恩田陸のレビュー一覧

  • spring

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    バレエの歴史も登場人物も、自分にとっては未知の領域。まるで異国の地に地図なしで放り出されたような感覚だった。しかし、その『分からなさ』が、かえって先入観のない純粋な好奇心を刺激した。読み進めるうちに、霧の中から少しずつ舞台の輪郭が浮かび上がってくるような不思議な没入感があった。

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    2026年04月19日
  • 私の家では何も起こらない

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    読み始めは独特な雰囲気で読みづらいかも…と思ったけど、2話目以降、家の過去を辿っていく流れで、それぞれの事件背景が分かり面白かった。

    不穏な雰囲気ばっかりだけど、大工の話が友情物語みたいになってて、そのギャップが良かった。

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    2026年04月19日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    ネタバレ

    あらすじの「別れる男女の心理戦」という言葉に惹かれて手に取る。どこか気まずい雰囲気が会話の節々に出ている前半、ある1ページから「ん?」となった途端に、読み進める手が止まらなかった!千浩と千明は双子の兄弟で、山登りのインストラクターが父親という事実。そして、「許されない恋」と燃え上がるほど嫉妬心も生まれる愛。付き合うのか、死ぬのか、と期待しながら読む後半。思っていたより詩的な終わり方で、もっと劇的な展開を望んでいた私には肩透かしをくらってしまった。

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    2026年04月18日
  • 六番目の小夜子

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    面白かったです。
    恩田陸さんのデビュー作。
    恩田さんの作品はいくつも読みましたが、遅ればせながらデビュー作を読んでみようかなと思い手に取りました。
    最後が文章が僕には分かりにくかったし、ラストが少しもやっとする印象(読む人によって印象はだいぶ変わると思いますが)がしました。面白いのは面白いのですが・・・。

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    2026年04月20日
  • 月の裏側

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    珈琲怪談から遡って1作目をAudibleで聞く。真っ先に思い出したのは『双亡亭壊すべし』と『ソラリス』なんだけれど、きっと「盗まれた」という表現の通り『盗まれた街』リスペクトなんだろう。有名な作品だけど読んだことがない。途中までだんだん増していく不気味な雰囲気がよい。あとタイトルが今タイムリーな気がする。が、話が佳境に!という辺りでAudibleの残り時間があまり残っておらず、嫌な予感がしてきたところで『愚かな薔薇』同様壮大だけどよくわからない感じで終わる。風呂敷の広げ方というか、雰囲気作りはやっぱり毎回うまくて好きなんだけど、なんか尻切れトンボな感じで終わるんだよなあ。惜しい。
    主人公が思っ

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    2026年04月16日
  • spring another season

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    Springの続エピソード集。
    色んなシーンの続きのお話が垣間見れて、より洗練化された。バレエは本当に詳しくないけど、詳しかったらきっともっと入り込める作品なんだろうなと思う。
    HALのモデルは誰なんだろう?踊りを観てみたいな

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    2026年04月16日
  • ドミノ

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    さすがに恩田陸だけに文章は熟れている。最初はそれぞれかけ離れた人生を歩む人達の織りなす偶然に期待して、どのように交わっていくのかと読み進めたけど、さすがにドタバタが現実離れしていてついていけなかった。頑張って最後まで読んだけど。

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    2026年04月16日
  • spring

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    ネタバレ

    バレエダンサー兼振付家である萬春(よろずはる)についての物語。
    他者から見たハルと、最後はハル自身の視点で。
    それがけっこうギャップがあって。
    まぁハルは魅せるプロなのでかなり意図的ではあるんだけど、面白いなぁと。

    物語としてはバレエダンサーとしての成長や苦悩、切磋琢磨みたいなのはほとんど描かれてなくて(もちろん成長はしてる)、バレエを作り上げる裏方がフォーカスされてる。
    これ興味深くて。
    バレエってこんなに自由なんだとびっくり。
    ハルが振付けしたバレエ、見てみたいものばかり。
    いつかやらないかな、無理かな。
    バレエ無知でも興味なくてもとっても楽しめた。

    しかしまぁどう考えても恩田さんの趣

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    2026年04月16日
  • 珈琲怪談

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    2冊続けての実録っぽい怪談。これもaudible。そんなに怖い話ではないので、妙に社会的地位の高そうなおじさんたちがこだわりの喫茶店で怪談っぽいものにきゃーきゃー言ったり青ざめたり反応よく楽しんでいるのをひたすら眺めている気分。知らなかったけどシリーズ3作目らしい。

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    2026年04月15日
  • 珈琲怪談

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    2024/04/15 オーディブル
    仲良し4人組のおじさんが喫茶店をハシゴしながら怪談を語り合う。短い話がたくさん。ほのぼのした感じでした。

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    2026年04月15日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

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    2026.04.15 ★3.3

    インスタレーション。
    アーティストの心象風景に入り込むような展示物。
    この本を読んでいると、その中に入った時のような不思議な感覚になった。

    芸術的才能と狂気は紙一重。
    そんな使い古された言葉を噛み締める物語だった。


    ↓↓↓内容↓↓↓

    建築学部に通う大学生の平口捷は、姉と二人暮らしの平凡な生活を送っていた。そんな彼の前に若き天才美術家・烏山響一が同級生として現れる。カリスマ的な雰囲気があり取り巻きが絶えないが、なぜか響一の方から捷に近づいてくる。そして、届いた招待状。訪れた熊野の山奥には、密かに作られた野外美術館が……。奇怪な芸術作品は、見る者を悪夢に

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    2026年04月15日
  • 祝祭と予感

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    ・このシリーズは読んでいると明るい色が頭の中に広がって平和で温かい気持ちになる。

    「獅子と芍薬」が好きだった。

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    2026年04月14日
  • spring

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    やはり読みやすい
    前半と後半で萬春に対する印象が大きく変わった

    こんなにも客観視でき饒舌(心の中)な天才はいるのだろうか
    イチローみたいな?

    世界を戦慄せしめようとする天才

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    2026年04月13日
  • 夜果つるところ

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    後で読むことになる『鈍色幻視行』という小説の中に出てくるこの作中作の小説を先に読んでしまったのが私です。すみません。

    『鈍色幻視行』ではこの小説が核となって物語が進むのですが、じゃあ、この『夜果つるところ』という小説とは一体どんな中身なんだ?って事で、読みたくなりますよね?普通は。そして実際に恩田さんはこの作中作を書き上げる事で、氏は2度おいしいという素敵なビジネスモデルなんですよねwよっ!商売上手!

    で、間違って作中作を先に読んでしまいましたが、感想を一言で申しますとこれは魅力的な作品。時代背景は2・26事件あたりの設定でしょうか。これも雰囲気が出ていてよかった。
    問題 は『鈍色幻視行』

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    2026年04月13日
  • 六番目の小夜子

    匿名

    購入済み

    感想

     読んだ感想としては、学園のホラーとミステリ―要素がある。途中で、野犬が出てきてたり、炎が出てきたりする描写が印象的だ。少し、ホラーで夢の中にいるようなありえないシチュエーションを感じた。また、高校の中の、男女の恋愛要素も多くある。転校生として、やってきた津村小夜子、そして担任の黒川がこの伝説の謎のカギになっている。
     「夜のピクニック」のあとに読んだ。人の名前がよく出てくるところが、読みにくいところだと感じた。主語は必要だが、あまりにも多い。

    #怖い

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    2026年04月13日
  • ユージニア

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    恩田陸さんの本は大好きなんだけど…うーん、誰にも結局感情移入できず、終わってしまった…。
    真実がわかっても、ピンと響くものがなかったなあ。
    私にはマッチしなかったー

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    2026年04月11日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    登場人物が魅力的で、文章も読みやすくスラスラと読めた。

    ずーっと、不穏な雰囲気が続く感じ。
    一読しただけでは、すべてを理解できない感覚があるので、何回も読み直したくなる。

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    2026年04月11日
  • ネクロポリス 上

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    独特な世界観、日本と英国文化が混ざり合ったような、、、、コレって、日本が舞台のほうが入り込めたような気もします。スローテンポな流れは、全く系統は違うけれど、夜のピクニックを思い出したのは不思議です。下巻に向けてどう展開されていくのか?恩田さんなので、おさまりきらずにフェードアウトでしょうか?
    ジュンとは、いったい何者なのか?

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    2026年04月10日
  • 祝祭と予感

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    蜜蜂と遠雷(必読)のアナザーストーリー
    あの空気感が再び
    そういう生い立ち?
    そうなんだぁ
    再読して色々確認したくなる
    懐かしい仲間出会えた

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    2026年04月06日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    ネタバレ

    2人が恋人ではないとわかったあたりから読むのが止まらなくなった。恋人ではないとはいえ双子には違和感あり。それは離れて暮らしていたからなのか、2人がの距離感からきょうだいであってほしくないという願いからなのか、はたまたもう1段ありそうという期待なのかはわからないけれど、願いは届いてきょうだいではなかった。きょうだいではなかった結果、恋愛しているときは誰もが道化であることを思い知らされる。自分すらも騙してしまう恋愛のやるせなさ浮き彫りになって戸惑ったけど、恋愛の真実だなと思った。

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    2026年04月05日