恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白い!という訳でもないけど、途中で投げ出すほどつまらない訳でもなく、微妙な感じ。
交互に男女の視点が入れ替わるのが男と女のものの見方の違いを感じたり、事実がいくつもあることで面白い部分でもあるが、それ故に回りくどい時もあるし、どちらかに感情移入しかけた頃に目線が変わるから結局どちらにも寄り添えないまま終わってしまった。事実が隠されたまま当然物語が始まって、それが明かされていく過程は確かにあるんだけど、こちらには分からないのに主人公たちだけが分かってる隠されたものが多すぎて置いてけぼりな気分になる。何か劇的なラストがある訳ではない部分が現実的でもあり、スッキリしない気持ちにもさせる -
Posted by ブクログ
ネタバレすっごい世界観への引き込まれかたがすごかった。自分的にはサスペンスやミステリー要素はあんまり注視して読まず、要所要所で出てくるアナザーヒルの光景を頭に浮かべながら読みすすめ観光スポットを巡っているそんな感じだった。
もちろん異変や不穏な出来事は多くあったが、それでもヒガンを行っている人達が各々の意見を語り合いながら酒屋で飲み交わすみたいな描写やガッチの時の重い雰囲気から解放された時の人間臭さは読んでいてとても好きになれるシーンだった。
読むのにかなり時間がかかってしまいうろ覚えだけどジュンのこの
「人間というのはなんと不可思議な存在だろう。極めて物理的な存在でありながら、やはり自然の一部であり -
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Posted by ブクログ
独特で良く作り込まれた物語設定と世界観。恩田氏が文庫本あとがきで「勝手に物語が拡がっていった」と述べるように、優れた作品であるのは間違いない。しかし私には合わず。ミステリーなのかファンタジーなのかサスペンスなのかホラーなのかどっちつかずの状態で物語は進行し、大事件が起こっているようでそうでもなかったり、最後はなぜかの大団円で幕を閉じる。ハッピーエンドであるゆえに幾多の伏線や謎解きは何だったのかと思わせるファンタジー色強めの終演は「?」という気持ちを残す。最後の最後はホラー映画のようなラストであるし。約1000ページ読んだわりには何だったんだろう、という気持ちが勝ってしまった。
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Posted by ブクログ
鈍色幻視行の作中作とゆう作品なのですが、知らずにこちらから先に読んでしまいました。
まあこっちから読んだなら、鈍色幻視行がどんな内容なのか想像するのも面白いし、登場人物と共感できるかも。
物心つく前から人里離れた堕月荘とゆう館で育てられたビィちゃんには3人の母がいるとか、湧き上がる思いを上手く言語で表現できない子供視点で語られる物語は要領を得ないことが多くって、アウトラインが曖昧でファンタジーの世界を彷徨っているようです。
娼館に幽閉されているようで、幽霊が見えたり殺人があったりと不気味に血生臭いし、気の振れた生みの母からは悪魔と罵られたりで因縁渦巻いていそう。
出入りする人たちは文化人や貴