恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
普通に物語として面白いけど、ちょっと引っ掛けというか突拍子のないというか、王道ではない変わったオーディション形式なのが気になった。ちゃんと準備してその頑張りがちゃんと評価される試験的なものであって欲しいと思ってしまう派で、やっぱ芸術だからそういうのを求めてないのかなと思ったり、劇団主宰の人の「面白さ」に響くのが全てなんだなあとか思ったりして、やっぱり私は芸術的センスというか芸術の世界にそぐわない人間なんだなとか思っちゃった。一方で、こういう私の考えが主流になっているような気がする現在は、この本で出てくるような一流の芸術が消えかかってるのかなと思ったりした。例えば、叔母?が出てこないオーディショ
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Posted by ブクログ
別れを控えた男女が、互いをある事件の犯人だと疑いながら夜更けまで話をする、なんて設定が面白い。
登場人物の関係性、互いを想う感情までもが何度もくるくる変化して飽きなかった。結局結末があっけなく、アキの想像の範囲を超えないところには、最初腑に落ちない感じがしたけど、読み終わった後にはこれで良かったのだと思った。ずっとアキとヒロの感情と思考の中で共に揺れていたような感じ。
記憶や感情はつくづく曖昧なもので、こういうことにしておこうと無意識に自分の中で折り合いをつけていることが沢山あるのだろうなと思う。それが死という選択肢を持ちながらも生を選び続けるための手段なんだと思った。 -
Posted by ブクログ
シリーズものなだけに読む順番を間違えた、と思えるところがいくつもあって。
例えば登場人物のバックボーンがわからないから、神原恵弥さんの性別とか、米国の監視下に置かれている女性科学者って登場人物たちとどんな関係性なのか?とか、
気になりながら読んでいたのもあり、、、。
傾斜のマリアって、そもそも何?だったのか?
あの不思議な数え歌は謎かけのないただの歌だったのか?とか、
理解出来ず読み終えてしまいました。
長崎がモデルのようで、旅行気分が味わえたのは良かったです。カスドースは食べてみたいなぁ。
あと、軍艦島、行ってみたいです、崩れ落ちる前に。。。
蜜蜂と遠雷の印象が強いので、あまり印象に残ら -
Posted by ブクログ
纐纈散多は、ものに触れるとそこに宿る記憶が見えることがある。
古いタイルから強烈なイメージを受けた時、死別した両親の姿が見えた。タイルを辿って両親にまつわる謎に迫る一方で、廃ビルで目撃される少女の都市伝説をも知ることに…。
退屈、、、
「つまらない!読まなきゃよかった!」みたいな怒りや悔しさのような動的な感情はわかない。じわりと滲んでくるのは、「あぁ…つまんねぇなぁ」みたいな静的な感情である。最初から最後までずっと同じテンションでつまらないと思い続けていた気がする。本書が引っ張ろうとしている謎の吸引力が弱いので、いまいちのめり込むことができなかった。
骨董屋と散多の能力の相性は悪くない。