恩田陸のレビュー一覧

  • 月の裏側

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    福岡県柳川市をモデルとしたと思われるフィクションホラー。美しい表現が恐怖を掻き立てる。
    ミステリーかなと思って読んでいたらしっかりSFでびっくり。

    堀割に面した家の住民が行方不明に。しかし皆数週間でひょっこり帰ってくる。行方不明中の記憶をなくして、、、
    調べていくうちに、帰ってきた行方不明者は元の人とは異なる「何か」と入れ替わっているのではと気づく。

    クレヨンしんちゃんの映画「踊れアミーゴ!」を思い出した。こんにゃくから作られたクローンが元の人間と入れ替わる。クローンは明確に元の人間と異なる自我を持ち、まだクローンと入れ替わってない人間を捕まえようとする悪意がある。そして元の人間は連れ去ら

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    2026年04月26日
  • きのうの世界(上)

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     見えにくい不穏な何か、、、コレって恩田さんの真骨頂ですよね。私、リアルな災害ものとかはダメなんです。不安で怖くなる。恩田作品の不穏はそうならない、ファンタジーを感じるからか?こちらの作品、全く読めない展開ですが、下巻はおそらく、、、。「あなた」っていったい何者?

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    2026年04月25日
  • ドミノ

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    並行したストーリーが連鎖していく、よくあるタイプのコメディ。それぞれキャラがたってて読みやすかったけど、収束の仕方が雑な感じがして、もっとすっきりまとめてほしかった。
    蜜蜂と遠雷、と同じ作者とは思えない笑

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    2026年04月23日
  • spring

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    バレエに詳しくないせいかあまり内容がはいってこなかったけどこんな世界もあるんだなぁという感じ。蜜蜂と遠雷はピアノに興味がそこまでなくても文章がドラマチックですごく楽しめたけどこちらは淡々としている。

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    2026年04月23日
  • 珈琲怪談

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    ネタバレ

    4人がいい感じに緩く楽しく集まってるものだから、いいなぁそういう関係性〜の方が感想として先に来てしまった笑 末長く集まってくれ。

    きゃーー怖いィィィ!って感じではなく背中がゾワっとする怖さ。雨と喫茶店と怪談話なんて相性抜群だし。あとがきに一番ゾワっとさせられたんだけど、気付いてないだけで誰しも体験してると思うんだよなぁ。黄泉の国と現実の境目なんてあってないようなものだろうし。

    各喫茶店は実店舗をモチーフにしているという。ネットで検索して見つけることもできるが、行った先でたまたま出会ってこの本を思い出す、なんて体験も楽しそうだなと思って調べるのも保留している。

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    2026年04月23日
  • 夜明けの花園

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    理瀬シリーズが好きな人は必読です。
    短編集で、それぞれに面白いけれど、一番びっくりしたのは校長先生の過去話でした。

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    2026年04月23日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    ピアノの世界のことは全く知らない私でも、それぞれの出場者の演奏を聴いて、感じてみたいと思った。
    特に風間くん、あやちゃん、明石さんに会ってみたい。
    それぞれの葛藤と天才気質でほがらかなイメージのじんくんの掛け合いが好き。

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    2026年04月23日
  • ブラザー・サン シスター・ムーン

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    ネタバレ

    恩田陸氏による青春小説、とのことです。

    結構恩田氏の作品は読んできましたが、かなり恩田色が濃いと思います。それを一言で言えば、『劇ががっている』ということでしょうか。

    三人の大学生、もともと高校の同級だった「ザキザキトリオ」。彼ら各々の視点で短篇が三篇(そして付録が幾つか)。

    文筆・映画・音楽と夫々の道を選んだ三人の大学時の回想ですが、文筆に進んだと思われる楡崎綾音の回想が一番恩田氏らしい?かな。独白・自問自答の篇で、ドラマやマンガに出てくる主人公が過去を振り返るみたいな。

    まあでもそういうクサさを突っ込むのもある意味ファン的には面白いのかもしれません。

    甘酸っぱさとか、感動とか、そ

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    2026年04月22日
  • 酒亭DARKNESS

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    「居酒屋ホラー」13編+α
    飲み屋でのチョイ怖い短編話13+αって本

    飲み屋さんでよく聞く良くする、怖い話
    チョイ話、噂、都市伝説、不思議な話、街の話、観光やうんちくや
    他愛のない超短編集で知ってる地域、場所、食べ物が出てきてほっこりする

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    2026年04月22日
  • 象と耳鳴り

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    元判事の関根多佳雄が日常で起きる事件を安楽椅子探偵的に解決する短編集。
    事件を解決するものもあれば、こんな感じなんじゃない?ってな形で終わる話もあり、事件のバラエティも豊かです。読みやすいので残忍なミステリは苦手だなぁという方は良いかと。

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    2026年04月20日
  • spring another season

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    小説「Spring」の番外編。

    本編を読んで、だいぶ経つなので
    登場人物を忘れていたのですが
    読み始めて、だんだんと思い出してきました。

    本編で出てくる何人かの登場人物の視点で書かれれた
    裏エピソードみたいな感じでとても良かったです。

    個人的には最後が時間がだいぶ立った「春」の話で
    「Spring」という物語がきちんと終わって
    満足感が高かったです♪

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    2026年04月19日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    初めて恩田陸の作品を読んだ。
    心理描写や情景描写が凄く綺麗で、好きだなーと思う言葉、言い回しが沢山あった。

    話の展開的には、どんどん謎が解かれていくタイプのミステリーで、それ故に続きを読みたくなる構成だった。
    ただ、その謎の結末、2人の関係性の着地はあんまり刺さらなかった。モヤモヤしていて釈然としない状態を美しいと思える感性があれば楽しめる部分なのかも?

    あとこの小説読んで以降、無性に春雨サラダが食べたくなる時が増えた。

    ▼好きな部分
    ・甘い風
    ・食料品とは、イコール生き物なのだ。生き物はこんなに重いのだ。〜 彼が買い物に行くと、いつもカップラーメンやスナック菓子ばかり選ぶので、ビニール

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    2026年04月19日
  • spring

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    バレエの歴史も登場人物も、自分にとっては未知の領域。まるで異国の地に地図なしで放り出されたような感覚だった。しかし、その『分からなさ』が、かえって先入観のない純粋な好奇心を刺激した。読み進めるうちに、霧の中から少しずつ舞台の輪郭が浮かび上がってくるような不思議な没入感があった。

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    2026年04月19日
  • 私の家では何も起こらない

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    読み始めは独特な雰囲気で読みづらいかも…と思ったけど、2話目以降、家の過去を辿っていく流れで、それぞれの事件背景が分かり面白かった。

    不穏な雰囲気ばっかりだけど、大工の話が友情物語みたいになってて、そのギャップが良かった。

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    2026年04月19日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    ネタバレ

    あらすじの「別れる男女の心理戦」という言葉に惹かれて手に取る。どこか気まずい雰囲気が会話の節々に出ている前半、ある1ページから「ん?」となった途端に、読み進める手が止まらなかった!千浩と千明は双子の兄弟で、山登りのインストラクターが父親という事実。そして、「許されない恋」と燃え上がるほど嫉妬心も生まれる愛。付き合うのか、死ぬのか、と期待しながら読む後半。思っていたより詩的な終わり方で、もっと劇的な展開を望んでいた私には肩透かしをくらってしまった。

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    2026年04月18日
  • 六番目の小夜子

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    面白かったです。
    恩田陸さんのデビュー作。
    恩田さんの作品はいくつも読みましたが、遅ればせながらデビュー作を読んでみようかなと思い手に取りました。
    最後が文章が僕には分かりにくかったし、ラストが少しもやっとする印象(読む人によって印象はだいぶ変わると思いますが)がしました。面白いのは面白いのですが・・・。

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    2026年04月20日
  • 月の裏側

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    珈琲怪談から遡って1作目をAudibleで聞く。真っ先に思い出したのは『双亡亭壊すべし』と『ソラリス』なんだけれど、きっと「盗まれた」という表現の通り『盗まれた街』リスペクトなんだろう。有名な作品だけど読んだことがない。途中までだんだん増していく不気味な雰囲気がよい。あとタイトルが今タイムリーな気がする。が、話が佳境に!という辺りでAudibleの残り時間があまり残っておらず、嫌な予感がしてきたところで『愚かな薔薇』同様壮大だけどよくわからない感じで終わる。風呂敷の広げ方というか、雰囲気作りはやっぱり毎回うまくて好きなんだけど、なんか尻切れトンボな感じで終わるんだよなあ。惜しい。
    主人公が思っ

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    2026年04月16日
  • spring another season

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    Springの続エピソード集。
    色んなシーンの続きのお話が垣間見れて、より洗練化された。バレエは本当に詳しくないけど、詳しかったらきっともっと入り込める作品なんだろうなと思う。
    HALのモデルは誰なんだろう?踊りを観てみたいな

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    2026年04月16日
  • ドミノ

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    さすがに恩田陸だけに文章は熟れている。最初はそれぞれかけ離れた人生を歩む人達の織りなす偶然に期待して、どのように交わっていくのかと読み進めたけど、さすがにドタバタが現実離れしていてついていけなかった。頑張って最後まで読んだけど。

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    2026年04月16日
  • spring

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    ネタバレ

    バレエダンサー兼振付家である萬春(よろずはる)についての物語。
    他者から見たハルと、最後はハル自身の視点で。
    それがけっこうギャップがあって。
    まぁハルは魅せるプロなのでかなり意図的ではあるんだけど、面白いなぁと。

    物語としてはバレエダンサーとしての成長や苦悩、切磋琢磨みたいなのはほとんど描かれてなくて(もちろん成長はしてる)、バレエを作り上げる裏方がフォーカスされてる。
    これ興味深くて。
    バレエってこんなに自由なんだとびっくり。
    ハルが振付けしたバレエ、見てみたいものばかり。
    いつかやらないかな、無理かな。
    バレエ無知でも興味なくてもとっても楽しめた。

    しかしまぁどう考えても恩田さんの趣

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    2026年04月16日