恩田陸のレビュー一覧

  • ドミノin上海

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    ドミノならでは、ドミノ独特のストーリー展開!
    あんまり間をおかずに、続けて読むのをお勧めする本。

    登場人物とそれぞれの背景が入り組んでいて、それが伏線となって最後に回収されるのがドミノの面白さなのだけど、登場人物や背景を忘れると大変。笑

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    2025年02月12日
  • 愚かな薔薇 上

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    キャンプに来る子ども達は、虚ろ舟乗りになるために集められていて、イメージとしては宇宙飛行士になるみたいなものなのかと最初は思った。地球は将来太陽にのみ込まれるので、人類が宇宙へ脱出するためだという設定。そして、その途中過程で体や精神が変質し、人の血を飲む『血切り』という行為が不可欠だという。その怪物じみた行為は嫌だと拒否し続ける主人公の奈智。母の死と父の失踪も謎だし、この村の祭りもただの祭りとは思えない。どうする、奈智。

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    2025年02月12日
  • 猫と針

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    面白いっちゃ面白いんだけど、終わり方が物足りない。話が全然回収されず、謎の種だけまいて終わった。舞台台本だから、本来はこの劇を見終えた後に、お客さん達に結末はどんな感じなのかを想像して話に花を咲かせて欲しかったのかな。
    しかし、それにしてももう少し話が回収されるべきだと思う。おそらく舞台を実際に見ていたら、閉幕後、?????という脳内だったかも。

    もっと長さのあった話を無理やり短くしたというか、初めから2回に分けて行なう話で、今回は謎を提示する幕で、次作は解決編という感じ。(次作はないけど…)
    猫要素はあってないようなものだし、針要素は皆無。針を比喩的に使う分にはあるかもしれないが、“針“と

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    2025年02月11日
  • スキマワラシ

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    両親の死からの不思議体験、古いタイルの秘密、麦わらの女の子…兄が名ずけたスキマワラシとは?恩田陸さんの不思議な世界観に入り込めました。

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    2025年02月08日
  • 薔薇のなかの蛇

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    理瀬が魅力的な女性でした。
    解説を読んで理瀬が出てくる作品がまさかのシリーズだと知り、さらに初登場作は既に読んでいたのでまた驚き 何年も前だったから忘れてしまっていた、、再読します

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    2025年02月06日
  • ネクロポリス 下

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    恩田陸さんの作品は私が期待している方に話が進んでくれなくて残念な気持ちになることが多いです
    この作品も予想を裏切らず、そっちに行っちゃったか〜というストーリー展開でした
    それなりにファンタジーな世界観は楽しめました

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    2025年02月03日
  • 夢違

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    ネタバレ

    読み終わって第一声
    「な、なんだ~~~~~~~~~~~~~~~!?」

    夢を変える方法を探した結果、自分自身が夢そのものになることで害のないものに操作できるようにしよう!に落ち着いた?野田は夢札酔いが悪化し、他のベテランたちと同じように夢と現実の境が完全に溶け込んでしまった?だから最後には古藤と会話を交え触れることさえ叶ってしまった?じゃあこれまでの八咫烏の集団白昼夢は?神隠しは?あの黒い霧は?どうして彼らは戻ってきたの?山の中で彷徨っていたのはなに?古藤が見えて聞こえたというホンダ君のあの言葉はなんだったの?

    もー全部わかってないよわたし。
    それは私が理解できていない、ちゃんと気づけていな

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    2025年02月02日
  • 象と耳鳴り

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    デビュー作『六番目の小夜子』の主人公の父親である、関根多佳雄が主に探偵役を務める短編集です。

    収録された十二編はバラエティに富んでいるのですが、読後に奇妙さや不思議さが残る作品が多く、それがいかにも恩田さんらしいと思います。

    飄々としてつかみどころのない主人公も魅力的で、いつか続編を発表してほしい、そんな気持ちになりました。

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    2025年02月02日
  • 灰の劇場

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    フィクションとノンフィクションが入り混じった不思議な本。ある意味恩田さんの自伝的なもの。同世代の私たちにはとてもよくわかる話だったが、0と1が掴めたような掴めなかったような…

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    2025年02月02日
  • 上と外(下)

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    ひと夏の大冒険がここに終わる。
    練と千華子は様々な経験を経て無事日常に戻れたのだった。
    すっかり夢中で読むことが出来ました。面白かったです。

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    2025年01月31日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    常野物語の第二弾。
    前作は短編小説であったが今作は、長編で描かれている。

    特異能力をことさらにフューチャーする訳ではなく、粛々と物語るのはこの独特な世界を作り上げている一翼を担っているのだろうな。

    常野じゃない子が物語の進行を担っていて、客観的に常野を語る点においても興味深い造りだった。

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    2025年01月31日
  • 灰の劇場

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    展開が難しくて理解しながら読むのに苦戦した。
    誰のフェーズを読んでるのか分からなくなりながらも読み切った。

    事件を追っていくサスペンス的な要素が多いのかと思いきや、大きな動きはなく。
    事件そのものではなく、そのことによる色々な人間の感情にフォーカスしていて面白かった。
    人間の大半は「日常」に落っこちている「絶望」に気付かないように生きているだけなんだろうなと思った。
    変な虚無感と心がぽっかり空いた感覚だけが残るなんとも言えない作品だった。

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    2025年01月28日
  • 灰の劇場

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    恩田作品としてはなかなかの意欲作

    作家を志しているときに見つけた「大田区で一緒に暮らしていた女性二人が奥多摩の橋の上から飛び降り自殺した」という三面記事が頭から離れずに、さらにずっとやってみたかった《事実に基づく物語》を合わせた作品

    物語は作家が“自殺”という事実に向かって物語を創作していく作家の物語と女性二人の自殺の本編、そして物語が演劇になる過程に携わる作家という三つの物語が交差する

    恩田作品にリアルが介在すると物語は……

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    2025年01月27日
  • 私の家では何も起こらない

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    ある家について、それぞれの時代の人々が一人称で語る短編集。
    語りなので途中読みにくいところもあるけれど、最初の表題作で慣れるとすいすいといける。
    この家では何も起こらない。確かにそう。確かにそうだけれどもタイトル回収でこんなにゾワっとしたのは久しぶり。捻る事なくすんなりそのままで受け取る。上手いのは此処で語られる内容がその後の話に関係している事。答えが想像できてしまうから怖くもなるしその先もあるからさらに怖い。
    特に好きなのは
    私の家では何も起こらない。
    私は風の音に耳を澄ます

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    2025年01月24日
  • ドミノin上海

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    数年前に「ドミノ」を読んでなかなか面白かったので手に取りました。
    「ドミノ」と同じく一般的な小説と比べて登場人物が多く、複数のストーリーが展開されますが、それぞれがドミノのピースとなり、偶然が重なり合い、大きな作品・結末へと収束していきます。

    私の頭のスペックが追いつかず、「ドミノ」よりちょっと複雑に感じた部分もありました。

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    2025年01月18日
  • 終りなき夜に生れつく

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    『夜の底は柔らかな幻』を読み、世界観をわかっているほうが最初から物語を楽しめる。スピンオフです。

    葛城の、まだ青くて人間みがあった頃を知れて嬉しい。

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    2025年01月18日
  • スキマワラシ

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    不思議な感覚が続く話
    主人公の兄弟が姉妹なんじゃないかと思う雰囲気で、そこもまた不思議な感じがする
    でも、終盤出てくるハナコとの関係は男女でないといい感じにならないと思う

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    2025年01月12日
  • 夜果つるところ

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    月堕城での奇怪な話。最後まで語り手の少女が何者なのかはらはらさせられる。
    登場人物全員が怪しく冷たく温かく美しく描かれている。
    読み終わって昭和の時代の背景のことを知ってより一層ぞくっとした。

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    2025年01月11日
  • 夜明けの花園

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    恩田陸は難しい。
    様々な分野の物語を描く。
    この北の学園の話もずいぶん前にも読んだけれど、
    ミステリアスで様々に想像が膨らむ。
    でも答えはない。
    次々と物語は生み出される。
    それぞれの関係性を考えるだけでなかなか。
    私は「蜜蜂と遠雷」のようなしっかりした物語が好きなのだけれど、
    こういう話を読ませてしまうのは恩田陸の力量かな。

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    2025年01月10日
  • Q&A

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    大型商業施設での事故に巻き込まれた人たちのインタビューや、周辺の人々にまつわる短編で構成された一冊。
    立場もそれぞれ、施設に訪れた目的も、事故当時にいた場所もまちまちで、当然、見たものも巻き込まれ方も違う。

    大きな人の流れに逆らえず、広い建物内をあちらこちらへなすすべなく押し流された経験、それに抗えないことへの恐怖。自分の運命を何も決められない絶望や、その事故の悲惨さに傷ついたこと。
    ある人はその恐怖と悲劇をしたたかに利用し、ある人は自分に巣食った心の傷から目を逸らそうと道を踏み外し、ある人はその恐怖と向き合わず、ある人にとってはこの大事故も悲劇ではなかった。

    インタビュー3人目の老人の「

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    2025年01月05日