恩田陸のレビュー一覧

  • 消滅 VANISHING POINT (下)

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    11人の中から感染症を疑われる患者が出た。
    これはバイオテロなのか。
    さらに大型台風による高潮の危険が迫る。

    どのような結末が待っているのかと期待したけれど、ラストは意外。
    突然通信障害が直り、スマホから流れたのはラジオ体操のメロディー。
    そして有名なプログラムソフト開発者のスコットが現れ、バベルと名付けられたソフトのプロモーションを始める。

    上巻が良かっただけに、下巻の結末にはちょっとガッカリ。

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    2023年07月06日
  • 上と外(下)

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    中米に集合した家族がクーデターに巻き込まれ子供2人が密林に投げ出される話。子供達の判断力行動力が凄すぎる、私なら即死だったなと思うしかない。不安や恐怖がダイレクトに伝わりこちらまでドキドキハラハラする。儀式怖すぎやん?描写に引き込まれいまだに怖いもん。

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    2023年07月04日
  • 蛇行する川のほとり

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    なんかとてももやもやした。後書きで著者が「わたしが感じていた「少女たち」を封じ込めたいと思って書いた」と言っているので、その「少女たち」にもやもやしたものを感じるのか?
    ただなー、事件に自分が関わった/関わらせられた話の後、簡単に日常へ戻れるところは違和感があった。事件はあそこまで重いものにしなくてよかったと思う。

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    2023年06月26日
  • 球形の季節

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    噂やおまじないがものすごい早さで広まっていく不穏さがとても上手に描写されていた。
    ホラー感はなく、人為的なものとファンタジーが融合したようであまり好みでは無かったかも…
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    四つの高校が居並ぶ、東北のある町で奇妙な噂が広がった。「地歴研」のメンバーは、その出所を追跡調査する。やがて噂どおり、一人の女生徒が姿を消した。町なかでは金平糖のおまじないが流行り、生徒たちは新たな噂に身を震わせていた……。何かが起きていた。退屈な日常、管理された学校、眠った町。全てを裁こうとする超越的な力が、いま最後の噂を発信した! 新鋭の学園モダンホラー。

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    2023年06月22日
  • きのうの世界(下)

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    街にある3つの塔の謎と、死んだ市川吾郎の謎が解き明かされる。
    特有の怖さというか、異様な世界観があって、明確な答えがあるようでないような感じ。
    単館映画で上映される邦画感がある。

    恩田陸さんの本は2冊目だけど、異様な表現が上手い作家さんなんだなと。
    2作品とも結局当事者以外の周りが思っていることと真実って必ずしも同じってことはないんだなぁと思う。

    最近、「明確な答え」「わかりやすい話」ばかり読んでたから、ある意味刺激的だった。
    あんまり単純な話ばっかり読んでると良くないなと思った。


    あらすじ
    上司の送別会から忽然と姿を消した一人の男。
    一年後の寒い朝、離れた町で死体となって発見された。

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    2023年06月20日
  • きのうの世界(上)

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    「殺人か事故か」という帯に惹かれてミステリーだと思い込んで読み始めた本。
    ミステリーと言われると、少し違う。
    謎を解き明かすというよりは、死んだ人間の生い立ちを少しずつ覗き見る感じ。


    あらすじ
    上司の送別会から忽然と姿を消した一人の男。
    一年後の寒い朝、離れた町で死体となって発見された。そこは塔と水路のある、小さな町。
    殺人か事故か、どんな形でそこまで至ったのかを丁寧に綴られているお話。

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    2023年06月20日
  • 朝日のようにさわやかに

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    一番面白かった話は「あなたと夜と音楽と」。「冷凍みかん」は発想が面白くて好き。「淋しいお城」も面白いなと思ったら続編があるそうなので読んでみたくなった。他の作家は分からないが、恩田陸の短編集は高確率で長編の番外編が収録されている気がする。

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    2023年06月16日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    大人版夜のピクニックみたいな感じでした。
    自分も共に旅してる気分になります。世界観も恩田陸さんらしくてよかったです。

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    2023年06月04日
  • ユージニア

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    空気感が好き 恩田陸の本は文章が美しいので、読んでいるだけで心地よい。正直ラストのあたりがピンとこなかったけれど、私自身の読解力の問題だと思う…。

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    2026年01月12日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    豪華寝台列車『ななつ星』を題材にしたアンソロジー。
    読めば自分も乗車しているかのよう。
    亡くなった誰かのことを思い浮かべながら旅をしているものが多く、パターンが似ているものが多く思えた。
    ちょっと想像していたものと違ったかも。

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    2023年05月31日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

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    ネタバレ

    途中から後半臨場感溢れるシーンに緊張や恐怖が強まり一気に読み進めた。でもこれはどう終わりを迎えるんだろう?え?まさか幻想とかじゃないよね?あれ?
    香織が出てきたところからあっという間に収束。何も無かったかのように…
    んー、な気持ちで読み終えた

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    2023年05月17日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    「ななつ星」という一つの列車の中に、いろんな想いをもった人たちが同じ時間を過ごすのだと思うと、不思議だなぁと感じた。アンソロジーだからよりそう感じたのか。

    この本は、乗客目線でかかれているけれど、クルー目線の作品もあればおもしろいなと思った。

    三浦しをんさんと糸井重里さんの作品が特に好き。
    憧れの豪華列車の旅。乗ってみたい気持ちがもっと強くなった。

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    2023年05月13日
  • 上と外(下)

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    楽しく読ませてもらいました。
    ただ、他の方も感想に書いているように、どう考えても主人公たちが小中学生とは思えない。スーパー小中学生です(笑)。

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    2023年05月11日
  • 上と外(上)

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    作品紹介に息もつかせぬ面白さと書いてあったが、まさにそんな感じ。どうなるんだと気になり、読み続けてしまう。

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    2023年05月11日
  • 本からはじまる物語

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    18人の作家による本にまつわるアンソロジー。
    市川拓司さん「さよならのかわりに」が面白かった。梨木香歩さん「本棚にならぶ」は勝手なイメージでほんわかした話かと思ったらなかなかに怖かった。どの作家さんの話からも本好きな気持ちが溢れ出ているように感じた。

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    2023年05月08日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    恩田陸目当てに購入。
    「ななつ星」を舞台にした短編集。
    豪華クルーズトレインなだけに、登場人物は年齢設定が高め。
    人生の節目の岐路に立っている人たちの旅を覗き込んだみたいだった。
    そしてなんとなくちょっと重めだったかな。
    それぞれ素敵な旅だったのだけど。
    井上荒野の「さよなら、波留」が、一番好きだった。

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    2023年05月01日
  • 錆びた太陽

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    表紙の折り返しにピックアップして載っていた
    〈「間に合ってます」〉
    にはクスッとしちゃうけどこんなの序ノ口でしたね

    ロボットなんだろうけど全然ロボットじゃない
    〈ボスは天を仰いだ。〉!!??
    ボスが嘘をついてることもあるし…


    序盤に『北風と太陽』が挙げられてることから、『錆びた太陽』ってもしかして国のこと政府のことを言ってるのかな??と。

    ブラックユーモアたっぷりで風刺的。
    イラストが何とも不気味で不気味で…



    『ネクロポリス』とか『ロミオとロミオは永遠に』の世界観を思い出しがち

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    2023年04月29日
  • まひるの月を追いかけて

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    奈良、一種の独特な土地柄、ミステリーの恩田ワールドに磨きがかかっているような…

    10年前くらいですか、奈良に行った事がありまして、その情景に登場人物達を投影させながら読んで、何となく実写に近いようなかたち。

    文中後半にある手紙が出現するんですよ、メール、携帯電話で気持ちや思いを伝えるのが当たり前の世に生きる私には何かショックというか、感慨深いものを感じました。

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    2023年04月26日
  • MAZE 新装版

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    訪れた人が消えてしまう謎の白い建物は何なのかを調べていく謎解きミステリー。ウイルスハンター神原シリーズの1作目。

    消えた理由は呪いなのか科学的なものなのか。散々推理してきたものがグルリと覆される感じが気持ちいい。今回探偵役に選ばれた神原の友人の満くんが好き。

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    2023年04月25日
  • 訪問者

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    如何にもな舞台設定と不気味な仄めかしの数々、ただし真相は肩透かし気味。この結末はありかなしかで言えばありだけれど、やっぱりここは真正面から迎え撃つような解決が欲しかった気がしますね。

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    2023年04月24日