恩田陸のレビュー一覧

  • 光の帝国 常野物語

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    再読しました。
    特殊な能力を持つ常野一族のお話。その高い能力の代償なのか、様々な災厄に襲われ散り散りになるも、それぞれが力を覚醒しながら徐々に集まってるような様子は、もうどうなるか忘れたけど、これから続く続編の展開に期待を持てます。
    ただちょっと雰囲気が暗めで、優しいお話もあるけど、寂寥感が強かったかな。
    高い能力を見せつけるこれからの世代の活躍に期待です。

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    2025年03月18日
  • チョコレートコスモス

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    この著者の書く作品をいくつか読んでみたが、天才が沢山出るイメージ。読みやすく流れるように長文が入ってくるが、感動にはたどり着かないイメージがある。基本的にハッピーエンドなのでいつでもどこでも読めるのが利点かなと思った。

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    2025年03月17日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    服毒自●をした小説家の重松時子。
    時子に縁のある5人の女たちは、
    時子が住んでいたうぐいす館で毎年宴をしていた。

    時子の自●から4年。
    今回の宴には時子が最後に書いた小説の
    主人公の名前とともに謎のメッセージが届く。

    それをきっかけに時子に関する告発や告白の嵐に。
    時子は本当に自●だったのか?

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    なごやかとシリアスの温度差が印象的な作品。

    展開はジェットコースター式ではないが、
    終始緩やかな上り坂と下り坂が繰り返される。
    故にやめどきがわからず、ずっと読み続けてしまう。


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    2025年03月15日
  • 祝祭と予感

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    蜂蜜と遠雷に続いて一気に読んだ方がいいな。
    何年も経て、カタカナの名前を忘れてしまって誰だっけ?とか言ってるようじゃ、味わいきれた気がしない(笑)
    各登場人物の、素敵な裏エピソード集だった。

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    2025年03月14日
  • ライオンハート

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    恩田陸の作品って、読んでる最中は「これはすごい名作だ……!」と感じるんです。でもいざ読み終わってみると「まぁ……おもしろかった、かな……?」ってなる。そんな作家だと私は思ってます。


    この小説も結局そんな感じでした。美しい描写、キャラクター、名場面は多数あり。でも最終的には「うん……まぁ……」という感想になってしまう。文章は本当に上手い人なんですが………。

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    2025年03月14日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    アイソレーデッド・サークル
    シチュエーションを楽しむホラーって感じ 無力感がすごい 主人公もきっと戻ってこれないんだろうな つい最近スーファミのホラーノベルゲーム?の実況を見てて、それに近いものを感じた

    お家さん
    湿度を感じるホラー 幽霊よりも底しれない人の悪意が怖い 主人公がかわいそう…一番好きだったかも!

    窓から出すヮ
    特に理由はない、理屈の通じない天災的なホラーが好きだからわかる〜と思いながら読んだ 相変わらず出てくる小話全部不気味で怖いよ 背筋さんのお話はいつも体験型というか 結び方がこれは仕掛けとわかっていてもちょっと怖かった

    追われる男
    主人公とその恋人がかわいそうすぎる 上

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    2025年03月13日
  • 鈍色幻視行

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    最後まで継続して読めるけれど、イマイチまとまりのない感じのお話がずっと続くので、読後感もなんだか消化不良気味です。

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    2025年03月12日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    角川ホラー文庫30周年記念の全編書き下ろしのアンソロジー。『堕ちる』が微妙だったから惰性で読んだのに、1冊目以降は面白かったなあ。笑

    好みが分かれそうな有栖川有栖「アイソレーテッド・サークル」、私はめちゃくちゃ楽しかった。まさかの(展開的な「まさか」じゃなくて、有栖川有栖先生が…!?という「まさか」、)異世界もの。続きを下さい。男子大学生の会話が軽快でいいよねえ。
    北沢陶「お家さん」、デビュー作でも感じたけどこの方は人の心の動きを丁寧に追うので好き。湿っぽい雰囲気を味わう。
    恩田陸「車窓」は短いながらも新幹線の車窓から見える看板たちがハッキリと頭に浮かんだ。恩田陸が書くとなんかお洒落になる。

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    2025年03月12日
  • 黒と茶の幻想(上)

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    それぞれの視点で物語が進行し読み進めると、その章の主人公のことがわかってくるのが面白い。
    ある人から見るとこう見えるんだけど実際の本人はこんな考えをしているなどが分かったとき登場人物をいろんな側面から見ることで伝わってくるものがあり繋がるにつれて一人一人の魅力が増してくる。

    下巻は登場人物の人間像を掴みながら読むと、もっと面白そう。下巻も楽しみです。

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    2025年03月11日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    キャーッ 恐い!! と感じたお話と
    ええっ 恐い?? と感じたお話があって

    自分の感性が鈍ったかもと思ったのが一番怖かった………

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    2025年03月09日
  • 黄昏の百合の骨

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    理瀬シリーズを読むのは果たして何年ぶりだろう?
    「三月は〜」と「麦の海に〜」が大好きだったことを思い出し、ふとこの本を手に取った。

    読み終わりタイトルを見て納得。そう繋がってくるとは、まんまと二転三転と転がされた。続きがとっても気になるし、この機会に「黒と茶〜」も読みたい。

    ストーリーも面白かったし、的確で上品で鋭い恩田陸さんの文章が大好き。

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    2025年03月09日
  • 私の家では何も起こらない

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    丘の上にある幽霊屋敷に住んでいた人たちの物語が短編小説で書かれている。
    私は相変わらず、短編が繋がっているタイプの本が好きだ。

    幽霊に近いのは「思い出」である。
    過去の様々な出来事によって沢山の幽霊で溢れてしまった幽霊屋敷。
    全体的な印象として、人が死ぬ様にあえて少しグロテスクさを足しているのが蛇足だなあと思った。
    人の肉を食べさせる理由が書かれていなくて、人食について書きたいだけなのかなあと思ったり。
    生まれて間もない子供を抱き抱えて転んで殺してしまったり。そういう人がワンランク不愉快になりそうな死に方を意図して書いてるのが透けててちょっとくどいなあと思った。

    1人目に出てきた作家と、大

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    2025年03月08日
  • 祝祭と予感

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    「蜜蜂と遠雷」を読み終わった後の熱が冷めないうちに本作を手に取ることオススメします。中心的なピアニストたちの後日談や前日談、脇役的だった人物をメインにしたスピンオフストーリーにふれて、前作の話の背景にあったことも改めて味わい直すことができました。

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    2025年03月08日
  • スキマワラシ

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    ネタバレ

    白いワンピースのおさげの女の子。胴乱をさげて、虫取り網を持ち、瓦礫のなかに何かを探している。急速に発達した時代のなかで、それまであったものがなくなっていく淋しさの権化のように感じられた。
    ドアの向こうへ走り去る女の子達をみたとき、

    彼女たちの役目は終わった。
    目の前を、明るい夏が駆け抜けていった。
    そんな気がした。
    僕らの国の、夏の季節が過ぎ去っていった。
    そうも思った。 (引用)

    これがこの本の全てだと思った。
    夏というのは、熱く栄えた日本の近代を指す。
    女の子の姿は、その象徴。
    日本が変わり、彼女たちは去っていく。

    読み終わっても謎が多く残ったので後味が良いとは言えないが、今の日本と

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    2025年03月07日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    【収録作品】
    有栖川有栖「アイソレーテッド・サークル」
    北沢陶「お家さん」
    背筋「窓から出すヮ」
    櫛木理宇「追われる男」
    貴志祐介「猫のいる風景」
    恩田陸「車窓」

    角川ホラー文庫30周年を記念したアンソロジーの第3弾。
    「アイソレーテッド・サークル」霧に閉じ込められた学生たちの悲劇。神隠しの噂があり、地元の人さえ立ち入らない場所へ。
    「お家さん」大阪の商家で新入りの長吉に聞こえる、恨めし気な声。店の者からは腫れ物に触るように扱われているお家さんが長吉を「ええ子」というのはなぜか。
    「窓から出すヮ」筆が乗らず、怪談を集めるホラー作家。
    「追われる男」昭和か。
    「猫のいる風景」姉の自死の理由を探

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    2025年03月02日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    全部が全部怖い!って感じではなくて、一概にホラー小説っていっても色んなジャンルがあるんだな〜って面白かった。

    話として1番好き、かつ、ええっ!って気持ちになったのは北沢陶のお家さん。心温まるやりとりからの絶望への緩急が見事すぎた。

    背筋の窓から出すワはこの本の中で1番慄いた。戦慄した。最後のページなかなか捲れなかった。笑
    何が怖かったのか説明できないけど、説明できない恐怖って1番怖い。

    貴志祐介の猫のいる風景は、話自体はスカッとするのに本当に後味が悪い。この感情って両立するんだ、、

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    2025年03月02日
  • ユージニア

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    なんだか不思議な世界感。1家大量殺人の謎、犯人はつかまるも真犯人がいるのか?少女2人で通じあっていたものはなんだったのか?謎のままな1冊でした。

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    2025年03月01日
  • 図書室の海

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    初、恩田陸。

    短編集を読む時、満足を得られるかどうかの方針は、収録されている短編の半数以上に満足すれば満足、という場合もあるし、ほとんどがお眼鏡にかなわなくともある突出した一編があることで満足、終わりよければ全て満足、勿論、どれをとっても満足、ということもあるだろう。

    今回でいうと、収録された作品のほとんどが複雑怪奇で説明不足の感を否めない。なんじゃこりゃって感じだったのが正直なところ。しかしながら、あとがきまで読むとそれが覆される。各作品、書き下ろしのものは別としてそれぞれに原案や原作、恩田作品の前日譚、といった役割があった。つまり、この短編集のほとんどが導入であり下地なのだということ。

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    2025年02月27日
  • チョコレートコスモス

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    冒頭のシーン、佐々木飛鳥がどんな人間で、どう活躍していくのかが描かれていて引き込まれた。
    劇中劇のシーンでは視点がどんどん変わるので、食らいつくにのに必死だった。
    個人的には、前半佐々木飛鳥にぐいぐい引き込まれたが、後半は誰を際立たせたいのかがちょっとボヤっとしている感じはした。

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    2025年02月26日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    一冊目の『光の帝国』の「オセロ・ゲーム」から繋がっている物語。あの時のテーマの中心にあった「裏返す」と「洗濯屋」の登場。

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    2025年02月22日