恩田陸のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ⭐️2.5
引き込まれるように一気に読んだ。
同棲解除前の男女の長い一夜。二人の関係とあの夏の出来事について少しずつわかっていく。意外な情報ばかりでページを捲る手が止まらなかった。ただ、引きが強かった割にオチだったり釣れた魚は小さかったな、という印象で⭐️2.5。(他の人の感想にもあるが、事件の真相が記憶頼りで真実なのか不透明でスッキリしない点)
恋愛ってどういうこと?愛するって?と問われているのか。目に見えない気持ち、自分ですらわからない感情、愛なんてまやかしみたいなものだって言われてるような気がする小説だった。
自分が女性だからか、アキの主観(つまりヒロの客観的な叙述)にすごい共感した -
-
Posted by ブクログ
日常で感じる「キモチワルイ」を独自の目線で解決していく能力を持つ梯結子。彼女の子供時代から大学卒業までの独特な思考や、人との繋がりを描くお話。
結子の目の付け所とか、その解決方法とかが面白いのと、結子本人の魅力がそのまま小説の魅力になっている。
だけど、最後の方で作者も書いているように、城郭愛好研究会の城攻めのやり取りとか、戦さの説明とかがいかんせん長過ぎて辟易。作者余程歴史好き?と思いきやそうではないとのことで、意味不明。
そのあたりもう少しスリム化して、就職後の結子も描くか、もうちょっと短くしてくれても良かったのになぁと思った。
そして、唐突に「私」という一人称で作者自身が出てくるのに最 -
Posted by ブクログ
映像化を試みる度に死人がでたりと問題が起き中止になる作品について、クルーズで関係者を集めてインタビューしていく主人公達。
なかなか厚みのある本だが、登場人物もそこそこいて、まともに会話を描写していくならまぁこのくらいの量にならざる負えないかもなぁというところ。
後半のインタビューでは各人物ごとに内容が異なっており、同じ話でも人によって考え方が違うので、そこが人とお喋りする楽しさの1つだよなぁと読みながら思いつつ、面白かった。
ただ、著者作品ではあるあるだが、全部が全部解決されるわけではなく有耶無耶で終わる要素が多いため、結局どうだったの?という読後感。
途中途中で、飯合梓がどうゆう人物な