恩田陸のレビュー一覧

  • 夜の底は柔らかな幻(下)

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    ネタバレ

    最後の最後の最後でいいシーンきちゃって、でも、実邦まだタミさんの事知らないよね、って思いながら、涙ほろり。ずっと、死の気配が漂っていた中で、最後のシーンはかろうじて生が感じられたように思います。
    謎だらけのまま終わったけど、不思議と不完全燃焼感はない。なぜなら、最初から最後まで不思議だったから。

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    2022年12月20日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

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    うーん…なんか物足りない感じでした。美術関係の話だと聞いたので購入したのですが、私的にはもう少し色々と書いて欲しかったかも。個人による感想なので、人によって個人差があるかもしれないけど、私は頁数分厚くても良いからもう少し詳しく書いて欲しかった。特に結末とか。

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    2022年12月19日
  • 訪問者

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    スラスラ読めました!ミステリー好きの人には結末は少し物足りない感がありましが、私的には面白かったので星三つです!

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    2022年12月19日
  • 七月に流れる花

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     いきなり「みどりおとこ」が出てきたら驚かない方がおかしい。知らない方が幸せ以前の事な気が…
    ファンタジーなのかと思ったら、現実の話と言うことが一番驚いたかも。設定が面白い。
    八月…も読んでみよう。

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    2022年12月08日
  • 夏の名残りの薔薇

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    “「夏の名残りの薔薇」の構成について考えていた時、一つの主題を繰り返して微妙に変化させていく、という形式だけは決まっていたが、いよいよ書き始めるという時になって、何かこの小説には核になるものが欠けているような気がしてならなかった”と、この作品執筆の経緯を語られる恩田陸さん。

    この世には数多の小説があり、それを日々生み出される作家さんの存在があります。私たちの手元に届くのは、当然にその完成品である商品としての小説です。制作途上のものが届くことはありませんし、また見たいと思っても、作家さんの頭の中を覗き見することもできません。そんな小説が私たちの手元に届くまでを分かりやすく書いた作品に額賀澪さん

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    2022年12月07日
  • MAZE 新装版

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    恩田陸ってそつなく何でも書けるし、文章も平明でこれといった瑕疵もないが逆に胸を突くような感動もしない小説家というイメージであった。ところでこの小説、正にイメージ通りのそこそこ面白い小説だった。
    謎の白い箱というフックで読者を引っ張りながら、キャラクターの軽妙な語り口やホラー描写で盛り上げて、その間に社会批評的なワードもしれっと混ぜてくるという素晴らしい構成だ。
    だが、まじでこれっぽちも感動しない。

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    2022年12月05日
  • 象と耳鳴り

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    この装丁、特別感があって好き。

    引退した元判事、関根多佳雄(「六番目の小夜子」に出てきた関根秋の父親)を主人公としたミステリ短編集。秋以外の関根ファミリーが総出演する。

    個人的には「曜変天目の夜」と「ニューメキシコの月」が好き。

    この作品に刺激されて曜変天目を見に行ったし、西馬込に給水塔見に行ったし、アンセル・アダムスの写真集も見るようになりました。

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    2022年12月01日
  • 六番目の小夜子

    ネタバレ 購入済み

    結局どういう事?

    昔ドラマになっていたのでタイトルだけは知っていて(ドラマ嫌いなので見た事はない)、いつか小説を読んでみたいと思いずっとフォローしていたのですが、値引きされていたので漸く購入。

    途中まではとてもミステリアスな雰囲気でぐいぐいと物語に引き込まれていったのですが、終盤で拍子抜けというか、私では理解が追いつかない展開になってしまいました。
    本当にレビュータイトル通り。「結局なんだったの?」状態。
    沙世子の思考が一貫してよく解らなかったし、黒川はどうやって沙世子の存在を知ったの?
    加藤の自室で起きたアレはただの妄想だったのか、それとも本当にオカルトホラー的なものだったのか。
    読後に疑問が出

    #ダーク

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    2022年11月26日
  • 夏の名残りの薔薇

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    【2022年78冊目】
    章が変わるごとに絶妙に変化を見せるストーリー。何が真実で、虚構で、過去で、未来なのか、混乱したまま物語は終焉までひた走ります。

    頭の切り替えがなかなかに難しかった。物語と本筋では関係ない引用が多々あったのも混乱を引き起こす呼び水の一つだったかなと。

    地に足がつかない、なんとも奇妙な小説でした。

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    2022年11月27日
  • 図書室の海

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    恩田陸の短編集
    わりとSF・ミステリ系が多い印象
    「春よ、こい」香織と和恵の時間が繰り返す
    「茶色の小瓶」OLの関谷俊子はあることがきっかけで同僚の三保典子が気になる
    「イサオ・オサリヴァンを探して」ベトナム戦争らしき戦場を舞台にした短編
    「睡蓮」利瀬と血のつながらない兄弟の亘と稔
    「ある映画の記憶」映画『青幻記』をモチーフにしたミステリ
    「ピクニックの準備」恩田陸で一番好きな「夜のピクニック」の前日譚
    「国境の南」喫茶店のウエイトレスが行ってきたささやかだけど恐ろしい行為
    「オデュセイア」ファンタジー 面白かった
    「図書室の海」六番目の小夜子のスピンオフ的作品
    「ノスタルジア」最初の「春よ、

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    2022年11月22日
  • 歩道橋シネマ(新潮文庫)

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    買おうか買うまいか迷ったけど…
    目次を覗いたら「麦の海に浮かぶ檻」というタイトルを発見してしまい、即レジへ。
    その名の示す通り「麦の海に沈む果実たち」のスピンオフで時系列で言うと前日譚。ー檻ーに出てくるあの人がー果実ーに出てくるあの人になるんだな…とマニア心がくすぐられた。

    恩田さんの得意な都市伝説的な小説が多い。中には語り手が何かものを書いている人で、周りの人も語り手をOさんと呼ぶので、語り手=恩田さん?あれ?これ、エッセイかな?と一瞬思うのですが、たぶん小説でしょう。

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    2022年11月21日
  • まひるの月を追いかけて

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    「行方不明の兄を兄の恋人と探しに行く」
    確か『三月は深き紅の淵を』の中でそんな話があった

    研吾が「あの人」のことを好きなのはなんだか途中で一瞬そんな雰囲気が頭を掠めた気がしたから最後はそこまで驚かなかった。むしろ突然フェアリーな話になってしまったらどうしようって思ったりしてた。
    妙子、静、研吾が見た「優佳利」の姿は結局なんだったのだろう。
    テンポが良くて(特に毎章の不穏な終わり方が更に加速感を強めている)もう1回読み返した方が面白い気がする。寓話の効果も深く考えたい。

    所々で「大和三山は人工的なピラミッド説」、「(明日香は)死者のまち」とかいう都市伝説的話題というか読んでいて突然はっとさせ

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    2022年11月19日
  • 歩道橋シネマ(新潮文庫)

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    短編集だと知らず購入。
    短編集は好まないのだが、意に反し、楽しく読めた。
    様々なジャンルの話が詰まっているが、怪異譚が多く、面白かった。
    表題作が最後に掲載されていて、後味も良い。

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    2022年11月16日
  • おともだち できた?

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    怖かった 
    女の子はどこを見てるの? ソファでお母さんが泣いてるのはなぜ? いろんな想像をしてしまう一冊でした

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    2022年11月14日
  • 黒と茶の幻想(上)

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    東野圭吾さん的なミステリ。構造がしっかりしてて、納得できる謎がうまいこと散りばめられている。
    キャラクターが立っていて言葉遣いがきちんとかき分けられているのと、真理や風景描写がナチュラルで瑞々しいぶん、恩田さんの方が魅力的。
    テーマの一つが男と女だから、少々生臭く、それが森との対比で浮き上がる。
    そこは好き嫌いが分かれるポイントかも。

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    2022年11月14日
  • 七月に流れる花/八月は冷たい城

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    恩田陸の、現実にありそうでないファンタジーの世界観がすごく好き
    設定も種明かしも残酷で、そんな部分も現実の残酷さや冷徹さにリンクする部分があったように感じる
    情景描写大好き

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    2022年11月13日
  • きのうの世界(上)

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    分からないことだらけ。。

    でも、謎に吸い込まれるように読み進む。

    会社の送別会で忽然と姿を消した男は、なぜその土地へ渡り、殺されたのか。

    事件との関わりがありそうで動向が気になる人物はこの後いかに。。。

    島には何か秘密があるのは間違いなさそう。

    それらがどう展開していくのか、『下』へ続く。

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    2022年11月05日
  • 七月に流れる花/八月は冷たい城

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    うー…ちょっとあんまり、好みじゃなかった。
    ホラーっぽくて…珍しくキャラもあまり惹かれなかった。
    設定が絶望感あるけど。

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    2022年11月01日
  • 八月は冷たい城

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    「七月に流れる花」と対になる短めの長編。気にしてなかったのだが、読んでみると七月のネタバレらしい描写が続く。どうやら七月→八月の順で読むものらしい(そりゃそーか)。一応合理化はされるものの、異様な設定の林間学校に放り込まれてしまった少年たちの、葛藤の物語。学年などへの言及がないのではっきりしないが、光彦の言動の描写からすると、少年たちと言うより、子供たちと呼んだ方が的確なのかも知れない。リアリティ無視の「学校」に閉じ込められてしまう少年・少女たちという設定は「麦の海に沈む果実」を思わせるが、何せ短いので、学校の異様さを際立たせるディテールの描写が簡潔で、酔う前に終ってしまう感じが少し残念。結末

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    2022年10月29日
  • 消滅 VANISHING POINT (下)

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    ズコーって感じの結末ではあったかな。
    何よりも最大の謎で重要でスゴいのはキャスリンの存在だと思うのだが、スルーされちゃった感があるね。

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    2022年10月19日