恩田陸のレビュー一覧

  • ブラザー・サン シスター・ムーン

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    ネタバレ

    恩田陸氏による青春小説、とのことです。

    結構恩田氏の作品は読んできましたが、かなり恩田色が濃いと思います。それを一言で言えば、『劇ががっている』ということでしょうか。

    三人の大学生、もともと高校の同級だった「ザキザキトリオ」。彼ら各々の視点で短篇が三篇(そして付録が幾つか)。

    文筆・映画・音楽と夫々の道を選んだ三人の大学時の回想ですが、文筆に進んだと思われる楡崎綾音の回想が一番恩田氏らしい?かな。独白・自問自答の篇で、ドラマやマンガに出てくる主人公が過去を振り返るみたいな。

    まあでもそういうクサさを突っ込むのもある意味ファン的には面白いのかもしれません。

    甘酸っぱさとか、感動とか、そういう感じの一般受けするような作品ではないと思います。

    ・・・
    ということで久しぶりの恩田作品でした。

    本作は早稲田出身の恩田氏らしく、早稲田の名物サークルに着想を得たようですね。その点でも早稲田関係者にはおすすめできるかもしれません。

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    2026年04月22日
  • 酒亭DARKNESS

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    「居酒屋ホラー」13編+α
    飲み屋でのチョイ怖い短編話13+αって本

    飲み屋さんでよく聞く良くする、怖い話
    チョイ話、噂、都市伝説、不思議な話、街の話、観光やうんちくや
    他愛のない超短編集で知ってる地域、場所、食べ物が出てきてほっこりする

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    2026年04月22日
  • 象と耳鳴り

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    元判事の関根多佳雄が日常で起きる事件を安楽椅子探偵的に解決する短編集。
    事件を解決するものもあれば、こんな感じなんじゃない?ってな形で終わる話もあり、事件のバラエティも豊かです。読みやすいので残忍なミステリは苦手だなぁという方は良いかと。

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    2026年04月20日
  • spring another season

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    小説「Spring」の番外編。

    本編を読んで、だいぶ経つなので
    登場人物を忘れていたのですが
    読み始めて、だんだんと思い出してきました。

    本編で出てくる何人かの登場人物の視点で書かれれた
    裏エピソードみたいな感じでとても良かったです。

    個人的には最後が時間がだいぶ立った「春」の話で
    「Spring」という物語がきちんと終わって
    満足感が高かったです♪

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    2026年04月19日
  • 私の家では何も起こらない

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    読み始めは独特な雰囲気で読みづらいかも…と思ったけど、2話目以降、家の過去を辿っていく流れで、それぞれの事件背景が分かり面白かった。

    不穏な雰囲気ばっかりだけど、大工の話が友情物語みたいになってて、そのギャップが良かった。

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    2026年04月19日
  • 六番目の小夜子

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    面白かったです。
    恩田陸さんのデビュー作。
    恩田さんの作品はいくつも読みましたが、遅ればせながらデビュー作を読んでみようかなと思い手に取りました。
    最後が文章が僕には分かりにくかったし、ラストが少しもやっとする印象(読む人によって印象はだいぶ変わると思いますが)がしました。面白いのは面白いのですが・・・。

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    2026年04月20日
  • 月の裏側

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    珈琲怪談から遡って1作目をAudibleで聞く。真っ先に思い出したのは『双亡亭壊すべし』と『ソラリス』なんだけれど、きっと「盗まれた」という表現の通り『盗まれた街』リスペクトなんだろう。有名な作品だけど読んだことがない。途中までだんだん増していく不気味な雰囲気がよい。あとタイトルが今タイムリーな気がする。が、話が佳境に!という辺りでAudibleの残り時間があまり残っておらず、嫌な予感がしてきたところで『愚かな薔薇』同様壮大だけどよくわからない感じで終わる。風呂敷の広げ方というか、雰囲気作りはやっぱり毎回うまくて好きなんだけど、なんか尻切れトンボな感じで終わるんだよなあ。惜しい。
    主人公が思ったより変な人物である。こんな話のあとで怪談こわいーって男共できゃーきゃーやってたの?ほんとに?

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    2026年04月16日
  • spring another season

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    Springの続エピソード集。
    色んなシーンの続きのお話が垣間見れて、より洗練化された。バレエは本当に詳しくないけど、詳しかったらきっともっと入り込める作品なんだろうなと思う。
    HALのモデルは誰なんだろう?踊りを観てみたいな

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    2026年04月16日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

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    2026.04.15 ★3.3

    インスタレーション。
    アーティストの心象風景に入り込むような展示物。
    この本を読んでいると、その中に入った時のような不思議な感覚になった。

    芸術的才能と狂気は紙一重。
    そんな使い古された言葉を噛み締める物語だった。


    ↓↓↓内容↓↓↓

    建築学部に通う大学生の平口捷は、姉と二人暮らしの平凡な生活を送っていた。そんな彼の前に若き天才美術家・烏山響一が同級生として現れる。カリスマ的な雰囲気があり取り巻きが絶えないが、なぜか響一の方から捷に近づいてくる。そして、届いた招待状。訪れた熊野の山奥には、密かに作られた野外美術館が……。奇怪な芸術作品は、見る者を悪夢に引きずり込む。幻想ホラー大作。

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    2026年04月15日
  • 祝祭と予感

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    ・このシリーズは読んでいると明るい色が頭の中に広がって平和で温かい気持ちになる。

    「獅子と芍薬」が好きだった。

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    2026年04月14日
  • 六番目の小夜子

    匿名

    購入済み

    感想

     読んだ感想としては、学園のホラーとミステリ―要素がある。途中で、野犬が出てきてたり、炎が出てきたりする描写が印象的だ。少し、ホラーで夢の中にいるようなありえないシチュエーションを感じた。また、高校の中の、男女の恋愛要素も多くある。転校生として、やってきた津村小夜子、そして担任の黒川がこの伝説の謎のカギになっている。
     「夜のピクニック」のあとに読んだ。人の名前がよく出てくるところが、読みにくいところだと感じた。主語は必要だが、あまりにも多い。

    #怖い

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    2026年04月13日
  • ユージニア

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    恩田陸さんの本は大好きなんだけど…うーん、誰にも結局感情移入できず、終わってしまった…。
    真実がわかっても、ピンと響くものがなかったなあ。
    私にはマッチしなかったー

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    2026年04月11日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    登場人物が魅力的で、文章も読みやすくスラスラと読めた。

    ずーっと、不穏な雰囲気が続く感じ。
    一読しただけでは、すべてを理解できない感覚があるので、何回も読み直したくなる。

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    2026年04月11日
  • ネクロポリス 上

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    独特な世界観、日本と英国文化が混ざり合ったような、、、、コレって、日本が舞台のほうが入り込めたような気もします。スローテンポな流れは、全く系統は違うけれど、夜のピクニックを思い出したのは不思議です。下巻に向けてどう展開されていくのか?恩田さんなので、おさまりきらずにフェードアウトでしょうか?
    ジュンとは、いったい何者なのか?

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    2026年04月10日
  • 祝祭と予感

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    蜜蜂と遠雷(必読)のアナザーストーリー
    あの空気感が再び
    そういう生い立ち?
    そうなんだぁ
    再読して色々確認したくなる
    懐かしい仲間出会えた

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    2026年04月06日
  • spring another season

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    springのスピンオフ作品です。前作を読んでから時間が経っていたからか、前作を適当に読んでしまっていたからか、人間関係の把握に手間取りました。前作を読んでからの方が楽しめます。

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    2026年04月04日
  • spring another season

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    一気読み。
    春視点の話が多く、前作とはまた違った雰囲気で面白かった。

    まぁいいんだけど、
    フランツってさぁ…!とは思ってしまう。

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    2026年04月04日
  • 錆びた太陽

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    「人間を信じ切るには、あまりにも彼らは前科が有りすぎる。」という台詞
    ロボットからすれば人間なんて非合理の塊なんだろうなと
    恩田陸のSFはオープンエンドが多い印象

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    2026年04月03日
  • 三月は深き紅の淵を

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    ネタバレ

    こんなに有名な作家さんなのに、これまで全く読んで来なかったのだけど、3月になるたびにXなどで見かけることが多いので、前々から気になっていた。
    それが、これか…という衝撃。
    4部作という形をとっていて、各章でこの表題作が登場する。いや、出ては来るもののそれぞれ違った形で登場しており、3章4章に至ってはまだ存在もしていない。
    していない…というのも変かもしれないのだけども、あまり先にあらすじを知りすぎてしまうのももったいないので、このくらいにしておく。

    第4章ははじめ、ちょっとわかりにくくて迷子になって何度も読み返してしまった。
    読み終えると、振り返って「あれかー書いてたなー」となってまた少し読み上げしてしまう。
    そりゃ、3月のたびに読み返すのもアリだなぁ、となるわ。

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    2026年04月01日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    常野物語シリーズ三部作を読み終えて…

    常野は常野でも、それぞれの家系により特殊能力が全く異なる。
    私はその中でも、拝島家の能力が一番耐え難く辛いものだと思った。

    また、本作で新たに常野一族のための〝洗濯屋〟
    なる職業を生業とする男に出会う。

    読み終えてみて正直、よく分からないのだ、。
    だが、ある謎も最後まで明かされないままなので、それが正解なのかもしれない。

    1作目の光の帝国、2作目の蒲公英草紙に増して、一族の入り組んだ事情が文壇に描かれています。

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    2026年03月30日