恩田陸のレビュー一覧

  • 蛇行する川のほとり

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    もしかしたらショックによる記憶喪失で殺人を忘れている?などと不穏な空気で話が進みながら、第3部から真相が展開されてあっという間。
    女性らしい終わり方だった。


    本当に信用していなければ、自分が信用していないことすら相手に教えないし、気付かせもしない。それが「信じていない」ということなのだ。p243

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    2026年08月17日
  • 教科書には、載せられない!? 君に綴る5つのパロディ

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    恩田陸で登録・検索した結果出てきた新刊アンソロジーと言うことで通販にて購入した。勿論、どの様な内容なのかは二の次。アンソロジーとはいえ恩田陸の新作が出たというのなら、買わない選択肢はない。5人の作家による競作で、せっかく買ったからにはどの作家の作品が一番面白いのか、自分とフィーリングが合う作家は誰か?という観点で読み進めた。

    日本昔ばなしをアニメで見るような感じで、教科書に載っていそうなお話(元ネタ)を5人の作家がそれぞれの個性・作風を発揮しながら脚色した競作集。作家の好みはあるものの、今回は作家の特徴はできるだけ考えないようにして、あくまでも出来上がった作品の面白さで比較してみたい。ちなみ

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    2026年08月16日
  • 傾斜のマリア

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    神原恵弥は、大手製薬会社を辞めてフリーとなり、九州のN崎を訪れる。
    祖母が遺した不思議な数え唄の意味を探る為だったが、その歌詞「かたむくマリア」とは…。

    ひとりのはずが多田が加わり、N崎大学教授やその教授の幼馴染という和菓子屋の娘にも会うことになり…どういうふうに展開するのだろうかと思っていたのだが、昔の邂逅でもあり、不明瞭だったことが判明し、結局数え唄も祖母の創作なのか…と。



    長崎、軍艦島、ゆっくりと旅したいところ。







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    2026年08月16日
  • 珈琲怪談

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    最初はそうでもないなと思ったけど、手をつけたからにはとそのまま読み進めたら途中から案外はまってしまった。シリーズ?でもないけど、多聞が出てくる作品としては3作目ということを知らずに最初に読んでしまったけど、特に問題はない。
    様々な都市で喫茶店巡りするのはすごくいいな。時々お酒になるのもいい。怪談は、自分にはほぼ全く話すネタがないから無理かな笑
    個人的な話でしかないけど、本作の一部分はRSR2026の会場で読んだ。遠くから音楽聴きながら、椅子に座って風に吹かれながら本を読みたいなと思って。贅沢なフェスの時間を味わいました。その時に読む本として、これがしっくりきました。
    フェスでなくても、多聞たち

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    2026年08月16日
  • 酒亭DARKNESS

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    〈孤独のグルメの居酒屋ホラーバージョン〉だそうです。
    いろいろな地方の話なので、旅行しているような気分になれます。
    取材と称して旅と居酒屋を満喫できるとは、作家さんてなんと素敵な職業でしょうか。

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    2026年08月16日
  • spring

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    恩田さん自身もかなり博識なんだろうな。
    作中ではバレエだけじゃダメなんだと言っていたけど、きっと小説も読んでいるだけではダメなんだろうと思った。いろんなものからいろんな知識や感覚的なものを吸収して自分の作品として形造れるんだろうと思う。この芸術的な表現やニュアンスを文章にすることがホント上手だなと思う。
    まだ蜂蜜と遠雷読んでいませんが、、楽しみで仕方ない

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    2026年08月15日
  • 夜のピクニック

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    ⭐︎3.5
    面白くてサクサク読めた。
    歩行祭があることで起きた、魔法のような出来事。
    それぞれの悩みやもどかしさを抱える中でスタートした歩行祭も、
    ゴールに近づくにつれて、それぞれの関係性も明るい方向に進んでいく描写が爽快でした。

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    2026年08月14日
  • 夜のピクニック

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    子供たちに背負わされているものが大きいな。大人の身勝手だ。葛藤と、青春と、大人になること。難しい。登場人物みんな、いいキャラクターで読んでいて楽しい

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    2026年08月14日
  • ネクロポリス 上

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    Vファーという死者がヒガンに戻ってくる街に行くことになったジュン。殺人事件が起き犯人探しに巻き込まれていく。
    イギリス日本のような架空の国とカタカナ名の登場人物で最初は戸惑ったが不思議と話がずーっと入ってきて読みやすい。

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    2026年08月14日
  • 傾斜のマリア

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    ネタバレ

    九州N崎出身の祖母が遺した、謎めいた歌詞の数え唄。「かたむくマリア」とは?多田直樹と共にN崎を訪れた神原恵弥。存在を消されたアキコ・スタンバーグとの接触を求める大学教授。恵弥の記憶に残る軍艦島。

    神原恵弥シリーズが久々に出たので。前作からほぼそのまま続いている感じ。橘との事で傷つき気味の恵弥やリハビリ中の多田など満以外は再登場。
    若干謎がぼんやりしていて、色々とっ散らかった印象。

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    2026年08月14日
  • Q&A

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    タグはホラーにしましたが
    ミステリともいえるかもしれない。
    タイトルのとおり、Q&Aで進んでいく新しいタイプの小説。

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    2026年08月13日
  • 珈琲怪談

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    仲の良い?中年男性4人が喫茶店を巡り、1店舗につき1件怪談話を披露していく連作短編集

    自分も4人の仲間に混じって、くつろぎながら怪談を聞いてる気分になる
    怖くはない
    へえ、なんだったんだろうね的な話が多い

    店や街の様子の描写も盛りだくさんで京都、神奈川、東京、神戸、大阪と様々な地域の様子も楽しめる

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    2026年08月13日
  • 祝祭と予感

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    ネタバレ

    オーディブル読書。
    それぞれの登場人物のバックグラウンドが知れて楽しかった。
    みんな、自分の人生では自分が主人公なんだよね。
    この本で、それぞれの物語が折り重なって、蜜蜂と遠雷でひとつの物語になっていくのは素敵だなと思った。

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    2026年08月12日
  • spring

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    さらさら〜っと読める。
    何か大きな出来事が起こるわけではなく、1人のダンサーについて4人の視点で語られる。
    さすがに何か目標的なものが欲しかったな。。。

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    2026年08月12日
  • 光の帝国 常野物語

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    ネタバレ

    なんとなく、『フルーツバスケット』や『すずめの戸締まり』のような「日常に潜んでいるかもしれないファンタジー」が好きな人が楽しめそうな世界観だと感じた。

    好きな章は「大きな引き出し」と「光の帝国」。
    特に一族の始まりの話でもある後者は、徐々に仲間が増えていくワクワク感に始まり、時代に翻弄され追い詰められていく登場人物たちの悲痛な思いが伝わってきて、一本の短編映画を見終わった後のような満足感を得られた。それが最後の章「国道を降りて…」に繋がっていくのもいい。(この章の律と美咲のやり取りも可愛らしかった)

    一部どういう能力なのかよくわからなかった部分もあるけど、機会があれば続編も読んでみたい。

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    2026年08月12日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    ◯栄伝亜夜は、ずっと松岡茉優で想像してた

    ◯最後の順位は、映画と違ってた気がするけど勘違いかな??

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    2026年08月11日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    ネタバレ

    AIによるみんなの感想まとめ内に、中盤で明かされるネタバレ設定が堂々載っているのという笑

    あの時のあの男は父親だったのではないか、あの男を殺したのはこいつなんじゃないか、そしてお互いが男女の関係としてどうなのか、アパートで夜通し話し合う話。

    近親恋愛だったのがとある真相が判明したことで、逆に距離を置くことになる。そういう皮肉な流れこそ、人間という生き物のややこしさを感じる。

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    2026年08月11日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    ネタバレ

    筆者と主人公の目線の入れ替えがちょっと違和感だったけど、キャラクターは魅力的で面白かった。もう少し他のエピソードも読みたい!

    城の研究は和菓子とかお茶と離れすぎてて不思議な感じだった、続編で回収されるのかな?最後の部分でスキップされた部分のストーリーの詳細がもっと読みたいと思った、城の攻め方とか守り方とかこんなにいらないから!

    商社の話が読みたい

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    2026年08月11日
  • ドミノ

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    スルスル読めるコメディって感じ!えり子好きすぎる、私はバイク乗り回すことはできないけど、意外でカッコいい過去欲しい

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    2026年08月09日
  • 灰の劇場

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    フィクションとノンフィクションが交互に書かれていて、最初かなり進みが遅かった。
    読みやすいタイプの小説ではない。
    わたし自身40代後半になってきて、なんとなくこの本を手に取っていたのは縁だと思う。

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    2026年08月08日