恩田陸のレビュー一覧

  • ロミオとロミオは永遠に〔上〕

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    ネタバレ

    ロミオとロミオ。
    近未来の歪んだ機構の学園ものという記憶があったが、まぁ大体合ってたか?
    上巻では、まだまだいいとこで終わる。これが下巻にうつった時、一気に面白くなるんだよなぁ(確か)。
    アタミの話し方とかが、神原恵弥を彷彿とさせて好きだなぁ。あとはキョウコ。下巻が楽しみ。

    (2010.02.11)


    ロミオとロミオは昭和とか懐かしくなるので面白い。
    ただ、あの新宿クラスへのやり方が読んでるこっちも怖くなるくらいですけどね。。
    …ダメだ、再読してからも結構経ってしまったのであんまり感想が思い出せないや。。

    (2012.09.29)

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    2012年09月30日
  • 小説以外

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    この人の作品はどれも面白いので、エッセイも読んでみました。本に関する話が面白かったです。紹介されている本で気になったものを数冊読んでいますが、どれも今のところは面白い本でした。(カッレくん・ケイヴマン)萩尾望都さんが好きで影響を受けたと言う話もあり、好きな系統が近いのかな、と勝手に親近感を抱きました。

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    2009年10月25日
  • 不安な童話

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    何年振りかに再読。初読の時はあんまりおもしろかったイメージがないんだけど、再読すると思いのほかちゃんとまとまっていて面白い作品でした。
    初期の恩田さんっぽくって、いい意味でこじんまりしていておもしろかった。
    ラストに含みを持たせるのもさすがって感じだし。

    それにしても、高槻倫子はすごいよね。後半メロドラマっぽくなったのがちょっと衝撃でした。なんていうか、もう少しきれいな人でいてほしかった。
    そしてラストのどんでん返しは衝撃でした。ははぁ、そういう風につながるのかぁって納得。
    まさかパスタ製造器がそこでからんでくるとは!! さすがだなー。

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    2009年10月04日
  • 不安な童話

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    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2009/4/29〜5/3
    恩田さんの作品は、メフィストの連載で読んでいたが、まとまった形で読むのは初めて。この本も10年くらい前に買ってあったのをようやく読めた。
     大学教授秘書の古橋万由子は、訪れた絵画の個展で、今は亡き高槻倫子の遺児、秒から母の生まれ変わりである、と告げられる。万由子は、他人の記憶がフラッシュバックのように見えたが、倫子もそういう体質であったらしい。秒は、万由子に母親を殺した犯人を一緒に探して欲しい、といわれる。個展の際に見つかった倫子の遺言にある絵を渡して欲しい、とあった4人が怪しいと思われたが。その4人と順番に会ううちに万由子に奇怪

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    2009年10月07日
  • 小説以外

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    タイトルに惹かれた。

    根っからの本好きを感じられる内容。ガイドブックともとれる。
    作者の性格が感じられる、とても面白い本。

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    2009年10月04日
  • 小説以外

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    エッセイはあまり読みませんが、面白かったです。
    好きな作家さんの読む本というのはやはり興味あります。

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    2009年10月04日
  • 不安な童話

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    【目次】
     プロローグ
    【第一章】遠い海への道のりは,ある日,突然に始まる
    【第二章】海に向かう道は,長くねじれている
    【第三章】すべての道が,海につながっているように見える
    【第四章】中には,海を水に終わる者もいる
    【第五章】海に続く道
     エピローグ
     解説(小池真理子)

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    2009年10月04日
  • 小説以外

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    タイトルどおり、小説以外のエッセイ等をまとめた本。ほとんどが書評など、(一部違うけど)になってて、読みたい本満載です。好きな本について語る恩田さんの文章力もすごい。私はアガサ・クリスティーが好きで特にミス・まープル物が好きなのですが、恩田さんもそうで、作品にも影響を受けていると聞いて、少し納得。恩田さんの好きな本と作品のつながりなどもわかって、興味深いです。恩田さんの方が私より少し上だけれど、小説だけでなく、漫画や映画、テレビなどにも影響を受けていて、体験も似通っているのも、面白かったです。でも、おんなじような体験してても、恩田さんのような小説は書けないな・・・ちょっとうらやましい。 海外ミス

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    2011年09月12日
  • 上と外(下)

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    ネタバレ

    久しぶりに、「寝る間も惜しんで読む」ということをした。
    それだけ、続きが気になってしまった。

    練も千華子も、どれだけ冷静で頭のいい子なんだって感じ。
    中学生と小学生だなんて、嘘なんじゃないか?ってくらい物事を冷静に判断できる。
    今の私が彼らと同じ状況に立たされたら、彼らと同じように行動できる自信がない。
    きっと、のたれ死によ、私は。
    千鶴子を、「なんだろうね、この女は」と思って見ていたけど、ラスト近くの千鶴子と千華子のシーンでは、ちょっと涙してしまったりして。
    私も絶対こうする、ということを千鶴子がしてくれた気がした。
    練や千華子にはなれないけど、あの瞬間の千鶴子になら、なれると思う。
    母親

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    2023年08月30日
  • 上と外(上)

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    ネタバレ

    おもしろかった〜。
    まだ途中だけど。
    久しぶりに、「途中で読むのを止められなくて、寝る時間を大幅に削って、本を読む」ということをした。
    最初(1章目くらい)は、しょうがないことではあるんだけど、状況説明というか、この人がどんな人で、誰と暮らしていて、この人との関係はこうである…ということが多くて、「な〜んか、退屈だなあ」と思っていた。
    だけど、1章の終わりからは、「げげ〜っ、どうなっちゃうの!?」とワクワク(?ドキドキか)して、先が気になって仕方なかった。
    上巻最後の方は、私が想像していた展開と大きく変わって来ちゃったけど、それはそれですごくおもしろいし、続きが楽しみ。

    恩田陸さん、以前「Q

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    2023年08月30日
  • 不安な童話

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    25年前に殺された女流画家、高槻倫子の遺作展で、倒れた主人公万由子はその息子高槻秒から、母の生まれ変わりだと告げられます。万由子はよみがえる記憶と共に、高槻倫子の遺言にしたがって、遺作を四人の人物に送ることに付き合わされることになって・・・
    万由子はやや特殊な能力を持っていて、人の心の引き出しを見ることができるのです。そのテーマを使ってもSFとして成り立ちそうな設定ですが、あくまでさらっと自然に使われています。また、生まれ変わりというテーマももっと、突き詰めていけそうだし、犯人探しも推理物として、メインテーマにあげられそうです。
    どれも、興味をひくのだけど、一番の読みどころはやはり心理劇でしょ

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    2009年10月04日
  • 劫尽童女

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    篠原千絵の漫画を思い出した。
    闇のパープルアイとAKIRAを混ぜたみたいな…
    オチがちょっと判りにくかった。
    初期の作品のせいか、文章が若く感じられた。
    読みにくいというより印象的。

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    2018年09月26日
  • puzzle(パズル)

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    「piece」を集めて「play」し、「picture」を作り上げるのが「puzzle」。


    ある無人島の別々の場所で死んでいた3人の男。
    身元不明でどんなつながりがあったかわからない彼らの死について、2人の判事が島を歩きながら何が起こったのかを推理する物語。


    登場人物はその判事二人だけ。
    ミッシングリンクに的を絞ってあって、テンポよく簡潔にまとまった中篇。
    「像と耳鳴り」にも登場した主人公関根春のキャラクターもよく生かされている。


    とにかく章タイトルのつけ方が素晴らしい!読み終えてとても納得。
    ただ文庫として考えると同じボリュームの中篇がもう1篇くらい欲しいところ…。

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    2016年05月18日
  • spring

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    引き込められた瞬間はあった。しかし、内面を伝えようとして説明がちになっていた感もあり疾走する引き込まれ感にブレーキも感じてしまった。

    あらすじは、
    少年は八歳でバレエに出逢い、十五歳で海を渡った。
    同時代に巡り合う、踊る者 作る者 見る者 奏でる者――
    それぞれの視点で彼が浮かび上がっていく。
    彼は求める、バレエを通した世界を。

    好きだったのは、Ⅲ 湧き出す の幕。
    七瀬が語り部。芸術たるもの、芸術たらしめるもの。それを感じる章でした。
    いまの仕事にも通じる章であり、文字がシーンが浮かび上がってくる熱量と静謐に満ちていた。

    読み終え、バレエを、じっくりと観てみたいと思いました。

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    2026年05月24日
  • ネバーランド

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    男子高校生4人のそれぞれ抱えているものが重くてつらかった。解説に、ピーターパンに出てくるネバーランドとは「子供が永遠に子供でいられる場所」で、青春時代というひとときそのものが長い人生の中では、ネバーランドなのである、と書かれていて、本当にその通りだと思った。青春っていいな、友達っていいな、としみじみ感じた本だった。

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    2026年05月24日
  • 珈琲怪談

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    ネタバレ

    なるほど怪談というのは説明がいらない。不思議、なぜなのか?はいらない。

    なかなか、仕事のある4人の中年男性が喫茶店巡りという稀有な行動をしていて、なお怪談を話しながらと。

    変な設定だなとは思いました。怪談も軽い。

    軽いからこそ、あまり記憶にも残らないのが怪談何でしょうね。

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    2026年05月23日
  • 珈琲怪談

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    祇園祭準備中の京都。梅雨明け前の猛暑日。いやぁ暑そうだ。油照りという言葉を覚えました。炎天と違って爽快感が皆無ですね。

    そんな京都をそぞろ歩く男3人。目的は、たどり着いた喫茶店で怪談を語ること。1人が語り終わると、次の喫茶店を目指してまたそぞろ歩き。

    これだけ聞くとまるで苦行のようだけど、実に楽しそうだ。会話のテンポや距離感が実に良い。脱力系の漫才のような、ダラダラとしながらも適時に見せるツッコミなど、3人(別の回では4人)の親密さと信頼感が伝わってくる。

    語られる怪談のほとんどは恩田さんが見聞きした実話らしい。それだけに、とびきりの怖さはないのだけど「そう言えばこんな話があったよ」と素

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    2026年05月23日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    ピアノに詳しくない私でも、表現の仕方で状況を伝えてくれたので最後まで読むことができた。
    しかし、やはり詳しくないからなのか、いまいち話に入りきれなかった。

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    2026年05月22日
  • spring another season

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    springのスピンオフ短編集。
    HALは変わらず軽やかに生きている。
    それにしてもフランツの話ばっかり。私は女性陣のその後をもっと読みたいのに〜!
    という訳で、フランツファンにおすすめの一冊。

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    2026年05月20日
  • spring another season

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    spring本編より楽しめた
    本編では、途中まで神格化されてた萬春が後半急に俗っぽくなったのが不満だったけど
    こちらではそれひっくるめて萬春なんだ、っていうのをしっかり飲み込めた上で楽しめた
    これ読んだことないな?というのが「石の花」と「新芸術監督へのインタビュー」で、本書書き下ろしだった
    その書き下ろし2編が特に良かった

    祝祭と予感同様、余白多めで一冊にまとめてあるから読み始めたらサクッと読めてしまう

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    2026年05月20日