恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ下巻はぐっと引き込まれドキドキワクワクですぐに読み切りました。
上巻に登場したキャラクターたちがペアで山登りをするので各自のイメージが具現化したときの狂気に触れた対応や各々の超能力でバトルし合う様子は読み進めてどうなるんだ、大丈夫なのかと心配になりそうなくらい面白かったです。
窮地に対面してまた解決して、新たな窮地が現れて…結構アニメーションのイメージで読んでいました。
実邦のイロのすごさ?が分かるようで分からなかった部分もあり主人公なのだから無双するのかなと思いきや、の行動に意外だったり、
葛城との最後のやり取りがときめいてしまったり、終わり方は個人的には好きでしたね。
私はみつきが好き -
Posted by ブクログ
何かがおかしいし、どう考えても理屈に合わないんだけど、誰もが触れないようにしているものー日常生活のふとした瞬間に紛れる郷愁と不思議を題材にした全18話の短編集。小説にロジックを持ち出すと味気ないのかもしれませんが、どの章もコンパクトな文量ながら、無理のない設定と圧巻なまでの伏線回収で、恩田陸さんの凄みを感じました。特に『柊と太陽』はコミカルな掛け合いからそう来たか!というオチでお気に入りです。
また作品名でもある『歩道橋シネマ』、『春の祭典』は恩田陸の真骨頂。その場面を読めば、かつて大事にしていた記憶に巡り会える、そんな文体が好きです。 -
Posted by ブクログ
ミステリアスな情感に富む推理小説。この著者がこんな本を書いているとは知らなかった。「魔女の家」と近隣の人たちに呼ばれ、恐れられている百合の匂いに包まれている洋館の祖母が事故死により亡くなり、祖母の遺言によりそこに住むことになった高校生の理瀬は義叔母(複雑な関係だが)の梨南子と梨耶子という美貌の姉妹と同居が始まる。近隣の同級生の朋子や雅雪(男子)とも親しい関係を築いていく。そして従兄弟の稔・亘も登場。この頃から謎の事件が相次いでいく。義叔母2人の雰囲気など不思議な環境の魅力に惹きこまれ、一気に読み進んだが、事件の真相は?読み終わってみて、いささか犯行動機へ至る人物造形には飛躍があるように思った。