恩田陸のレビュー一覧

  • 六番目の小夜子

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    ネタバレ

    読んでいる間は、とても面白かったのですが、読後感は突き放されたように感じました。
    読者にゆだねているのか、そもそも作風なのか。

    以下、私なりに考察をしてみました。
    あまりに荒唐無稽でツッコミどころしかないのでスルー推奨です。

    小夜子にサヨコのことを送ったのは誰か。
    私は秋のお姉さんかお兄さんだと思いました。

    秋と小夜子はT大に合格します。
    きっと、お姉さんやお兄さんも同じ大学なのではないでしょうか。
    秋のお母さんが、秋の上の子たちが家を出て淋しい(秋も家を出るので淋しい)といった描写があるので、そう考えました。

    さらに、小夜子の元々通っていた学校はT大合格者を多数輩出するような極めて学

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    2026年03月25日
  • ネバーランド

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    ネタバレ

    高校生4人が寮生活中にお互いの話しづらい過去を一つずつ公表していく物語。各登場人物それなりの過去を持っているので生きていくのが辛いこともあるだろうけどなんとか自我を保っている彼らには同情した。途中衝突することがあるが次の日何もなかったようにお互いが接している様がそんな簡単に無かったことにはならないよなぁと腑に落ちない感じもした。

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    2026年03月24日
  • ネバーランド

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    ネタバレ

    おもしろかったです。4人の少年たちのほほえましい日常と、それぞれが抱える問題の重さのギャップが良かった。特に光浩の生い立ちは粘つくような暗さがあってたまりません。BLにつられて買ったものの、寛司の美国に対する発言以外はそうでもなく。個人的には常にハイテンションの天才の統がかわいくて好感が持てました。あとがきの恩田さんの美国に対するコメントに納得できるものがあって苦笑いしつつも、統と光浩が一緒にラボを経営したらおもしろいだろうなと、彼らの未来につい思いを馳せてしまいます。良い作品でした。

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    2026年03月23日
  • Q&A

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    ネタバレ

    感想がだいぶ遅くなってしまいましたがおもしろかったです。大型ショッピングモールMで全フロアから人間が一斉に駆け出したことで起きた事故、その事故の原因とは何だったのか。題名通りQ&A方式で、様々な人間との質疑応答を通して事件を解明していく。で、結局、何だったの?と、原因はわからないまま。ただ、様々な人間の立場や見方によるM事件の真相、心的な変化。事件を利用して得をする人間、損をする人間。人間は怖い、と思いました。最後はファンタジー風味でふわふわ。読めてよかったです。

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    2026年03月23日
  • 酒亭DARKNESS

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    『「孤独のグルメ」のホラー版』というあとがきの説明に、なるほどとなった。緩く気軽に読めた。怪談や恐怖心は結局人間のサガがゴウがもたらすのものなのだと思った。怖い、怖い。

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    2026年03月22日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    刻々と変わる登場人物の心理描写が秀逸。ミステリーとしてもすばらしく、クライマックスのところでは、先が知りたすぎて字を追う目の動きがもどかしく感じられるくらい。映画化が期待される。

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    2026年03月22日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    精鋭すぎる面々による短編集でどれも結構おもしろ怖かったけれど個人的には北沢陶のお家さん、貴志祐介の猫のいる風景、恩田陸の車窓が好き。

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    2026年03月22日
  • 光の帝国 常野物語

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    短編集がどんな風に繋がっていくのかなぁとワクワクして読み進めた。
    全部が全部収束するわけではないのね?
    ツル先生の話はわかりやすい伏線かな?と思ったけど、繋がってたのって岬と美咲だけ?
    健と信太朗は出てこなかったよね?

    いっこいっこのお話はなんだか寂しくて温かくて悲しくて。そういうものを楽しむ本だったのかな。
    こんな風に繋がるんですかー!?みたいなびっくり箱ではなかった。
    つまり私はびっくり箱みたいな本が好きなんだな。

    恩田陸先生の本はやっぱり木曜組曲が1番好きだなぁ。これを超える本に会いたいなぁ。

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    2026年03月21日
  • 麦の海に沈む果実

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    いや怖いーーーーー!!!夜寝る前読むから寝れなくなる日たまにありけり系で途中から昼間に読むようにしたけどこんな人死ぬと思わんじゃん!?
    でもミステリー?系全然読まないからえ!?え!?みたいな感じで読んでて面白かった
    本とか映画とかあるあるだけど1番最初に伏線回収のものを入れることあると思うんだけど、私は予想せずに読み進めちゃうタイプだから最初まじ何言ってんのか全然わかんなかった
    まあ初ミステリー系としては良きでは!
    しかも主人公が多分死ぬほど美人でモテまくっててどんだけ美人やねーんとは思ったね

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    2026年03月19日
  • きのうの世界(下)

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    上巻から続く、一つの事件に紐付いた群像劇が本当に気持ち良い。終わりに向かって盛り上がっていくというより、だんだんと静かに帰結していく感じも好きだった。

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    2026年03月19日
  • 酩酊混乱紀行 『恐怖の報酬』日記

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    表紙が怖すぎるんだが。恩田陸さんのエッセイは初読み!飛行機怖い恩田さんが海外旅行に挑戦する内容がメインなのかと思ってましたが、酒酒酒(+次なる作品の構想)です。タイトルに酩酊と書いてある通り、旅先の思い出よりもビールへの愛が重い。海外部分は後から掲載が決まったと書かれているので、描写が控えめなのはいたし方なしなのか。後半の日本のビール園巡りはだいぶ描写が詳しくて、まさにこれから行こうかなぁと考えていた場所。ほうほうほうと読めました。こんなにも酒が大好きな方だと、親近感湧きます。

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    2026年03月18日
  • 不連続の世界

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    前に読んだ「月の裏側」に出てくる塚崎多聞シリーズ。
    妻と別居中の多聞とその仲間たちが、さぬきうどんを食べる旅で夜行列車に乗り、酒の肴に始めた怪談5篇を納めた短篇集。

    白いものと黒いものの間の、ぼんやりとした境界にある、なにやら判らないものの気持ち悪さが味わえた。
    がっつりオカルトでもなく、がっつりホラーでもなく・・・
    ただ漫然と気持ち悪い。この気持ち悪さがクセになりそうで、ちょっと困る。多聞シリーズはもう一冊あるそうなので、そちらも読みたい。

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    2026年03月18日
  • ロミオとロミオは永遠に〔下〕

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    ネタバレ

    世界観の把握ができたからか上巻よりも読みやすく、一気読み!昭和のリアル映像のくだりは理解が追いついてないのですが、大東京学園オリンピック会場に昭和が現れ、ゴジラ、キティ、スヌーピーとそうそうたる面々の大乱闘。脱走は命懸けとは言われていたけれども、ここまでがんばったのに脱落するのかと生存率の低さに驚きました。思ってもみなかった黒幕はただただ胸熱。結局、恩田さんにも意味が分かっていないタイトルとのことですが、すっごいキャッチーで私は大好き。映像化してほしい、勢いが爆発してる作品でした。

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    2026年03月17日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    アンソロジーは色々な作家さんが読めて新たな出会いがあってお得だなと感じる今日この頃。
    中でも「お家さん」が怖かった。北沢作品は読んだことなかったけれど、今度読んでみようかしら?そして積読が増えてゆく。

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    2026年03月16日
  • puzzle(パズル)

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    なるほど、パズルだ。ホラーかと思ってたけど全然そんなことなかった。独特だけど良い雰囲気だった気がする

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    2026年03月14日
  • ユージニア

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    恩田さんの作品の中でも、クセの強い内容だと思う。取材に応える会話調の章と、三人称の章、問題の小説内の抜粋…視点が様々に移り変わり、テーマの大量毒殺事件の真実に迫る。
    結局事件解決に至らず、不調和音で終わる感じは、好き嫌いが分かれると思う。
    盲目の美少女の魅力や、心を病んでいる青年の危うさなど、惹き付けられる部分はたくさんあって、読みごたえはあった。

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    2026年03月14日
  • 祝祭と予感

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    蜜蜂と遠雷のスピンオフ作品です。文庫版のおまけとして、後ろから横書きの音楽関連エッセイが掲載されています。クラシックファンにはたまらないでしょう。

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    2026年03月12日
  • 酒亭DARKNESS

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    私も昼間1人で寝室にいたら女の笑い声聞いた事あるんだけど、もう寒くなったから怖かった
    何度か人影とか動物とかは見たことあるけど声は格別寒気したから
    長崎が舞台とかあって懐かしかった

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    2026年03月11日
  • 光の帝国 常野物語

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    様々な能力を持つ常野から来た人間がメインの短編集。後半のいくつかの作品は面白さがあったが全体的には消化不良気味。
    ただ、最後の『あとがき』に恩田さんから作品のコンセプトも含めた中で作品の反省も書かれている。
    これを読むと作品の登場人物は魅力的な人が多かっただけに次を期待してしまう。
    恐らく、次も読んでしまうんだろうなぁ〜

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    2026年03月11日
  • 酒亭DARKNESS

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    短編集的な構成なので隙間時間に気軽に読める。恩田陸さんの本はどれも好きだけれど、似た感じだと珈琲怪談の方が個人的には面白かった。

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    2026年03月10日