恩田陸のレビュー一覧

  • 酩酊混乱紀行 『恐怖の報酬』日記

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    ネタバレ

    表紙が怖すぎるんだが。恩田陸さんのエッセイは初読み!飛行機怖い恩田さんが海外旅行に挑戦する内容がメインなのかと思ってましたが、酒酒酒(+次なる作品の構想)です。タイトルに酩酊と書いてある通り、旅先の思い出よりもビールへの愛が重い。海外部分は後から掲載が決まったと書かれているので、描写が控えめなのはいたし方なしなのか。後半の日本のビール園巡りはだいぶ描写が詳しくて、まさにこれから行こうかなぁと考えていた場所。ほうほうほうと読めました。こんなにも酒が大好きな方だと、親近感湧きます。

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    2026年03月18日
  • 不連続の世界

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    前に読んだ「月の裏側」に出てくる塚崎多聞シリーズ。
    妻と別居中の多聞とその仲間たちが、さぬきうどんを食べる旅で夜行列車に乗り、酒の肴に始めた怪談5篇を納めた短篇集。

    白いものと黒いものの間の、ぼんやりとした境界にある、なにやら判らないものの気持ち悪さが味わえた。
    がっつりオカルトでもなく、がっつりホラーでもなく・・・
    ただ漫然と気持ち悪い。この気持ち悪さがクセになりそうで、ちょっと困る。多聞シリーズはもう一冊あるそうなので、そちらも読みたい。

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    2026年03月18日
  • ロミオとロミオは永遠に〔下〕

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    ネタバレ

    世界観の把握ができたからか上巻よりも読みやすく、一気読み!昭和のリアル映像のくだりは理解が追いついてないのですが、大東京学園オリンピック会場に昭和が現れ、ゴジラ、キティ、スヌーピーとそうそうたる面々の大乱闘。脱走は命懸けとは言われていたけれども、ここまでがんばったのに脱落するのかと生存率の低さに驚きました。思ってもみなかった黒幕はただただ胸熱。結局、恩田さんにも意味が分かっていないタイトルとのことですが、すっごいキャッチーで私は大好き。映像化してほしい、勢いが爆発してる作品でした。

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    2026年03月17日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    アンソロジーは色々な作家さんが読めて新たな出会いがあってお得だなと感じる今日この頃。
    中でも「お家さん」が怖かった。北沢作品は読んだことなかったけれど、今度読んでみようかしら?そして積読が増えてゆく。

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    2026年03月16日
  • spring another season

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    萬春を中心として。
    読みながら亡くなってしまうかと…。

    HAL YOROZ
    最初、なかなか思い起こせず苦戦しましたが…。
    フランツとのお話が軸だったので、ゆるやかに思い出し。
    ヴァネッサとの、出逢いのエピソードで、コレコレって‼︎
    〜わざわざ私たち脇役です、って宣伝しているようなものじゃん〜おかげであたしはぐんぐん成長しちゃうし、〜俺の女王様だもの〜

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    2026年03月15日
  • puzzle(パズル)

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    なるほど、パズルだ。ホラーかと思ってたけど全然そんなことなかった。独特だけど良い雰囲気だった気がする

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    2026年03月14日
  • ユージニア

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    恩田さんの作品の中でも、クセの強い内容だと思う。取材に応える会話調の章と、三人称の章、問題の小説内の抜粋…視点が様々に移り変わり、テーマの大量毒殺事件の真実に迫る。
    結局事件解決に至らず、不調和音で終わる感じは、好き嫌いが分かれると思う。
    盲目の美少女の魅力や、心を病んでいる青年の危うさなど、惹き付けられる部分はたくさんあって、読みごたえはあった。

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    2026年03月14日
  • 祝祭と予感

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    蜜蜂と遠雷のスピンオフ作品です。文庫版のおまけとして、後ろから横書きの音楽関連エッセイが掲載されています。クラシックファンにはたまらないでしょう。

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    2026年03月12日
  • 酒亭DARKNESS

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    私も昼間1人で寝室にいたら女の笑い声聞いた事あるんだけど、もう寒くなったから怖かった
    何度か人影とか動物とかは見たことあるけど声は格別寒気したから
    長崎が舞台とかあって懐かしかった

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    2026年03月11日
  • 光の帝国 常野物語

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    様々な能力を持つ常野から来た人間がメインの短編集。後半のいくつかの作品は面白さがあったが全体的には消化不良気味。
    ただ、最後の『あとがき』に恩田さんから作品のコンセプトも含めた中で作品の反省も書かれている。
    これを読むと作品の登場人物は魅力的な人が多かっただけに次を期待してしまう。
    恐らく、次も読んでしまうんだろうなぁ〜

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    2026年03月11日
  • 酒亭DARKNESS

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    短編集的な構成なので隙間時間に気軽に読める。恩田陸さんの本はどれも好きだけれど、似た感じだと珈琲怪談の方が個人的には面白かった。

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    2026年03月10日
  • 劫尽童女

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    親(博士)から超能力を与えられて生まれたデザイナーズベイビー。成長と共に開花する能力。親の遺言を胸に必死で逃げ、生きる意味を考える。組織からその超能力を利用され絶望の中、唯一の親友は犬。なんだか親の勝手で実験のよーに生まれた子( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)幸せになって欲しいな…。

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    2026年03月09日
  • 酒亭DARKNESS

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    不思議でちょっと怖い短編集。
    居酒屋ホラー。
    飲みながらこんな話を聞いたら、間違いなく帰り道は後ろを振り向くのが怖い。
    さびれた商店街なんてわりとどこでもあるから、もしかしてこんなのあるかも?
    なんてドキドキ。

    後継ぎの条件
    昭和94年の横丁
    この2篇はちょっとありそうな感じがする。


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    2026年03月09日
  • ユージニア

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    章ごとに語り手が変わっていき、最初は頭にハテナしか出てこないが、読み進めていくうちに「あれはこういう意味だったのか」となっていくのが気持ちいい。
    ただ、結構なボリュームの割に終わり方があっさりしてるというか濁されて終わるというか、そんな感じなので読後の満足度はそんなに。
    面白いことは確かだ。

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    2026年03月09日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    ネタバレ

    サクサク読めた。
    次々と事実が明らかになっていく展開が面白い。

    「〜だわ」というアキのセリフ口調が気になった。
    今時そんな喋り方しない。

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    2026年03月08日
  • 珈琲怪談

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    4人の違った職業の中年男性がレトロな喫茶店で、淡々と怪談を語る会を催している話。実在の街で
    モデルとなる喫茶店があり、話もほとんど実話とか。不思議な魅力があり、最後まで読んでしまう。そして
    この会に参加してみたくなる。世の中には科学で証明出来ない不思議な事が時々起こるもんですね。中にあったエピソードで失くした傘が必ず戻ってくるという話があったが、実は私自身全く同じ経験をしていた!

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    2026年03月08日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    たしかに爽快感のある物語で面白いのだが、短編集のような雰囲気がありあまり私には合わなかった。

    が、『朝ドラのような主人公』という表現はピッタリで毎日15分のドラマといえるくらい短い起承転結がたくさんある。

    面白かったが少しもの足りませんでした。

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    2026年03月03日
  • ネバーランド

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    【2026年37冊目】
    寮生活を送る男子高校生の美国、寛司、光浩は冬休みに帰省することなく寮に留まることになった。いつもと同じ学び舎で、異なる環境下に身を置き、些か緊張しながらも、学外で暮らす統も交えた4人で日々を過ごすことに。ところがクリスマス・イヴに、統が「人を殺した」と告白してきて――明るいだけではない青春の一ページを切り取った一作。

    高校生、多感な時期ですね。寮生活を送っているからか、四人ともしっかりと自立しているような印象を受けましたが、それぞれ抱える過去が重い。一人ひとりがひょんなことで過去を開示していくわけですが、同級生同士が話す内容としては重すぎて、よく互いに受け止めきれたな

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    2026年03月02日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    78/100

    久しぶりの恩田陸
    去年は本屋大賞ノミネートされてたSpringを読んだ

    この人の本は感情に寄り添いながら話が展開していき、読み手が感情移入しやすくなる。
    千明が嫉妬に狂う時の言葉は自分がこれまで感じたことのあるものでこっちまで胸が締め付けられる。最後、1ミリも未練が無くなるのもリアルだった

    ただ、部屋で二人きりで進んでいくミステリーは想像上で解決させており、2人の感情の機微が既に濃密なものだったからこそもう少し謎解きのリアリティさがあると嬉しかったです

    「愛がなければ嫉妬もない」

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    2026年03月02日
  • 愚かな薔薇 下

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    久しぶりの恩田陸。⭐️3.5。
    恩田陸の集大成!的な帯に惹かれて読んだが、うーん期待させすぎ。何これどういう設定?って惹き込まれる文章力で飽きずに読めるけど、ストーリー展開としてそうきたかぁ!と爆発しないので、なんかこう膨らんだ期待に応えられきらないまま終わった感じ

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    2026年03月01日