恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作「spring」のスピンオフ作品
振付師&ダンサーとして世界に名をとどろかせるようになった主人公 萬春(HAL)そして バレエを通じて 青春時代を共に過ごし、一緒に切磋琢磨した他のダンサーたちのHALとの関わり、思い出、自らの道への歩み
前回 バレエの専門的な表現や説明が多くて、振り落とされそうになった小説だったけど 今回は主人公たちの心情が多いせいか 読みやすい。
登場人物たちが バレエの才能だけでなく 美しく輝いている人物ということなので
私の脳内変換されている人物は、なかなか具現化できなかった。
フワフワした春風みたいで でも存在感ある美しさで 誰もが目を留め 男女の性別など越 -
Posted by ブクログ
ネタバレ恩田陸さんの本はやはり良い……
主人公の萬春は、生まれた時から「世界のカタチ」が気になり、動物や自然などを静かにじーっと見ているような子供だった。
常にそれを何かで表現しなければ……という不安や衝動に駆られていたが、あることをきっかけにバレエと出会う。そこからバレエを通して様々なものを表現する「表現者」として花開くようになる物語。
バレエに関しては全く知識がなかったが、恩田陸さんの表現力により萬春の表現が、確かに見えた。
それがとても美しく綺麗すぎて、他の登場人物の言っていた、見ているものが畏怖を覚えるというのも頷けた。とにかく、萬春の人間性が面白い。観察していたくなる。
ただ、恋愛