恩田陸のレビュー一覧

  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    2022.05.29

    アンソロジーとしてはアタリの方かなという感想。
    はやみねかおると白井はおちゃらけていて?読む気も起きず、数ページで読むのをやめました。

    本当にお久しぶりの「理瀬」シリーズ。
    「麦の海に沈む果実」が大好きだったので懐かしくて懐かしくて…もう一度読み返したくなった。「三月は深き紅の淵を」も好きだったー。この2作品が個人的には恩田作品の最高峰。

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    2022年05月29日
  • 蛇行する川のほとり

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    蛇行する川のほとりにある家での、かつての忌まわしい出来事の記憶を抱える少女たちのお話。

    『魅力的にな女の子には、それぞれ異なる膜がある。みんな、違う色をしていて、手触りも違う』P.67
    非日常的な舞台、謎めいた行動、思わせ振りな会話、かまの掛け合い、不穏な空気、憧れの先輩たち、取り巻く男の子、他を寄せ付けない間柄…、閉じた世界のこの物語にも何かしら膜を感じる。

    『そうして、背伸びをしてはうずくまり、手を伸ばしては引っ込めて、少しずつ何かをあきらめ、何かがちょっとずつ冷えて固まってゆき、私は大人という生き物に変わっていく』P.34
    そんな膜の中のこの作者らしい世界で、登場する美少女たちの、怜

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    2022年05月28日
  • まひるの月を追いかけて

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    ネタバレ

    【自編集あらすじ】
    離婚を経て、仕事と静かな私生活のなかでなんとなく満たされない気持ちを抱える静。異母兄弟の研吾、その元恋人の優佳利、友人の妙子の3人の関係に巻き込まれることで静は一つずつ真実を知っていく。

    【感想】
    自分は主役にはなり得ないが、知らないところで他の人の物語の重要人物になっている。自分とはどんな人間なのかを、奈良を舞台に妙子や研吾との対話の中で掴む心理描写の多い作品かな?全体的に平坦で途中飽きちゃったけどやっと読破できた

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    2022年05月28日
  • 蛇行する川のほとり

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    ネタバレ

    んー幻想ほど憧れの女の子は幻想ではなく普通の女の子だったということだろうか
    誰もが他人に夢を見ている、自分のイメージの世界を生きているということだろうか
    一人で行こうとしたなんて幻想で、ただの事故死なんてめっちゃ残酷だな
    その幻想が香澄を殺したみたいに見える
    多分全然解釈違いだろうけどそうゆう印象

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    2022年05月14日
  • 月曜日は水玉の犬

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    さすが…である。
    エッセイよりも書評が凄くて、読書量も半端ではないと唸らせるほど。
    映画にも触れているが、これも懐かしいと感じるのが近しい年代なのか…。
    もう一度読みたい、そして読んでみたいと思う本もある。

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    2022年05月11日
  • 本からはじまる物語

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    もっとストレートな本や本屋さんの話が読みたかったけど、どちらかというと、ファンタジー寄りやSFっぽい話もあり、私としては少し物足りなかった。

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    2022年05月08日
  • 消滅 VANISHING POINT (下)

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    ネタバレ

    たまたま上巻の感想に『バベルの末裔』の話を書いてしまっていて、慌てて消した。内容はそんなに被ってないけど。言語よりも言葉、その根底の思想、だよね、壁を作るのって。

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    2022年05月05日
  • Q&A

    ネタバレ 購入済み

    怖かった

    なんだかとても不気味だと感じた。会話だけで構成されているがやりとりがとにかく最後にはゾッとする。夜に読むと眠れなくなるくらいなんだか不気味だった。最後は少し意味がわからなかったけどそれもまた気味が悪い…。もう読まないと思う。

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    2022年05月03日
  • 蛇行する川のほとり

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    ネタバレ

    高校の夏休み、演劇祭の舞台装置を描くために、先輩、香澄の家に泊まり込むことになった鞠子。でも、そこに集ったのは、過去に起きた不幸な事件と深く関わりのある人たちだった。

    香澄や鞠子はどう関わっていたのか、ハラハラしながら一気読み。最後に意外な真相が明かされるが、恩田さんのミステリーは、ホントに面白くて、今回もまた引き込まれてしまいました。

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    2022年05月01日
  • 本からはじまる物語

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    ネタバレ

    本、もしくは本屋さんにまつわるショートショート。
    いろんな作家さんたち集結。
    でも、やっぱり好みの作家さんのしか読めなかったわ。

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    2022年04月29日
  • 月曜日は水玉の犬

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    うーん。
    期待が大きかったかなぁ。
    大好きな恩田さんだけど、私にはちょっと面白さは感じられず。
    でも、この方の読書量はジャンルの幅も広く、ほんとにすごい。

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    2022年04月28日
  • 夢違

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    面白げ読んでいたのに 最後で、、、⬇️

    何一つ 答えがないまま

    重症の消化不良

    でも、子供と同じ夢を見ていたことがある。

    これは事実。

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    2022年04月27日
  • おともだち できた?

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    小学校に入学したムスメ。
    めちゃくちゃマイペースなので、友達できた?という気持ちで絵本を探していたら見つけたこちら。

    えっ………!?

    ホラーですよね?
    序盤から家庭の雰囲気が悪くて、だんだん明るくなっていくのかな?という予想をばっさり裏切る…
    見開きいっぱいの女の子の笑顔…

    わたし読解力がなくて、本筋じゃない方向に想像創造しちゃう癖があって。
    女の子…1人ですか?

    怖くて、でも意味がわからなくて2度読んだけど、怖いので飲み込めてないけど読むのやめました。
    とりあえずムスメには、見せずにしまった。笑

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    2022年04月21日
  • 上と外(下)

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    まさに「成人式」をくぐり抜けた二人。 日常にもどってしまえば、どこか遠い世界での出来事のような。それでも確実に 「成人式」の前と後では、がらりと変わっていることだろうと思う。

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    2022年04月21日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

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    最後の展開の途中くらいまではずっと面白かったのですが、終わり方が私の好みではありませんでした。読み手によって感想は全く異なると思いますが、一気につまらなくなったように私は感じました。

    それまではずっと、身体の表面にゾワゾワする気持ちの悪い空気を纏っているような、まるでこの世のものとは思えない程くそ不味いリエットを食べた後の、いくら口をゆすいでも取れない不快感がこびりついてるような感覚がありました。
    その感覚が新鮮で、他の小説では味わったことのない、地味だけど一時も離れることのない不快感を味わえて楽しかったです。
    読者とキャラクターという一線を隔てた関係値なのに、キャラクターである響一に自分の

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    2022年04月15日
  • 本からはじまる物語

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    本にまつわるショートショート18編。半分以上がファンタジー系。当然というか、本屋が舞台の話が多い。隙間時間にちょうどよかった。

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    2022年04月12日
  • 図書室の海

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    本の名前に引っ張られてか、学生の時の図書室で本をつまみ読みしてる気分になった。物によっては映画の予告のような気分になるものもあった。
    短編の中でここまで、物語をイメージし読み手の中で想像を膨らませていくことができるのは面白いなと感じた。
    個人的な感想だが、恩田陸の自分の中で想像を膨らませていく感覚を短編でも味わえたことが嬉しかった。

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    2022年03月24日
  • MAZE 新装版

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    ネタバレ

    遺跡。ロマンを感じます。今は廃墟となり朽ち行く壁際にそっと手を当てて、数百年前、いや数千年前にもそこに人が生を営んでいた。

    …なんて考えるだけで少し興奮します。私は遺跡も古墳も行ったことははありませんが。
    今回は遺跡を巡るミステリーを読んだ次第です。

    ・・・
    あらすじ
    アジアの西の果て、荒野に立つ直方体の白い建物。一度中に入ると、戻れない人間が数多くいるらしい。その「人間消失のルール」を解明すべくやってきた男たちは、何を知りえたのか? めくるめく幻想と恐怖に包まれる長編ミステリー(裏表紙より)

    ・・・
    この謂わば「人喰い遺跡」をめぐり、西アジアの果ての人里離れた地域で大人4人がパーティー

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    2022年03月23日
  • puzzle(パズル)

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     祥伝社文庫創刊15周年記念の特別書下ろし作品。150ページほどの中編作品なので、一気に読める。
     タイトルの通り、一つ一つの繋がりが見えず、全体像を掴むのにやや苦労する。それぞれの章立てで、まずはパズルを解くためのピース、それを基に考えるプレイ、そして種明かしのような形で全体像を明らかにするピクチャーの3章から成る。
     舞台が長崎県の廃墟ということで、何となく軍艦島を想像してしまう。

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    2022年03月22日
  • 酩酊混乱紀行 『恐怖の報酬』日記

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    以前も伊坂幸太郎の仙台ぐらしで書いたが、私は小説家のエッセイのような作品はかなり好きだ。
    普段は私たちを、物語の世界という非現実的な所へ連れて行ってくれる作品を書く人たちの生活を見るとホッコリとするのだ。
    今回の作品では旅行記でやはり作家という職業柄なのか感性が研ぎ澄まされて私が感じないであろう所に感性が働いていて学びだった。
    他に作中で出てきた、本を読んでみようと思った。
    作品紹介。

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    2022年03月21日