恩田陸のレビュー一覧

  • まひるの月を追いかけて

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    兄に興味の無かった妹が、旅の最中に心が変化していくのが面白いです。 女性というのは自分がある関係性の中に蔑ろにされると好きでも無い人でも好きな感情に引っ張られるのかな?

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    2024年04月14日
  • 私と踊って

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    どこか不気味で不穏な話が集まった短編集。
    私は「私と踊って」の幻想的な雰囲気が好きです。
    「東京の日記」は今の日本ではとても笑えない内容。
    こんな未来にならないことを祈ります。

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    2024年04月07日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    私にしては珍しく良かった

    休日午前の緩やかな時間帯の読書タイム。本書は、ギラギラしないシルバー夫婦等のななつ星とか言う高級電車旅をテーマにしたアンソロジーだ。

    冒頭の井上荒野作品、初めて良かったと感じた。苦手だったんだが、このふんわりした幽霊ものは良いな。本書一番作品かな。

    さらに、アイデアというか恩田陸作品の驚きのなぞなぞに仰天し、あまりよく知らない川上弘美作品のアイデアに脱帽。

    うん、なかなか良い休日をスタートできそうだ。

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    2024年04月07日
  • 月曜日は水玉の犬

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    ネタバレ

    映画や本にまつわるエッセイ。
    今回も初めて知った本がたくさん登場していたので、いつか私も読んでみたいです。

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    2024年04月02日
  • 土曜日は灰色の馬

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    危険。いろいろ読みたくなる。
    恩田陸の読書量と幅広さに感服。でも、不気味とか少女とかやや偏りあるとこが、小説にも現れてて、こんなルーツがあるからなのね、と納得。

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    2024年03月31日
  • 黄昏の百合の骨

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    ネタバレ

    祖母の死の謎、遺言の謎、梨南子・梨耶子姉妹の謎、そして級友の失踪の謎。

    理瀬は意外と隙がある。

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    2024年03月30日
  • ネクロポリス 上

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    読み始めは独特な世界観に慣れず、読み辛さを感じてしまったが、後半は一気に恩田陸の世界に引き込まれた。ファンタジーでありながら現実味も帯びていて、不思議な感覚。文章から想像する世界は、自分でも驚くほど壮大な世界となった。下巻も楽しみ!

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    2024年03月29日
  • まひるの月を追いかけて

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    最後にわかる一人の女の正体。倫理的に軽蔑する。最悪。

    佐野史郎氏が解説を書いていますが、まさかこの人選にヒントがあるとは。

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    2024年03月24日
  • 七月に流れる花/八月は冷たい城

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    少女たちの淋しいひと夏。恩田陸ワールド全開。全体を通してなんだか薄暗い静謐な描写の中で、あまり派手に描かれない少女たちの内面が、揺れ動くのを静かに感じることができる。

    “皆慣れていて料理も上手だった”という何気なーーーーい描写が、明らかになる結末の伏線になっているってどうして思うか、、、


    対する少年側。
    少女たち側に比べるとかなり不気味でグロテスク。不穏な空気。それが土塀を挟んでわずかに少女側へ伝染していく瞬間も。

    予告編に当たるらしい、みどりおとこの短編集読んでからきて良かったです


    久しぶりに味わった恩田陸のゴシックミステリー、、、読んで良かったです

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    2024年03月21日
  • 消滅 VANISHING POINT (下)

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    いよいよ真相にせまってくる中盤以降、登場人物の視点をかえてお互いに推理しあう展開は面白く読めた。本作の着地点(オチ)については著者があとがきで述べているように「近未来物」の難しさを感じざるを得ない。このテーマで今書かれたものなら2024年に芥川賞をとった「東京都同情塔」のようなところにもっと踏み込んだような気がする。このテーマは2015年当時の科学技術とその一般的な認識において、まだまだ今日的なテーマとして提示できるものではなかったように思うので、これは仕方がないことだと思う。気づいてくれる人があまりいなくて残念と、著者があとがきで種明かしした登場人物たちのネーミングは、あざといくらいだったのですぐ気づいたが、その由来と本作の内容にはまったく関連性がなく、気づかないというより関心が湧かなかっただけのように思う。

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    2024年03月21日
  • 消滅 VANISHING POINT (上)

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    フーダニットのミステリなのか、サスペンスなのか、SFなのか、思考実験なのか、何がやりたいのかがよくわからないので、飽きずに読むことはできるが落ち着かない気持ちで読んでいた。空間描写の抽象性、口をぱくぱくした、という描写などに星新一風の文体を感じたのでふと思ったが、これがショートショートだったらミステリやサスペンスにしては弛緩した雰囲気とユーモラスな登場人物たちの台詞にも納得がいく感じだった。

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    2024年03月21日
  • スキマワラシ

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    ネタバレ

    恩田陸作品特有の少しホラー要素のあるファンタジーな世界観が良かった!

    散多の「アレ」の能力やスキマワラシの正体、なぜハナちゃんを探していたのか、ジローとナットの謎などなど・・・読み終えても気になることだらけ(笑)

    気になりすぎて考察してる人のブログなどを探していたときに、ある方が散多の能力は常野物語シリーズに関係しているのかも!という内容を書いていて、おっ!っとなりました。
    実際はどうかはわかりませんが、考察するところも恩田陸作品の楽しみという事で・・・。

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    2024年03月19日
  • 朝日のようにさわやかに

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    「水晶の夜、翡翠の朝」
    ヨハンの後日談?スピンオフ?を読み返しにきました。そしてまた『麦の海に沈む果実』読もっかなって。
    「ご案内」高圧的注文の多い~
    「あなたと夜と音楽と」ラジオパーソナリティ
    「冷凍みかん」グロい蜜柑、スーパーボールみたいなものを想像します
    「赤い毬」これは…暗示されているものは…月経や妊娠??
    「深夜の食欲」疑心暗鬼のホテルのボーイ、深夜のルームサービス
    「いいわけ」
    「一千一秒殺人事件」
    さらっと“鈍色(にびいろ)”が登場して、このあと読むつもりの新作が思い浮かぶ。ずっと大好きな作者ですが、こういう言葉の選び方がとても好きです。
    箱庭を眺める擬人化された星、、、最近アンデッドアンラックで似たような概念を感じた

    「おはなしのつづき」
    この物語はどこに向かっているのか、、、とぞくぞくする
    ⇒これ国語の時間に読んで状況を想像して書くっていう授業してみようかな

    「邂逅について」この少女は作者自身?そして『麦の海に沈む果実』の構想を練っているように感じてドキドキしました

    「淋しいお城」みどりおとこ、、、このあと本編を読みます

    「楽園を追われて」
    「卒業」スプラッタ!!『錆びた太陽』(2017刊なのでかなり後の作品ですが)を思い出す
    「朝日のようにさわやかに」
    デジャブの突き止める、自分の中にだけある連想ゲームのように浮かんでくる記憶を列挙する、とりとめもない心の内を明かしていく内容、好きです

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    2024年03月17日
  • puzzle(パズル)

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    ネタバレ

    2000年に発表されたちょっと古めの作品。幻想系スリラーとでも言った恩田氏らしい作品。

    ・・・
    とある無人島で発見された3つの遺体。餓死、感電死、溺死とそれぞれ違う死因。3人の遺体に関連はあるのか。二人の刑事がこの疑問に取り組むが最後の結末は・・・。

    ・・・
    基本ストーリは無人島で捜査する二人の刑事の掛け合いに終始します。その中でさまよえるオランダ人の伝承の解釈であったり、片方の刑事が高校時に属していたオカルト研究会の話であったりが挿入され、次第に状況が明らかになってきます。

    因みにこの無人島を探すさまは、何となく長崎の軍艦島を想起させます。数十年前に打ち捨てられ、朽ちた住宅地。その人なき無機物の瓦礫の中を歩く様子に、軍艦島を見て感じた何とも寂しい様子を思い出しました。

    ・・・
    ということで月いちローテになりかかっている恩田氏作品でした。

    これはどちらかというとファン向けかなあという印象。一般向けに勧めるならもっと面白いものがあるかなあと思った次第です。

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    2024年03月11日
  • きのうの世界(下)

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    いくつかあった疑問や謎ははっきり解決されないもやもやした感じだが、嫌いではない。事件の真実が誰の悪意もなくてよかった。

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    2024年03月08日
  • 失われた地図

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    恩田陸さんの、薄気味悪い雰囲気を醸し出すファンタジー、結構好きで、昔常野シリーズも夢中で読んだことを思い出します。ちょっとスズメの戸締りに似てるかも、と思いました。 今作の一族の背負った業とは、何に端を発しているものなのか、これから彼らは、日本は(もしかしたら世界も?)どうなっていくのか、息子の俊平が魅入られたメンドウとは何なのか。恩田先生のことですから全部は書かないだろうな……とおもいつつ、続編があればもう少しこの世界を味わってみたいと思いました。

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    2024年03月01日
  • 錆びた太陽

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    ネタバレ

    恩田陸さんの想像力が爆発している作品でした。まさかゾンビ物とは驚きです。
    徳子の本当の目的は本当に合歓の木を見に来たことだったのか?湯川博士にはなぜ意識が残ったままだったのか?今後のごみ箱計画、制限区域の行く末は?シンコと水越一家の関係は?
    などなど、かなりの謎を残したままエンディングを迎えてしまい、かなり置いてきぼり感のある読後感でした。とはいえ、徳子やボスやデンカといったキャラクターはみんな魅力的で、読んでいる間はスピード感のある映画を見ているような感覚で非常に楽しめました。

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    2024年02月29日
  • 私と踊って

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    すごいいろいろな短編たち。どれも不穏な雰囲気が漂う、ような。
    猫が好きなので、猫が出てくる話が好きです。

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    2024年02月20日
  • スキマワラシ

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    恩田さんらしい作品。
    ひっぱってひっぱって…えっ、そうなの?
    それだけ?という展開。
    面白いけど…ちょっと物足りない。

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    2024年02月20日
  • 図書室の海

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    久しぶりの再読。色んな小説のスピンオフを合わせたような短編集なので、これだけ読むとよくわからないかも。六番目の小夜子を読み返したくなりました。

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    2024年02月11日