恩田陸のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ双子の兄妹の2人の間の禁断の恋愛と、父親の死を巡るミステリーちっくな話。
2人が別居する前日の夜に父の死に関する話をメインとして1章ごとに2人の視点が切り替わって進む。
初めはお互いが、父親を殺したのではと相手を疑いあっている所から始まり意外な終着点につく。
ただ、結局2人は兄妹なのか、実際は兄妹じゃなく従兄弟だったのか、父親は他殺なのか不慮の事故なのかが何も分からなかった(憶測だけでおわった)ので、そこは少しモヤモヤした。
ただ話が2転3転して進む感じや、恋愛に関する内容が面白いと感じた。(兄妹じゃない、禁断の恋愛ではないと思った瞬間相手の事が好きではなくなる、等)
なのでジャンルとしてミス -
Posted by ブクログ
組曲(くみきょく、英語: suite)は、いくつかの楽曲を連続して演奏するように組み合わせ並べたもの。
耽美派小説の巨匠、重松時子の薬物死から四年。彼女と縁が深い5人の女達が、毎年うぐいす館に集まり彼女を偲ぶが、今年は届けられた花束をきっかけに時子の死について大告発•告白大会になり‥
昭和初期の話しのようなストーリーで、テンポよく進み少しずつ解明されていく内容。
舞台のうぐいす館に時子がまるで鳥かごの中にとらわれた鳥だったと、集まった女の1人は発言するが、結局この5人も時子にこそとらわれている。
物書きの習性をよく捉えていて、そこをお互いに化かし合うのが面白かった。 -