
    あいにくと不思議な体験をしたことは、ほぼない。けれども、この世ならざるものとか、常識では説明できない、まさに人知を超えたものもあるのだろうと思っている。そしてまた、恐れや疚しさなどから生み出された想像の産物が、リアルな形で見えてしまうこともあると思っている。どちらかに断ずることなく、できるだけニュートラルでいたい。
    だからこそ

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    2026年01月23日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    260120

    似ているという表現は良くないんだろうけれど、村上春樹を想起させる内容だった。
    丁寧な言葉遣いと、歪で強固な人間関係。

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    2026年01月20日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    どの話も好きだけれど特に好きな2つを。
    まずは川上弘美さんの「アクティビティーは太極拳」から。
    何となく合わないと感じていた母と娘が、コロナ禍の最中、距離はありながらも同じ風景を共有し、長い旅の時間を過ごす贅沢さとほんの少しの切なさに胸がいっぱいになる。
    違う場所で暮らし、たまに顔を合わせるとやっぱり合わないと感じながらもその関係の面白さに気付いていく様子がとても丁寧に描かれていてとても気に入った。

    桜木紫乃さんの「ほら、みて」はどこかでも読んだことがあったと思うのだけれど2度目もやっぱり素敵だった。
    自分の両親もこうであってほしいと、こうなってくれるのならば、ななつ星の 旅をプレゼントして

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    2026年01月19日
  • 七月に流れる花/八月は冷たい城

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    ネタバレ

    こう言う恩田陸は大好き。雰囲気がとても良いし不思議な城に集められる少女たちと少年たちの不安な感じや不思議な行動とかが読んでいて楽しい。今回は結末も放り投げらる感じてはなく良かった(笑)

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    2026年01月19日
  • spring another season

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    まさに恩田陸さんのスピンオフ作品という感じで、各登場人物のアフターストーリーが凝縮された作品だったと思います。

    本作は本屋大賞候補にもノミネートされた「spring」のスピンオフ作品。各バレエダンサーのその後や、主人公である春とのやり取りなどが描かれます。

    前作のspringは面白かったけれど、そこまでハマっていないかつ、登場人物の多さと、前作を読んでから少し経ったことも相まって、個人的にはあまり響かず、坦々と読み終えた印象です。バレエダンサーの表現を文章で伝える表現力や情景描写に関しては、さすがの恩田陸さんという感じでしたが、芸術系のお話だと、どうしても他作品の印象が強いかなぁという印象

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    2026年01月19日
  • 珈琲怪談

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    出だしからカイル・マクラクラン!
    ブルーベルベットやツイン・ピークスを思い出すと不穏な空気感が漂って来るような


    虫の話しで思い出した事


    57~8年ほど前
    夏休みに近所の子達と花火をしていて、ふと一人で5、6メーター離れた場所に植わっている菊の茂みを見たら、
    葉の裏側にビッシリと白い蝶々がぶら下がっていて、その数が何十?何百?
    その多さに怖くなった事を思い出しました。
    そして、その時これはみんなに話したらいけない、と思い
    戻っても黙っていました。




    畑もない所で真夏にモンシロ蝶?
    次の早朝には一匹も居なくなってました。
    それから花火をしている時に思い出して見に行っても、もう二度と蝶

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    2026年01月19日
  • spring

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    サクサク読める作品ではないのだけど、美しい情景が音楽と共に浮かんできて、いいなと思う物語。
    HALに対して、周りの人が思うことと本人が感じているところの違いが所々でてきておもしろい。
    2章のおじさん目線のところが、読みやすくて好き。

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    2026年01月18日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    話がどんどん進んで行く中で、いろんな真実が出てきて、2転3転して面白かった。
    本来話していたことから若干離れたり、戻ったきたりで、ふたりの会話をそばで実際聞いているかのような感じがあった。
    結局なんだったんだろうという部分が多くて、色々自分なりに考えられる楽しみもあるが、不完全燃焼だった。

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    2026年01月18日
  • spring

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    バレエの踊りを文にする難しさ。『蜜蜂と遠雷』のときも思いましたが、音楽を文にする難しさ。ピアノやバレエの経験がある人が読むと、どう感じるのだろうと、一度お話してみたいです。3つ目までの章は楽しく読めたのですが、一番最後の章に入ると読む手がなかなか進まず。最後まで他者目線で進む方が個人的には好きだった。

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    2026年01月18日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーアンソロジー。色々な怖さがありました。不思議な雰囲気があるもの。だんだんと恐怖が迫ってくるもの。恥ずかしながら「ホラー言えば幽霊や殺人鬼もの」と思っていたけど、もっともっと幅広いジャンルでした。

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    2026年01月18日
  • 酒亭DARKNESS

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    旅に出て飲みたくなる、そして不思議な気分になる話。懐かしい姫路城を思い出した。その土地の味、話を味わうっていいな。

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    2026年01月17日
  • spring

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    近しい人たちが綴るⅠ〜Ⅲ章の逸話で自分なりのHALのイメージを作り上げていたので、最終章の本人目線の種明かしの物語はむしろノイズに感じた。深津くんが語る不可思議なHALが一番好きだ。

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    2026年01月17日
  • 六番目の小夜子

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    どう言う展開になるか、ドキドキしながら読み進めた。
    最後は思ったよりあっさり終わったように感じて、終わり?ってなった。
    もう少し読みたかった。

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    2026年01月16日
  • spring

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    私自身バレエの世界を全く知らないのに、HALの指先まで想像できる美しい日本語でステージを連想され心が魅了された。きちんとバレエ観に行ってみたいしコンテンポラリーも観てみたいと思った。舞台ものはすごく心がラグジュアリーな気持ちになる。

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    2026年01月15日