恩田陸のレビュー一覧

  • 歩道橋シネマ(新潮文庫)

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    2023年97冊目
    恩田陸さん/歩道橋シネマ
    帯にもあるように、色々なジャンルの18作の短編集。ゾッとしたり衝撃を受けたり、いろんな感情が押し寄せてきました。ミステリー好きな方にオススメしたいです

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    2023年12月24日
  • 図書室の海

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    恩田陸さんの短編集になります。
    短編集といっても「夜のピクニック」「六番目の小夜子」そして「理瀬シリーズ」の前日談やスピンオフなど、初めて読んでもどこかに知っている人物が現れるという面白い感覚で読みました。

    オデュッセイアが内容ではハマり、こういうファンタジー系の描きぶりは流石です。
    茶色の小壜もどこかピリッと不気味さを出すのもほんとに上手だと思いますね。

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    2023年12月15日
  • 私の家では何も起こらない

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    丘の上に建つ幽霊屋敷にまつわる短編集。
    暗くて静か。不思議で心がざわざわする。読んでるとじわーっと嫌な感じが広がる。そんな怖さの本でした。
    大工の親子が強くて好き。

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    2023年12月12日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    ネタバレ

    常野(とこの)のシリーズの一つ。
    恩田陸の作品は、どれも読みやすいのだが、今回、登場人物が多くて、それぞれに抱えているものがあり、それらが少しずつ語られているからなのか、どの人が誰なのかが、ちょっと混乱した。また、思い出が語られることもあり、今、いったい何歳なのか、何年経ったのかがわからなくなった。最終的に、運命の日が来た時、彼らは何歳だったんだろう?

    話の始まりから、いずれ物語が戦争に突入するのではないかと感じさせられていたので、もっと、そのあたりが書き込まれるのかと思っていたのだが、そこは少し肩透かし感があった。

    とはいえ、全体的に読みやすく、ほのかな哀しみと癒しがあり、良作だった。

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    2023年12月11日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    ななつ星、いつか私も乗りたい!
    特急の列車で日帰り旅行をよくするけど、近くの席の人達を見ながら、この人はどこの駅から乗ってきてどこまで行くんだろう?とか、着物着て京都で降りるということはお茶会か何か?とか想像することがあります。
    この物語を読んでその列車に乗っている人の数だけ物語はあるよなぁと思いました。
    ななつ星だったらなおさら。

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    2023年12月10日
  • 月曜日は水玉の犬

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    作家さんはこれほどの本を読み知識があることを知って改めて尊敬。この知識を見せられた後で文学部卒業を名乗れない。。

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    2023年12月07日
  • ネクロポリス 下

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    ネタバレ

    読み進めている間、ずっとワクワクして手が止まりませんでした。謎が解けていくのはとても面白かったのですが、オチまでの展開が早すぎたかな…と思います。少し消化不良で、できればあの丘に行く時の、ラインマンとケント、ジュンの活躍がもっと見たかったなーと思いました。

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    2023年11月26日
  • きのうの世界(下)

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    ネタバレ

    さて、前半から読まれている皆様、お疲れ様です。後半はもう少し読みやすいと思います。

    何しろ事件の全貌が見えてきてますからね。

    街に隠された歴史とそれを取り巻く人間たち。すこしずつ詳らかになる謎。ここにきてやはり恩田氏の技巧が唸るというものでしょう。

    ・・・
    町の建築に代々携わる謎の建築企業新村グループとそれを統括する老女志津。
    その秘密に気づきつつある高校生の和音。
    偶然にも和音と同様、亡くなった吾郎の死に不振なものを感じる高校生修平。
    こうした人間関係が絡まりつつも物語を展開させます。

    ・・・
    そして何より印象的なのは吾郎の死、ではないでしょうか。

    魂が肉体から離れるとどうなるか。

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    2023年11月23日
  • きのうの世界(上)

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    ネタバレ

    恩田氏独特のクロスオーバー的作品だった気がします。
    殺人事件、地方史伝奇風味添え、そして最終的に死者のエンディングスピーチ。みたいな。

    ・・・
    前半部分はやや入り込めなかったです。

    まるで催眠術師に語られるかの如く「あなたはふとそこで気づきます。何かがおかしいと」、という感じの自分の行為を第三者に説明してもらうかのような描写はすこし取っつきづらかった。

    また視点が頻繁に切り替わるのは、思考の一貫性をやや妨げるきらいはありました。ただしあとがきで本作が新聞連載であることを知り合点がいきました。

    ・・・
    謎の殺人事件も、とにかく前半はモヤモヤしますが、何とか頑張って頂きたく。後半はもう少し

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    2023年11月20日
  • スキマワラシ

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    ふんわりつかみどころのないあるような
    無いような不思議な気持ちになるお話でした。

    私もアンティークなものや、趣あるお家など
    興味があり、素敵なものに出会うとわくわくしますが、散多くんのように、触れると
    その物がもつ記憶を感じてしまうのは、
    ちょっと興味がありますが、怖いよなぁと
    思いました。
    ハナコさんとも引き寄せられるように出会いや
    スキマワラシ…
    なんとなくつかみどころのない感じが
    ちょっぴり怖い感じがしましたが…

    登場人物も、不思議な魅力のある人ばかり。
    お話も不思議な感じでふんわりふんわり
    終わった感じでした。

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    2023年11月17日
  • 朝日のようにさわやかに

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    ホラーも、ミステリーも、リアリティのあるものも、SFっぽいものも、全部楽しめる一冊でした。
    特に、館•お屋敷が舞台の話が、どれも得体の知れない奇妙さがあって気に入りました。

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    2023年11月11日
  • スキマワラシ

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    何気ない描写しかないのに、目の前に光景が浮かんでくるのは流石だなあ。

    でも物語は思いもよらないラストで、線香花火のように最初の期待値が大きく、最後は静かに終わった感じ。

    そもそも、日本の建物ってそんなに取り壊されているのか。
    確かに駅などは昔の風情がなくなってしまったけど、ビルなんかは老朽化しつつもまだ現役のものがたくさんあるイメージだけどなあ。

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    2023年11月08日
  • ライオンハート

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    ネタバレ

    生まれ変わり、信じますか?

    私は結構信じる派です。とはいっても俗に言われる仏教的言説に基づいて、生というのは苦しいわけで、その輪廻の軛から抜け出たい、というかそういう意味合いです。

    だって最愛たる奥様でも、時にマジで話が通じなくて・・・笑 連れ合いとの関係が時に辛いなあーって感じること、ありません!?

    ・・・というのは半分冗談ですが、家内や子供たち親や友人と今関係している偶然を鑑みると、その偶然は本当は偶然ではなく、この人生の前から何らかのシナリオ・紐帯があったのでは、と考えてしまうのはそんなに不自然なことではないと思います。

    ・・・
    で、本作『ライオンハート』は愛し合う二人の輪廻の

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    2023年11月07日
  • ロミオとロミオは永遠に〔上〕

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    サブカル✖️SF。
    アキラにもシノブにもキョウコにも感情移入できはしなかったが、舞台設定の楽しさに満足。

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    2023年11月04日
  • 失われた地図

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    ネタバレ

    現代版日本昔ばなしのような印象。ある能力は遺伝によって受け継がれる。その能力を持った人たちにしか見えない敵と戦い続ける物語。夫婦の関係が壊れていく様が悲しかった。

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    2023年10月25日
  • 夢違

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    2023.8.20頃-10.24.
    久しぶりに(ふわふわしたほうの)(結末手放し型の)恩田陸読んだー!という感想が真っ先に出てきた。
    少し先、人の夢が可視化できるようになった時代のお話。夢、という人の脳内でしか存在できない、けれども確かに人の中には存在している曖昧な題材を中心に据えるところが恩田陸らしいなぁと。

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    2023年10月26日
  • 猫と針

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    ネタバレ

    これまで恩田さんの作品を幾つか読んできましたが、「舞台にしたら映えるだろうなあ」という作品が幾つかありました。言っても舞台なんて、人生で10回程度しか見たことはありませんが笑

    そうしたら、こちら、劇の脚本?を書かれたようです。

    ・・・
    脚本の内容そのものは、実をいうと私は良く分かりませんでした。で、恩田氏本人も「最後まで書いていて面白いかどうかわからなかった」とか書いていました。

    ・・・
    やっぱりちょっと身構えて書いたのかな。

    個人的には、舞台に配慮しすぎた(考えすぎた)?ような気がしました。普通の小説だと情景や背景が豊かで、それをイメージするのが面白いですよね。当然の事ながら大道具小

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    2023年10月22日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    豪華寝台列車(ななつ星)の話である、それぞれ色々な人生とその人達の思い出を乗せて走る、ななつ星 一度でいいから乗って見たい本を読み、素敵な旅をしているような気持ちになった。ますます (ななつ星)に乗りたい。

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    2023年10月21日
  • 七月に流れる花/八月は冷たい城

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    ネタバレ

     「7月」は主人公のミチルと同じ視点で話が進むので、全体的に薄暗い霧の中を、有無を言わさず引きずられていく感じで進む。後半、状況を理解すると、今までのことがひと夏の悲しい思い出になり、みんなの希望でありながら孤独な「夏の人」へ、畏怖にも近い念を感じるようになった。夏の人が、最後に蘇芳に言った、「佐藤先生は、、、」の言葉は、ひょっとしたら人によって違う言葉に聞こえるのかもしれないなと思った。

     それに対して状況が分かった上で読み進める「8月」は事情が違う。ここでは起こるはずのないことが次々と起きる。母屋で見つかった首の折れた4本のひまわりは何を指すのだろう。光彦は「あいつ」の仕業と言った。「あ

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    2023年10月16日
  • ライオンハート

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    ストーリーは、ミステリー& 往古来今といった時空超えたラブストーリー!
    このようなファンタジーストーリーは、今まで読んだことない。
    輪廻転生というのでしょうか。あまりに何度も生まれ変わり過ぎて、歴史も変化し何度も見返し読みました。
    最後のあらすじも読み、ライオンハートという名の由来、そうだったのかぁと理解。
    私は、てっきり、イギリス王朝から来ているのかと思ってました。ヒロインがエリザベスという名であり、ストーリーの中で思わせる場があったので^_^
    最後まで読ませてもらって、頭の整理がつかない面もあったので、また機会ががあれば読み返してみます。

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    2023年10月15日