恩田陸のレビュー一覧

  • 不安な童話

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    2010.02.03

    こういう言い方はあまり好きじゃないが、恩田陸の初期の作品の匂いがするなあ、と感じた。
    途中で、犯人(と表現していいのかな)がわかってしまったのがあれだった。
    でも楽しめた。
    この人の作品ってだんだんだんだん面白くなってきてる気がする。あまり居ないなあこういう人、とふと思った。

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    2010年03月02日
  • ロミオとロミオは永遠に〔上〕

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    ネタバレ

    ロミオとロミオ。
    近未来の歪んだ機構の学園ものという記憶があったが、まぁ大体合ってたか?
    上巻では、まだまだいいとこで終わる。これが下巻にうつった時、一気に面白くなるんだよなぁ(確か)。
    アタミの話し方とかが、神原恵弥を彷彿とさせて好きだなぁ。あとはキョウコ。下巻が楽しみ。

    (2010.02.11)


    ロミオとロミオは昭和とか懐かしくなるので面白い。
    ただ、あの新宿クラスへのやり方が読んでるこっちも怖くなるくらいですけどね。。
    …ダメだ、再読してからも結構経ってしまったのであんまり感想が思い出せないや。。

    (2012.09.29)

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    2012年09月30日
  • 小説以外

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    この人の作品はどれも面白いので、エッセイも読んでみました。本に関する話が面白かったです。紹介されている本で気になったものを数冊読んでいますが、どれも今のところは面白い本でした。(カッレくん・ケイヴマン)萩尾望都さんが好きで影響を受けたと言う話もあり、好きな系統が近いのかな、と勝手に親近感を抱きました。

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    2009年10月25日
  • 不安な童話

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    何年振りかに再読。初読の時はあんまりおもしろかったイメージがないんだけど、再読すると思いのほかちゃんとまとまっていて面白い作品でした。
    初期の恩田さんっぽくって、いい意味でこじんまりしていておもしろかった。
    ラストに含みを持たせるのもさすがって感じだし。

    それにしても、高槻倫子はすごいよね。後半メロドラマっぽくなったのがちょっと衝撃でした。なんていうか、もう少しきれいな人でいてほしかった。
    そしてラストのどんでん返しは衝撃でした。ははぁ、そういう風につながるのかぁって納得。
    まさかパスタ製造器がそこでからんでくるとは!! さすがだなー。

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    2009年10月04日
  • 不安な童話

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    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2009/4/29〜5/3
    恩田さんの作品は、メフィストの連載で読んでいたが、まとまった形で読むのは初めて。この本も10年くらい前に買ってあったのをようやく読めた。
     大学教授秘書の古橋万由子は、訪れた絵画の個展で、今は亡き高槻倫子の遺児、秒から母の生まれ変わりである、と告げられる。万由子は、他人の記憶がフラッシュバックのように見えたが、倫子もそういう体質であったらしい。秒は、万由子に母親を殺した犯人を一緒に探して欲しい、といわれる。個展の際に見つかった倫子の遺言にある絵を渡して欲しい、とあった4人が怪しいと思われたが。その4人と順番に会ううちに万由子に奇怪

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    2009年10月07日
  • 不安な童話

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    【目次】
     プロローグ
    【第一章】遠い海への道のりは,ある日,突然に始まる
    【第二章】海に向かう道は,長くねじれている
    【第三章】すべての道が,海につながっているように見える
    【第四章】中には,海を水に終わる者もいる
    【第五章】海に続く道
     エピローグ
     解説(小池真理子)

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    2009年10月04日
  • 小説以外

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    タイトルどおり、小説以外のエッセイ等をまとめた本。ほとんどが書評など、(一部違うけど)になってて、読みたい本満載です。好きな本について語る恩田さんの文章力もすごい。私はアガサ・クリスティーが好きで特にミス・まープル物が好きなのですが、恩田さんもそうで、作品にも影響を受けていると聞いて、少し納得。恩田さんの好きな本と作品のつながりなどもわかって、興味深いです。恩田さんの方が私より少し上だけれど、小説だけでなく、漫画や映画、テレビなどにも影響を受けていて、体験も似通っているのも、面白かったです。でも、おんなじような体験してても、恩田さんのような小説は書けないな・・・ちょっとうらやましい。 海外ミス

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    2011年09月12日
  • 上と外(下)

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    ネタバレ

    久しぶりに、「寝る間も惜しんで読む」ということをした。
    それだけ、続きが気になってしまった。

    練も千華子も、どれだけ冷静で頭のいい子なんだって感じ。
    中学生と小学生だなんて、嘘なんじゃないか?ってくらい物事を冷静に判断できる。
    今の私が彼らと同じ状況に立たされたら、彼らと同じように行動できる自信がない。
    きっと、のたれ死によ、私は。
    千鶴子を、「なんだろうね、この女は」と思って見ていたけど、ラスト近くの千鶴子と千華子のシーンでは、ちょっと涙してしまったりして。
    私も絶対こうする、ということを千鶴子がしてくれた気がした。
    練や千華子にはなれないけど、あの瞬間の千鶴子になら、なれると思う。
    母親

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    2023年08月30日
  • 上と外(上)

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    ネタバレ

    おもしろかった〜。
    まだ途中だけど。
    久しぶりに、「途中で読むのを止められなくて、寝る時間を大幅に削って、本を読む」ということをした。
    最初(1章目くらい)は、しょうがないことではあるんだけど、状況説明というか、この人がどんな人で、誰と暮らしていて、この人との関係はこうである…ということが多くて、「な〜んか、退屈だなあ」と思っていた。
    だけど、1章の終わりからは、「げげ〜っ、どうなっちゃうの!?」とワクワク(?ドキドキか)して、先が気になって仕方なかった。
    上巻最後の方は、私が想像していた展開と大きく変わって来ちゃったけど、それはそれですごくおもしろいし、続きが楽しみ。

    恩田陸さん、以前「Q

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    2023年08月30日
  • 不安な童話

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    25年前に殺された女流画家、高槻倫子の遺作展で、倒れた主人公万由子はその息子高槻秒から、母の生まれ変わりだと告げられます。万由子はよみがえる記憶と共に、高槻倫子の遺言にしたがって、遺作を四人の人物に送ることに付き合わされることになって・・・
    万由子はやや特殊な能力を持っていて、人の心の引き出しを見ることができるのです。そのテーマを使ってもSFとして成り立ちそうな設定ですが、あくまでさらっと自然に使われています。また、生まれ変わりというテーマももっと、突き詰めていけそうだし、犯人探しも推理物として、メインテーマにあげられそうです。
    どれも、興味をひくのだけど、一番の読みどころはやはり心理劇でしょ

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    2009年10月04日
  • 劫尽童女

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    篠原千絵の漫画を思い出した。
    闇のパープルアイとAKIRAを混ぜたみたいな…
    オチがちょっと判りにくかった。
    初期の作品のせいか、文章が若く感じられた。
    読みにくいというより印象的。

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    2018年09月26日
  • puzzle(パズル)

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    「piece」を集めて「play」し、「picture」を作り上げるのが「puzzle」。


    ある無人島の別々の場所で死んでいた3人の男。
    身元不明でどんなつながりがあったかわからない彼らの死について、2人の判事が島を歩きながら何が起こったのかを推理する物語。


    登場人物はその判事二人だけ。
    ミッシングリンクに的を絞ってあって、テンポよく簡潔にまとまった中篇。
    「像と耳鳴り」にも登場した主人公関根春のキャラクターもよく生かされている。


    とにかく章タイトルのつけ方が素晴らしい!読み終えてとても納得。
    ただ文庫として考えると同じボリュームの中篇がもう1篇くらい欲しいところ…。

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    2016年05月18日
  • 夜明けの花園

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    【説明】ほぼ「青の丘」を舞台にした短編集。
    【感想】読みやすい。少女漫画っぽい。
    【内容】ヨハンvs蓋然性の犯罪? を試みる笑いカワセミ。/要と鼎は接触恐怖症の少女タマラとファミリーになる。/黎二と麗子と青い船。/数学教師高橋は自分を殺しに来た暗殺者かもしれないと聖は思う。/エーゲ海の理瀬。
    【メモ】《場所というものの持つ力は甘く見てはいけない》p.8

    ■理瀬についての簡単な単語集

    【青の丘】中高一貫制の学校。イメージ的には釧路湿原の中に屹立するモンサンミッシェル。内部には通路が多く道がつかめない。わざとそうしているのかもしれない。理瀬は地図を作ってみたいと思った。「ゆりかご」と「養成所」

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    2026年08月02日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    ネタバレ

    なんて豪華なアンソロジーなんでしょう!
    一番心動いたのは「きっとあの日の光と同じ」だったなぁ、可愛すぎて。ニヤニヤしちゃった。夏って色んなスイッチが入るよね。

    夏の茹だるような暑さを覚えたのは「無明」だったし、エッと思ったのは「真実のトランク」だったし。
    夏といっても十人十色だなとつくづく思う作品だった。私の夏はなんだろうなぁ。

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    2026年08月02日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    「夏」がテーマの短編集。
    ミステリ、恋愛、ホラー、青春、ファンタジー。
    ひとくちに「夏」といっても、ジャンルは様々。
    まさに読者へのプレゼント。

    「ウッドペッカー荘事件」伊坂幸太郎さん
    「真実のトランク」宮部みゆきさん
    「無名」米澤穂信さん
    この3作が好みでした。

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    2026年08月02日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    豪華な著者による「夏」が舞台のアンソロジー。
    少し不思議な世界観の物語で引き込まれた。なんで夏って、不思議な出来事や怖さが似合うんだろうな。
    私の好きな作家さんばかりで、贅沢な本だった。
    伊坂幸太郎の話が一番好きだった。

    伊坂幸太郎『ウッドペッカー荘事件』
    伊坂さんらしいSFの世界なんだけど、意外にも最後は感動する話。

    江國香織『二つの宇宙』
    おばあちゃんと僕の関係性がほっこりする。自分の大切な人と大切な人が繋がるのって、嬉しいよね。

    宮部みゆき『真実のトランク』
    カミジョウさんは何者だったんだろう。真実が分からないのが余韻があって好き。

    町田そのこ『きっとあの日の光と同じ』
    平凡だと

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    2026年08月02日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    作家さんが「夏」をテーマに書き下ろしたアンソロジー

    装丁が素敵すぎる…!色味も触り心地もちょっとレトロな感じもオシャレ!

    個人的には江國さんと恩田さんと町田さんのお話が好きでした.米澤さんのお話は他のお話と少し系統が違ったのですが、米澤さんのポストでアンソロジーのタイトルを知らなかったという話を見て笑ってしまいました!
    アンソロジーは読んだことのない作家さんを知ることができるのがいい!

    ○伊坂幸太郎 ウッドペッカー荘事件
     語り口が好きでした。ラストはちょっと不思議で切なかったです。
    ○江國香織 二つの宇宙
     人見知りのおばあちゃんがキュートでした。初めて読んだ作家さんですが、他の作品も

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    2026年08月01日
  • 訪問者

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    ネタバレ

    「訪問者に気をつけろ」という怪文書、
    千沙子の謎の死、
    昌彦の遺言、
    何者かに呼ばれた澄子、
    死んだはずの千沙子の姿、
    などなど、次々に新しい謎が放り込まれる中、どんな終わり方になるのだろう?と思っていたら、えっ?という終わり方。

    さあ真実はなんでしょう?というモヤっとした終わり方は著者作品にたまにあるが、スッキリしてくれた方が好み。

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    2026年08月01日
  • spring

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    難しかった〜
    この辺の世界には全く知識がないので
    雰囲気を掴むのに時間がかかった
    ボレロが出てきた時はちょっとホッとした
    最終章の複雑な関係性が顕になった時はちょっとギョッとした
    Springってこれらの複数の意味が割り当てられてること自体が詩的すぎるというか、なんか奇跡みたいだなと思った

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    2026年08月01日
  • ドミノ

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    ネタバレ

    生き生きとした登場人物と疾走感あふれる展開。それぞれの人物を追う想像力が必要となるが、読んでいて気持ちの良い本だった。

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    2026年08月01日