恩田陸のレビュー一覧

  • 夜のピクニック

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    自分にはあまり刺さらなかったというか、刺さるには年齢が行き過ぎたのかもしれない。
    高校生ってこんな感じだっけ?
    結果的に良かったけど、周りがどうにかしようとするのは違うよねと思った。本人達の行動でこの結末になるなら良いけど、周りがとやかく言うのは違和感がある。
    ただ、爽やかな終わり方なのは良い。

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    2026年03月27日
  • 六番目の小夜子

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    ネタバレ

    読んでいる間は、とても面白かったのですが、読後感は突き放されたように感じました。
    読者にゆだねているのか、そもそも作風なのか。

    以下、私なりに考察をしてみました。
    あまりに荒唐無稽でツッコミどころしかないのでスルー推奨です。

    小夜子にサヨコのことを送ったのは誰か。
    私は秋のお姉さんかお兄さんだと思いました。

    秋と小夜子はT大に合格します。
    きっと、お姉さんやお兄さんも同じ大学なのではないでしょうか。
    秋のお母さんが、秋の上の子たちが家を出て淋しい(秋も家を出るので淋しい)といった描写があるので、そう考えました。

    さらに、小夜子の元々通っていた学校はT大合格者を多数輩出するような極めて学

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    2026年03月25日
  • ネバーランド

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    ネタバレ

    高校生4人が寮生活中にお互いの話しづらい過去を一つずつ公表していく物語。各登場人物それなりの過去を持っているので生きていくのが辛いこともあるだろうけどなんとか自我を保っている彼らには同情した。途中衝突することがあるが次の日何もなかったようにお互いが接している様がそんな簡単に無かったことにはならないよなぁと腑に落ちない感じもした。

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    2026年03月24日
  • ネバーランド

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    ネタバレ

    おもしろかったです。4人の少年たちのほほえましい日常と、それぞれが抱える問題の重さのギャップが良かった。特に光浩の生い立ちは粘つくような暗さがあってたまりません。BLにつられて買ったものの、寛司の美国に対する発言以外はそうでもなく。個人的には常にハイテンションの天才の統がかわいくて好感が持てました。あとがきの恩田さんの美国に対するコメントに納得できるものがあって苦笑いしつつも、統と光浩が一緒にラボを経営したらおもしろいだろうなと、彼らの未来につい思いを馳せてしまいます。良い作品でした。

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    2026年03月23日
  • Q&A

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    ネタバレ

    感想がだいぶ遅くなってしまいましたがおもしろかったです。大型ショッピングモールMで全フロアから人間が一斉に駆け出したことで起きた事故、その事故の原因とは何だったのか。題名通りQ&A方式で、様々な人間との質疑応答を通して事件を解明していく。で、結局、何だったの?と、原因はわからないまま。ただ、様々な人間の立場や見方によるM事件の真相、心的な変化。事件を利用して得をする人間、損をする人間。人間は怖い、と思いました。最後はファンタジー風味でふわふわ。読めてよかったです。

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    2026年03月23日
  • 夜のピクニック

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    ネタバレ

    ああ、青春だ。ただただ歩くだけの話と聞いていたので、読み飽きそうな予感があったのですが、ハズレ。恩田さんらしいブラックなネタがあって楽しめました。ドロドロとしてもおかしくないのに、始終爽やかなことも好感触。こういう優等生たちの話は苦手なんですけどね。学校行事をもっと楽しめば良かったと、ちょっと悔しい。良い作品でした。

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    2026年03月23日
  • spring another season

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    「Spring」番外編の短編集。

    本編の登場人物から見た裏エピソードや、登場人物たちの数十年後のエピソードが語られる。

    本編以上に作者の趣味丸出しの印象が強い。

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    2026年03月23日
  • 酒亭DARKNESS

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    『「孤独のグルメ」のホラー版』というあとがきの説明に、なるほどとなった。緩く気軽に読めた。怪談や恐怖心は結局人間のサガがゴウがもたらすのものなのだと思った。怖い、怖い。

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    2026年03月22日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    刻々と変わる登場人物の心理描写が秀逸。ミステリーとしてもすばらしく、クライマックスのところでは、先が知りたすぎて字を追う目の動きがもどかしく感じられるくらい。映画化が期待される。

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    2026年03月22日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    精鋭すぎる面々による短編集でどれも結構おもしろ怖かったけれど個人的には北沢陶のお家さん、貴志祐介の猫のいる風景、恩田陸の車窓が好き。

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    2026年03月22日
  • 夜のピクニック

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    ただ高校生が夜通し歩き続ける、それだけなのに一人一人の心情だったり、その移り変わりが鮮明に描かれていて良かった
    会話形式で進んでいく所も多くて、言い回しも面白かった
    ただ、大きい盛り上がりとかはなかったからちょっと読むのに時間かかったかなあ

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    2026年03月21日
  • 光の帝国 常野物語

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    短編集がどんな風に繋がっていくのかなぁとワクワクして読み進めた。
    全部が全部収束するわけではないのね?
    ツル先生の話はわかりやすい伏線かな?と思ったけど、繋がってたのって岬と美咲だけ?
    健と信太朗は出てこなかったよね?

    いっこいっこのお話はなんだか寂しくて温かくて悲しくて。そういうものを楽しむ本だったのかな。
    こんな風に繋がるんですかー!?みたいなびっくり箱ではなかった。
    つまり私はびっくり箱みたいな本が好きなんだな。

    恩田陸先生の本はやっぱり木曜組曲が1番好きだなぁ。これを超える本に会いたいなぁ。

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    2026年03月21日
  • 夜のピクニック

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    中高生で読みたかったな〜と思った青春小説。
    イベントを面倒くさがりながらも楽しみに大事にする気持ちや当時の鋭い感覚を思い出させてくれる本だった。

    ドロドロした関係の上に成り立ってるはずの2人だけど、それが爽やかに描けているのは年齢設定魔法。

    甘酸っぱい恋愛が混ざって、もっともっと早く出逢えていたら更に楽しめたんだろうと思えてしょうがない

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    2026年03月21日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    読んでびっくりした。
    ある1つのコンクールの一部始終を描いた小説。たった数週間の出来事を2冊(単行本は1冊)にしているだけあって、一つの演奏がとても濃密に描かれている。ショパン?ハ長調?難しい…!と思いながら何とか読み進めたが、ストーリーとして面白い。音楽をここまで詳しく文章で表現できるのがすごいと思った。アニメでも漫画でもなく小説でというのが本当に凄い。

    何より、あとがきで書いてあるが、この話の着想から完結までに10年かかっているのに驚いた。力が入っているわけだ。

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    2026年03月20日
  • 麦の海に沈む果実

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    いや怖いーーーーー!!!夜寝る前読むから寝れなくなる日たまにありけり系で途中から昼間に読むようにしたけどこんな人死ぬと思わんじゃん!?
    でもミステリー?系全然読まないからえ!?え!?みたいな感じで読んでて面白かった
    本とか映画とかあるあるだけど1番最初に伏線回収のものを入れることあると思うんだけど、私は予想せずに読み進めちゃうタイプだから最初まじ何言ってんのか全然わかんなかった
    まあ初ミステリー系としては良きでは!
    しかも主人公が多分死ぬほど美人でモテまくっててどんだけ美人やねーんとは思ったね

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    2026年03月19日
  • きのうの世界(下)

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    上巻から続く、一つの事件に紐付いた群像劇が本当に気持ち良い。終わりに向かって盛り上がっていくというより、だんだんと静かに帰結していく感じも好きだった。

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    2026年03月19日
  • spring

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    春という季節を通して人の記憶や感情の揺らぎを描いた作品である。登場人物たちの曖昧な心情が丁寧に表現されており、読む者に自分自身の過去や変化について静かに考えさせる物語だった。

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    2026年03月18日
  • 酩酊混乱紀行 『恐怖の報酬』日記

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    ネタバレ

    表紙が怖すぎるんだが。恩田陸さんのエッセイは初読み!飛行機怖い恩田さんが海外旅行に挑戦する内容がメインなのかと思ってましたが、酒酒酒(+次なる作品の構想)です。タイトルに酩酊と書いてある通り、旅先の思い出よりもビールへの愛が重い。海外部分は後から掲載が決まったと書かれているので、描写が控えめなのはいたし方なしなのか。後半の日本のビール園巡りはだいぶ描写が詳しくて、まさにこれから行こうかなぁと考えていた場所。ほうほうほうと読めました。こんなにも酒が大好きな方だと、親近感湧きます。

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    2026年03月18日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    ピアノコンクールという人生に今まで接点がなかった題材。学校の音楽の教科書では全ての音符にカタカナルビを全部振っていたような人間でも、音楽の鑑賞の視点、登場人物それぞれの心情や行動が音楽によって突き動かされる様を存分に楽しんで読むことができた。天才ってかっこいい。

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    2026年03月18日
  • 不連続の世界

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    前に読んだ「月の裏側」に出てくる塚崎多聞シリーズ。
    妻と別居中の多聞とその仲間たちが、さぬきうどんを食べる旅で夜行列車に乗り、酒の肴に始めた怪談5篇を納めた短篇集。

    白いものと黒いものの間の、ぼんやりとした境界にある、なにやら判らないものの気持ち悪さが味わえた。
    がっつりオカルトでもなく、がっつりホラーでもなく・・・
    ただ漫然と気持ち悪い。この気持ち悪さがクセになりそうで、ちょっと困る。多聞シリーズはもう一冊あるそうなので、そちらも読みたい。

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    2026年03月18日