恩田陸のレビュー一覧

  • クレオパトラの夢 新装版

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    シリーズ1作目「MAZE」の方が面白かった。得体が知れないこと、1つの謎で完結しているシンプルさ、非日常が良かった。

    今回は日本の日常が舞台で、事件や推測が絡み合い、最後は肩透かしでパッとしなかった印象。恩田陸さんの本の多くはそのようで、ラストに失速が多いらしい。「麦の海に沈む果実」も謎が解決しなかった。このシリーズの3作目の感想にも「大風呂敷を広げて何もない」とあった。ただ、異国が舞台で、MAZEで登場した満が出てくるのはMAZE寄りで捨てがたいか。

    恵弥や和見が捨てタバコや不倫をする様子が描かれているけど、どちらも引いてしまう。悪いことを人間らしいと評価する輩もいるのだろうか。

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    2026年09月24日
  • 傾斜のマリア

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    ブラックベルベットの後日談でした。祖母の残した詩(わらべ唄?)が魅力的。長崎旅行を疑似体験できる長編です。ながらく憧れてる軍艦島、実存してるうちにこの目で見てみたい!と改めて思いました。
    印象に残ったのはまず長崎という都市、そして長崎のお菓子、次に主人公を取り巻く女たち、ですね。

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    2026年09月23日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

    購入済み

    面白かった

    麦の海に浮かぶ檻(恩田陸)。謎の島。ここに来ると原則外と繋がりはなくなるのと変なルールもあるみたいです。そんな島に外部から新入者が来ました。タマラとゆう女性で接触恐怖症があると校長が説明を受けます。要と鼎が一緒のファミリーで仲良く(鼎が特に)なろうとします。この学校には毎週お茶会があり要と鼎とタマラが呼ばれます。タマラがお茶を飲んだ後体調を崩します。それからもタマラはしばしば呼ばれは真っ青な顔して戻ってくるの繰り返します。それを見ていた鼎はタマラのカップに毒物が盛られてると疑います。しかし何のために?なぜタマラはお茶会を断らないのか?読み終わってもうーん、もやっとする感じでした。

    #切ない #ドキドキハラハラ #笑える

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    2026年09月23日
  • ドミノ

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    東京駅を舞台にたくさんの人たちの出来事が偶然つながって大騒動になっていく話です。
    登場人物が多く、最初は少し混乱するけど話がつながり始めると一気に面白くなります。
    テンポが良くて笑える場面も多く気軽に読める作品です。

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    2026年09月23日
  • 傾斜のマリア

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    読みやすい。しかしサスペンス?ミステリー?としてはやや物足りないか。
    かなり長い時間をかけて伏線をたくさん張っているように思うが、ラストとの接続がそれほど強くは無いように感じた。
    などと考えながらネットで検索をかけると、どうやら本作品はシリーズ4作目のようだ。どうりで物語に入り込めないわけか。
    後日、シリーズ前作を読み、再評価する予定。

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    2026年09月23日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    ⭐︎3.4

    長いようで短い一夜の会話を通して繰り広げられる物語。
    話が繋がる瞬間が連続的にあって、気持ちよく手を止めずに読むことが出来た。
    十人十色、愛や恋の形は人それぞれ。
    終わりがあるとしても、それも人それぞれ。

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    2026年09月22日
  • Q&A

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    ネタバレ

    問いと答えだけで物語を進めるという斬新な本。
    最後の最後まで答えは分からなかったけれど、人間の心の弱さ・危うさ・汚さがよく描かれた作品だなぁと思った。ヒエーと思うシーンもいくつかあって、恩田ワールドに閉じ込められていた気分。抜け出せてよかった。

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    2026年09月21日
  • 夜果つるところ

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    恩田陸さんの世界観凄すぎです。
    これから先何が起こるのか気になりページを捲る手が止まらなかったです。

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    2026年09月21日
  • 夜のピクニック

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    一晩中ただ歩くだけで夜も仮眠程度の過酷な行事。実際そんな行事があったら親御さんからのクレームが来るんではないかと思った。ただ登場人物はみんな良い人で友達思いな子ばかりでした。

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    2026年09月21日
  • 終りなき夜に生れつく

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    読みはじめて、前に読んだ「夜の底は柔らかな幻」の前段階の話だと気付いた。でもこっちが後に書かれたアナザーストーリーだったのね。

    「夜の底…」では、置いていかれた感が強かったけど、いろいろ解きほぐしてくれた感じ。今になって腑に落ちた部分がたくさんあった。

    前作のときも思ったけど、これぞ恩田さん!という世界観で、ぐいぐいと引き込まれた。

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    2026年09月21日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    前作の続きかと思っていたら、同じ世界観の別のお話し。
    「しまう」に関してちょっとだけイメージが湧いてきたけど、それ以外の伏線はまだまだ未回収。
    次回作で常野の世界に浸れる事を期待です♪

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    2026年09月21日
  • 傾斜のマリア

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    前作を覚えてなかったので人間関係がよく分からないまま進んでしまった

    前作を読み返してたら面白く感じれた気がする

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    2026年09月21日
  • 夜のピクニック

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    こちらは青春をキーワードに前評判を自分が意識しすぎてしまった。波風が大きく立たず進む展開に私的にはあまり没入感がなく読むのに時間がかかった。
    最後は斜め読みしてしまったので、もう少し若かったらみなさんと同じような感覚が得られたのかな。

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    2026年09月21日
  • 祝祭と予感

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    このスピンオフは、無くてもよかったかなぁ。
    この本のよかった所は、よい小説の後ろには、すごい仕事があるということ。

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    2026年09月20日
  • ユージニア

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    伏線が多くドキドキする展開ではあったが、最後伏線回収しきれていない(理解力不足かもしれないが)気がしてモヤっとしたまま読み終わってしまった。
    他人の考察も読んでみたが同じような感想も多かった気がする。
    あとはじめの方は形式になれず、人によっては読みづらい作品ともいえるかも。

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    2026年09月20日
  • 愚かな薔薇 下

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    恩田陸らしい作品。要素を掻き集め一つの物語とする。上巻の拡がりが下巻で収束していくのだが、まとまりが小さくなったような気がした。読みやすく、それでいていろんな味を味わえる作品。

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    2026年09月19日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    禁じられた愛、押し殺してきた感情と欲望の中を泳ぐ
    あの木漏れ日の先はきっと素晴らしい景色なのだと夢見て泳ぐ魚
    恋愛は障害があるほど燃え上がり、更に絆を深めてしまう
    切なくも人間らしい恋愛小説でした

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    2026年09月19日
  • 夜のピクニック

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    第2回本屋大賞受賞作品ということもあり、大衆向けで読みやすく、親近感の湧く、共感できる部分の多い小説でした。

    高校3年の甲田貴子と西脇融は、年1回の高校の一大行事である「歩行祭」に最後の学年として臨む。

    彼らの間の「ある秘密」をめぐり、朝8時から小休憩・仮眠を挟んで翌朝8時まで歩き通す行事と物語は動く。

    貴子の友人である遊佐美和子や融の友人である戸田忍、さらにアメリカに渡った榊杏奈とその弟の順弥など、個性豊かなキャラクターたちの存在も魅力的だった。

    読む前は『夜のピクニック』という題名から幻想的でなんだか楽しそうな作品だと想像していたが、実際は現実を詰め込み“しんどさ”に溢れた小説だった。

    しかし、その“しんどさ”に向き合ったからこそ辿り着くことのできた1つの“こたえ”は、まさしく「もやもやしながらも先に進んでいこうと思えること」であり、確かな前向きさであったように思う。

    “こたえ”としての「迷い探し続ける道のり」に気がつき、「歩行祭」を終えた貴子と融の表情は、複雑な感情を踏まえた清々しいものであったであろう。

    小説としての完成度の高い面白い作品でした。

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    2026年09月18日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    再読。今までピアノのコンサンートを聴いたことがなかったが、読み終えた直後からまずはYouTubeでピアノコンサートと検索していた。

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    2026年09月15日
  • 酒亭DARKNESS

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    短編集。ホラーと銘打っていあるけど、はてホラーに収まりきるかなぁ。怖さ、という意味では正直、怖くはなかった。

    少し前に珈琲怪談を読んで、あちらは3、4人のおじさんたちがあちこち歩きながら喫茶店をめぐって歩き、怪談をするというものだった。あちらも怖くはなかったけど、不思議な魅力があった。

    本書も同じような、恩田陸という作家さんの魅力で読ませるものだと思う。途中まで、珈琲怪談のノリで読んでいたら、語り手やメインの登場人物が女性たちだったりすることもあり、あぁそういえばこの著者さんは女性だったんだっけ、と改めて思い出したりもした。

     わかりやすく楽しめたのは、『歌うカステラ』。お店で出てくる甘味とお茶の組み合わせが魅力的で、自分でも食べたくなった。

     この著者さんは、やっぱり食べ物の描写がうまいよなぁ。小説を読んでいて、食べ物の描写が出てくると、けっこうホッとして安心して楽しめると思う。
     

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    2026年09月13日