恩田陸のレビュー一覧

  • EPITAPH東京

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    ネタバレ

    東日本大震災を経て変化していく《東京》を舞台にした戯曲『エピタフ東京』を書きあぐねている“筆者K”と吸血鬼だと名乗る吉屋。

    恩田陸さんのエッセイのような小説。特に最後の東日本大震災についての部分は恩田陸さんの気持ちがそのままな感じ。

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    2025年12月13日
  • 愚かな薔薇 上

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    あらすじなどの事前情報なしに読んでしまったので、まだ世界観や世界線が分からない状態。それでも恩田陸さんの文章の読みやすさからサクサク読めてしまうからすごい。
    下巻を読むと恩田陸ワールドがもっとその全貌を明らかにするのかなと期待しているので、下巻でまた全体のレビューを書こうと思う。

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    2025年12月12日
  • 蛇行する川のほとり

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    憧れの女先輩たちと夏合宿から、過去の事件が絡んできて徐々に不穏な雰囲気に。
    章ごとに語り手が変わる。一章はサラッと読んでいたが、章ごとに違う視点の話が見えて面白かった。
    途中まさかの展開になって驚いた。
    最終章で真相がわかる。

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    2025年12月12日
  • 酒亭DARKNESS

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    購入して直ぐに読み始めて半分くらいで何故か積読コーナーに行ってしまった本書。当時は怪談ブームではなかった。先週、怪談ブームに便乗して「珈琲怪談」を読んだばかりなのに、今週も怪談ものを一日で一気に読んでしまった。前回中断してしまった所から最後まで行き、始めに戻って本書の前半部分を一気に読み切った。この本をしっかり読もうと試行錯誤しているうちに、結果的に前半部分を3回も読むことになった。

    あとがきを見ると、本書のコンセプトは「孤独のグルメ」のホラー版にしましょう、と文藝春秋の編集者が提案したのが出版のきっかけとのこと。結果的には「居酒屋ホラー」の形をとったが、短編の数が集まるまで少々時間がかかっ

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    2025年12月11日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    登場人物それぞれが色々な思いで音楽コンクールに臨みます。それぞれが刺激し合い、ライバルでもあり仲間でもあり、自分が求める音楽を探します。優勝するのが誰かよりも、コンクール参加者全員が優勝とも捉えられる素晴らしい人物ばかりです。審査員の目線も面白いです。実際に音楽コンクールに行った事はありませんが、本当にこの作品のようであれば、とても興味が湧きました。
    作者の表現力には頭が下がります。音楽に関する専門的な言葉が並びます。本屋大賞に相応しい良作だと思います。

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    2025年12月09日
  • 不連続の世界

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    塚崎多聞シリーズ、順番は違いましたが3作読むことができました。満足。

    「夜明けのガスパール」
    寝台特急サンライズの中で繰り広げられる不穏な世界。
    今も現役のサンライズが走っていてよかった。
    ますます、サンライズへの乗車が高まる!

    多聞シリーズ、珈琲怪談で復活した勢いでこの先も続いて欲しい。

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    2025年12月08日
  • 珈琲怪談

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    加齢のせいか、恐怖感があまりなくなって、
    昔ほど怖いものが少なくなったんだ〜。
    そのせいか、この本はまったく怖くなかった。
    フツーに寝られそう‼️

    でも、四人組の男性が、喫茶店巡って、いろんなお話ししたり、美味しいもの食べたり、甘いもの食べたりするのは、とても楽しかった。

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    2025年12月07日
  • ユージニア

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    金沢の名家一家惨殺事件を巡って真相を探ってゆく。一家の周辺のさまざまな人物たちの視点を通して事件を見てゆくことで立体的に事件と一家の姿が立ち現れてくる。北陸の海が近くも陰鬱とした空気感と随所に現れる色彩のディティールが印象的だった。

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    2025年12月06日
  • ライオンハート

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    夢で出会うは運命の相手❣️その人に出会う為に生きている。その相手とは?夢を見すぎて、近くの相手にはきずかずというメッセージでしょうか。最後の夢の人との再開には驚きでした。

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    2025年12月05日
  • ネバーランド

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    伝統ある男子校で寮生活を送る高校生が織りなす青春ミステリ。冬休みも寮に残ることを決めた3人と寮に顔を出す通いの生徒1人。それぞれが大きな秘密や悩みを抱えていて、1週間に渡って告白ゲームをすることで、それぞれの秘密が明らかになっていく。

    4人の抱える問題があまりにも深刻すぎるため、なかなか感情移入しづらいところはありましたが、それぞれが下した決断と成長は称えたい。

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    2025年12月05日
  • ユージニア

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    和歌山カレー毒殺事件を想起させるミステリー。語り手がいるが三人称でないが故に誰が真実を言ってるのかよく分からなくなる。つまりは現実の事件と変わらないリアルさとも言えるが読解力が皆無に等しい小生には辛かった。

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    2025年12月04日
  • 雪月花黙示録

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    ネタバレ

    何度か繰り返しているのですが、恩田氏というのは実に器用で、色々なスタイルが描ける方だと考えています。

    代表的なところで言うと、青春モノ、モダンホラー、伝奇モノ、演劇・舞台系、SF/近未来系、などがあると思います。

    で、本作はどういうジャンルかというと、SF/近未来系に近いかなと。ざっくり印象はマンガ、でしょうか。マンガをノベライズしたかのような。

    ・・・
    表紙のデザインもそれっぽいですが、舞台設定がゴシック・ジャパンなる古風な日本を復興させようという勢力であり、その中心となって政治のかじ取りをするのが光舎という学園の生徒会長という。つまり首相は大学生、みたいな。その時点でかなりな創造の世

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    2025年12月03日
  • MAZE 新装版

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    恩田陸ワールド!って感じではなかったかなぁ。でも中盤までの話が広がって行く感じがわくわくして良い。最後のたたみかける感じも恩田陸っぽくはある。
    しかし主人公が呼ばれた理由がいまいちわからず…

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    2025年12月02日
  • 薔薇のなかの蛇

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    理瀬シリーズの、幻想的で不穏な空気感がとても好き!毎回序盤から中盤にかけては抜群に面白いけど、終盤はふっと物語が肩すかしのように終わってしまうことが多く、あれ、もう終わり?意外とオチがあっけないのね、と戸惑いを覚える。
    それでも不思議と読み心地がよく、気づけばまた手に取ってしまうクセになる魅力がある

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    2025年12月02日
  • 酒亭DARKNESS

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    ページの中から、言葉の風が聞こえてくる。風は時として激しく優しく読むものを包んで、追い越して、進んでいく。軽く、重く、心地よく、後味を残して。
    恩田陸さんの世界観の一部に手を伸ばせるような感覚の本。

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    2025年12月02日
  • 終りなき夜に生れつく

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    途鎖国、特殊能力を持つ者を集めた結社で主人公の神山が自分の力に目覚め、王と呼ばれ君臨する、模写を描いた物語。少し入りづらさがあり、評価を下げた。

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    2025年12月02日
  • 夜果つるところ

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    『鈍色幻視行』の登場人物達が語る内容から、赤江瀑作品のように読むだけで酔った心地になる華麗で絢爛で退廃的な美しい物語を想像していたので、ストーリーそのものはそれに近いものでありつつも、文体が恩田陸のままであったことに肩透かしを食らったように感じてしまいました。

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    2025年12月01日
  • 酒亭DARKNESS

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    個人的な感覚で、この作家は当たりはずれの大きい作家と認識しているが、この作品は良かった。ホラーではないけれど不穏な空気感や居酒屋、小料理屋でのちょっとした会話の物語が雰囲気良く並べられていた。

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    2025年12月01日
  • ドミノ

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    登場人物が多過ぎて覚えられない…と思ったけど、不思議と一人ひとりのキャラが立ってて困ることはなかった。
    伏線で繋がっていくというより、一見関係のない人たちが少しずつ影響し合って、まさにひとつが倒れたら連鎖的にどんどん倒れていくドミノのようなドタバタで楽しかった。
    読みながら頭の中でそれぞれのシーンが映像化されて流れていった感じだった。

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    2025年11月30日
  • 珈琲怪談

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    中年男子のお茶会、といったところ。
    女性は特にテーマを決めなくてもランチから始まって場所を変えてお茶まで、数時間もおしゃべりが続く。しかも話の内容は次から次へととめどなく続く。よくそんなに話すことがあるね、と男性から言われるほどだ。だから、男子同士で丸一日かけて喫茶店をはしごして、話し続けるにはテーマが必要なのかも。そんな違いを感じて面白いなと思った。

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    2025年11月29日