恩田陸のレビュー一覧

  • 夜の底は柔らかな幻(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    下巻はぐっと引き込まれドキドキワクワクですぐに読み切りました。
    上巻に登場したキャラクターたちがペアで山登りをするので各自のイメージが具現化したときの狂気に触れた対応や各々の超能力でバトルし合う様子は読み進めてどうなるんだ、大丈夫なのかと心配になりそうなくらい面白かったです。
    窮地に対面してまた解決して、新たな窮地が現れて…結構アニメーションのイメージで読んでいました。

    実邦のイロのすごさ?が分かるようで分からなかった部分もあり主人公なのだから無双するのかなと思いきや、の行動に意外だったり、
    葛城との最後のやり取りがときめいてしまったり、終わり方は個人的には好きでしたね。

    私はみつきが好きだったので、無事登山せずにフェードアウトして安心いたしました。

    結構謎めいたところも多くて、まとめるには話の中に入れすぎると脱線しすぎるのかなと思ったので、
    良いバランス具合の解明された部分もあるのがこちら側が勝手に補足して想像するので丁度良かったかもですね。

    0
    2026年07月15日
  • ブラック・ベルベット

    Posted by ブクログ

    雰囲気がとても好きで、時折読み返してる。広げられた謎全てに回答が欲しかったなあと思いつつ、登場人物みな魅力的で好き。エディのスピンオフを読んでみたい。

    0
    2026年07月14日
  • ネバーランド

    Posted by ブクログ

    年末年始の男子寮に居残りを決めた4人の話。初日から酒盛りをしたり、ゲームしたり、テニスをしたり、4人の生活がなんとも楽しそうで羨ましい。だけど、それぞれ大人に振り回され、傷つけられた過去があった。
    壮絶な経験を告白して、共犯者のようになった4人は、この7日間を宝物に素敵な大人に成長していくだろう。

    0
    2026年07月13日
  • 鈍色幻視行 上

    Posted by ブクログ

    映像化すると呪われる小説に関するフィクションを書くため、関係者と共にクルーズ船に乗る夫婦の話?!
    上巻はただただ、関係者たちが、呪われた小説とその作者について自論を述べてるだけなんですが、なんか気になる。
    そして、私は呪われた小説より、主人公の夫の元嫁が自殺してる方が気になる。
    この夫婦が、呪われた小説「夜果つるところ」について語り出すため、こっちも読まないと理解出来ないので、下巻より、「夜果つるところ」読んだ方が良さそう。
    最終的に、良かったかどうかは、「夜果つるところ」と下巻にかかってるかなぁ。

    0
    2026年07月13日
  • 鈍色幻視行 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    船上という“密室”で、呪われた映画について話をする、そんな魅力的な設定。そこに恩田陸の会話術がかけ合わされて、上巻はなかなか面白かった。ただ、全体として、ホラーでもないしミステリでもないから分かっちゃいたけど解決編があるわけでもなく、登場人物たちを面白く眺める、という小説。それが分かってれば面白いんだけど、やはり何か答えを求めてしまう。あと詩的な描写が多くて分かりづらい部分も多々あった。

    0
    2026年07月13日
  • ドミノ

    Posted by ブクログ

    ちょっと前の東京駅が舞台なので、いろいろ今と違うのだが、ドタバタと明るいなんでもありの感じが楽しい。

    0
    2026年07月13日
  • 珈琲怪談

    Posted by ブクログ

    思わず周りを見回してしまうゾワっとする話から、なんか不思議で腑に落ちない話まで、さまざまなタイプの怪談が語られる。個人的にはこの作者っぽさが全開だなーと思う。

    0
    2026年07月11日
  • 月の裏側

    Posted by ブクログ

    私的にはあまり合わなかった
    というより途中から意味がわからなくなり、私は一体何を読んでいるんだろうという感覚になった
    仲の良い友人が箭内倉のモデルとなった柳川市出身なので興味を持った物語です
    船にはぜひ乗りたいです

    0
    2026年07月11日
  • 歩道橋シネマ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    何かがおかしいし、どう考えても理屈に合わないんだけど、誰もが触れないようにしているものー日常生活のふとした瞬間に紛れる郷愁と不思議を題材にした全18話の短編集。小説にロジックを持ち出すと味気ないのかもしれませんが、どの章もコンパクトな文量ながら、無理のない設定と圧巻なまでの伏線回収で、恩田陸さんの凄みを感じました。特に『柊と太陽』はコミカルな掛け合いからそう来たか!というオチでお気に入りです。
    また作品名でもある『歩道橋シネマ』、『春の祭典』は恩田陸の真骨頂。その場面を読めば、かつて大事にしていた記憶に巡り会える、そんな文体が好きです。

    0
    2026年07月11日
  • 愚かな薔薇 下

    Posted by ブクログ

    話がどんどん壮大になっていく。ただ昔ながらの風習にお金の問題が絡むなど現代的な視点もあるのが面白い。最後に辿り着くであろう人類の未来を緩やかに想像しながら終わる。読みやすかった。

    0
    2026年07月10日
  • ユージニア

    Posted by ブクログ

    それも込みで物語の主題の一つなんだろうが、どうしても緋紗子には神のままでいて欲しかった。事実を知ること、見えることといったわからないものをわかるようにする行為は間違いなく安心感を与え、代償に神秘性を失うんだろうな。見えるようになったことで様々な意味で現実を知り、そして誰も前のようには助けてくれず、もう籐椅子にかけたままではいられなくなって人の子に戻っちゃったのかな。
    それにしても緋色の緋の字が名前に入ってるのも最早皮肉に思えてくる。
    字が傾いていると知った途端、なんだが酔いはじめてしまい自分の単純さに笑えました。

    0
    2026年07月09日
  • 黄昏の百合の骨

    Posted by ブクログ

    ミステリアスな情感に富む推理小説。この著者がこんな本を書いているとは知らなかった。「魔女の家」と近隣の人たちに呼ばれ、恐れられている百合の匂いに包まれている洋館の祖母が事故死により亡くなり、祖母の遺言によりそこに住むことになった高校生の理瀬は義叔母(複雑な関係だが)の梨南子と梨耶子という美貌の姉妹と同居が始まる。近隣の同級生の朋子や雅雪(男子)とも親しい関係を築いていく。そして従兄弟の稔・亘も登場。この頃から謎の事件が相次いでいく。義叔母2人の雰囲気など不思議な環境の魅力に惹きこまれ、一気に読み進んだが、事件の真相は?読み終わってみて、いささか犯行動機へ至る人物造形には飛躍があるように思った。そしてこのような不気味、異様な状況下で高校生の女の子が生活できるのだろうか、とは疑問に感じる。

    0
    2026年07月07日
  • 夜の底は柔らかな幻(上)

    Posted by ブクログ

    独特の言葉がいくつも出てくるのにその説明がないまま進んでいくが、それをあれこれ想像するのも楽しい。後半だんだんと登場人物たちの秘密や繋がりが見えてきて面白さが加速〜下巻に期待!

    0
    2026年07月05日
  • ネバーランド

    Posted by ブクログ

    伝統ある男子校の寮で冬休みを過ごす4人の少年たちの一週間を描いた青春ミステリーです。
    彼らが抱える秘密や葛藤が、寮という閉ざされた空間で次第に明らかになる展開は、緊張感とともに青春の瑞々しさを感じさせられました。
    特に、各キャラクターの心理描写が丁寧で、読者を物語の深層へと引き込みます。読後には、彼らの成長と絆に胸が温かくなる一冊でした。

    0
    2026年07月03日
  • ユージニア

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    モヤモヤ。内容は引き込まれるというか読みやすいのだが、終盤ら辺から結末までが弱すぎてモヤモヤが残る。はっきりとした犯人や動機、犯行方法などについては明瞭に明かされておらず読者の想像になるのかな?内容についてもインタビューしたマキが自分の妄想や願望で本来とは異なる内容で書いているという部分で事件の詳細がはっきりしないし。自分の考察不足なのかな?他の人の考察や解説を見てもパッとしなかった。

    0
    2026年07月03日
  • spring another season

    Posted by ブクログ

    『spring』がめっちゃよかったので、こんな続編が出てたのか!と喜んで読み出しました。
    が、いつものごとく忘れてたので前作を再読してから読むことに。
    前作はやはりよかった!
    作者の知識、すごいよね。ここまで書けるほど好きってほんとすごい。
    ひょーっとして実写化されてたりして!?と調べてみたけどされてなかった。
    まぁバレエが超一流かつ演技もできる人を何人もなんてキャストいないか…

    今作は色んなエピソード集で、のめり込む感じではなかった。
    ハルがおじいさんになった話は面白かったかな。

    0
    2026年07月02日
  • チョコレートコスモス

    Posted by ブクログ

    YouTubeでめっちゃおすすめされてるのを見て読んでみました。面白いけど…うーん。自分はそこまで没入出来なかった。どうしてもガラスの仮面がちらついてしまう。でも続きがもし出たら読みたい!

    0
    2026年07月02日
  • きのうの世界(下)

    Posted by ブクログ

    上巻で散りばめられた謎は下巻で無事回収。
    失踪した人物とどう関わるのか分からなかった「壊れたまま放置された三番目の塔」の謎も、真相を知ることでその意味を理解することができました。

    物語の描写があまりにも現実的なため、「なぜ死んでしまったのか」という点に意識が向いていましたが、それこそが恩田さんの巧みなミスリードだったのだと気づかされます。

    現実とファンタジーの境界を曖昧に描く世界観が印象的で、今回は恐怖よりも不思議さが心に残る作品でした。

    0
    2026年07月02日
  • 光の帝国 常野物語

    Posted by ブクログ

    恩田陸で1番好きと人におすすめされて読みました。

    遠野物語知らないしなーと思いつつ読んだのですが、多分知らなくて問題ない感じだったのかな?
    短編連作で一つの物語になる形式でそこは読みやすくはあったんだけど、好みの話とそうでない物の差がちょっと激しかった。好きと思った部分にあまり続きがなかった。

    大きな引き出しと光の帝国が好きでした。

    続きも一応読んでみたいと思います。

    0
    2026年07月02日
  • 図書室の海

    Posted by ブクログ

    260630

    もう6月終わりか。意識していなかったけれど6月滑り込み。

    なんだかちょっとオカルトみたいな曖昧さがある短編集だった。

    0
    2026年06月30日